国内外のゲーム関連ダウンロードデータ情報

最新ゲーム DEMO & PATCH

~2002年4月~

■ 新作ゲーム一覧
■ ダイジェスト・ニュース


【4/30】

    【アクションシューティング】
    「Medal of Honor: Allied Assault」日本語版パッチ 1.11v9 [21.5MB]
  • 開発元 2015
  • 発売元 エレクトロニック・アーツ・スクウェア

     「Medal of Honor: Allied Assault 日本語版」の最新アップデートパッチ。3月25日にUS/UK版が公開されてから1カ月後のリリースとなったが、これでようやく日本語版クライアントで全世界のユーザーと自由にマルチプレイが楽しめる。容量からも推測できるように、膨大な量の改良、バグフィクスが施されているので、プレイスタイルに関わらずインストールしておきたい。

     メインは、マルチプレイまわりの調整、機能強化となっている。細かいところでは、シングルプレー時のダイアルアップ接続問題も修正されている。これはWindows XP環境でしばしば確認できていたバグだったので、修正されて嬉しい限りだ。

    (c)2002 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA GAMES, the EA GAMES logoand Medal of Honor Allied Assault are trademarks or registered trademarksof Electronic Arts in the U.S. and/or other countries. Medal of Honor is atrademark or registered trademark of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries for computer and video game products. All rightsreserved. EA GAMES(tm) is and Electronic Arts(tm) brand.

    ダウンロードはこちら(エレクトロニック・アーツ・スクウェア)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月30日版~」


【4/27】

    【アクションRPG】
    Dungeon Siege 日本語版 [191MB]
  • 開発元 Gas Powered Games
  • 発売元 Microsoft

     英語版Demoの公開からわずか1週間でのスピードリリースとなった「Dungeon Siege 日本語版」の体験版。収録内容は英語版とまったく同じながら、テキスト、音声は綺麗に日本語化され、日本語製品版同等の雰囲気でゲームが楽しめる。Readmeもすべて日本語化されており、マイクロソフトの手際の良さにはまったく驚かされる。

     4月19日以降、英語版Demo、プロモーションムービー、日本語体験版と立て続けに「Dungeon Siege」ものが続いて、もはや書くことがないというのが正直なところ。以下、日本語版をプレイして気づいたことをいくつか触れておくと、まず、これは何のメリットも無いが英語版と日本語版でセーブデータの流用が可能。英語版で途中までプレイしたという人は、セーブデータを残したままアンインストールして、日本語版をインストールすれば何事もなかったかのように続きをプレイすることができる。

     ちなみにストーンブリッジでは最大4人の仲間を雇うことができるが、チャプター1レベルでは彼らを全員雇えるほどのお金は貯まらない。都合3回同じエリアをクリアした感触から言えば、3人目までは仲間にできそう。4人目を狙ってみるのもおもしろそうだし、2回プレイしてその都度雇う相手を変えてみるのもいいかもしれない。なお、仲間は一度でも雇えばセーブデータに記録され、その後はマルチプレイでインポートして自由にプレイすることができる。5月17日の発売までにはまだ時間があるので、この体験版を使っていろいろ試してみるといいだろう。

    (C) 2002 Gas Powered Games, Corp. All rights reserved.Dungeon Siege is a registered trademark of Gas Powered Games, Corp. in the United States and/or other countries. Windows is either a registered trademark or trademark of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries. All other brand names and products are trademarks of their respective companies. All information within this site is the copyrighted property of Gas Powered Games, Inc. Do not duplicate or redistribute images, text or materials from this web site without the permission of Gas Powered Games.

    ダウンロードはこちら(マイクロソフト)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月27日版~」


【4/26】

    【ファンタジーRPG】
    ZANZARAH The Hidden Portal [191MB]
  • 開発元 Funatics Development
  • 発売元 THQ Deutschland

     ドイツのゲームデベロッパーFunatics Developmentが開発した新感覚のファンタジーRPG「ZANZARAH The Hidden Portal」のDemo。残念ながらドイツ語バージョンのため、概要のみの紹介とさせていただくが、英語版の登場を期待させる非常にインパクトのある作品だ。

     「ZANZARAH The Hidden Portal」は18才の女の子を主人公としたアドベンチャー要素たっぷりのファンタジーRPG。余談だが、ヨーロッパ中の人気を独り占めにする美女Lara Croft(「Tomb Raider」のヒロイン)は、生地イギリスよりドイツに熱狂的なファンが多い。ZANZARAHは、そうしたLaraファンのニーズに応える「Tomb Raider」風のアクションアドベンチャーかと思ったら、実はまったく違っていた。

     グラフィックはフル3Dで、360度自由に視点を動かせるフルインタラクティブ世界を実現している。登場キャラクタのテクスチャも細かく、各種建物や周囲に生えた草木なども丁寧に描かれ、鬱蒼とした森の雰囲気、常にそばにいる妖精が発する光芒など、ファンタジー世界らしい演出も巧い。当然、この世界で「ゼルダの伝説」的な大冒険活劇が描かれるものと確信するが、実はこの場では戦闘は発生しないのだ。

     彼女は武具の使用はもちろん、魔法も使えないごく普通の女の子。彼女は18才の誕生日に、突如としてZANZARAHと呼ばれるファンタジー世界に召喚される。彼女はそこで暮らす神秘的な生物たちと会話する能力と、自らの身を守るための召喚能力を手に入れる。 すなわち、主人公はあくまで彼女だが、RPGの醍醐味である戦闘を担当するのは妖精たちという、かなり風変わりなRPGなのだ。

    (C) 2002 Funatics Development GmbH. All rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月26日版~」


【4/25】

    【ファンタジーRPG】
    「マイト&マジック9」プロモーションムービー [17~32MB]
  • 開発元 New World Computing
  • 発売元 イマジニア

     いよいよ明日イマジニアより発売される「マイト&マジック9 英語版」のプロモーションムービー。9は8以前に比べてビジュアル、システムの両面で劇的な進化を遂げているため、いわく「フル3Dによるリアリティのあるゲーム画面」、「一人称視点による迫力ある戦闘シーン」と言われても、いまひとつピンと来ないマイトマファンの方も多いかもしれない。しかし、このムービーを見れば、獲物を眼前に突きつけられるような明快さで理解できる。これはMMファンならずとも見ておくべきムービーだ。

     「マイト&マジック9 英語版」は、現在「QUAKE III」「Half-Life」の両グラフィックエンジンと人気を3分するLithTechエンジンを採用し、RPGでありながら、FPSのような操作性の良さと、3Dアドベンチャーゲームのようなリアリティの高いビジュアルを実現している。シングルプレイRPGをどっしり楽しみたいならまさにうってつけの1本だ。

     プロモーションムービーの長さは約1分30秒。ムービーシーンが長く、肝心のゲーム映像はちょっとしか見られないのが玉に瑕だが、上記に上げたゲームの特徴はよく理解できるはず。1画面を埋めるような巨大モンスターの滑らかな動きには感心してしまった。なお、同社では発売直後から無償アップグレードキャンペーンのほか、さまざまキャンペーンやイベントを行なう予定となっている。しばらくはこまめに公式サイトに足を運んでおくといいだろう。

    (c) 2002 The 3DO Company. All Rights Reserved. 3DO, Might and Magic, New World Computing, and their respective logos, are trademarks or registered trademarks of The 3DO Company in the U.S. and other countries. All other trademarks belong to their respective owners. New World Computing is a division of The 3DO Company.

    高画質版のダウンロードはこちら(impress、32MB)

    低画質版のダウンロードはこちら(impress、117MB)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月25日版~」


【4/24】

    【アクションRPG】
    「Dungeon Siege」店頭デモムービー&テレビCM [1.9~48.5MB]
  • 開発元 Gas Powered Games
  • 発売元 マイクロソフト

     つい先週、英語版Demoが公開された「Dungeon Siege(ダンジョン・シージ)」の日本向けプロモーション素材を紹介。店頭デモムービーは4分27秒という長大さで、ゲームの魅力や特徴を余すところなく伝えてくれる内容となっている。一方の30秒のテレビCMはそのダイジェスト版。テレビCMは4月27日より6月8日まで、毎週土曜日24:15スタートの神奈川テレビ「アニメTV」の中で放映される予定となっている。

     余談だが、PCゲームのプロモーションにテレビCMを利用するのは非常に珍しい。「Windows」を擁する日本最大のソフトウェアメーカーのマイクロソフトでもPCゲームに利用するのは初の試みという。ということは、「Dungeon Siege」は同社の位置づけとして、「Age of Empires」、「Flight Simulator」という2大ビッグブランドのさらに上を行くタイトルということなのだろう。

     ダウンロードデータは解像度の異なる大小2サイズを用意。解像度は640×480ドットと320×240ドット。それぞれファイルサイズがかなり違うので、自宅の通信環境に合わせてお楽しみ頂きたい。4つのファイルをすべて再生してみて、いくつか気づいたことについて触れておくと、320×240ドットサイズのほうは、サウンドのビットレートも半分になるので、ナレーションやセリフの後ろで再生される各種のサウンドエフェクトが聞き取りづらい。

     また、もともと1024×768ドット以上の解像度でプレイするゲームなので、320×240ドットサイズでは画面の隅に表示されているメニュー周りのテキストが潰れてしまって判読できない。個人的には多少無理してでも高解像度版を観ることをお勧めしておきたい。

    (c)2002 Microsoft Corporation.

    店頭デモムービー高画質版のダウンロードはこちら(impress、48.5MB)

    店頭デモムービー低画質版のダウンロードはこちら(impress、16MB)

    テレビCM高画質版のダウンロードはこちら(impress、6.4MB)

    テレビCM低画質版のダウンロードはこちら(impress、1.9MB)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月24日版~」


【4/23】

    【アクションアドベンチャー】
    Ghost Temple [170MB]
  • 開発/発売元 Xgameworks

     中国、北京のゲームデベロッパーXgameworksが現在開発しているアクションアドベンチャー「Ghost Temple」の英語版Demo。香港映画「The Soul of Beauty」をバックグラウンドにした武侠映画のノリ全開のゲームで、漢字表記にすると「鬼寺」となる。言ってみれば香港版「鬼武者」だが、ビジュアル、インターフェイス、ゲームシステムといったゲームテクノロジーレベルはまだまだで、中国版「Time Commando」('96年発売)といったほうが近い印象だ。

     「Ghost Temple」は、悪霊渦巻く鬼寺に単身乗り込み、墓石や社の影から襲いかかってくる悪霊どもをばっさばっさと斬り倒していく痛快系のアクションアドベンチャーゲーム。キーをタイミング良く押していくだけで連続技が発生し、斬撃あり、回し蹴りありの武侠映画そのままのアクションが堪能できる。

     Demoではゲーム序盤部分をプレイできる。タイトル画面で「New Game」を選択すると、いきなり妖女の嘲笑が聞こえてきて、早くも背筋のあたりに寒いものを感じさせてくれる。その後流されるオープニングムービーでは、主人公の武者が、門の前に立ちふさがる天女の懸命の制止を振り切り、押しとおるシーンが描かれるが、映画を観ていないと何のことだかよくわからない。ともかくも、何をどうするゲームなのかよくわからないままゲームはスタートする。

     グラフィックは2Dと3Dの併用スタイルで、フィールドは高精細の静止画、キャラクタは3Dポリゴンで形成されている。グラフィックのクオリティは高く、おどろおどろしい雰囲気も良く出ているが、肝心のインターフェイスが古くさく、武者を操作するのに一苦労だ。具体的にはカーソルキーの上下で前進、後退を行ない、左右で進行方向を定めるという“ナナメに進めない”システム。攻撃はQキーで斬撃、Wキーで蹴り、そしてMキーで魔法を使える。この攻撃にも問題があって、少しでも軸がずれていると当たらない。

    (C) XGAMEWORKS.All Right Reserved

    ダウンロードはこちら(Demo News)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月23日版~」


【4/22】

    【ターンベースストラテジーゲーム】
    「Age of Wonder II: The Wizard's Throne」Beta Demo [96.8MB]
  • 開発元 Gathering of Developers
  • 発売元 Take-Two Interactive

     先週末のDemoは「Dungeon Siege」と「Soldier of Fortune II」で決まり、という印象だったが、実はもう1本素晴らしいゲームがリリースされていた。「Age of Wonder II: The Wizard's Throne」は、「Heroes of Might&Magic」、「Disciples」の両シリーズに代表されるターンベースのファンタジーストラテジーゲームだ。まるで宝石箱を中のようなキラキラとしたファンタジー世界に没入できる喜びが味わえる良作だ。

     「Age of Wonder II: The Wizard's Throne」は、ヒーローを軸に遠征部隊を編成し、フィールド上の各所にある施設や資源を巧く利用しながら、マップの片隅で同じように領土拡張を行なっている敵種族を滅ぼすのが目的のゲーム。システムそのものは「Heroes of Might&Magic」に非常に似通っているが、サブタイトルからも想像できるように、ヒーローやスペルキャスターが扱えるスペルの豊富さと、美しいスペルエフェクトに特色がある。

     Demoでは「Inioch's Legacy」と名付けられたシナリオをElves(エルフ)陣営でプレイできる。ゲームに登場する種族はElves以外に、Human(人間)、Dark Elves(ダークエルフ)、Tigrans(トラと人の合の子)がいて、敵種族にはDark ElvesとTigransが登場する。ルールは1対2ではなく3人によるバトルロイヤルだ。

     本作は序盤のターンからやるべきことがたっぷりあり、ヒーロー部隊の移動と戦闘、城での建物の建設やユニットの生産、さらにヒーローが持つ特殊能力「Spells」「Research」もどれを使うか選ばなくてはならない。本作はリアルタイムストラテジーではなく、じっくり考えられるターンベースのストラテジーゲームだが、こういった豊富な選択肢を用意したことにより、バラエティに富んだプレイスタイルでゲームが楽しめる。

    (C) 2002 Gathering of Developers

    ダウンロードはこちら(Demo News)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月22日版~」


【4/20】

    【アクションシューティング】
    「Soldier of Fortune II: Double Helix」Multiplayer Test [51.2MB]
  • 開発元 Raven Software
  • 発売元 Activision

     Activisionにおける「Tony Hawk's」と並ぶ人気シリーズのひとつ「Soldier of Fortune」待望の続編「Soldier of Fortune II: Double Helix」のMultiplayer Test用クライアントが公開された。マルチプレイテスト専用となっているが、優秀なサーバーブラウザ機能がすでに実装されており、ゲーム起動から10秒程度で世界中のプレーヤーを相手にした熾烈な銃撃戦に突入できる。デスマッチ好きなら即座にプレイだ。ちなみに日本ではサイバーフロントが5月に日米同時発売を予定している。

     「Soldier of Fortune II: Double Helix」は、同名の軍事雑誌の監修による「リアルさ」をウリとしたアクションシューティング。といっても、同じくリアルさがウリの「Rainbow Six」シリーズが目指しているリアルさとは質が異なり、気軽に銃撃戦が楽しめる軽快なゲーム性は確保しつつ、兵士の動きやその銃撃のさま、撃たれざま、瀕死のさま、死にざまなどを、壮絶なぐらい克明に描くことを第一義に置いている。

     これは、Teen指定のためやむなく出血なしでのリリースとなった、同じQUAKE IIIエンジン搭載の「Medal of Honor:Allied Assault」と比べれば一目瞭然で、本作では銃弾を一発命中させるごとに血を吹き、倒した死体の周囲には血だまりができる。使った獲物、当たった位置によっても出血量や演出が異なり、目の前の敵をショットガン系の銃器で倒したりすると、それこそ阿鼻叫喚の修羅場が現出される。

     逆にこちらが倒されると、視界を残した状態で敵がいた方向に倒れ込む。敵は血みどろの死体を踏み越えてこちらが使っていた銃器を奪い、次なる獲物を求めて足早に立ち去っていく。このシーンは何度見てもかなり衝撃的だ。あまりのリアルさに慣れるまで(慣れないが)は心臓がどきどきしてしまう。ようやくゲームも、ハリウッド映画同様の迫真のエンターテインメントが描けるようになってきた。そんな印象だ。

    Soldier of Fortune(R) II: Double Helix (C) 2001 Activision, Inc. Developed by Raven Software Corporation. Published and distributed by Activision, Inc. Activision(R) is a registered trademark of Activision, Inc. Soldier of Fortune(R) is a registered trademark of Omega Group, Ltd. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc.("Id Technology"). Id Technology (c) 1999-2001 Id Software, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(impress)

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月20日版~」


【4/19】

    【アクションRPG】
    Dungeon Siege [183MB]
  • 開発元 Gas Powered Games
  • 発売元 Microsoft

     4月5日に米国で発売され、期待通りの爆発的なセールスを記録したMicrosoftのアクションRPG「Dungeon Siege」のDemo。この体験版でさらにセールスを延ばすつもりなのだろう。日本語版のDemoも現在開発中ということだが、まずは英語版で遊んでおこう。もう常套句になった感もあるが、今月イチオシのアクションRPGだ。

     このDemo、どこまでプレイできるのかと思って、新しいキャラクタを作成してさっそくシングルプレイを遊んでみたが、チャプター1を軽く突破して、Wesrin Crossの入り口までプレイできた。どんなに急いで攻略してもたっぷり4~5時間は掛かる内容だ。Readmeには「これは製品版の10%程度に過ぎない」と軽く触れてあるだけだが、しっかりパーティを組んで、フォーメーションをあれこれ考えつつダンジョンを進むといったところまで遊べてしまえるのは凄い。しかも、シングルプレイに加えて、マルチプレイ(TCP/IPとLANのみ、ZoneMatchは利用不可、全体の10%のボリューム)も楽しめる。どうりで183MBもあるわけだ。

     レビュー執筆当時にプレイしたβ版に比べると、製品版をベースとしたDemo版は敵が出すアイテムの種類が多くなり、敵もやや強くなった印象がある。といっても、回復用のポーションは頻繁に出るし、HPとMPの自然回復スピードも速いので難しくはなっていない。全体としてより引き締まった感じだ。プレイ方法については、チャプター1でたびたび表示されるポップアップヒントで簡単に理解できる。詳しいゲーム内容については レビュー記事を参照いただきたい。

    (C) 2002 Gas Powered Games, Corp. All rights reserved.Dungeon Siege is a registered trademark of Gas Powered Games, Corp. in the United States and/or other countries. Windows is either a registered trademark or trademark of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries. All other brand names and products are trademarks of their respective companies. All information within this site is the copyrighted property of Gas Powered Games, Inc. Do not duplicate or redistribute images, text or materials from this web site without the permission of Gas Powered Games.

    ダウンロードはこちら(DOWNLOAD.COM)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月19日版~」


【4/18】

    【ファンタジーRPG】
    Gorasul:The Legacy of The Dragon [146MB]
  • 開発元 Silver Style Entertainment
  • 発売元 JoWooD Productions

     昨年ロンドンで開催されたECTSで初公開され、RPGファンの話題を集めたJoWooDのファンタジーRPG「Gorasul:The Legacy of The Dragon」の英語版Demo。Interplayの「D&D」シリーズを彷彿とさせるリアリスティックなビジュアルと、自由度の高いキャラクターメイキングシステムがウリで、ゲームテイストは、かつて米国各ゲーム誌のGame of the Yearの総なめにしたD&Dシリーズ最高傑作「PlaneScape: Torment」に近い。「おおっ!」と思ったファンはいますぐプレイだ。

     「Gorasul:The Legacy of The Dragon」は、ドイツ、ベルリンに本社を置くSilver Style Entertainmentが開発したホラーファンジー仕立てのRPG。「Baldur's Gate」のように壮大なバックボーンを持った作品ではなく、完全オリジナルだ。物語の主人公Roszondasは、Dragonに育てられた過去を持つHumanで、荒廃した世界を救うべくひとり復活を遂げる。

     彼の手にはテレパシーを使って主人公に話しかけてくる知性を備えた武器(Demoではロングソード固定)があり、特殊能力として偉大な父から習得した「Dragon Magic」が使用できる。ゲームはかつて彼が住んでいた世界の外れにある塔の最上階からスタートし、塔の各所で情報を集めつつ、ゾンビの住処と化した塔から脱出をはからなければならない。

     この序盤の展開は「PlaneScape: Torment」にそっくりで、塔内部の雰囲気もTormentにおける修道院にそっくりだ。ネズミやコウモリが絶えず床や天井を動き回り、実験台には骨と化した遺体が置かれ、本棚で調べものをしていると突如ゾンビが襲いかかってくるといった感じだ。

    (C) 2001 by JoWooD Productions Software AG Your browser should support frames.

    ダウンロードはこちら(BonusWeb)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月18日版~」


【4/17】

    【恋愛育成シミュレーション】
    Tomak: Save the Earth 完全日本語版 [106MB]
  • 開発元 Seed9 Entertainment
  • 発売元 サンソフト

     先月29日にサンソフトより発売された異色の生首育成シミュレーションゲーム「Tomak: Save the Earth」の体験版。テキスト、音声とも日本語化されており、加えて2Dベースのゲームなので、マシン環境を問わず楽しめる。

     「Tomak: Save the Earth」は、植木鉢の上に首だけ乗っかった女性を、ある意味ペットのような感覚で大事に育てていく韓国生まれの育成シミュレーションゲーム。オープニングを見ればわかるが、彼女は実は天界のいる神々のひとりである愛の女神エビアンだったりする。あるとき、もっとも偉そうな神のひとりが、情を忘れ酒色に溺れた人類を滅ぼしてしまうことを計画する。ほとんどの神々はその意見に追従するが、エビアンだけは人類の愛を信じ、反対を表明する。

     で、ここからの展開が凄いのだが、それを聞いた嫉妬の女神が「だったら、その美しい肉体を捨て、首だけになっても貴方を愛する人間がいるはずだ」と愛の女神に無理難題を押しつける。それに対し、彼女は即座に「私がみずから証明してみせる」と自信たっぷりにいう。こうして彼女は首だけの姿になって地上界に堕ち、プレーヤー扮する青年に拾われ、なぜか植木鉢の上に載せられることになるわけである。この時点で早くも先の展開が見えなくなる。

     体験版ではオープニングから3カ月間プレイすることができる。1月は30ターンにわかれ、1ターンに1つずつコマンドを実行できる。コマンドには頭を撫でたり、食べ物を与えたり、飲み物を飲ませたり、彼女の置き場所を変えたりといったものが用意されている。オープニング後に現れる予言者によれば、彼女の育成結果が地球の未来に直結するらしく、愛の女神と真実の愛を育まなければ地球は滅亡するという。

     (C)2001、2002 SEED9 Entertainment、Inc.All Rights Reserved
    Published By Wizardsoft.Ltd in Korea (C)2002 SUNSOFT

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月17日版~」


【4/16】

    【MMORPG】
    「Shining Lore Online」Opening Movie
    [高解像度版142MB、低解像度版61MB]

  • 開発/発売元 Phantagram Interactive

     韓国の大手ゲームメーカーのひとつPhantagramが現在βテストを行なっているファンタジーMMORPG「Shining Lore Online」のオープニングムービー。同社の発表によれば、2月初旬よりスタートしたβテストの会員数が、開始2カ月すでに15万人を突破したという。現時点ではまだ韓国での発売時期や海外での展開などは明らかになっていないが、ムービーから受けた印象は、日本での展開は初めから射程距離に置いている感じだ。

     「Shining Lore Online」は、昨年あたりから韓国を中心としたアジア圏で異様な盛り上がりを見せつつある、2~3頭身の可愛らしいアバター(化身)を主人公とした、どちらかというと冒険より人々とのコミュニケーションに重きを置いたMMORPG。グラフィックはフル3Dを採用し、NC Softの「Lineage 2」と共にMMORPGの大作のひとつとして大ヒットが予想されている。

     ムービーでは男女織り交ぜたアバターたちが、パンダやイノシシ扮する悪役どもに追いかけられ、間一髪、召還獣らしき巨大鳥に救われるシーンが描かれる。映像は高精細のプリレンダームービーで、視点の深度や遠景の縮尺も正確に描き分けられ、クオリティは非常に高い。純粋にクオリティだけでいえば、韓国随一ではないだろうか。ムービーの制作は国内ではなく米国とのことだ。

    (c) 1999-2002 Phantagram Ltd. All Rights Reserved.

    高解像度版のダウンロードはこちら(Phantagram Entertainment)

    低解像度版のダウンロードはこちら(Phantagram Entertainment)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月16日版~」


【4/15】

    【経営シミュレーションゲーム】
    Trains & Trucks Tycoon [64.7MB]
  • 開発元 VIRTUAL X-CITEMENT SOFTWARE
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     19世紀から21世紀初頭までの鉄道と道路による物流をリアルにシミュレートした壮大な箱庭ゲーム「Trains & Trucks Tycoon」の英語版Demo。開発元はドイツのVIRTUAL X-CITEMENT SOFTWAREで、原題は「Schiene & Strasse」という。グラフィックは「Train Simulator」や「Trainz」などの鉄道シミュレータと同じくフル3Dとなっているが、ゲーム性は「Transport Tycoon」、「Trade Empires」、「Railroad Tycoon」などの経営シミュレーションゲームに近い。今月イチオシの箱庭ゲームだ。

     「Trains & Trucks Tycoon」は、その名のとおり、途方もなく広いマップ上に幹線という幹線を引きまくり、その上を列車やトラックを走らせ、様々な資源を消費者の手に届くまで面倒を見る経営シミュレーションゲームだ。以前、1月28日版「西尾ゆきの海外ゲームレポート」で紹介した「CAPITALISM II」の裏方版と思えば理解が早いだろう。

     一見地味な仕事だが、実は逆で、数十台の機関車と、それに連結されたさまざまなコンテナ群、そして目的別の数十台をトラックのすべてをリアルタイムで指示を下しながらうまく操っていくというダイナミックなゲーム性が素晴らしい。しかも、それをフル3Dのゲーム世界で実現しているため、歴代の名機関車が深い森を通過し、トンネルを抜け、鉄橋を越えるといったシーンを好きな角度、大きさでじっくり眺めるという楽しみもある。実に贅沢なゲームだ。

    (c) 2002 VIRTUAL X-CITEMENT SOFTWARE. All rights reserved. Published by UBI SOFT Entertainment.

    ダウンロードはこちら(BonusWeb)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月15日版~」


【4/12】

    【アクションシューティング】
    JAXIS [45.4MB]
  • 開発元 JAMIE SYSTEM
  • 発売元 メディアカイト

     韓国のゲームメーカーJAMIE SYSTEMが開発したフル3Dのロボットアクションシューティング「AXIS」の日本語バージョン「JAXIS」の体験版。韓国では1年以上も前に発売されたタイトルだが、丁寧に日本語化し国内サーバーも設置。4,200円という価格設定も魅力的だ。

     体験版では、体験版用サーバーを利用したネットワーク対戦がプレイできる。シングルプレイは未収録なのでいきなりの本番になるが、ほとんどのユーザーはまだ初心者なので、安心して参加するといいだろう。なお、「JAXIS」はプログラムの古さが災いしてか、プロキシを通さない仕様になっている。また、ルーターの利用者は別途ポートを開ける必要がある。詳しくは添付のReadmeに記されているので、ゲームを始める前に一読しておこう。

     プレイ前に「ARM CENTER」で、ボディパーツや武器、機体カラーの変更が行なえる。パーツは、頭、胸、腕、脚、ブースターの5カ所からなり、総重量の範囲内で自由にとっかえひっかえできる。武器は30種類以上用意されており、腕に4つ、左右の方に2つ、合計6つの武器を装着して戦場に乗り込める。それぞれ威力や当たり判定が異なるほか、エフェクトも異なるので、いろいろ試してみるといいだろう。

    (c) 2002 Jamie system development, Co., Ltd. All rights reserved

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月12日版~」


【4/11】

    【アクションシューティング】
    トム・クランシーシリーズ ゴースト リコン 完全日本語版 [72.5MB]
  • 開発元 Red Storm Entertainment
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     先月の22日に完全日本語版が発売された「トム・クランシーシリーズ ゴースト リコン」の体験版。収録内容は11月7日版で紹介した英語版Demoとまったく同じだが、テキスト、音声ともに日本語化されており、英語版と日本語版の違いを確かめるにはうってつけの内容。英語版未体験者はこの機会に是非一度プレイしてみることお勧めしておきたい。

     「トム・クランシーシリーズ ゴースト リコン」は、作家トム・クランシーが創業者として名を連ねるゲーム会社Red Storm Entertainmentの人気シリーズ「Rainbow Six」の流れをくむリアル系のアクションシューティング。海外ではすでにアドオン「Tom Clancy's Ghost Recon: Desert Siege」もリリースされ、本編ともに好調なセールスを記録。ちなみにアドオンの日本語版は5月31日の発売を予定している。

     「ゴースト リコン」は、現時点ではシリーズ化されるのかどうかは未定だが、「Rainbow Six」シリーズにおける初心者御免仕様のひとつとして指摘されていた「ミッションプランニング」を廃止し、簡単なブリーフィングのみで戦線に参加できるとっつきやすさが特徴。グラフィックエンジンにも改良が加えられ、オブジェクトディテールや“もや”、木々のざわめき、人物が落とす影、遠近感の表現などに格段のクオリティアップが図られている。

    (c)1999-2001 Ubi Soft Entertainment. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(Ubi Soft Entertainment)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月11日版~」


【4/10】

    【アクションRPG】
    Freedom Force [音声あり版87.4MB 音声なし版56.5MB]
  • 開発元 Irrational Games
  • 発売元 Electronic Arts

     アメコミパワー全開のアクションRPG「Freedom Force」のDemo。トゥーンシェーダー採用によるアメコミの雰囲気そのままの3Dグラフィックもさることながら、筋骨隆々のスーパーヒーローが殴る、走る、飛ぶ、叫ぶといった多様なアクションを駆使しながら巨悪を蹴散らしていく姿はたまらない爽快感がある。今月イチオシのアクションRPGとして全力でお勧めしておきたい。

     Demoでは「New Campaign」をプレイできる。公園からスタートし、園内各所を巡りつつ基本的な操作方法を学び、ひととおり学び終えるとメインステージである市街へと移る。ヒーローの攻撃手段は3パターンあり、ひとつは手持ちのスティックによる直接攻撃、ふたつめはヒーロー独自のパワーによる間接攻撃、そしてステージ上のあらゆるオブジェクトを使った大技だ。いずれも敵にカーソルを当てて左クリックするだけでよく、非常にわかりやすいインターフェイスだ。

     スティックによる直接攻撃は、スーパーヒーローの攻撃方法としては地味な部類に入るが、そこはスーパーヒーロー、いちいち「For Freedom!」、「For Justice!」、「For Victory!」などと大声で叫びつつオーバーアクションで攻撃してくれる。ダメージは数字がポップアップ表示され、避けられた場合は吹き出しで「dodge」と表示される。クリティカル発生の場合は打撃ポイントがまばゆい光を発するなど、実にコンソールライクなつくりだ。

    (c)2002 Irrational Games LLC. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(Electronic Arts)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月10日版~」


【4/9】

    【パズルゲーム】
    QBeeZ [3.4MB]
  • 開発元 Skunkworks Sturios

     日本で誕生し、世界中に伝播した名作パズル「さめがめ(SameGame)」のようなパズルゲーム「QBeeZ」のフリー版。ゲーム内容は「さめがめ」そのものだが、ノリのいいサウンドとスリリングなゲーム性、そして楽しいご褒美アニメと三拍子揃った作品だ。

     フリー版では15回ゲームオーバーになるまでプレイできる。基本的なゲームの進め方は、色の異なるブロックの連なりをクリックして消していき、最終的にすべて消すとステージクリアとなる。ブロックを消すとその真上のブロックがどさりと落下し、タテの1列すべて消すと右にずれるというルール。この結果、新たな連なりが出来たり、連なりがバラバラになったりする。こうした連鎖をうまく計算しながら消していくのがコツだ。

     「QBeeZ」の特徴といえそうなのが、ステージを90度回転させたり、ブロックの再配置ができるところ。それぞれあわせて最大3回までとなっているが、これにより豊富なバリエーションで戦術を立てることができる。もっとも、その代わりかなり厳しい時間制限が設けられており、時間切れになると問答無用でゲームオーバーになってしまう。

     ステージをパーフェクトでクリアすると、QBeeZ(ブロックに付けられた愛称)によるご褒美アニメが鑑賞できる。内容は10秒ほどと短いものの、彼らが突然ウィリアム・テルの真似事を始めたり、サーカスの空中ブランコの曲芸を見せたり、手品を始めたりと、意味明瞭、意図不明瞭な豊かなアクションで楽しませてくれる。子供と一緒に遊ぶとより楽しめそうなゲームだ。

    (C) 2001 Skunkworks Sturios, LLC All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(Skunkworks Sturios)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月9日版~」


【4/8】

    【リアルタイムストラテジー】
    Project Earth [106MB]
  • 開発元 Lemon Interactive
  • 発売元 Dreamcatcher

     ポーランドのデベロッパーLemon Interactiveが今春発売を予定している、宇宙空間を舞台にしたフル3Dのリアルタイムストラテジー「Project Earth」のDemo。ヨーロッパでは「Starmageddon」のタイトルで発売が予定されている。今回のDemoはまだ暫定的なものということで、戦闘らしい戦闘も起こらず、動作も不安定な印象。「Home World」ばりの戦闘を予想するとちょっと肩すかしを食うだろう。

     「Project Earth」は、Relic Entertainmentの「Home World」のお株を奪うような、スペースオペラ全開の3Dリアルタイムストラテジー。独自開発の3Dエンジンによる美しいグラフィックが最大のウリで、公式サイトを見る限りでは、戦闘よりシナリオより何はともあれまずは「リアルな宇宙空間を堪能してほしい」ということだ。

     Demoではチュートリアルとオープニングデモを含むキャンペーン序盤がプレイできる。キャンペーンではEarth Forces陣営とDaemons陣営の戦いが描かれるが、DemoではEarth Forces陣営のみを選択できる。

    (C) Lemon Interactive 2001.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月8日版~」


【4/5】

    【リアルタイムストラテジー】
    Army Men RTS [44.5MB]
  • 開発/発売元 3DO

     3DOの人気キャラクタゲームブランド「Army Men」のリアルタイムストラテジーバージョン「Army Men RTS」のDemo。同シリーズは日本では一度も日本語化されていないため、その名前すら知らない人も多いだろう。「Army Men」は、グリーン一色で統一されたプラスチック製のおもちゃの軍隊を率いて、これまたプラスチック製の悪の軍団を倒していく、というわかりやすいアクションゲームだ。要はおもちゃなので非常に小さく、家の庭とか台所などを舞台に激戦を繰り広げていく。アリやムシが意外な強敵だったりするなど、ミクロな世界観が新鮮なシリーズである。

     「Army Men RTS」は、そういったArmy Menの世界観をそのままRTS化したタイトル。開発に相当時間をかけただけあって、フル3Dのグラフィックは非常に美しく、ゲームシステムもよくこなれている印象を受ける。Demoでは、CampaignのMission4「Full Plastic Jacket」を1ステージプレイできる。

     ゲームの進め方は通常のRTSと変わらず、まずは司令部を建設し、ユニット生産に必要な原料となるプラスチックを集め、バラックで強力な軍隊を編成していく。舞台となっているのは家の庭で、プレーヤーは庭の各所に待ちかまえている敵を撃破しつつ、家の内部に侵入を果たさなければならない。庭にはサッカーボールや犬小屋、プラスチックのおもちゃなどが、彼らの数倍から数十倍の縮尺で描かれており、ほうぼうに生えている雑草が林の役目を果たしている。まさしくArmy Menの世界観だ。

    (C) 2001 The 3DO Company. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(Demo News)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月5日版~」


【4/4】

    【アドベンチャー】
    The Secret of the Nautilus [55.6MB]
  • 開発元 T-bot
  • 発売元 Cyro Interactive

     19世紀の大作家ジュール・ベルヌのSF小説「海底2万マイル(Twenty thousand miles under the seas)」をモチーフにしたアドベンチャーゲーム「The Secret of the Nautilus」のDemo。開発元、発売元ともに原作者の生地であるフランスのメーカー。フランスは世界でもずば抜けてアドベンチャーゲーム率の高い国として知られているが、同作の公式サイトの冒頭には「Collection Jules Verne」とあることから、今後「80日間世界一周」、「十五少年漂流記」、「月世界旅行」などもゲーム化するつもりなのかもしれない。

     「The Secret of the Nautilus」は、深海探査中に海底近くの岩陰で発見されたノーチラス号の探索の過程におけるさまざまな不思議な体験を描いたアドベンチャーゲーム。ゲームシステムは、同ゲームジャンルの古典的名作「Myst」シリーズを模したつくりで、視点をずりずりスライドさせながら、フロア内に隠された謎や手がかりをひとつずつクリアしていくというものだ。

     ゲームは減圧室らしき閉所から始まり、フロアごとにあるさまざまな仕掛けをクリアしながら物語を進めていく。Demoにはマニュアルが付属していないため、まったくの手探りでの進行になる。ただ、ゲームの進め方そのものはオーソドックスなので、迷ったら気になる場所を手当たり次第クリックすればなんとかなるレベル。フロア移動時の読み込みに若干時間がかかるのが玉に瑕だが、グラフィックは質感にたっぷりで、ムービーの再生もシームレスに行なわれ、ゲームとしての作りは非常に丁寧。日本語版でじっくり遊んでみたいアドベンチャーゲームだ。

    ダウンロードはこちら(Tiscali Games)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月4日版~」


【4/3】

    【アクションシューティング】
    Die Hard: Nakatomi Plaza [84MB]
  • 開発元 Piranha Games
  • 発売元 Sierra Entertainment
  • 日本発売元 カプコン

     カプコンが5月に発売を予定している、映画「ダイ・ハード」をモチーフにしたアクションシューティング「Die Hard: Nakatomi Plaza」のDemo。プレーヤーはブルース・ウィルス扮するジョン・マクレーン刑事となり、ナカトミプラザに単身侵入を果たし、各フロアを占拠したテロリストをなぎ倒しつつ、随所に仕掛けられた高性能時限爆弾を解除していく。

     「Die Hard: Nakatomi Plaza」は、米国ではValue扱いの低価格タイトルで、グラフィックも相応のグレードだが、マクレーン刑事気分は存分に味わえるため、「ダイ・ハード」が楽しめた人ならまず満足できるタイトルだ(ただし、カプコン版は価格が7,800円と少々高すぎる)。

     ゲームジャンルとしてはオーソドックスなFPSになるが、爆発までのタイムリミットがかなり短く、うかうかしていると敵と対峙している間に爆弾が爆発してしまう。少しでも時間を稼ぐべく、絶えず前進しながら向かい来る敵をなぎ倒していくという、マクレーン刑事もびっくりのスリリングなゲーム性が大変魅力的だ。

    Die Hard Nakatomi Plaza TM & (C) 2001 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月3日版~」


【4/2】

    【アクションレース】
    Beam Breakers [110MB]
  • 開発元 Similis Software
  • 発売元 Fishtank Interactive

     ドイツのゲームデベロッパーSimilis Softwareが手がけた未来の大都市を舞台にしたカーチェイスゲーム「Beam Breakers」のDemo。Kalisto Entertainmentが先に発売した「New York Race」と同様に、これもリュック・ベッソン監督の映画「The Fifth Element」の影響を色濃く残している。「New York Race」との違いは、単なるレースゲーにとどまらない奥の深いゲーム性。「ここまでやるか」というドイツらしさ全開のゲームだ。残念ながら現時点ではドイツ語バージョンのみだが、ゲームそのものは単純なので概要だけお伝えしよう。

     「Beam Breakers」の舞台は24世紀の米国Neo York。「The Fifth Element」と同様、24世紀の車社会は軌道を空に移し、見えない道路で現代と同じような渋滞を起こしている。プレーヤーはNeo Yorkに巣くうギャング団の一員として、渋滞する車の群れを高速できわどくすり抜けつつ、盗みや破壊などさまざまな仕事を請け負っていく。ミッションの中にはライバルのギャング団やテロリストグループとレースを行なうこともあり(むろん、無許可で)、このハチャメチャなゲーム性がたまらなく愉快だ。

     Demoに収録されているマップはEast VillageとLittle Italyの2つだけだが、それぞれ2~3ブロックが3次元で丸ごと再現され、交通ルールはまったく無視して自由に移動することができる。車の操作はAで加速、Zで減速(後退)、スペースでターボの使用。カーソルキーの左右で向きの変更を行ない、上下で高度の上げ下げを行なう。ちょっとヘリコプターっぽいインターフェイスだ。チュートリアルが2ステージ用意されているので、しっかりプレイしておきたい。

    (c)2002 Published by Fishtank Interactive / (c)2002 Produced by Similis Software GmbH

    ダウンロードはこちら(Bonus Web)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月2日版~」


【4/1】

    【サッカーシミュレータ】
    2002 FIFA World Cup [17.1MB]
  • 開発/発売元 Electronic Arts

     FIFA World Cupの唯一のオフィシャルゲーム「2002 FIFA World Cup」のDemo。すでに予選から大沸騰中のヨーロッパで公開されたプレイアブルバージョンで、その総本山となっているEA UKの公式サイトはダウンしっぱなしだ。前作にあたる「FIFA 2002 Road to World Cup」同様、PS2版をベースにしているようで、解像度は640×480ドット固定ながら、ド派手な装飾と大観衆で華やかに彩られたソウルのワールドカップスタジアムは一見の価値ありだ。

     Demoでは、メキシコ対ウルグアイのエキシビジョンマッチ前半45分をプレイできる。今回もインストーラなしでexeファイルを直接実行する形式になっており、カーソルキーもしくはゲームパッドの左右で、プレイする国を選択できる。キーボード、ゲームパッド1、ゲームパッド2で最大3人プレイが可能で、何も押さずにそのままゲームを開始すると観戦モードになる。

     今回、ファイルサイズを抑えるためにサウンドエフェクトの大部分がカットされている模様で、スタジアムの臨場感はいまひとつ。Option(Escキーで呼び出す)でゲーム視点の切り替えが行なえるので、8パターンの中から好みの視点を探してみるといいだろう。

    ダウンロードはこちら(Bonus Web)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年4月1日版~」


■■ 注意(編集部)■■

・使用環境などの情報はリンク先の情報を参照してください。

・各社が公開しているデモ版は、製品版ではないため使用環境などによっては正常に動作しない場合がありますが、GAME Watch編集部ではその責を負いません。ウィルスなどによる被害も同様です。DEMO版、PATCHなどのインストールは自己の責任において行なってください。

・GAME Watch編集部では、個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。


[Reported by GAME Watch編集部]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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