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最新ゲーム DEMO & PATCH

~2003年1月~

■ 新作ゲーム一覧
■ ダイジェスト・ニュース


【1/29】

    【リアルタイムストラテジー】
    「American Conquest」Multiplay Demo [178MB]
  • 開発元 GSC Game World
  • 発売元 CDV Software Entertainment

     「Cossacks」シリーズで名を馳せたGSC Game Worldの新作RTS「American Conquest」のMultiplay Demo。同作のPlayable Demoの公開はこれで2度目だが、今回は専用のマッチングサーバーを使ったマルチプレイが堪能できる。ランダムマップ形式による1対1のシングルプレイも楽しめるため、対人戦の前にひととおり練習することができる。

     「American Conquest」は、15世紀から19世紀初頭に掛けて広大なアメリカ大陸を舞台に繰り広げられた米国対ヨーロッパの戦いを描いたリアルタイムストラテジー。見てのとおり、グラフィックエンジン、ゲームシステムとも「Cossacks」シリーズのものをそっくりそのまま流用しており、扱っている時代も似通っているところもあって、新鮮味は薄い。もっとも「Cossacks」シリーズ自体が、桁外れに斬新なRTSなので、それでもプレイしがいはたっぷりだ。ある意味、「Cossacks」のアメリカ大陸バージョンといってもいいだろう。

     同作は、スペイン、フランス、イギリスといった、「Cossacks」にも登場する侵略国のみならず、アステカ、インカ、マヤ、スー族、プエブロ族、デラウェア族、イロコイ連盟といったアメリカ大陸に点在する被侵略国を1国家としてゲームに登場させており、火力に優れた近代国と機動力に優れた原住民族との対立を描いているところが、「Cossacks」と本質的に異なる部分だ。

     Demoでは“USA”と“Britain”の2国しか選択できず、残念ながらアメリカ原住民族ではプレイできないのだが、アメリカ大陸の広々とした大平原で数千人同士が激しくもみ合う大決戦を不特定多数のユーザーと楽しむことができる。

     マッチングサーバーへのアクセスはユーザー登録が必要。登録が済むとすぐアクセス可能になる。このマッチングサーバーのユニークなところは、サーバー上で行なわれたゲームをすべて記録しており、成績上位者の対戦リプレイをいつでも参照できるところだ。

     対戦スタイルは、ほかのRTSと同様、敵より速く強大な軍備を整え、決戦で敵の軍勢を撃ち破り、一気に敵の首都を壊滅させるというもの。ただし、「Cossacks」のプレーヤーはご存じのとおり、同作をベースにした「American Conquest」にも「Peace Time」と呼ばれる独特のルールが適用されており、スタートして数十分は一切戦闘は発生せず、内政および軍備が着々と整えられる。リプレイで一流プレーヤーの内政スタイルが確認できるのはありがたい限りだ。

     スタート時はたった十数人の農民で構成された国家が、わずか数十分で2千~3千人規模にふくれあがり、木や金、鉄といった資源も数百万単位で集められていく。ひとたび決戦が行なわれると、双方合わせて数千人のユニットが倒れ、火砲の使用により鉄資源がもの凄い勢いで消費されていく。こうした個人の思考では制御しきれないような大風呂敷さ加減が同シリーズの最大の魅力で、いまなお近代国家間の戦争をリアルに体験できる唯一のRTSといえる。RTSファンはぜひ一度試してみてほしい。

    (C) 2000-2002 CDV Entertainment AG, GSC Game World. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月29日版~」


【1/27】

    【航空管制シミュレータ】
    「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」体験版 [16.9MB]
  • 開発/発売元 テクノブレイン

     テクノブレインの「ぼくは航空管制官2」シリーズ最新作「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」の体験版。「JAS虹の翼」シリーズで使用された3Dエンジンを採用し、3Dグラフィックによる航空管制を堪能できる。

     「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」は、シリーズで初めて成田航空の航空管制を題材にしたシリーズ最新作。「ぼくは航空管制官2」では、実に7作目にあたる。ゲーム内容は、初代から一貫して変わっておらず、音声とパネル情報で状況を把握しながら、空港を離発着する航空機に対して、適切な指示を与えていくという航空管制シミュレータである。航空機に対する指示は、画面内のボタンを使って行ない、これがプレーヤーが行なえる全行動となる。

     つまり、ゲームとプレーヤーを繋ぐインターフェイスはボタンだけというわけで、一見たいくつなゲームに思えるが、実際にやってみるとこれがなかなか忙しい。次々とやってくる航空機、離陸指示を待つ航空機、そして重複して伝わってくる音声指示も相まって、集中してプレイしなければわけがわからなくなるような案配で、「おお、航空管制官ってたいへんだなあ」と余韻に浸る間もなく、熱中してしまうこと請け合いだ。

     グラフィックは大人が全力で向き合ってプレイするにはやや心細い内容だが、上記のようにシミュレータとしての作り込みは実に見事で、これが毎作ごとのヒットに繋がっている。今回、日本でもっとも忙しい成田空港が舞台になったことにより、より充実した難易度の高い航空管制が堪能できる。

     なお、肝心の体験版の内容だが、本プログラムは「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」の体験版のはずで、起動後のタイトルにもそのように記されているが、実際の内容は羽田空港を舞台にした国内線の離発着を扱ったチュートリアルがプレイできる。内容はチュートリアルだけあって、比較的簡単で、初回のプレイでも難なくこなせる。が、成田で国際線のチュートリアルをプレイしたかったと思うのは私だけだろうか?

    (C) Copyright 1998 - 2003 TechnoBrain CO.,LTD.

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月27日版~」


【1/24】

    【アクションゲーム】
    「真・三國無双3」プロモーションムービー [6.68MB]
  • 開発/発売元 コーエー

     コーエーが2月27日にプレイステーション 2向けに発売を予定している人気シリーズ最新作「真・三國無双3」のプロモーションムービー。今回は同社恒例のTVCMではなく、約2分に渡ってみっちりゲーム概要を紹介した、非常に見応えのある内容になっている。

     「真・三國無双3」は、前作の発売から約1年半ぶりとなるシリーズ最新作。これまで武将を軸としていた無双モードは、魏蜀呉の陣営単位に代わり、ステージごとに異なる武将で17ゾーン、50ステージからなる壮大なシナリオを堪能できる。

     プロモーションムービーでは、新しくなった無双モードの概要紹介を皮切りに、武将同士の一騎打ちシーンや、架橋車、衝車、投石車などの新兵器、そして登場武将ごとに設定された新アクションなどを見ることができる。ゲームの概要については以前一度記事で取り扱っているのでそちらを参照いただきたい。

     解像度が320×240ドットと比較的コンパクトなため、細かいところまでは確認できないのが残念だが、シリーズの醍醐味である痛快なアクションシーンはたっぷり鑑賞でき、次々と繰り出される新アクションの数々も発売を楽しみにさせてくれる出来映えだ。ファンならずとも見ておきたいムービーだ。

    (C)2003 KOEI Co.,Ltd.

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月24日版~」


【1/23】

    【MMORPG】
    「エターナルカオス 2003」フルクライアント [124MB]
  • 開発元 Nako Interactive
  • 発売元 ガマニア・デジタル・エンターテインメント

     ガマニアの3DMMORPG「エターナルカオス」の最新アップデート「エターナルカオス 2003」のフルクライアント。本日お昼のアップデートで導入が開始されてからゲームサーバー、ダウンロードサーバーのみならず、公式サイトも混み混みのようだ。アクセスできない場合は、時間を改めてから再度試してみるといいだろう。

     「エターナルカオス 2003」は、昨年構想が発表された同作初の大型アップデート。タイトル変更は、ゲーム内容の変革、新バージョンのスタートという意味合いが込められている。従来どおりフリーのバージョンアップとなるが、公式サイトでは差分ファイルも公開されているものの、53.2MBとかなり大きめだ。

     「エターナルカオス 2003」の主なアップデート内容は、各種族ごとの二次スキルの実装、「天空城パロス」、新ダンジョンの追加、新モンスター、新アイテムの追加、特殊攻撃システムの追加などとなっている。詳細については、先週掲載したニュース記事や同社の公式サイトを参照頂きたい。

     「エターナルカオス 2003」のスタート直後にさっそく試してみたが、アップデート内容がハイレベルプレーヤーを対象としたものに偏っていて、低レベル帯のプレーヤーにはありがたみの薄いアップデートのような印象を受けた。

     とはいえ、各種族の方向性がより明確化したことで、新たに別の種族で一から育て直すプレーヤーも見られるなど、同アップデートが作品に新たな深みをもたらしたことは間違いない。現在、同社では20日間無料キャンペーンを行なっているので、気軽に試してみてはいかがだろうか。

    (C)2002 GAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT CO LTD., All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(ガマニア)

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月23日版~」


【1/22】

    【アクションシューティング】
    「Cartel: Silent Veil」Technology Demo [114MB]
  • 開発元 Cat Daddy Games

     DEA(米麻薬取締局)と麻薬カルテルとの死闘を描いた異色のアクションシューティング「Cartel: Silent Veil」のTechnology Demo。Technology Demoとは、βでもなく、Playable Demoでもない、北米市場特有のパブリックプログラムで、まだ作品は上記プログラムを公開できるほど完成されていないが、デベロッパーが作品に対して絶大な自信を持っているような場合に公開される。同作のTechnology Demoは、11月に続いて2度目の公開となるが、前回より格段に内容が引き締まり、完成を楽しみにさせる出来映えだ。

     「Cartel」は北米に本拠を置くデベロッパーCat Daddy Gamesが、Xboxおよび次世代プレイステーション向けに現在開発している新世代アクションシューティング。オリジナル3Dエンジンを採用し、米海軍特殊部隊SEALのアドバイスのもと、21世紀のハイテク兵器を駆使したスニークアクションが堪能できる作品になる模様だ。

     位置的には完全にポスト「Splinter Cell」。だが、シングルプレイ専用ではなく、最大4人のco-op(共同プレイ)モードを搭載し、さらにインターネットを介した最大8人によるマルチプレイも実現するという欲張った仕様になっている。

     仕様書を見ると、そのほかにもドルビーデジタル5.1chへの対応や、「No One Lives Forever 2」、「Hitman 2」のお株を奪うような人間的な行動をとるAIの搭載、厳密な物理エンジンの搭載などなど、魅力的な要素がたっぷり盛り込まれている。

     さて、Demoの内容は、麻薬カルテルのボスの邸宅に侵入し、これを殺害するというもの。邸宅は絶海の孤島にあり、ボートを使って単身で侵入を果たしていく。目下の作戦指示は、ヘッドフォンを通じてリアルタイムで送られてくる仕組みで、「Splinter Cell」や「Hitman 2」のように、最初から最後まで全部ひとりで考える必要はない。

     ユニークなのは、監視カメラに見つかったり、複数の敵に見つかったりすると、その時点で作戦失敗=ゲームオーバーとなるところ。これを自由度が低いと見るか、リアリティがあると見るかは人それぞれだが、現実世界そのものの(というよりNavy Sealの)潜入スタイルがそのまま実践できるという意味では、前向きに評価したい試みだ。

    (C) 2001 Cat Daddy Games All rights reserved

    ダウンロードはこちら(Gamer's Hell)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月22日版~」


【1/21】

    【NASCARシミュレータ】
    「NASCAR Racing 2003 Season」Playable Demo [117MB]
  • 開発元 Papyrus Racing
  • 発売元 Sierra Entertainment

     NASCARシミュレータの老舗Papyrus Racingのシリーズ最新作「NASCAR Racing 2003 Season」のPlayable Demo。北米市場で人気を二分するEA SPORTSのNASCARシリーズに比べ、わずかにビジュアルで劣り、その分リアリティを追求した印象になっている。

     Demoでは、フリー走行で各種設定を確認できる「TESTING SESSION」と、1コース限定で10台のライバルカーを相手にレースを繰り広げる「SINGLE RACE」の2モードがプレイできる。コースは「Michigan」と「Talladega」の2本。ともに2,000マイル超のオーバールコースとなっている。

     グラフィックエンジンは、「NASCAR Racing 4」や「NASCAR Racing 2002 Season」で使用されていたエンジンより格段に強化されており、ようやくEAの「NASCAR Thunder 2003」に肩を並べるクオリティに仕上がった印象だ。とはいえ、ボディへのリフレクションや、遠景の処理などはまだまだ甘く、相変わらずリプレイはすかすかの印象で、プレイしてなんぼ、チューニングしてなんぼの完全シミュレータ仕様だ。

     「NASCAR Racing 2003 Season」の革新的なところは、敵AIの鋭い動きだ。わかりやすい例でいうと、ライバルカーがこちらの動きに合わせて避けるような行動をとってくる。従来のレースゲームでは確実に接触するようなケースでも、敵はすっと避けてレースがスムーズに展開していく。自身の危険を自ら回避するというのは考えてみれば当たり前の行動だが、これを実現しているレースゲームはまだまだ少ないのではないだろうか。

     また、ドライブ感覚もリアリティたっぷりで好印象だ。内装のパーツの質感も格段に向上しただけでなく、走らせているだけでボディが小刻みな揺れを繰り返し、衝突時などは車の動きに合わせてボディが上下左右にゆさゆさ揺れる。従来のレースゲームはドライバーと車は一体的な扱いだったが、これだと実際に車を運転している感覚が味わえ、乗っているだけで充実した楽しさがある。いいゲームだ。

    (C) 2003 Sierra Entertainment, Inc.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月21日版~」


【1/20】

    【アクションシューティング】
    「Project I.G.I 2: Covert Strike」Singleplay Demo [138MB]
  • 開発元 Innerloop Studios
  • 発売元 Codemasters

     Innerloop Studiosの人気アクションシューティング最新作「Project I.G.I 2: Covert Strike」のSingleplay Demo。昨年12月に公開されたMultiplay Betaに比べ、飛躍的に完成度が高まっているようで、特に不具合なども見られず、すいすいプレイすることができた。

     「Project I.G.I 2: Covert Strike」は、I.G.I(I'm Going In)のコードネームで呼ばれる元SAS隊員という経歴を持つフリーランスの戦闘工作員の活躍を描いたアクションシューティング。前作で特に話題になったフライトシムのエンジンをベースとしたグラフィックエンジンは今作でも健在で、マルチプレイならまだしも、シングルプレイ用としてはちょっと広すぎるような広大なエリアで、数々の特殊任務に携わっていくことになる。

     Demoは、ミッション「Inflitration」がまるまる1本収録されていて、施設への侵入から、3つのオブジェクトの達成までじっくり楽しむことができる。ミッション開始前には、主人公David Jonesが輸送ヘリからパラシュート降下するという内容のプログラマブルムービーが流され、山岳地帯に突如現出した多数のロシア人がひしめく不審な施設のそとからプレイスタートとなる。

     プレイスタイルは、前作とほぼ似たような印象。基本はスニークプレイで、GPSで絶えず敵の位置を確認しながら、セキュリティカメラを次々に狙撃して破壊し、敵の目を奪っていく。セキュリティカメラや番兵に見つかると、施設内全域にアラームが鳴り響き、待機していた武装兵たちが続々と襲いかかってくることになる。

     万が一見つかっても、それで終わりというわけではない。物陰に隠れ続けることで警報が解除されることはあるし、建物を盾にひとりずつ駆逐していくのも可能。だが、人数にしても、火力にしても圧倒的に敵のほうが上で、見つからないほうがいいのはいうまでもない。

     同作のシングルプレイの楽しみは、広大なフィールドから1本の安全な侵入路を考え出す過程とその実践にあるといえる。また、AIの人間くさい行動もいい。侵入者発見=アラーム作動ではなく、声で敵の侵入をまわりに伝え、その結果アラームが作動されるという伝言ゲームの形をとる。このため、声を立てる暇もなく敵を片づければ、アラームを鳴らされることなく、ターゲットを駆逐することができるわけである。

     ただし、敵はふたり一組で行動していることが多く、サイレンサー付きの銃器を使っても、ひとりが倒れれば確実に片方に気づかれてしまう。いかに一瞬で敵を片づけるか、このあたりの微妙な部分のゲーム性がおもしろい。いずれにしても1対多の戦闘は無謀で、フラッシュバンやロケット弾など一撃必殺の兵器を駆使してくる。とはいえ、全体的な難易度はそれほど高くないので、気軽にプレイしてみよう。

    (C) 2002 Innerloop Studios and The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). All rights reserved. "Codemasters"(R) is a registered trademark owned by Codemasters. "Covert Strike"? and "GENIUS AT PLAY"? are trademarks of Codemasters. “IGI”? is a trademark of Innerloop Studios. Developed by Innerloop Studios. Published by Codemasters. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月20日版~」


【1/17】

    【ネットワークプロレスカードバトルゲーム】
    「~最後の切り札~FinalCard」体験版 [107MB]
  • 開発元 ヴァリス

     「マジック・ザ・ギャザリング」などに代表されるトレーディングカードゲームのシステムをベースにした、ネットワーク対応プロレスカードゲーム。体験版は、最初にアクセスしたときから30日間は無料。以降は月額1,000円が必要になる。

     本作最大の特徴は、なんといっても国内最大手のメジャー団体「新日本プロレス」に所属する全選手が登場することだろう。しかも現役だけではなく、かつて所属していた選手……つまりは、WJプロレスを立ち上げた長州力、マサ斎藤、越中詩郎はもちろん、ルー・テーズ、ボボ・ブラジルなども登場する。このあたり、オールドファンには見逃せないキーワードだろう。

     ゲーム中に使用されているグラフィックは、もちろん全てホンモノ。製品版は、選手のグラフィックをクリックするとムービー、スクリーンセーバー、パズルなどが遊べるというオマケが用意されているが、体験版では省かれている。

     トレーディングカードゲームだけに、アクション要素は皆無。よって「いやぁ、この歳でゲームなんて……」という40~50代のお父さんでも大丈夫。国際プロレス世代も、三銃士しか知らない平成世代も関係なく楽しめる。

     体験版で最初にもらえる選手カードは10枚。完全なランダムだと所有する選手に極端な偏りが出る可能性があるため、IDを取得した段階でバランスよく選手をチョイスした約30パターンから任意に割り当てられる仕組みになっているという。

     対戦は人間、CPUともに指定可能だが、基本的な戦い方がわかるまでは初級ランクのCPUを相手にしたほうがいいだろう。なお、最初に選ぶ選手は「気力」と「体力」が高い選手を選んだほうがいい。基本的には、この数値が高い選手ほど強い。要は「トップクラス」の選手というわけだ。

     ゲームの流れは、カードを交互に出し合い、相手の体力をゼロにするか、気力をゼロにして特定のカードでフォールすれば勝ち。ここで重要になってくるのが、自分の攻撃を連続3回成功させる「怒涛の連続攻撃」。これが成功すると、一気に大ダメージが奪える。気力、体力ともに30前後の選手が相手なら、ほぼ勝ったも同然。逆に、相手に決められたなら絶望的な状況ともいえる。

     ただし、連続で攻撃を成功させるためには、多少のコツが必要。相手もただ黙って攻撃を喰らってくれるはずもなく、返し技でこちらの攻撃を断ち切ってくる。いちど断ち切られたら、もう一度攻撃の成功を積み重ねるしかない。相手の動きを封じるフィールドカードやイベントカードを駆使して“勝機”を作り、アクシデントカードでダメージを上積みするといった“流れ”が見えてくれば、最初の壁は超えたといえるだろう。

    ダウンロードはこちら(Impress)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月17日版~」


【1/16】

    【パズルゲーム】
    「Scrabble 2003」Playable Demo [36.7MB]
  • 開発元 Runecraft
  • 発売元 UbiSoft Entertainment

     戦後、欧米で人気を集めたマインドスポーツ「Scrabble」をデジタル化したシリーズの最新版「Scrabble 2003」のPlayable Demo。海外製ボードゲームの外語版Demoなど、日本人が楽しめる内容なのかどうかやや半信半疑で試してみたところ、これが思いのほかしっかりとした作りでぐいぐい遊ばせてくれたのでご紹介しておきたい。

     「Scrabble」は、アメリカ生まれのボードゲームで、アルファベットが書かれたコマを使って、手駒と盤上の枠内で単語をつくり、得点を競うあうというもの。アルファベットのコマひとつひとつに点数が付けられており、レアな子音ほど得点が高く、またボード上にいくつか配置された特定のマスに単語を並べることでもボーナスが加算されるというルール。

     英語圏の人々は、「Scrabble」をオセロ+麻雀のような感覚でさくさくプレイしていると思われるが、我々非英語圏の人間にとって一番苦労するのは、順番が来るたびに「英単語をこしらえること」だろう。私自身「楽勝でしょう」と思っていたら、実際にやってみると意外と制限が多く、また手駒が7つしかないことから、なかなかうまく単語が作れない。

     が、コンピュータはそんなことはおかまいなしに、わずかな思考時間で6文字、7文字の単語をずらりと横一列に並べたかと思ったら、その一部が縦にも繋がるという具合で、ガンガン高得点を稼いでいく。たっぷり焦らされたこちらは、動詞の後ろにあわててSを付けてしのいでみたり、IFとかOFとかASとか、英語の教師に拳で殴られそうな2、3文字の単語を連発したり、Zを用いる単語の存在が信じられなくなったりしてくる。猛烈に奥の深いゲームだ。

     数回プレイしてコンピュータの手をみているとなんとなく気づくが、「Scrabble」で使用される単語は、英単語は英単語でもちょっと特殊で、死語や歴史的用語のオンパレードだ。ゲーム中に呼び出せるワードリストを見ても、既視感のある単語はほんの一部だ。ちょうど欧米人が百人一首をやるときのような、そんな感覚に近いのではないかと思う。

     Demoでは、最大3人のCPUを相手にもっともオーソドックスな「Scrabble」モードをプレイできる。10分程度の時間制限が設けられており、手駒の“引き”もランダムではなく固定のようだが、「Scrabble」の魅力は十分に伝わってくる。組み合わせの合否、点数計算などは自動でやってくれるため、プレーヤーはとりあえず単語だけ考えればいい。勝ち負けは抜きにして気軽に楽しめるマインドスポーツだ。

    SCRABBLE and associated trademarks are owned by and used under license from Mattel, Inc. SCRABBLE is a registered trademark of J.W. Spear & Sons Limited, a subsidiary of Mattel, Inc. Used under license. (C)2002 Mattel, Inc. All Rights Reserved. (C)2002 Ubi Soft Entertainment. All rights reserved. Developed by Runecraft.

    ダウンロードはこちら(Runecraft)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月16日版~」


【1/15】

    【バイクレースシミュレータ】
    「FIM Speedway Grand Prix」Playable Demo [104MB]
  • 開発元 Techland

     今年に入ってからアクションゲームが続いていたので、本日はレースゲームを探してみた。「FIM Speedway Grand Prix」は、ポーランドのデベロッパーTechlandが現在開発しているFIM(Federation Internationale de Motorcyclisme)公認のオフロードバイクレースシミュレータ。現時点でリリースされているのはポーランド語のみとなっているが、特にプレイに支障はないだろう。

     プレイしてみて一番驚いたのは、場内の雰囲気が見事に再現されているところだ。サラウンドで歓声が聞こえてくるだけでなく、絶えずラッパが鳴り響き、テープが投げ込まれ、さらにポーランド語による熱っぽい実況も楽しめるなど、ポーランドにおける同レースの熱狂的な人気ぶりがよく伝わってくる。

     ちなみに、同国のオフロードレースゲームはこれだけではなく、現在ちょっとしたゲーム化ブームになっているようで、いずれもポーランドバージョンから先にリリースされている。ただ、いくつかプレイしてみた限りでは、目の肥えた日本人にも満足しうるクオリティを備えた作品は、Techlandのタイトルのみだった。

     同作が題材としている世界選手権「FIM Speedway Grand Prix」は、4台の専用オフロードバイクを駆って、比較的小さな楕円形のサーキットを4周して順位を競うというシンプルな内容。ただし、「4周くるくる廻ればいいだけか」と軽く見てると痛い目に遭うゲームだ。

     まず、スタートのランプが点灯するまでにフライングスタートしてしまうとその時点で失格、また内周の縁石への乗り上げても失格となる。転倒判定も実際のレース同様にかなりシビアで、ライバルカーとの接触はもちろんのこと、外周に軽く接触した程度でも弾けるように転倒し、そのレースは自動的にリタイヤとなってしまう。

     とはいえ、相手を追い抜くためには、限界まで攻める必要があるわけで、多少慣れてくるとこのあたりのせめぎ合いがおもしろくてたまらなくなる。ただ残念なことにDemoではシングルプレイ専用となっているため、心理戦を楽しむまでには至らない。「いまので転倒か!」とか「何で俺だけ転倒だ」みたいな感じで、マルチプレイだと相当楽しいレースになるのではないかという気がする。日本での発売も期待したいところだ。

    (c) 2002 Techland.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月15日版~」


【1/14】

    【アドベンチャーゲーム】
    「Shadow of Memories」Playable Demo [173MB]
  • 開発/発売元 Konami

     コナミが2001年にプレイステーション 2向けに発売したSFアドベンチャーゲーム「シャドウ・オブ・メモリーズ」のPC移植版。言語は英、仏、独、伊、西の5カ国語に対応。マウスインターフェイスに対応し、解像度も800×600ドットまで上げられる。

     「シャドウ・オブ・メモリーズ」は、「幻想水滸伝」のクリエーターとして知られる川野純子氏が手がけたSFアドベンチャーゲーム。謎の人物により入手したタイムトラベルツールを使って、自らの生命の危機を未然に防ぐという、西洋版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような内容である。

     ゲームの舞台となっているのは、城壁で囲われた中世ヨーロッパ風の一都市。ゲームは主人公アイクがいきなり何者かによって後ろから刺殺されるシーンで幕を開ける。次に目を覚ますと、そこは傾いた古時計や倒れた大理石の柱などが散乱している異空間で、姿無き人物から自らの運命を変えることを勧められる。迷わずその申し出に飛びついたアイクは、時空を行き来できるツールを手に、刺殺される30分前の世界に戻っていくことになる。

     「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同様、過去に時間をずらしても、現在のアイクの肉体はそのままなので、「時間までカフェから出ない」とか「その時間だけ過去に逃げる」といった解法はありえない。死亡時刻の現場の状況を物理的に変えてやる必要があるわけだ。

     小説でいえばショートショートのミステリーのようで、ふと頭に思い浮かんだアイデアを実行に移してみる過程がおもしろい。アイデアが外れるとアイクは死亡し、また最初からやり直しとなるが、特にDemoでプレイできるプロローグとチャプター1は、プレーヤーが採れる選択肢は限られているため、街をぐるぐる廻っているうちに解法が見つかるだろう。

     グラフィックは、2001年の作品だけに時代相応のクオリティだが、街ではフルインタラクティブ環境で移動できたり、イベント時の絶妙なカメラワークなど、いまだに旧態依然とした作品が目立つアドベンチャーゲーム界の中では、今なお大いに評価できる作品ではないだろうか。

     個人的には、何度かタイムオーバーを挟みつつ、楽しくプレイさせてもらったが、黒イヌがいるから「先に進まないでおこう」とか、くるぶしほどの高さの柵すら乗り越えようとしないなど、死を目の前にした主人公の焦りや恐怖感に対する表現の仕方がかなり杜撰なのが残念だ。

    (C) 2001-2002 KONAMI CORPORATION AND KCE TOKYO.All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月14日版~」


【1/10】

    【アクションシューティング】
    「Delta Force: Black Hawk Down」Playable Demo [70.2MB]
  • 開発/発売元 NovaLogic

     英国の古豪NovaLogicの人気シリーズ「Delta Force」最新作「Delta Force: Black Hawk Down」のPlayable Demo。同社の人気シリーズ最新作「Comanche 4」のグラフィックエンジンを採用し、陸上戦だけではなく、ヘリで滞空しながらの狙撃戦など、3次元での戦闘がおもしろい。対ゲリラ戦闘の臨場感が存分に堪能できる作品だ。

     「Delta Force: Black Hawk Down」は、軍事独裁政権化にある'93年のソマリアにおける米デルタフォース部隊の激闘を描いたリアル系のアクションシューティング。一昨年に同名の映画が公開されているが、まさにあれと同じ過酷なシチュエーションを扱っている。

     プレイしてみて驚かされるのは、フィールドの広大さもさることながら、ヘリの上から見た市街地のリアルさだ。Demoの舞台となっているソマリアの首都モガディシュは、砂漠地帯に忽然と姿を現す要塞都市で、そこに集結したゲリラ軍を一網打尽にすべく、戦闘ヘリブラックホークの足台に乗っかって、地上で武装しているゲリラ兵たちをアサルトライフルで狙撃しつつ、地上への強襲降下を果たしていく。

     地上からは、突如出現した2機のヘリに対して間断なく銃撃が浴びせかけられ、早くも死の臭いが漂ってくる。ヘリは自動操縦で敵拠点を中心に弧を描くように飛んでいくが、不意に方向を変えられてしまうだけでなく、絶えず激しい振動にさらされるため、敵に対してなかなか照準を付けられない。しかし、敵の処理にとまどっていると、ヘリに対してロケット弾が撃ち込まれ、隊員もろとも撃墜されてしまう。こうした死と隣り合わせの緊張感がたまらない。「Comanche 4」エンジンならではのゲーム性といえるだろう。

     拠点を2周ほどすると、ヘリは自動的に地上に降下する。ここでもやはり周囲から激しい銃撃にさらされ、隊員たちはたまらず近くの家屋に待避し、そこを拠点に周囲の掃討に乗り出していくことになる。

     狭い部屋は隊員たちでひしめきあい、そのうえ、保護を求める市民たちも押し寄せるようにやってくるため、周囲から激しい銃撃にさらされつつも、思うように掃討戦が実行できない。指揮官としての焦りと不安、戦場の圧倒的な混乱ぶり、同作ではこうした要素が見事に再現されている。他のミッションでもこのクオリティが維持されているとすれば、確実に一級の評価を得られるだろう。

     もっとも、「Comanche 4」エンジンは、マクロ的な視野の描画に特化した3Dエンジンなので、地上戦、特に屋内戦のビジュアルクオリティは、ぎりぎり及第といったレベル。それでも、地上に降りた瞬間醒めるというほどではなく、全体を通してソマリア紛争の前線指揮官の気分をいやというほど実感できる。ちなみに同作は3月にマイクロマウスから日本語マニュアル付き英語版での発売が予定されている。まずはこのDemoをプレイしてみよう。

    (C) 2002 NovaLogic,Inc. NovaLogic, the NovaLogic logo, NovaWorld and Delta Force are regitered trademarks of NovaLogic, Inc. The Delta Force logo, Black Hawk Down, and the NovaWorld logo are trademarks of NovaLogic, Inc. All other trademarks and logos are property of their respective owners.

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    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月10日版~」


【1/9】

    【アクションシューティング】
    「Unreal II: The Awakening」Promotion Movie [20.2MB]
  • 開発元 Legend Entertainment
  • 発売元 infogrames

     急遽2月7日に発売が決定した「Unreal II: The Awakening」のPromotion Movie。E3での初公開以降、まったく情報を閉ざしていた同作だが、開発だけは順調に進められていたようで、ほぼマスター相当と見られる、ハイクオリティなプレイ映像を堪能することができる。

     「Unreal II: The Awakening」は、2002年のスポーツ系FPSの最右翼として、一昨年に華々しく発表された「Unreal」シリーズ最新作。ところが、同作の2002年3月の発売予定は軽くすっ飛ばされ、E3でのPlayable Demoの出展も見送られ、そのままさしたる新情報もないまま、さらに11月に発売再延期が発表されるなど、まったく精彩を欠いた1年となった。

     同作が発売を延期しているこの1年の間に、FPS界を取り巻く状況も大きく変わった。方向性としては、より大人数でのマルチプレイ、ヒストリカルベースのリアル系アクションといった感じで、シングルプレイ専用、SFベースのスポーツ系アクションである同作の存在は今では奇異に映る。

     同作の2月発売決定は、こうした大勢をここらあたりで覆さんとする攻めの前倒しなのか、それとも第2の「Daikatana」になることを恐れた逃げの前倒しなのか、ちょっとよくわからないが、ともあれ、「SplinterCell」のPC版発売決定のニュースといい、完成が待ち望まれた「Counter-Strike Condition Zero」の開発元変更のニュースといい、最近のFPS市場はあまりにも突発的なことが多すぎる。「DOOM」、「Quake」以来の業界再編でも起こっているのだろうか。

     さてさて、余談が長くなってしまったが、ムービーは全編リアルタイムレンダリングによるプレイ映像とイベント映像を織り交ぜた内容で、長さは約2分。同社は発売延期の理由として内容のブラッシュアップを第一に掲げていたが、E3公開当時と比べてそれほど劇的に変化した印象はない。解像度も320×240ドットと若干低めで、細部のディテールを確かめるには、Playable Demoの登場を待たなければならないようだ。

     ムービーの内容は、発売を1月後に控えているだけあって、多くのレベル、多様なモンスター、豊富なパーティクルエフェクトなどをたっぷり見ることができる。デーモンを彷彿とさせる邪悪なモンスターたちの襲撃模様は、一見「Serious Sum」を彷彿とさせるが、モンスターたちが見せる滑らかなアニメーションの数々はさすがは本家本元と思わせるハイクオリティなものだ。ぜひ一度見ておこう。

    UnrealR II (C) 2002 Epic Games Inc. Raleigh, N.C. USA Unreal and the Unreal logo are registered trademarks of Epic Games, Inc. ALL RIGHTS RESERVED All other trademarks and trade names are the property of their respective owners. Unreal II was created by Legend Entertainment, an Infogrames studio and manufactured and marketed by Infogrames, Inc. New York, NY, under license from Epic Games, Inc.

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    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月9日版~」


【1/8】

    【アクションシューティング】
    「Tom Clancy's Rainbow Six 3: Raven Shield」Multiplay Demo Ver.1.1 [67.6MB]
  • 開発元 Red Storm Entertainment
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     昨年11月に公開された「Tom Clancy's Rainbow Six 3: Raven Shield」Multiplay Demoのアップデートパッチ。パッチの配布は、昨年から確実視されていて、年をまたいでようやく公開された。パッチの割にファイルサイズが膨大なのは新マップ「Import/Export Company」が丸々収録されているため。新モードも加わり、遊びがいのある内容だ。

     パッチの内容は、細かい部分の仕様変更とバグフィクス、新マップ「Import/Export Company」、新モード「Escort the Pilot」の追加などとなっている。仕様変更は、ユーザーからの意見を参考に、アイテムの使用や武器の切り替えの高速化、グレネードや地雷の被害範囲の拡大など、より戦闘が派手になる方向に修正されている。

     だが、今回のパッチの最大の魅力は、なんといっても新マップ「Import/Export Company」が追加されたことにある。ブラジル南部の州都ポルトアレグレを舞台にした「Import/Export Company」は、いかにもブラジルの場末を彷彿とさせるビジネス街一区画をまるごと再現しており、ゆったりとした空間の中で行き詰まるような長期戦が存分に堪能できる。

     同マップはもともと「Raven Shield」のデモンストレーション用に制作されたもので、ずいぶん前からスクリーンショット等でその存在が知られており、ようやく真の「Raven Shield」に巡り会えた気がする。ステージ内には、10以上もの家屋が設置されており、家屋ひとつひとつとってみても、内装、オブジェクトを含め丁寧に作られており、非常にクオリティが高い。

     ただ、このマップは桁はずれて広いため、従来の「Team Survival」、「Survival」では、後半敵になかなか巡り会えない。最適なのは、墜落パイロットを特定の地点まで護衛しつつ送り届ける vs それを力ずくで阻止するといった内容の新モード「Escort the Pilot」だ。

     要人護衛モードは、リアル系FPSではすっかりお馴染みのゲームモードだが、これほど広いマップだと大規模な迂回戦術や欺瞞工作などが実戦できるだけでなく、戦力の集中、分散の効果がはっきり出てきてなかなか楽しめる。また、特定の箇所を必ず通らなければならないため、スナイパーの劇的な活躍も期待できる。FPSファンなら試しておくべきアップデートだ。

    (C) 2002 Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six is a trademark of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six: Raven Shield is a trademark under registration by Ubi Soft Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. All Rights Reserved.

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    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月8日版~」


【1/7】

    【アクションシューティング】
    「Purge」Playable Demo [93MB]
  • 開発元 Freeform Interactive
  • 発売元 Tri Synergy

     Freeform Interactiveが現在開発しているアクションシューティング「Purge」のオープンβクライアント。FPSのβクライアントとしては比較的安定して動作し、サーバーブラウザやDedicatedサーバーも完備され、ゲームとしてひととおり楽しむことができる。

     「Purge」は、遺伝子操作により強力なパワーを獲得したサイボーグ集団「Order」と、科学的要素を廃し、肉体的精神的に超人的な能力を備えたファンタジー集団「Chosen」の両陣営の抗争を描いたマルチプレイベースのアクションシューティング。

     Order陣営はAndroid、Cyborg、Wastelanderの3クラス、Chosen陣営はMage、Fighter、Monkの3クラスで構成され、それぞれ各クラスごとに完全固有のスキルを使って戦うことになる。たとえば、CyborgはCombat Knife、PPS Shotgun、SNP Minigun、MageはStaff、Frostbolt Spell、Lightning Spell、Fireball Spellといった具合で、クラスによって戦闘スタイルがまったく異なってくるところがこのゲームのミソだ。

     さらに、攻撃手段以外に攻撃をさらに有利にするスキルが各クラスごとに3つずつ用意され、クラスを変えるたびに実に新鮮なゲームプレイが楽しめる。β版には、「UT2003」にインスパイアされたような野外、屋内など個性的な3つのマップ、そして5つのゲームモードが搭載されており、遊びごたえ満点だ。

     しかしながらゲームエンジンは、現行のLithtech Jupiterの2世代前に相当するLithtech Talonエンジンが採用されており、完全新作ながらグラフィックはまさしくDirectX 7レベルの内容。肝心のネットコードも、Lithtechエンジン採用という点で押して知るべしで、この2点が弱いのは、さらなる激戦が予想される2003年度のPCゲーム市場で勝ち抜く上で、非常に大きなペナルティになるものと見られる。

     ただ、個人的には、高低差のあるフィールドでの完全3次元戦闘や、レベル制による継続プレイを助長させるマルチプレイシステム、個性的な武器やスキルの数々など、プレイスタイル面での研究開発がごっそり抜け落ちている感のある昨今のFPS市場において、ひさびさに新風を感じさせるタイトルという印象を受けた。FPSファンにぜひ一度試してもらいたい作品だ。

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月7日版~」


【1/6】

    【アクションゲーム】
    「Gun Metal」Playable Demo [115MB]
  • 開発元 Yeti Studios

     NVIDIAの3Dグラフィックテクノロジーが存分に詰め込まれたアクションゲーム「Gun Metal」のPlayable Demo。同作は昨年NVIDIAが発表したグラフィックス言語「Cg」を用いて開発されたアクションゲームで、美麗な3D世界空間の中でめくるめくハイスピードバトルが堪能できる。

     「Gun Metal」は、飛行機に変形可能なヒューマノイドタイプのロボットを操り、様々な任務に挑戦していくロボットアクションゲーム。北米ではお馴染みといえる「Mech」に集成される重装甲のロボットではなく、日本のアニメーションの影響を色濃く受けた機動力に特化させたロボットを操縦するところがウリで、日本人にも親しみやすいゲームデザインになっている。

     ロボットはボタン一発で戦闘機に変形が可能で、変形を繰り返しながら広大なフィールドを舞台とした大規模戦闘を楽しめる。いってみれば「Incoming」と「Tribes」を足してDirectX 9仕様にしたようなゲームだ。ただし、システム部分はXbox版から変更はなく、シングルプレイ専用のままだ。また、PC版はXbox版をベースとしたリファインバージョンとなっているため、予想どおり全体としてかなり重いゲームに仕上がっている。最低でもGeForce 3 Tiクラスのビデオカードがほしいところだ。

     肝心の3Dグラフィックは、まさしくNVIDIAのテクノロジーデモにうってつけの弩派手な内容で、特に太陽光を含む完全リアルタイム処理によるライティングエフェクトが秀逸。「Incoming」を初めて見たときのようなときめきが味わえる。なお、解像度の変更も可能となっているが、上げすぎると逆にパーティクルエフェクトのアラが目立ったりするなど、移植作業はいまひとつの印象。現時点では発売元も決まっていないこともあり、発売まではもうしばらく時間がかかりそうだ。

     Demoでは、1ステージがプレイできる。ゲームモードは通常のプレイとデモプレイの2種類。数十体の敵ロボットによる一斉攻撃をうまくかわしつつ、ホーミングミサイルを使った一網打尽スタイルのゲームデザインは非常に爽快感が高い。インターフェイスもよく練られているため、初回から存分に楽しむことができる。難易度もそれほど高くなく、万人向けのロボットアクションゲームだ。

    (C)2002 Yeti Studios Limited. All rights reserved.

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    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~1月6日版~」


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