発売元 Activision
Activisionにおける「Tony Hawk's」と並ぶ人気シリーズのひとつ「Soldier of Fortune」待望の続編「Soldier of Fortune II: Double Helix」のMultiplayer Test用クライアントが公開された。マルチプレイテスト専用となっているが、優秀なサーバーブラウザ機能がすでに実装されており、ゲーム起動から10秒程度で世界中のプレーヤーを相手にした熾烈な銃撃戦に突入できる。デスマッチ好きなら即座にプレイだ。ちなみに日本ではサイバーフロントが5月に日米同時発売を予定している。
「Soldier of Fortune II: Double Helix」は、同名の軍事雑誌の監修による「リアルさ」をウリとしたアクションシューティング。といっても、同じくリアルさがウリの「Rainbow Six」シリーズが目指しているリアルさとは質が異なり、気軽に銃撃戦が楽しめる軽快なゲーム性は確保しつつ、兵士の動きやその銃撃のさま、撃たれざま、瀕死のさま、死にざまなどを、壮絶なぐらい克明に描くことを第一義に置いている。
これは、Teen指定のためやむなく出血なしでのリリースとなった、同じQUAKE IIIエンジン搭載の「Medal of Honor:Allied Assault」と比べれば一目瞭然で、本作では銃弾を一発命中させるごとに血を吹き、倒した死体の周囲には血だまりができる。使った獲物、当たった位置によっても出血量や演出が異なり、目の前の敵をショットガン系の銃器で倒したりすると、それこそ阿鼻叫喚の修羅場が現出される。
逆にこちらが倒されると、視界を残した状態で敵がいた方向に倒れ込む。敵は血みどろの死体を踏み越えてこちらが使っていた銃器を奪い、次なる獲物を求めて足早に立ち去っていく。このシーンは何度見てもかなり衝撃的だ。あまりのリアルさに慣れるまで(慣れないが)は心臓がどきどきしてしまう。ようやくゲームも、ハリウッド映画同様の迫真のエンターテインメントが描けるようになってきた。そんな印象だ。
Demoでは、高層ビルの屋上とそのひとつ下の階層を収録した「The Shop Under Siege」マップを舞台に、「Deathmatch」、「Team Deathmath」、「Elimination」、「Infiltration」などが楽しめる。公開初日の時点では「Deathmatch」ルールの繰り返しプレイが主流で、ハッと気づいたら2~3時間はすぐに経ってしまうぐらい時間を忘れて楽しめる。Multiplayer Test用だけあって、クライアントはまだちょっと不安定な印象だが、フリーズするようなことは一度もなかった。ぜひ土日にプレイしてみよう。
Soldier of Fortune(R) II: Double Helix (C) 2001 Activision, Inc. Developed by Raven Software Corporation. Published and distributed by Activision, Inc. Activision(R) is a registered trademark of Activision, Inc. Soldier of Fortune(R) is a registered trademark of Omega Group, Ltd. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc.("Id Technology"). Id Technology (c) 1999-2001 Id Software, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
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