山村智美の「ぼくらとゲームの」

連載第159回

ソニー「次世代ハード」に、カプコン愛をそのまま形にしたみたいなゲーム機登場と、驚きな話題続々な話

この連載は、ゲーム好きのライター山村智美が、ゲームタイトル、話題、イベント、そのほかゲームにまつわるあれやこれやを“ゆるく”伝えるコラムです。毎週、水曜日に掲載予定。ちなみに連載タイトルは、本当は「ぼくらとゲームの間にある期待の気持ち」。新しい体験の、その発売を、いつでも楽しみにしている期待の気持ち。そのままだと連載タイトルとしては長すぎたので……「ぼくらとゲームの」。

楽しみな話題が続々と出てきましたねー。あれやこれやと想像と夢が広がっていく、そんな一番楽しい時間が今かもしれませんね。

まずはなんと言っても、世界中を駆け巡っているソニー「次世代ハード」の話題。

海外メディア「Wired」のインタビューにて、PS4のアーキテクトプログラマーでもあったマーク・サーニー氏がその存在を語りました。インタビュー記事はこちらです。

ハードの名称こそは具体的には語らず笑顔で応えたということですが、ハードウェアスペックについてはかなり具体的に触れられていますね。

信憑性の方はもう疑う余地がないというか、答えている相手が他ならぬマーク・サーニー氏ですし、

さらにこのインタビュー記事についてTwitterの「PlayStation公式アカウント」がツイートをしているところもポイントで、ツイートでは「プレイステーションの次世代プランを垣間見ることができます。」とコメントを添えています。

いわゆる“お墨付き”というものですね。

インタビュー中では、2019年中には発売されないこと、SSDを搭載すること、さらにPS4との互換性があり、PS4タイトルが動作することも明言されています。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは今年のE3には参加しないわけですが、その代わりということかどうかはあれですけど、このインタビューで伝えたのを皮切りに、今後はタイミングを見つつ、少しずつ次世代ハードの話を出してくるのかもしれませんね。

その全容が、ハードのデザインをしっかりと内面的にも外見的にも見られる日はいつ来るのか。

楽しみですねー。

もうひとつ別の話題ですが、こちらもインパクト抜群!

カプコンUKが発表したアーケードスティック型ゲーム機「Capcom Home Arcade」!

「ドーン!」と背景に集中線をつけたくなるほどにカプコンそのもの!

巨大なカプコンロゴデザインのアーケードコンパネ型(しかも2P仕様)!

ボクは最初に見た時にはこれが製品そのものの画像だとは思わず、このゲーム機の“カプコンがギッシリ詰まっているんだぜ!”みたいなコンセプトを表現した飾りの画像かなにかかと思ったんですよ。

でも、これがゲーム機そのもの筐体なんだと気づいて、いろんな意味で「え、これ!? これが!?」っと驚きました。

まぁ、ある意味では、まさにコンセプトを具現化したかのような、これ以上ないストレートなデザインであり、空前絶後のカプコン感。

むしろそれ以外のなにものでもないですよね。

この2台横並びなアーケードスティックコンパネの筐体に、直接HDMIケーブルや給電用のMicroUSBケーブルを挿してテレビでプレイするという、いわゆるPlug&Playタイプのゲーム機ですね。

レバーやボタンは三和電子製パーツを使用ということですし、ロゴの色にちゃんと溶け込むようにレバーボールを青と黄色にしているのもオシャレです。

見た目のインパクトに最初は驚いたものの、遊ぶことを重視した実用性の高い作りだなーと感じます。

とは言え、横幅74cmという大きさは結構なもの!

「置き場所がー」というリアクションもTwitterでは見受けられました。

まぁそうですよね、いわゆる筐体コンパネ切り出しサイズですから、なかなかのスペースが必要です。外見的には遊ばない時には壁にかけて飾っておきたくなる感じもありますね。

見た目もさることながら、気になるのは収録タイトル。

収録されるのは、以下のアーケード16タイトルです。

熱いタイトル目白押しですが、中でも「エイリアンVSプレデター」や「プロギアの嵐」あたりは、「え、本当に?」と二度見するレベルですよね。

こちらはまだカプコンUKの発表のみなので国内版がどうなるかは分からないですけど、ぜひ国内でも発売して欲しいですねー。

さてさて、ゴールデンウィークを前にして、いろいろインパクトのあるニュースが飛び込んできていますが、今月は来週も4月24日/25日には「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND STREET 2019 〜Q番シアターへようこそ〜」が開催されて、

24日は「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」、

25日には「P5S」、

の情報が明らかにされるということですし、まだまだ「おおっ!?」となる熱い話題が出てきそうですよ。

ぜひ、お見逃しなく。

ではでは、今回はこのへんで。また来週。