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■ ダイジェスト・ニュース


【12/26】

    【アクションRPG】
    「Dungeon Siege: Legends of Aranna 日本語版」プロモーションムービー [19.5MB]
  • 開発元 Mad Doc Software
  • 発売元 Microsoft

     マイクロソフトが1月30日に発売を予定しているアクションRPG「Dungeon Siege: Legends of Aranna 日本語版」のプロモーションムービー。日本語版オリジナルのムービーで、 長さはなんと5分30秒にも及ぶ。アクションRPGファンは一度見ておきたいところだ。

     日本オリジナルのプロモーションムービーの内容は、わずか1分の英語版のそれに比べるとややダイナミックさに欠け、静的な映像が多く全般的に淡泊な印象だが、アドオンの新要素をひとつひとつ丁寧に映像と解説で紹介していくという非常に丁寧な仕事ぶりで、Playable Demoをプレイ済みのユーザーにも見応えのある内容に仕上がっている。

     具体的にはインビューアイテム、セットアイテム、ポーション振り分けボタン、魔法切り替え機能、リュックサック、荷運び動物トラッグ、そして新しくなったマルチプレイ機能などが詳しく紹介されている。そのほか、すでに日本語化されたゲーム内テキスト、主要キャラクタのボイスなども確認できる。店頭用に作られたものだけに、PCで視聴には画質が粗く、音質も良くないが、内容的には十分だ。

     ちなみに英語版のほうは、正味1分足らずの内容だが、キャラクタを大きくクローズアップし、インビューアイテムの派手なエフェクトや、新モンスターのアニメーション、ボスモンスターの容姿などを確認することができる。画質も良いので、ビジュアル部分を見るのは英語版のほうがいい。セットで見ておくといいだろう。

    (c)2002-2003 Gas Powered Games, Corp. All rights reserved.Dungeon Siege is a registered trademark of Gas Powered Games, Corp. in the United States and/or other countries. Windows is either a registered trademark or trademark of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries. All other brand names and products are trademarks of their respective companies. All information within this site is the copyrighted property of Gas Powered Games, Inc. Do not duplicate or redistribute images, text or materials from this web site without the permission of Gas Powered Games.

    ダウンロードはこちら(マイクロソフト)

    英語版のダウンロードはこちら(Microsoft)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月26日版~」


【12/25】

    【MMORPG】
    「Seal Online」オープンβクライアント [244MB]
  • 開発元 Grigon Entertainment
  • 発売元 GBM

     韓国Grigon Entertainmentが開発しているMMORPG「Seal Online」のオープンβクライアント。アカウント登録もシンプルでわかりやすく、クライアントのアップデートの必要もなく、さくさくゲームが始められた。韓国産MMORPGとしては久々の大作なので、MMOファンはまずは一度試してみてはいかがだろうか。

     「Seal Online」のオープンβテストは24日から開始され、学生はすでに冬休みに入っていることもあって初日から多くのユーザーを集めている。24日スタートということで、街は季節限定のクリスマス仕様になっていて、スタート地点のひとつであるエリム街では、街の中心に巨大なクリスマスツリーが飾られ、BGMもジングルベルのテーマに差し替えられているなど、しばし童心に戻った気分で街の散策を楽しめる。

     ゲームサーバーは4つあり、1サーバーに対して最大5人のキャラクタを作成できる。キャラクタメイキングは非常にシンプルで、名前、髪型、性別を設定し、あとは基本ステータスにボーナスポイントを振り分けるだけで終了となる。

     ゲームを開始すると、いきなり一般フィールドに放り出される。かといって強制的にプロローグイベントが始まるわけでもなく、この点やや不親切だと思ったが、実際にプレイしてみると、右下に絶えずヘルパーキャラが状況に応じて適切なアドバイスやヒントをくれるので、その指示に従っていけば序盤のコツは掴めるようになっている。

     また、ゲーム内のヘルプ機能も非常に充実しており、Windowsライクなわかりやすいインターフェイスとグラフィカルな画面で欲しい情報をぐいぐい引っ張ってこれる。もともとそれほど複雑なMMORPGではないが、きわめて初心者に優しいつくりだ。

     序盤のゲームの展開は、まず街の中心にいる風来坊に話しかけて、所定のクエストをこなした後、依頼所に行きクエストを受ける。あとはレベル上げがてら敵を倒しながらクエストアイテムを集めていくということになる。お金の儲け方は敵がドロップするアイテムを店に売るか、クエストをクリアするかが基本のようだ。すでにユーザーの間ではバザーも行なわれている。基本的に店売りアイテムは高いので、ドロップに恵まれない場合は利用してみるといいだろう。

    Copyright2003(C) GRIGON. Entertainment., Co,Ltd.

    ダウンロードはこちら(GBM)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月25日版~」


【12/24】

    【MMOG】
    「COCOCAN」オープンβクライアント [66.4MB]
  • 開発/発売元 ガマニアデジタルエンターテインメント

     ガマニアデジタルエンターテインメントが本日よりβ運営を開始した「COCOCAN」のオープンβクライアント。私の環境では一部テキストが文字化けする現象が発生してしまったが、これはあくまで一部のユーザーのみということなので紹介しておく(追記:メーカーに問い合わせたところ、Windows 98/Meでこの現象が発生するという)。テスト中だから仕方ないとはいえ、イコールチャットができないという比較的クリティカルな不具合なので、速やかな対応を期待したい。

     「COCOCAN」は、2D横スクロール型のフィールド内で敵味方にわかれ、互いに弾をぶつけ合って敵の撃退を目指していく、という「ポトリス」ライクな台湾産のカジュアルオンラインゲーム。「ポトリス」と同様、オンラインゲームに不慣れな初心者ユーザーを強く意識しており、性別、年齢を問わず、マウスさえ扱えれば誰でもプレイできる手軽さが最大の特徴だ。

     ゲームの進め方は、自分の順番がきたら、まず移動したり、目の前の障害を手で取り除くなどして足場を確保し、続けて弾を投げる発射角とパワーを設定し、弾を投げる。着弾すると地を揺るがすような振動が起こり、着弾地点にぼっかり穴が空く。そこに敵がいれば吹っ飛ばされて多大なダメージを受ける。吹っ飛んだ先に足場があればゲーム続行となるが、不運にも足場がなければそのまま海中に転落し、海の怪物に食われてゲームオーバーになる。

     1ゲームは早ければものの数分で終わるし、守り型同士の対戦になると数十分掛かったりする。また、同作は最大8人同時対戦が可能になっているが、このような多人数プレイでは例外なく試合時間は長くなる。数回プレイしてみて、異様なまでのテンポの悪さが気になったが、現時点では全員が低レベルで、初期アイテムしか所持していないためなおさら長くなっていると考えられるので、この部分の評価は保留にしたい。

     ゲームが終わると、プレイ内容に応じて経験値とガマ(お金)が獲得できる。キャラクタのレベルを上げるには、繰り返し対戦する必要があることになるが、レベル制を取るのであれば、丁寧なチュートリアルか、BOTを使ったシングルプレイモードがサポートされていることが好ましい。今はまだ全員がレベル1だから誰彼構わず対戦できるが、レベル差が付いてくるとさすがに遊びにくくなってくるのではないだろうか。

    (C) 2003 GAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT CO LTD., All Rights Reserved

    ダウンロードはこちら(ガマニアデジタルエンターテインメント)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月24日版~」


【12/22】

    【MMORPG】
    「疾走、ヤンキー魂。」課金版クライアント [250、169MB]
  • 開発/発売元 スクウェア・エニックス

     ヤンキーの世界をモチーフしたスクウェア・エニックスのMMORPG「疾走、ヤンキー魂。」課金版クライアント。クライアントは大小2種類あるが、いずれにしてもアップデートサーバーでのバージョンアップで同じファイルサイズになる。プレーヤーの環境に応じてダウンロードしていただきたい。

     同作は12月18日から課金版(正式サービス)の運営を開始したが、既報のとおり、ID登録および課金手続きを委託しているBB Gamesにシステム障害が発生し、丸2日に渡って「課金登録できないため、ゲームがプレイできない」という前代未聞の事態となった。

     課金版スタートから3日目にあたる20日の時点でも、BB Gamesの課金システムの復旧の見込みが立たないことから、スクウェア・エニックスでは急遽「待たせてゴメンね! スペシャル無料サービス」と題し、BB Gamesの課金システムを通さない形で課金版のサービス開始に踏み切った。

     これはβ版参加者のみならず、一般ユーザーも対象にしており、要するに全ユーザーが課金版を無料でプレイできるという太っ腹措置だ。もちろん、これはあくまで暫定的なもので、BB Gamesの課金システムが復旧し次第、有料サービスに移行する見込みだ。ただ、時期が時期だけに、年末年明けは無料のまま推移する公算が高い。

     さて、「疾走、ヤンキー魂。」課金版は、ワールド5つで運営される。5月にスタートしたDEMO版から半年近くのテスト期間を経てようやく正式版スタートということになるが、キャラメイクや基本的なゲームシステム、インターフェイスなどは、DEMO版の頃からほとんど変わっていない。

     ただ、実際にプレイしてみると、ずいぶんゲームとして練り込まれていて、友人「ゆうじ」を軸としたテンポのいいゲーム展開に、ついつい遊び込んでしまった。DEMO版やβテストでは、原付や単車に乗るためにただひたすら自転車を漕ぎ続けるゲームという本末転倒的な色合いが濃かったが、課金版ではそうした大きな目標にたどり着くまでのスプリングボードが綿密に用意されていて、苦労が楽しみに変わっている。

     また、すでに開始前から告知されているように、β版から課金版へかなりのデータが引き継げるようになっていて、ワールド内にはバリバリに改造を施した単車に乗ったユーザーが学校前にたむろっていたり、コンビニではカラスマスクに刺繍入り特攻服姿のユーザーがヤンキー座りでその存在をアピールしており、ヤンキー同士の戦い(!?)はすでに始まっているようだ。

     公式サイトを見る限りでは、現状はまだ序の口に過ぎず、絶露四(ゼロヨン)、血緊乱(チキンラン)といった新しい遊びの要素や本編ストーリーなど、おもしろそうな新要素が紹介されている。まったくの未体験者は、このチャンスを逃さずにプレイしておこう。

    (C)2003 ATELIER DOUBLE Inc./Community Engine Inc. /SQUARE ENIX CO., LTD.All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(スクウェア・エニックス)

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月22日版~」


【12/19】

    【アクションシューティング】
    「Firestarter」Playable Demo [64MB]
  • 開発元 GSC Game World
  • 発売元 Mystix Studios

     ウクライナを代表するゲームデベロッパーGSC Game Worldの新作アクションシューティング「Firestarter」のPlayable Demo。ファイルサイズの割には1ステージまるまる収録されており、リアルタイムデモを使ったベンチマークモードも完備している。FPSファンは試してみるといいだろう。

     「Firestarter」は、同社のオリジナルエンジン「Firestarter1.0」を搭載し、ハイレベルなビジュアルを実現したSFアクションシューティング。もともと同作は、2002年のE3で初公開され、2003年第一四半期の発売が予定されていたが、ずるずると発売を延期して現在に至っている。欧米ではようやく1月に発売され、日本ではMystix Studiosが発売を予定している。

     発表の際はid Softwareの「DOOM III」に完全に話題を持っていかれ、今年は今年で、自社開発の3Dエンジン「X-Ray Engine」を搭載した次世代アクションシューティング「S.T.A.L.K.E.R.: Oblivion Lost」(発売時期未定)の前にいまひとつ印象が薄い、というとにかく不運なタイトルである。

     実際にプレイしてみたところ、確かに「Unreal II」、「Splinter Cell」以前の3Dシューティングを彷彿とさせる見た目上の古さは感じさせるが、ゲーム性の部分でいくつものオリジナリティが感じられ、これはこれで楽しくプレイできた。「Half-Life 2」、「DOOM III」、「S.T.A.L.K.E.R」、「Far Cry」といった次世代FPSはいずれもシングルプレイを軸に設計されているのに対し、「Firestarter」はマルチプレイを軸に設計されており、このあたりに活路が見いだせそうな印象だ。

     基本的なゲームデザインは「Quake」、「Unreal」に代表されるスポーツ系のノリだが、動きは想像以上にまったりしており、敵味方双方が弾けるような高速移動で派手な銃撃戦を繰り広げるというタイプのゲームではない。比較的、弾を当てやすい反面、一撃が軽く、火力を集中する必要がある、といったバランスになっているようだ。

     ユニークなのは銃撃戦の処理で、銃撃するとその反動で銃口が上を向き、銃弾を浴びると画面上に血しぶきが表示される。ここまでは普通だが、銃撃されると強制的に向きがずれてしまう。これまでのFPSは、銃撃を受けると画面が赤くなる程度の処理ですますのが多かったが、「Firestarter」は、銃撃を受けて「うっ」となる感じをうまく再現している。

     直進移動中に銃撃を浴びると、進行方向そのものが変わり、がむしゃらにジャンプで突っ込むにも突っ込めない仕様になっていて、新鮮な感じがある。そのほか、発動条件は不明だが動作が一瞬スローモーションになることもあり、「Firestarter」はプレイすればするほど、他のFPSとはアプローチの異なる独特なスタイルを採用したFPSであることがわかる。万人向けではなさそうだが、ひと味違うFPSを楽しみたい人にはお勧めの作品だ。

    (c) (2003) "GSC Game World (R) is a registered trademarke of GSC Game World and (c) (2003) RUSSOBIT-M. RUSSOBIT-M trademark and logo is a trademark and logo of VISIONVALE. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月19日版~」


【12/18】

    【ピンボール】
    「WildSnake Pinball: Christmas Tree」Playable Demo [6MB]
  • 開発/発売元 WindSnake Software

     クリスマスツリーをモチーフにしたピンボールゲーム「WildSnake Pinball: Christmas Tree」のPlayable Demo。レジスト登録(有料)することで一切の制限が解放され、フルモードでプレイ可能になるといういわゆるシェアウェアだ。ファイルサイズもコンパクトなので気軽に試してみるといいだろう。

     「WildSnake Pinball: Christmas Tree」は、クリスマスツリーを下地にした華やかな台でプレイできるピンボールゲーム。ゲーム内容そのものは至ってオーソドックスで、盤上の玉をパドルをバシバシ弾き、時には台をガタガタゆらしつつ、特定の条件下で発動するボーナスを狙って盤上の玉を上手に誘導していけばいい。

     この台の個性的なところは、せまい盤上に9つもの丸形バンパーが置かれているところで、そのひとつひとつにCHRISTMASのアルファベットが1字ずつ描かれている。玉を当てると点灯し、再度当てると消灯する。この丸形バンパーをすべてライトアップさせるとビッグボーナス発動になるようだが、肝心のCバンパーが、基本的に最初の射出にしか通過しないエリアに置かれているため、なかなか難しい。

     そうこうしている内にタイムアップになり、Demo終了となってしまう。Demo終了の条件は明確ではないが、ある一定の得点を得るか、玉を3つ使い切ってしまうとゲームオーバーになるようだ。時間にして普通にプレイして2、3分程度で、ややもったいぶり過ぎな気もするが、それだけ夢中にさせるクオリティということでもある。

     中でも玉が雪の結晶を散らせた透明ボールを使っているところがポイントが高い。中央右端に隠されているポケットに玉を入れるとエキストラボールが射出されるが、盤上の玉が2個に増えると、華やかなクリスマスツリーに雪が舞い落ちているような、そんな美しい光景が現出される。季節モノということを抜きにしても一定の評価を与えられる佳作だ。

    (C) 2003 WindSnake Software. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(WindSnake Software)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月18日版~」


【12/17】

    【リアルタイムストラテジー】
    「SpellForce - the Order of Dawn」Playable Demo [307MB]
  • 開発元 Phenomic Game Development
  • 発売元 JoWooD Productions

     JoWooDが新作リアルタイムストラテジー「SpellForce - the Order of Dawn」のPlayable Demo。ゲーム以前にびっくりさせらたのはその圧倒的なボリュームで、昨年の12月3日分で紹介した「Warcraft III: Reign of Chaos」のPlayable Demoに匹敵するほどだ。シングルプレイ部分のみで3、4時間、マルチプレイも含めればもっと楽しめる。ゲームデザインも見るべき部分が多い。RTSファンはぜひトライしてみてほしい。

     「Spellforce」は、オリジナルのファンタジー世界をモチーフにしたリアルタイムストラテジー。グラフィックはフル3Dで、MMORPGを彷彿とさせる広大なフィールドをエピックスケールで描いている。ゲーム視点はフルインタラクティブで自由に動かすことができ、ワンキーでヒーローを中心とした3人称視点に切り替えることもできる。そのシームレスな表現にまず驚かされる。RTS本来の持ち味を存分に生かした見事なゲームデザインだ。

     そのゲーム性は、ドイツの新鋭デベロッパーPhenomic Game Developmentの売り文句のひとつに「Warcraft III」と「Dungeon Siege」のミックス型RTSというのがあるが、まさにそんな印象で、ドイツ的緻密さと常識外れのダイナミズムがゲーム全編に貫かれていて、率直に言って北米のRTSとはまったく異なる新鮮なおもしろさがある。「Cossacks」とはまた別アプローチの重厚長大型RTSといっていい。

     ゲームの主人公であるヒーローは、戦闘を経ることでレベルアップし、新たな能力を得ることができる。頭から足に至るまで装備品も整えられ、これらは主に街のショップやボスクラスモンスターがドロップするトレジャーボックスから入手できる。そのほか、スペルブックや新たなユニットや施設等が利用可能になるRuneの存在など、「Dungeon Siege」ライクなトレハン要素が大きな楽しみのひとつになっている。

     タイトルが示すように、ヒーローは基本的にスペルキャスターで、さまざまなスペルを活用することで戦闘を楽に進めることができる。スペルによってはレベル制限があり、またD&Dライクなスペシャライズシステムを採用しているため、入手したからといってすぐ使えるようになるとは限らない。このあたりにRPGっぽさが濃厚に感じられる。

     Demoでは、ゆっくりプレイしても2、3時間は優にかかるチュートリアルステージと、レベル21のヒーローを使って同作のバトルの醍醐味が堪能できるDemoキャンペーン、そしてマルチプレイモードがプレイできる。

     チュートリアルは、フルボイスフルテキストによる案内によって、順を追って進められるため、途中で何をしていいのかわからなくなることはない反面、要領が掴めてくると懇切丁寧すぎる説明に辟易してしまう。RTS経験者のためにもワンキーで飛ばせるようにすべきだろう。現状だとテンポが悪すぎて、途中で疲れてしまう。

     一方、Demoキャンペーンでは、レベル21のキャラクタを使って、強力なモンスターと戦うことができる。いきなり10種類以上のスペルが利用でき、1戦1戦がかなりの長期戦になり、その模様はまるでMMORPGのソロプレイのような印象だ。死亡するとバインドポイントから再スタートというMMORPGライクなシステムもユニーク。さまざまな点で興味深いRTSだ。

    JoWooD Productions Software AG All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月17日版~」


【12/16】

    【アクションシューティング】
    「Armed and Dangerous」Playable Demo [163MB]
  • 開発元 Planet Moon Studio
  • 発売元 LucasArts

     LucasArtsの新作アクションシューティング「Armed and Dangerous」のPlayable Demo。キャラクタは地味目で、シングルプレイのみということで、正直言って期待薄でプレイしたのだが、なかなかどうして圧倒的な吸引力を備えた作品で、何度もゲームオーバーになりながらもクリアするまでプレイに没頭してしまった。迷わず今月イチオシだ。

     「Armed and Dangerous」は、エピックスケールで再現されたSFチックなファンタジー世界を舞台に繰り広げられる反乱劇を描いたアクションシューティング。プレーヤーは反乱側の盗賊団のボスRomanに扮し、Jonesy、Q1-11という2人の愉快な仲間と共に、困難なミッションにチャレンジしていくことになる。

     作りとしてはステージクリア型のオーソドックスなアクションシューティングで、ステージは一本道になっていて、基本的に敵を一掃して、ステージ最奥までたどり着けばクリアとなる。非常にシンプルなゲームデザインだ。

     こちらの武器はライフル、マシンガン、スナイパーライフルといった銃器に加え、ブーメランのように投げて飛ばす時限式の地雷などがある。さらにステージの途中にあるパブに立ち寄ると新たな武器を入手することが可能だ。

     このゲームの抜群に優れているところは、「数え切れないぐらいの敵を相手にしなければならない」というところで、いわゆる正攻法以外の奇策が求められる。ステージ1はまだしも、ステージ2はこのセオリーを理解していないと、途中からまったく先に進めなくなる。

     岩陰からスナイパーライフルで狙われ、さらにアウトレンジからの野砲弾が絶え間なく降り注ぎ、兵士待機所からゾクゾクと歩兵が飛び出してくる。とりあえず逃げ切ったと思って休んでいると、空中戦艦が真上から射撃してきて一瞬でやられたりする。まさに「なんなんだこのゲームは!!」という感じなのである。

     しかし、冷静にステージを見回してみると、敵の根拠地の近くに地雷を引っかけるオブジェクトとして家屋があったり、爆発物が内蔵されたタルが配置されていたり、歩兵待機所の真上にスナイパーライフルで射撃すれば崩れそうな巨石があったりする。無敵と思われた空中戦艦もパブで入手した新兵器を使うことで撃破できる。こうしたオブジェクトをいかに有効活用して我が方に有利に戦いを進めていくかを考える過程がおもしろくてたまらない。

     表現の仕方も実にダイナミックで、タルを撃ち抜けばロケットのように上空に飛び出し、空中戦艦は大爆発を起こして落下する。爆風をモロに食らった敵兵士達も元気よく吹き飛ぶ。つまるところ同作のおもしろさは稼働オブジェクトの豊富さと、演出面の充実ぶりにあるといえるだろう。

     ちなみにこのDemoをひととおりクリアして「このプレイ感覚はかつて味わったことがある」と思い、デベロッパーのサイトを調べてみたら「Giants: Citizen Kabuto」のクリエイターの手によるものだった。バリバリ撃って、うんうん考えるタイプのステージクリア型アクションが好きなゲーマーには満足できる内容だろう。ぜひアクションファンはプレイしてみてほしい。

    LucasArts, the LucasArts logo, Gold Guy, the Human Figure design logo and the LucasArts Twentieth Anniversary logo are all registered trademarks or trademarks of Lucasfilm Ltd. c 2003 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. & R or ? as indicated. All rights reserved

    ダウンロードはこちら(Fileplanet 要レジスト)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月16日版~」


【12/15】

    【アドベンチャー】
    「CSI: Crime Scene Investigation」Playable Demo [321MB]
  • 開発元 Radical Entertainment
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     北米で人気を集めた同名のテレビドラマシリーズをモチーフにした「CSI: Crime Scene Investigation」のPlayable Demo。日本にも昔からあるオーソドックスな探偵物テイストのアドベンチャーゲームで、同シリーズのファンにはたまらない内容だろう。私は同シリーズをまったく見ていないのだが、存分に楽しめたと同時に、テレビドラマを見たくなった。2時間たっぷり楽しめる良作だ。

     「CSI: Crime Scene Investigation」は、犯罪を科学的に検証していく科学捜査官となって、難解な凶悪事件を解決していくという本格派アドベンチャーゲーム。CSIという組織は初耳だったりするが、正確にはラスベガス市警犯罪課犯罪現場捜査研究所科学捜査班ということらしい。

     先述したように私は肝心のテレビドラマを見ていないので、的確な表現でゲームの醍醐味を伝えるのが難しいのだが、ゲームにはドラマのキャストがそのまま登場し、プレーヤーは新米科学捜査官として事件にあたることになる。サポートとしてギル・グリッソムが付き、常にフルボイスでアドバイスしてくれる。

     ギル・グリッソムから事件の発生を告げられ、現場で検死を行なうところまではチュートリアルになっていて、ここで捜査の進め方および証拠の集め方をじっくり学ぶことができる。テキストとボイスで実行するまで繰り返し教えてくれるので、誰でも捜査方法をマスターできる。科学モノということで相当難しい専門用語が頻発するかと思ったらそうでもなく、テキストは常に簡潔かつ短くまとめられている。

     同作の醍醐味はなんといって各種専門ツールを駆使しての証拠集めだろう。レシートや指輪といった証拠品はもちろんのこと、拡大鏡で除いて髪の毛を拾ったり、粉を巻いて指紋を採取したり、特殊な液体を使って凝固した血液を集めたりなどなかなか細かく、それを研究所に持ち込んで別々の所で採取した髪の毛を付け合わせてみたり、指紋が誰のものなのか調べたりする過程がおもしろくてたまらない。

     客観的に見て、証拠集めが少し簡単すぎだろうという気はするが、これ以上難解にするとゲームとしての魅力が半減してしまうに違いない。Demoではそうした過程をひととおりプレイして、いざ容疑者を尋問というクライマックス一歩手前で終了となる。ケースファイル等も現実世界のように長文ではなく、英語でも十分プレイ可能だったが、日本語版ならより楽しめそうな気がする。ぜひ日本語版の発売を期待したいところだ。

    Developed by 369 Interactive. (C) 2003 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. CBS and the CBS eye design are registered trademarks of CBS Broadcasting Inc. CSI: Crime Scene Investigation and related marks are trademarks of CBS Worldwide Inc. and Alliance Atlantis Productions, Inc. Company logos are trademarks of their respective owners. No celebrity endorsements implied.

    ダウンロードはこちら(Gigex)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月15日版~」


【12/11】

    【アクション】
    「WWII: Pacific Heroes」Playable Demo [50MB]
  • 開発/発売元 CITY interactive

     ポーランドのゲームデベロッパーCITY interactiveが来春に発売を予定している「WWII: Pacific Heroes」のPlayable Demo。リリースに「革新的なアクションゲーム」と謳っていたので興味津々でプレイしてみたところ、タイトーの往年の名作「スカイデストロイヤー」を彷彿とさせるライト系のシューティングアクションだった。マウス1本で誰でも簡単に空戦が楽しめるので、気軽に試してみるといいだろう。

     「WWII: Pacific Heroes」は、第二次世界大戦の太平洋における日米決戦を、空海両方の視点から描いたアクションゲーム。一応、フライトシミュレータの体裁は採っているが、シミュレータとしての要素は皆無で、空中に漂うターゲットカーソルをマウスで操作すると、それに追随して機体が動くといったスタイル。どんな急旋回、急制動も可能で、スロットルやフラップの上げ下げも不要となっている。

     左クリックが機銃掃射、右クリックがロケット弾発射になっていて、レーダーに表示されている敵を全滅させるとステージクリアとなる。銃撃に関して格段に難しいテクニックなどは不要で、気持ち偏差射撃するだけでズバズバ当たり、誰でもスーパーエースになれるという具合だ。

     弾数は無限で、旋回性能も複葉機波で、コンバットシムでは半ば常識化している空戦におけるいくつものプロセスや制限をあっさりそぎ落とし、ストレスフリーなゲームプレイを実現している。リアリティ偏重に陥っている最近のPCゲームにはないタイプのゲームだ。

     Demoでは、南海の孤島に大部隊を上陸させようとしている日本軍を撃破するミッションと、基地航空隊の襲撃を対空砲で迎撃するミッションの2ステージがプレイできる。グラフィックは良くもなく悪くもなくといったレベルだが、機体のモデリングは比較的良くできており、空戦の醍醐味は存分に味わえる。コンバットシムファンでなくても楽しめる佳作だ。

    (C) 2003 CITY interactive. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(CITY interactive)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月11日版~」


【12/10】

    【アクションシューティング】
    「Postal 2: Share The Pain」Playable Demo [155MB]
  • 開発元 Running With Scissors

     ある意味世界でもっとも危険なゲームと言っていいRunning With Scissorsのアクションシューティング「Postal 2」にマルチプレイモードを追加した「Postal 2: Share The Pain」のPlayable Demo。例によってブラックジョーク満載の内容。真面目にプレイするには難がありすぎるが、仲間内でわいわい楽しむパーティーゲームとしてはいいかもしれない。

     「Postal 2」は、スタート時に示される任務をこなしていくというステージクリア型のアクションシューティング。2では、「Unreal」エンジンを採用したことで、その猟奇的かつ残虐性の高いゲーム内容に拍車が掛かり、発売後、大方の予想どおり、世界各国で発売中止や取り扱い中止が相次いだのは記憶に新しい。

     「Postal 2: Share The Pain」は、「Postal 2」本編にマルチプレイモードを追加した完全版だが、北米ではValue扱いの29.95ドルで売られている。もはや話題性だけでは売り切れないと判断したのか、「Unreal」エンジンのライセンス料が思いの外高かったのか。いずれにしても、それでもまだ売ろうとするRunning With Scissorsの商魂のたくましさには驚くばかりだ。

     Demoでは4月15日版で紹介した「Postal 2」のシングルプレイモードの内容と、マルチプレイモードがプレイできる。マルチプレイのゲームモードは、Death Match、Team Death Matchというオーソドックスな対戦モードのほか、いかにも同シリーズらしいSnatch、Grabが用意されている。

     Snatchは、黒尽くめの金髪美女、俗に言う「Postal Babes」を誘拐して自陣に連れ込んだらポイントゲットというCTFモードだが、美女の妖艶なアクションや奇声、それを追いかける両チームといった具合で、これ以上はないというぐらいにバカバカしい世界が展開される。一方のGrabモードは、フィールド上に点在するお金の詰まった袋をできるだけ多く集めていくというモードで、これまた大袋を背中にぶら下げつつ、銃撃戦を行なう様子がバカバカしくていい。

     Death Matchモードも、ベースは「Unreal」エンジンを使っているだけに実に快適な銃撃戦が楽しめるが、ルール自体はシンプルかつオーソドックスなので、バズーカ砲で敵を吹っ飛ばしたり、ジッパーを下げて小便をぶっかけたり、火炎瓶で敵を火あぶりにしたりしているうちに次第に飽きてくる。同作をマルチプレイゲームとして純粋に評価すると、「弱い」という判定を下さざるを得ない。

     シチュエーションをしっかり作り込んだシングルプレイに対し、マルチプレイモードはタイミングや場所によってシチュエーションが千差万別なので、本来の持ち味である残虐性が薄れ、滑稽味だけが助長されている印象だ。後付の感想だが、同シリーズはそもそもゲームコンセプトからしてマルチプレイには向いていない気がする。

     なお、これはDemoだからなのか、「Postal 2: Share The Pain」特有の問題なのかは不明だが、クライアントの安定性はいまひとつな感じで、プレイ中接続不良でゲームから放り出されたことが2回ほどあった。興味のある人だけプレイするといいだろう。

    (C) 1997-2003 RWS, Inc. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月10日版~」


【12/9】

    【アドベンチャー】
    「Broken Sword 3 : The Sleeping Dragon」Playable Demo [148MB]
  • 開発元 Revolution Software
  • 発売元 THQ

     英Revolution Softwareが開発した3Dアドベンチャー「Broken Sword 3 : The Sleeping Dragon」のPlayable Demo。Xbox、PS2を主軸としたマルチプラットフォームタイトルらしく、PC版に限ってはインターフェイスにやや難があるものの、アクション性を排除し、頭を使わせる手堅い作りでしっかり遊ばせてくれる。欧米での評価も高く、アドベンチャーファンにも満足できる佳作だ。

     「Broken Sword 3 : The Sleeping Dragon」は、オーソドックスなスタイルを採用した3Dアドベンチャーゲーム。サブタイトルにもなっているThe Sleeping Dragonと呼ばれる怪しげな秘密組織を軸に、主人公George Stobbardの熱い冒険活劇が描かれるようだ。

     Demoではオープニングムービーを皮切りに、飛行機が不時着し、不時着した飛行機から脱出するプロローグシーンがプレイできる。主人公George Stobbardは、相棒と飛行機で移動中、落雷の直撃によってエンジンが故障し、不時着を余儀なくされてしまう。「インディージョーンズ 魔宮の伝説」を彷彿とさせるプロローグである。

     飛行機は断崖絶壁に半身を乗り出した不安定な状態で不時着し、まずはそこからの脱出を図ることになる。機体後部のドアは開かず、風防ガラスは堅くて割れない、肝心の相棒はパイロット座席で気を失っているというシチュエーション。

     後部座席にいた主人公は、まず前部に移動しようとするが、機体のバランスが崩れそうになり、慌てて引き返す。相棒に会うためには、まずは機体のバランスを安定させるために機体後部に何か重い物を据える必要があるというわけだ。このシーンは、相棒を何とかして起こし、相棒と共に飛行機から脱出するだけの単純な内容だが、5つも6つも謎解きが組み込まれており、早くもこの時点で、同作の素性の確かさを認識させられる。

     基本的な操作方法はカーソルキーで移動を行ない、ゲームパッドの4つボタンに相当するW、A、S、Dキーを持って、さまざまなアクションが行なえる。アクションが可能な箇所に近づくとその地点にマークが表示される。と同時に、その地点で採れるアクションの候補が表示されるので、希望するアクションキーを押すという具合だ。

     採れるアクションには見る、調べる、取る(掴む)、登る、降りる、ジャンプ、壁に張付くなどがあり、基本的に1アクション1ボタンで実行できる。が、時に掴んだ物を他のポイントにぶつける場合などはターゲットを切り替える(Page Downキー)必要がある。この部分は直感的とは言い難く少し不親切だ。

     脱出後は、不安定な岩場を足がかりに、ジャンプして飛び移ったり、壁に張付いて足場の狭い箇所を通ったりなど、「ゼルダの伝説」風のひやひやアドベンチャーが展開される。その後いいところで終わってしまうのだが、「Syberia」以来ひさびさに「先が見たい」と思わせてくれたピュアアドベンチャーゲームだ。

    (C) Revolution Software Ltd 2003

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月9日版~」


【12/8】

    【アクションシューティング】
    「Unreal 2: The Awakening Extended Multi-Player」Playable Demo [148MB]
  • 開発元 Legend Entertainment

     次世代FPSの先駆けとして今年2月に登場した「Unreal 2: The Awakening」にマルチプレイモードを追加するフリーのアドオン「Extended Multi-Player(XMP)」のPlayable Demo。Demoに限り単体起動可能なので、FPSファンは気軽に試してみるといいだろう。

     「Unreal 2: The Awakening」は、新世代のUnrealエンジンを投入して開発された「Unreal」シリーズ最新作。同シリーズはFPSファンなら誰でも知っているように、シングルプレイに特化したアクションアドベンチャースタイルの「Unreal」と、マルチプレイに特化した内容の「Unreal Tournament」の2つのラインナップを持っている。

     片やビジュアル最重視の弩派手アクション、片や目も止まらぬハイスピードで射撃戦を繰り広げるスポーツアクションであり、プレイスタイルに応じて独自のチューニングが図られているところがおもしろい。これは他の人気FPSブランドでは見られないUnrealシリーズならではのユニークな要素といえる。

     「Unreal 2: The Awakening Extended Multiplayer」は、「Unreal 2」で実現した美しいグラフィックスと、ある程度人間的な動きをするキャラクタをもって、マルチプレイが楽しめるというアドオンソフト。エンドユーザーレベルでは、過去の名作に新しい楽しみを提供してくれるアドオンであり、本編未購入者にとっては、EMPを同梱した「Special Pack」の存在は魅力的に映ることだろう。

     在野のMODクリエイターにとっては、ようやく「Unreal 2」向けのマルチプレイMODの開発に着手できることになる。といった点では原則フリーのコンテンツながらFPS業界に与える影響は決して小さくない。ただ、今回の公開は、「Unreal 2」開発当初からの既定路線だったのか、それとも「Unreal Tournament 2004」の発売が年明け2月に延期されたことが作用しているのか、このあたりの細かい舞台裏事情はよくわからない。

     さて、Demoでは、「XMP-Garden」と名付けられた野外マップを使って同作オリジナルのマルチプレイモード「Extended Multiplayer」をプレイできる。このモードは、マップ上に点在する4つのアーティファクトを自陣にすべて集めれば勝ちというもので、CTFの拡張バージョンといった体裁のチームベースバトルだ。

     そのゲーム性は、「Unreal 2」の歩兵戦のイメージを完全に払拭し、乗り物を軸とした大火力戦が展開されるという点で「Tribes 2」のイメージに近い。さらにいうと、現在Epic Gamesが鋭意開発している「Unreal Tournament 2004」に一番近い。同作についてはECTSレポート等で触れてきたように、航空機や戦車などの乗り物を豊富に取り入れ、オープンフィールドによる野戦メインのFPSへと大胆な方向転換を図っている。

     XMPにも豊富に乗り物や砲台が登場し、一歩兵が単独でノコノコ出て行っても蜂の巣にされるのがオチ。兵科はRanger、Tech、Gunnerの3種類があり、チームメイトに対してそれぞれ異なる回復手段を持っている。つまり、チームにどの兵科が欠けてもスマートな作戦行動は行なえないという仕様になっている。

     また、敵陣に侵入するには、ドアやジェネレータをいちいちハッキングしなければならず、単独行動は自殺行為だったり、銃撃や砲撃で使用するエネルギーは、チーム全体のエネルギーから差し引かれるなど、何から何までチーム中心のゲームデザインが好印象。FPSファンに広く楽しまれそうな良作だ。

    Unreal(R) II - The Awakening (C) 2003 Epic Games Inc. Raleigh, N.C. USA Unreal and the Unreal logo are registered trademarks of Epic Games, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. Unreal II - The Awakening was created by Legend Entertainment, an Infogrames studio and was manufactured and marketed by Infogrames, Inc. New York, NY, under license from Epic Games, Inc. The Atari trademark and logo are the property of Infogrames. All other trademarks are the property of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月8日版~」


【12/5】

    【リアルタイムストラテジー】
    「Battle Mages」Playable Demo [198MB]
  • 開発元 Targem Games
  • 発売元 Buka Entertainment

     ロシアのゲームデベロッパーTargem Gamesが現在開発している3Dリアルタイムストラテジー「Battle Mages」のPlayable Demo。ここ数年、RTSのトレンドのひとつになりつつあるRTS + RPGを狙ったリアルタイムストラテジーだが、あまりにも普遍的なファンタジー世界でいまひとつ魅力に欠ける。戦闘に直接参加する魔術師の要素をどう捉えるかで評価の分かれそうなRTSだ。

     「Battle Mages」は、広大なファンタジー世界を舞台に、魔術師同士の戦いを描いたリアルタイムストラテジー。基本的には、軍事部隊を指揮して、マップ上の敵部隊を駆逐していくというオーソドックスな内容だが、プレーヤーの分身であるMage自らが、さまざまなスペルを駆使して直接戦闘に介入できるところがポイント。

     常に手前に表示されているゴーストのような存在がそれで、使用可能なスペルは、選択する魔術師によって異なるが、ファイアーボールで直接敵を攻撃したり、召喚魔法を使って戦いを支援したりといったことが可能。その一方で内政要素はなく、基本的に手持ちの戦力とスペルのみで敵を駆逐していく必要がある。

     同作のもうひとつの特徴としては、ユニットが戦闘を経ることでレベルアップすることが挙げられる。もちろん主人公も例外ではなく、レベルアップすることでスペルキャストに必要なマナの上限が上がったり、新たなスペルを習得することができる。スペル習得のシステムは、「Diablo」シリーズのような分岐型を採用しており、同じ魔術師でも、異なる性質を備えたキャラクタに育てることができる。

     グラフィックはフル3Dを採用し、比較的広い尺度でズームインズームアウトが可能になっている。視点を最大限までひくと遙かな峰の奥まで望むことができ、敵部隊の布陣具合も明瞭に見て取ることができる。こうした壮大さは魅力のひとつに数えられるが、その一方で、この状態でのゲームプレイは不可能というぐらいにパフォーマンスが落ちる。

     同じくエピックスケール級の次世代RTS「Ground Control 2」に比べて、明らかにLOD処理が手ぬるい印象で、これだったら「Age of Mythology」や「Warcraft III」のように視界限定にしたほうが遊びやすかった気がする。もっとも、ゲームデザイン自体は悪くないので、ファンタジーRTSファンは一度試してみるといいだろう。

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月5日版~」


【12/4】

    【アクションアドベンチャー】
    「Joan of Arc」Playable Demo [201MB]
  • 開発元 Enlight Software

     香港のゲームデベロッパーEnlight Softwareが来年1月に発売を予定しているアクションアドベンチャー「Joan of Arc」のPlayable Demo。そのものズバリのジャンヌダルクの活躍を描いた3Dアクションで、「三國無双」風の痛快アクションが堪能できる。ファイルサイズの割にボリュームもたっぷりで、遊びごたえも抜群。今月イチオシのPlayable Demoだ。

     「Joan of Arc」は、フランスを代表する英雄のひとりとして知られる聖女ジャンヌダルクの短い一生を描いたアクションアドベンチャー。3人称視点による多彩な剣劇アクションになっていて、群がる敵兵たちをコンボアクションを使って薙ぎ倒し、あるいは騎馬突撃で突き転ばしたり、はたまた弓を使って遠くからひとりずつ射倒したりなど、多彩なアクションが楽しめる。

     インターフェイスは、オーソドックスなFPSスタイルを採用し、左クリックで剣を振るい、右クリックで力を貯めて特殊攻撃を繰り出す。Zキーで弓矢射撃モードに切り替えられる。防御の概念はなく、HPが減ってきたらバックパックの中にあるパンを掴み食いし、あとはただひたすら剣を振るっていく、というゲームデザインがプレーヤーを夢中にさせてくれる。

     ゲーム中、AI操作の仲間がいたり、自ら操作できるキャラクタなども登場するが、いずれにしてもジャンヌダルクが倒れた時点でゲームオーバーになってしまう。彼女は優れた剣技を備える一方で、やたらに打たれ弱く、AIまかせにするには危なっかしすぎる。

     なお、同作の魅力のひとつは、レベル制を採用しているところだ。敵を倒すごとに経験値を獲得し、一定ごとにレベルアップする。レベルが上がると、任意のパラメータを上げたり、特定のスキルを覚えたりして、キャラクタの強化を図ることができる。日本のコンソールゲームでは定番のシステムだが、海外産アクションでは珍しい要素といえる。

     Demoでは、ミッション1「The Arrival at Orleans」とミッション2「Imperial Counterattack」の2つのステージがプレイできる。ミッション1は、チュートリアルも兼ねていて、一連の操作方法をテキストで読むことができる。が、うかうか進んでいくといきなり挟撃されて大苦戦に陥るなど、序盤からプレーヤーを殺す気満々のレベルエディットには感心させられた。

     ミッション2は市街戦で、戦力が幾分増強されるが、それ以上に敵の数が膨大で、こちらもやはりうかうか進んでいくと、後衛の弓隊に足を取られ、その間に歩兵に包囲されてなぶり殺しの目に遭う。このステージでは、仲間と共同で戦うことが重要だが、もたもたしていると市民が次々と殺され、15人が殺された時点でゲームオーバーとなる。

     同作のおもしろさは、左右クリック2種類の攻撃方法を組み合わせて発動させるコンボ攻撃にあって、タイミング良く決めることで、多くの敵を一度にねじ伏せることができる。レベルアップ時のパラメータ割り振りで、異なる性能のキャラクタを作成できるのも魅力。アクションファンはぜひ一度試してみよう。

    (C) 2003 ENLIGHT SOFTWARE LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月4日版~」


【12/3】

    【リアルタイムストラテジー】
    「Against Rome: Gallery & Chronicle」Playable Demo [223MB]
  • 開発元 Independent Arts
  • 発売元 JoWooD Productions

     デンマークのゲームデベロッパーIndependent Artsが現在開発しているリアルタイムストラテジー「Against Rome: Gallery & Chronicle」のPlayable Demo。ヨーロッパ産と聞いて期待大でプレイに臨んだが、ゲームデザインは完全に前時代的で、箱庭系RTSとして名高い「Settlers」シリーズを彷彿とさせる。戦闘重視のRTSとしては、いまひとつピリッとしないが、歴史好きなら楽しめるだろう。

     「Against Rome: Gallery & Chronicle」は、200~450年のヨーロッパにおける古代ローマ帝国の北伐を題材にしたRTS。「Against Rome」というタイトルどおり、ローマ対非服従国との死闘を描いており、ターゲットとしてはチュートン、ケルト、フンの三大蛮族が登場する。設定的には、「Age of Empires: Rise of Rome」と「Age of Empires II:The Conquerors Expansion」のちょうど中間ぐらい年代を扱っており、大いに興味をそそらせてくれる。そもそもローマ帝国後期を扱ったRTS自体がレアケースだろう。

     また、同作は単に力攻型のRTSではなく、適度にファンタジー要素も持たせており、ドルイド(ケルト)、プリースト(チュートン)、シャーマン(フン)といったユニークユニットが魔法を使うことができる。超大国であるローマ帝国が、怪しげな幻術を用いる北方の蛮族と死闘を繰り広げる、という設定もなかなかユニークだ。

     が、実際にプレイしてみたところ、そうした期待のすべてが裏切られた。まずユニットの動きが必要以上にもっさりしており、移動命令に対して行動開始するのが遅く、さらに大部隊用のAIが未熟で、間に障害物を挟んでの移動命令は、散開命令に等しい状態になる。何より、クリックしてから反応があるまで、ワンクッションあるようではRTSとして問題外だろう。

     グラフィックは2Dながら、丘や山といった高低差の激しいフィールドを実に丁寧に描いており、その上に雷や雪といった天候エフェクトを散らすなど、ビジュアルクオリティは2DRTSとしては最高水準にあるが、ユニットの動きが良くないため、何をしてもぜんぜんおもしろくない。

     なお、発売時期は未発表になっているので、これからさらなる作り込みに入るものと見られる。が、これから相当の努力をしなければ世界のRTSファンをなびかせることはできないような気がする。今後のチューンナップに大いに期待したい。

    (C) 2003 by Independent Arts

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月3日版~」


【12/2】

    【シミュレーションRPG】
    「エンジェリックヴェール プログレス」体験版 [98MB]
  • 開発元 クロムシックス
  • 発売元 エレクトロニック・アーツ

     クロムシックスのシミュレーションRPG「エンジェリックヴェール」の続編「エンジェリックヴェール プログレス」の体験版。ゲームの発売に合わせて公開されたもので、製品版同等のクオリティで、ターンベースバトルとストーリーシーンを楽しむことができる。買おうかどうか悩んでいる人は気軽に試してみるといいだろう。

     「エンジェリックヴェール プログレス」は、前作の「シュロン戦役」後のストーリーを描いたシリーズ最新作で、主要キャラクタは全員同じで、前作のユーザーはキャラデータの引き継ぎも可能となっている。

     今回の舞台となるのは、魔物が巣くうと言われる謎に包まれた広大なダンジョン「ウェスペールの迷宮」で、主人公オージェルは、今回もフィオやユズリハといったパートナーを従えて、危険なダンジョン探索に乗り出すことになる。

     今作では、各階がそのままバトルフィールドになっており、前後にイベントが挿入されるという仕組み。イベントでは、敵味方入り乱れてさまざまなキャラクタがフルボイスでしゃべりまくり、ストーリーの謎を補完してくれる。

     同作は恋愛シミュレーションゲームとしての色彩も兼ね備えているため、オージェルのパートナーはことごとくが女性で、そうしたゲームならではの危機感の欠如した雑談的会話が同作の魅力の核といっていい。逆に言うと、これらの会話が煩わしく感じられるようであればこのゲームには向いていないと言える。

     ちなみに前作データを引き継いでプレイすると、通常は見られない特殊なイベントも発生するという。ただ、体験版では、前作データの引き継ぎができないため、残念ながらこれらは確認できない。

     バトルシステムは、前作から引き続き、オーソドックスなターンベースバトルを採用しており、ゆっくり考えながら戦術を進めていくことができる。一見おおざっぱなようで、実はバランスはよく練られており、特にダンジョン戦では比較的シビアな戦いが展開される。

     個人的に残念なのは、アニメーションの貧弱さで、いかにキャラクタの頭身が小さくても、手だけでぶんぶん振り回されては興が醒める。現状では、声優さんのセリフだけが浮いてしまっていて、どうにも不自然だ。次回作ではアニメーションの改善に期待したい。

    (C) 2001-2003 CHROME SIX ALL RIGHTS RESERVED

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月2日版~」


【12/1】

    【タイピングソフト】
    「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004」体験版 [65MB]
  • 開発/発売元 セガ

     セガが12月4日に発売を予定している人気シリーズ最新作「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2004」の体験版。2001年のPC板発売以来、シリーズ累計で14万本の販売本数を誇るタイピングソフト界の重鎮的タイトルに成長している。これまではコアゲーマー向けの内容に特化していたが、小学生までをカバーした「キッズモード」を搭載、さらにネットワーク対戦モードもオフィシャルサポートし、ますます遊びやすくなっている。

     「キッズモード」は、出題ワードを小学校学習レベルに制限し、難易度設定も若干低めに設定された子供向けのモード。主人公もジェームズの子供時代の姿になり、愛車もミニカーになる。このモードの偉いところは、単に子供向けに内部データをチューンしただけではなく、英語音声、日本語字幕で展開されるストーリーシーンを、すべて日本語吹き替えしているところだ。

     体験版では従来の「アーケードモード」と新搭載された「キッズモード」のチャプター1をプレイできる。キッズモードは、出題ワードも読み取りやすい上に、ランク判定も若干ゆるめに設定されているため、タイピングが不慣れなユーザーでも、ゲームを進めやすく、またSランクを取りやすい。なかなか精神衛生上いいゲームモードだ。

     が、さすがに3年も4年も同じステージは飽きる。初板発売当時は高い評価を受けたビジュアルももはや限界と言っていい。製品版では別のゲームモードも豊富に用意されているとはいえ、同シリーズが14万本という希なヒット作になったのは、ひとえにタイピングとゲームを高度なレベルで融合させたアーケードモードの存在ゆえであり、同シリーズの1ファンとしてそろそろフルモデルチェンジを強く望みたいところだ。

    (C) SEGA CORPORATION, 2003

    ダウンロードはこちら(セガ)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~12月1日版~」


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