国内外のゲーム関連ダウンロードデータ情報

最新ゲーム DEMO & PATCH

~2002年3月~

■ 新作ゲーム一覧
■ ダイジェスト・ニュース


【3/29】

    【アクションシューティング】
    「Team Factor」LAN Beta Demo [77.5MB]
  • 開発元 7FX
  • 発売元 Singularity Software

     Red Storm Entertainmentの「Rainbow Six」に端を発するリアル系ミリタリーアクションシューティングはこれまで米国市場の独壇場だったが、徐々にヨーロッパでも知名度を上げつつあるようだ。「Team Factor」はチェコのゲームデベロッパー7FXが開発している現代をモチーフにしたアクションシューティング。小銃大国チェコのゲームらしく、40種類という膨大な量の小銃が登場し、そのリアルなモデリングが注目されている。

     今回のDemoは南アメリカのジャングル化した山岳地帯を舞台に、LAN対戦もしくはBOTS(コンピュータ操作の部隊)を相手にしたシングルプレイが楽しめる。ゲームモードは、墜落したヘリに搭載されていたというインテリジェンスデバイス「Magic Eye」を巡っての壮絶なオブジェクトマッチが楽しめる。現時点ではインターネット対戦はできないものの、後にパッチ対応するということだ。

     チームはBlue、Red、Blackの3つ。それぞれ異なる国に属し、異なる思惑を持って「Magic Eye」奪還に乗り出していく。マップはそれほど広くなく、隅から数分歩けば目的の墜落したヘリに出会えてしまう。もちろん、のこのこ姿を現せば敵のスナイパーの餌食になるだけなので、まずは身をかがめてゆっくり足場を広げていく。マップ全域は完全にジャングル化しており、身の丈ほどもある巨大な南洋植物があちこちに生えており、加えて密林で覆われたジャングルは薄暗く、身を隠す場所はいくらでもある。

     重装備の兵士が草地を歩けば、乾いた音を立てる。静まりかえったジャングルが、「かさっ」という足音ひとつで突如銃声に包まれるような緊張感あふれるゲーム性が好印象だ。マップは山岳地帯らしく隅は高地になっており、それぞれ観測所らしき建造物が設けられている。ステージの中央には高地と高地を繋ぐ橋が架けられており、狭さの割には起伏に富んだ戦いが楽しめる。BOTSの人数もプレーヤーが自由に設定できるため、シングルプレイでも十分に楽しめるだろう。

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月29日版~」


【3/28】

    【リアルタイムストラテジー】
    メックコマンダー2 [104MB]
  • 開発/開発元 Microsoft
  • 日本発売元 マイピック

     米国では根強い人気を持つ「Mech」シリーズには2つのラインナップが存在する。ひとつはロボット操縦シミュレータ「Mech Warrior」シリーズ。日本のロボット感覚から言えば愚鈍というに近い、重装甲、重装備のロボットMechを操縦して、敵Mechと熱暴走ギリギリの死闘を広げるアツいゲームだ。一昨日ニュースで紹介したXbox版「Mech Assault」もきっかりこのラインの延長線上にある。

     そしてもうひとつが、Mechの死闘をクォータビューの視点から描いた「Mech Commander」シリーズ。ゲームシステムにリアルタイムストラテジーの要素を取り入れ、複数のMechを同時に操れるようになったことで、より戦術性の高い戦闘が楽しめるようになり、同時に広範にわたる複雑なミッションにチャレンジできるようになった。今回紹介する「メックコマンダー2」は、シリーズ最新作の完全日本語版だ。

     英語版Demoは2001年8月1日版で紹介済みだが、今回の体験版の内容はそれとまったく同じだ。2ステージが収録され、ステージとステージの間ではMechの武装の変更などが行なえる。難易度は易しめで、こまめに支援部隊を呼べば3機のMechがすべてやられるということはないだろう。ただし、敵Mechの武装と装甲はなかなか優れており、遠距離ミサイル車の支援とともに攻めてこられた場合は、無理に対Mech戦に突入するより、ひとまず遠距離ミサイルのレンジ外に下がった方がいい場合もある。

    (C) 2001 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, DirectX, and Windows are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the United States and/or other countries. BattleTech, MechCommander, MechWarrior, BattleMech, and 'Mech are trademarks or registered trademarks of FASA Corporation and/or Microsoft Corporation in the United States and/or other countries.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月28日版~」


【3/27】

    【ホテル経営シミュレーションゲーム】
    The Hotel Giant [97.7MB]
  • 開発元 Enlight Software
  • 発売元 JoWooD Productions

     オーストリアのゲームメーカーJoWooDが新たに贈るGiantブランド最新作「The Hotel Giant」のDemo。という割にはゲーム性は「The Sims」の模倣に近い印象で、ビジュアルも従来の精緻さに欠ける。常に弩外れた個性を発揮するドイツゲーしくないと思ったら、開発会社は「CAPITALISM」の開発元として知られるHong KongのEnlight Softwareだった。

     このゲーム、経済ストラテジーゲーム「CAPITALISM」とシム人育成シミュレーションゲーム「The Sims」を無理矢理掛け合わせたようなホテル経営シミュレーションゲームだ。まずは2階建てのINNからスタートし、最後は5つ星の最高級ホテルの経営者を目指していく。製品版では一からホテルを建設することも可能なようだが、Demoでは2階建てのCopenhagen Innを始め、建設/内装済みのホテルを舞台に、ゲーム内容を丹念に学べる「Learning Campaign」がプレイできる。

     ゲーム画面は、先述したようにEAの「The Sims」を丸写ししたような感じになっており、屋根を取り払った視点でプレイを進めていく。ホテルは複数のコンパートメントで区切られ、各部屋ごとにグレードに合わせてベッドルーム、バスルーム、リラックスルームなどが備えられている。Demoでプレーヤーが注意すべきことは特になく、テキストを丁寧に読み進めながら各ボタンの役割を覚えつつ、与えられたミッションの目標を達成していけばいい。たとえばミッション1は「ホテルの顧客全員をカメラに収めること」だ。

    (C) 2001 by JoWooD Productions Software AG.

    ダウンロードはこちら(JoWooD Productions)

    ダウンロードはこちら(De Spellejesgarnaal)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月27日版~」


【3/26】

    【エアレースシミュレータ】
    Xtream Air Racing [53.9MB]
  • 開発/発売元 Victory Simulations
  • 国内発売元 アクアシステム

     以前ニュースでも取り上げたレシプロ機によるエアレーシングシミュレータ「Xtream Air Racing」のDemo。学校の運動場をデタラメに大きくしたような米国ならではといえる広大な空間で、一風変わったエアレースバトルが堪能できる。

     Demoでは米国ネヴァダ州に実在するコースReno Stead Fieldを、P51D Mustang 'Miss America'もしくはF8F Bearcat 'Rare Bear'でチャレンジできる。ゲームモードはシングルプレイのみだ。それぞれの機体に愛称が付けられていることからもわかるように奇抜なカラーリングを施したカスタムモデル。両機は第二次世界大戦中の米陸軍、米海軍の傑作機として名高いが、武装は外されており、射撃したり爆弾を投下したりすることはできない。

     レースは、巡航速度で滞空している状態からスタートするため、フライトシミュレータをまったく知らない人でも楽しめる。楕円形のコースの内側には一定距離を置いて赤いポールが立っており、この内側をくぐってしまう、つまりコースをショートカットしてしまうと減点となる。機体はいずれも安定性に富み、多少荒っぽい操縦を行なっても失速したり、バランスを崩して錐もみ状態になるようなことはない。わざわざジョイスティックを持ち出さなくてもゲームパッドで手軽に遊べる印象だ。

    (C) 2001 Victory Simulations, Inc.

    ダウンロードはこちら(Victory Simulations)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月26日版~」


【3/20】

    【アクションシューティング】
    Mobile Forces [41.7MB]
  • 開発/発売元 Rage Games

     Rageの新作アクションシューティング「Mobile Forces」のDemo。グラフィックエンジンはFPSファンの間で定評の高いUnrealエンジンを採用している。「Mobile Forces」も、同エンジンの代表作「Unreal Tournament」同様、マルチプレイに特化した作りで、ゲームそのものの軽さと安定したマルチプレイがウリだ。

     Demoでは、シングル、マルチともに楽しめる。シングルプレイはSkirmishとなっており、Botと呼ばれるAI制御の相方と一緒にマップ「Holdout」の中心部にある拠点の制圧に乗り込むというもの。マルチプレイはBotがほかのプレーヤーに置き換わるだけで内容は同じ。言うまでもなくマルチプレイのほうがおもしろい。

     マップ「Holdout」は、逆コの字型をしており、その両端に赤と青の各勢力の司令部がある。ゲームがスタートすると、まずはこの司令部でスロット一杯まで武器やアイテムを選び抜く。Qを押すと移動可能になるので、そのまま速やかに出口を目指す。目的地は逆コの時のちょうど中間当たりにあるアリーナにあるが、歩いていってもいいし、出口付近に転がっているジープや装甲車などを利用してもいい。

     「Mobile Forces」は、この乗り物の扱いが実にユニーク。運転座席付近でEキーを押せば、運転モードに切り替わるが、後部付近でEを押すと後部に銃を構えた状態でしゃがみ込むのだ。相方がBotなら自動的に彼が運転席につき、目的地に向かって運転を始める。敵がいれば走行中にガンガン撃てる、という寸法だ。アリーナまでの道筋はでこぼこだらけで、車は激しく揺れる。このためスナイパーライフルなどはものの役に立たないが、バズーカ砲なら意外と当たる。これがかなり気分爽快だ。

    (C) Rage Games Limited 2002. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(HOMELAN)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月20日版~」


【3/19】

    【テニスシミュレータ】
    Virtua Tennis [63.4MB]
  • 開発元 SEGA/Hitmaker
  • 発売元 Empire Interactive

     おもにヨーロッパ方面でセガのタイトルの流通/販売を行なっているEmpire Interactiveの新作「Virtua Tennis」のDemo。オリジナルタイトルは「パワースマッシュ」といえば、「ああ、あれか」というユーザーも多いはずだ。

     このPC版は日本より先にコンソール展開されたDC版をベースにしているようで、640×480ドット/16ビットカラー固定ながら(製品版ではOptionで変えられるかもしれない)、良質のビジュアルでプロテニスの醍醐味が味わえる。Readmeを見たところ、推奨環境がPentium III 800MHz以上、ビデオメモリ32MB以上と、結構重めとなっているが、今月イチオシのスポーツシミュレータだ。

     「パワースマッシュ」シリーズのプレーヤーならご存じのとおり、「Virtua Tennis」はゲーム性よりリアリティを重視したゲームデザインを採用している。操作方法はカーソルキーでプレーヤーの移動、Aキーでスイング/スマッシュ、Sキーでロビングとなっている。ゲームパッドで操作できないのが残念だが、操作系統は単純なので、ラクに操れるはずだ。

    (C) SEGA CORPORATION, 1999, 2000 (C) SEGA / Hitmaker, 2000. All rights Reserved. Published by Empire Interactive. PC version developed by Strangelite. Empire Interactive is a registered trademark of Empire Interactive Europe Limited.

    ダウンロードはこちら(Empire Interactive)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月19日版~」


【3/18】

    【経営シミュレーションゲーム】
    ザ・コンビニIII ~あの町を独占せよ~ [4.9MB]
  • 開発/発売元 マスターピース

     「ザ・コンビニ」による経営シミュレーションゲームの火付け役として知られるマスターピースの最新作「ザ・コンビニIII ~あの町を独占せよ~」の体験版。開発元は、本家本元のマスターピースで、4月19日に発売を予定している。現在公式サイトでは、開発担当の現在の様子をライブカメラに収めたものを公開するなど、6年ぶりの新規プロジェクトを全社を挙げて盛り上げるユニークな試みが満載なので一度見ておくといいだろう。

     「ザ・コンビニIII ~あの町を独占せよ~」は、「ザ・コンビニ」の続編にあたるシリーズ最新作。IIが抜けているのはライセンス先がすでに発売しているため。ゲームシステムは前作から劇的な変更はなく、マシンスペックを問わず快適にプレイできるフル2D、ウィンドウ表示を採用。デスクトップアクセサリー感覚で、作業の合間に楽しめるライトなゲームになっている。

     体験版では、シナリオ(1)を1年間プレイできる。ファイルサイズを見てもわかるように、サウンド、ムービー関連のほとんどが削られており、サウンドエフェクトは一部のみ、BGMはMIDIのみとなっている。所有店舗数も最大2店舗までとなっている。ただ、いずれの制限もIIIのゲームプレイ自体にはほとんど影響なく、最新機器がてんこ盛りされた21世紀型コンビニの経営を思う存分楽しめる。

    (C)2002 Masterpiece.Co.,Ltd.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月18日版~」


【3/15】

    【タイピングゲーム】
    「ときめきメモリアルタイピング」バージョン1.4 [31MB]
  • 開発元 アクティマインド
  • 発売元 コナミ

     コナミの恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」をモチーフにしたタイピングゲーム「ときめきメモリアルタイピング」の体験版。今回のリリースで体験版のバージョンも1.4となった。差分情報を載せてないのでどこが修正されたのかわからないが、製品版同等の安定性を備え、出題数も問題数も軽く500題は用意されている印象だ。

     体験版ではメイン要素となるデート(タイピング)を思う存分楽しめる。お相手はシリーズ中もっとも人気の高いヒロイン藤崎詩織。残る11人のヒロインやトレーニングモード、教室以外のデートステージ、エンディングといった要素は体験版には含まれていない。ゲームを起動してしばらくすると、タイピングモードのオートデモが自動的に始まるので、初心者の人は1回見てから始めるといいだろう。

     デートはひと月に1回の間隔で行なわれ、季節ごとにヒロインの装いやテーマ曲が異なり、さらに「TOKIMEKI」時に画面内に飾られる花も違う。体験版でも4月から3月まで1年まるまるプレイできるが、3月を過ぎても残念ながらエンディングにはたどり着けない。

     タイピングの内容は、至極オーソドックスなもので、出題された言葉を素早くキーボードで入力していくだけ。1題クリアするごとに、ヒロインの現在の心境に合ったセリフがプレーヤーに向けて発せられる。素早く正確な入力を続けていくと次第に機嫌が良くなってくる仕組みだ。

     ヒロインの機嫌は、下から「DAIKIRAI」、「BAD」、「NORMAL」、「GOOD」、「TOKIMEKI」の5段階があり、「NORMAL」からスタートする。1回のデートの制限時間は2分で、いかに短時間で「TOKIMEKI」状態に持っていくかが、勝負(?)を握る鍵だ。

    (c) 1994 2002 KONAMI
    (c) 2002 Actmind, Inc.

    ダウンロードはこちら(コナミ)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月15日版~」


【3/14】

    【サウンドノベル】
    あの、素晴らしい をもう一度 [58.8MB]
  • 開発/発売元 自転車創業

     X68000向けとしては最後の市販ゲームソフトとなったサウンドノベル「あの、素晴らしい をもう一度」のWindows向け体験版。リファインバージョンということでX68k版をベースに、シナリオスクリプトの再調整、BGMのMP3化、ビジュアルのブラッシュアップなどが施されている。製品版ではさらにオープニングおよびエンディングのムービーも追加されるということだが、体験版には収録されてない。発売日は3月22日で、価格は2,800円を予定している。

     「あの、素晴らしい をもう一度」は、異世界のファンタジーワールドを舞台にしており、記憶に障害を抱えた2人の男女が物語の中心となっている。物語は、堕天使との最終決戦に敗れて遙か彼方に吹き飛ばされ、やがて昏睡から目覚め「ここはどこだ?」というシチュエーションからスタートする。最終目的は離ればなれになったパーティーと再会し、再度堕天使を倒すことだ。

     物語を進めていくとやがて明らかになるが、男は堕天使に吹き飛ばされた以前の記憶をすべて忘れた記憶喪失にかかっており、女は吹き飛ばされたあとの記憶をストックできない前向性健忘症にかかっている。もとよりプレーヤー(男)は情報量ゼロなので、彼女の話を信じるしかないが、彼女も彼女で次の朝目が覚めると、記憶が吹き飛ばされた直後にリセットされ、肝心の吹き飛ばされる以前の話がぜんぜんつかめない。

     この記憶障害によるコミュニケーションの祖語と、主人公の過去を知る人たちの意味深なセリフ回しがなかなかうまくて、ぐいぐい読ませてくれる。主人公は武勇に優れた勇者、パートナーは高位魔法を操る魔法使い、そして舞台は見果てぬ大地が広がるファンタジー世界であるはずだが、プレーヤーが体験するのは純粋なサスペンスミステリーだ。このギャップが凄く新鮮でおもしろい。X68kユーザーでありながら、リアルタイムでプレイしていなかったことを申し訳なく思うほどだ。

    (C) 自転車創業

    ダウンロードはこちら(自転車創業)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月14日版~」


【3/13】

    【アクションシューティング】
    「Operation Flashpoint: Cold War Crisis」 Ver1.42 Singleplayer Demo [60.3MB]
  • 開発元 Bohemia Interactive
  • 発売元 Codemasters
  • 日本発売元 イマジニア

     イマジニアが昨年の7月に発売して異例のロングランを記録しているリアル系アクションシューティング「Operation Flashpoint: Cold War Crisis」の最新Demo。今回のリリースは、米有力ゲーム誌のひとつComputer Gaming WorldのGame of The Year受賞を記念して、ということらしい。内容は以前リリースされたDemoにアップデートパッチVer.1.42を当て、さらにオリジナルステージ「Skirmish」を収録した決定版となっている。シングルプレイ専用ながら、すでに製品版をプレイ済みのユーザーでも試す価値ありの内容だ。

     Demoでは、先のDemoでプレイできたシングルミッション「Ambush」と、本Demoオリジナルのシングルミッション「Skirmish」がプレイできる。「Ver.1.42を当てた」とひとくちにいっても、Ver.1.00から数百項目にも及ぶ修正が施されているため、ストレスなくプレイできる。先のDemoに比べて明らかに違うのは、サウンドエフェクトの精度(ボリューム/方向性)と、乗り物やアイテムに対するアクセスのしやすさだ。ほかにも気が付かない箇所に膨大な修正が施されており、このため実に快適にプレイすることができる。

     さて、オリジナルミッション「Skirmish」は、街を占拠しているソ連兵を1小隊で殲滅するという内容になっている。こちらの兵力は1小隊のみで、対する敵は戦車を含む中隊規模の兵力に擁している。味方小隊(というかAI)の戦意は十分ながら、常に正面から銃撃戦を始めようとするため、否応なく消耗戦となり、最終的にはプレーヤー以外誰も生存していないという壮絶なシチュエーションが現出される。

    (C) 2001 Bohemia Interactive Studio and The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). All rights reserved. "Codemasters"(R) and the Codemasters logo are registered trademarks owned by Codemasters. "Operation Flashpoint"(TM), "FADE"(TM) and "GENIUS AT PLAY"(TM) are trademarks of Codemasters. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners. Developed by Bohemia Interactive Studio. Published by Codemasters.

    ダウンロードはこちら(impress)

    【ターンベースストラテジー】
    「イーサーロード」 Ver1.05 Beta Patch [4.04MB]
  • 開発元 Nival Entertainment
  • 発売元 イマジニア

     イマジニアが完全日本語版で発売しているターンベースストラテジーゲーム「イーサーロード」の最新βパッチ。βプログラムということでサポート対象外となっている。安定性を重視したい人は正式版を待つのもいいだろう。

     パッチの内容は、日本語入力機能の実装、領土マップでのマルチプレイヤーモードの追加、1台のPCでデュエルモードが楽しめる「HotSeat機能」の実装の3点。そのほか、細かい不具合が修正されている。詳しい内容はイマジニアが公開している日本語Readmeを参照いただきたい。

    (C) 2001, 2002 Nival Interactive. All rights reserved. Etherlords is a trademark of Nival Interactive. Published by Fishtank Interactive. Fishtank is a trademark of Ravensburger Interactive Media GmbH.

    ダウンロードはこちら(イマジニア)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月13日版~」


【3/12】

    【アクションシューティング】
    「Global Operations」 Multiplay Demo [95.5MB]
  • 開発元 Barking Dog Studios
  • 発売元 Electronic Arts

     実在する銃、実在する国家、実在するシチュエーションを題材に、弾を数発食らったら死亡するという“リアル系”が、現在のFPS界における主流になっている。この流行の元祖的存在がいまや押しも押される名作「Half-Life: Counter-Strike」なのは読者の方々もご存知のとおり。CSはもともと「Half-Life」のMOD(既存のゲームに新しいモードを加える追加プログラムのこと)として開発が始まり、今まで複数のチームの手により何回かバージョンアップを繰り返している。

     今回ご紹介するElectronic Artsの「Global Operations(以下GlobalOps)」は、CSのβ5の開発を担当したBrking Dog Studiosが新しく開発したリアル系FPSで、開発者自ら「CSの100倍面白い!!」と豪語し、CSを知り尽くした面々が開発に参加していることもあって、以前からリアル系FPSのファンの間では騒がれていた一本だ。

     GlobalOpsでは、この手のFPSでは御約束ともいえる対テロ部隊vsテロリストにわかれ、プレーヤーはどちらかの陣営に加わって戦うことになる。Demoではいずれも実在する組織、カナダの対テロチーム「Joint Task Force 2」とテロリスト「Turkish Devense League」に分かれて、ひとりの要人を指定地点まで連れて行くVIP Rescueモードをプレイすることができる。

     GlobalOps最大の特徴は、Reconnaissance(索敵兵)、Commando(一般歩兵)、Medic(衛生兵)Heavy Gunner(重火器兵)、Sniper(狙撃兵)、Demolitions(破壊工兵)、Intelligence Officer(情報将校)という6つのクラスが存在していること。このクラスの存在がGlobalOpsのゲーム性を「チーム連携重視」という方向性に位置づけている。同じゲームモードでありながら、選択したクラスによりプレイスタイルがまったく異なってくる。このCSライクなゲームデザインを、めきめきの最新兵器と最新のLithtechエンジンで仕上げたのがGlobalOpsだ。

    (C) 2002 Electronic Arts.

    ダウンロードはこちら(Electronic Arts)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月12日版~」


【3/11】

    【鉄道シミュレータ】
    Trainz [63MB]
  • 開発元 Auran
  • 発売元 Strategy First

     現行最強の鉄道シミュレータ「Trainz」のNew Version Demo。今回のDemoは製品版をベースに作られているため、12月27日版で紹介したDemoに比べ、グラフィック、機能、安定性などすべての面で優れ、動作も若干軽くなった印象がある。その代わりファイルサイズはやや増して63MBになっている。

     ゲームモードは、前回同様「My Collection」、「Driver」、「Surveyor」の3つをすべてチャレンジできる。収録車種は4両から6両に増えただけでなく、車種も総取っ替えとなっており、前回プレイしたユーザーでも新鮮な気分でプレイできる。なお、このバージョンではグラフィックオプションで環境マッピングを施すことができ、メタリックなつやつやとした質感が綺麗に表現される。

     「Trainz」のメインモードであるSurveyor(測量士)モードでは、以前利用できなかった時間帯の変更が可能になっているほか、家屋やお花畑といった各種パーツがたっぷり盛り込まれ、存分にフル3Dの世界で鉄道ジオラマを楽しむことができる。ジオラマの操作はマウスのみでOKで、片手で鉄道の周囲を自由に設計できる。路線の分離や連結も自由自在で、鉄道ファンにはたまらないのではないだろうか。

    (C) 2001 Auran Pty Ltd.

    ダウンロードはこちら(Fileplanet)


【3/8】

    【コンバットストラテジー】
    Stealth Combat [114MB]
  • 開発元 TriggerLab
  • 発売元 Modern Games

     ドイツのデベロッパーTriggerLabが手がけた近未来リアルタイムストラテジー「Stealth Combat」のDemo。個人的にエッジの利いた高精細のビジュアルと自由度の高いゲームシステムに好印象を持ったが、会社案内にわざわざ「Germany-based software development company」と書いてあって、やや意気消沈。それはともかく、ドイツ語が自由に操れる人なら200%、ドイツ語がわからない人でも100%楽しめる佳作ストラテジーだ。

     「Stealth Combat」は、昨年のECTSでさかんにデモを行なっていた次世代3Dエンジン「JARED Engine」を採用したフル3Dのコンバットストラテジー。本来はCAD/CAM向けに開発されたJARED Engineのパワーを存分に活かし、高精細モデルの戦車や戦闘ヘリなどがぐりぐり動きながら迫ってくる。

     また、戦闘中もマウスホイールを使って視点の高さを自由に変更でき、ズズッと俯瞰すると高精細の戦場が遠くまで見渡せ、限界まで寄ると自機に搭乗した視点になる。このシームレスさとスムーズさが非常に心地よい。自社製グラフィックエンジンの能力を存分に活かしている印象だ。

     ゲーム内容は、PC向けというよりどちらかというとややコンシューマ寄りで、ノリだけでいえば、エンターブレインの名作ストラテジー「パンツァーフロント」に近い印象。3人称視点で装甲車や戦車を操り、司令部からリアルタイムで細切れに伝わってくるミッションを次々に達成していくというもの。とはいえ、時代設定は兵器技術が高度に発達した近未来ということで、二次大戦級の戦車のように精密な偏差射撃を行なう必要はない。

    (C) TriggerLab GmbH 2001.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月8日版~」


【3/7】

    【横スクロールシューティング】
    Intensity XS: ReCharge [7.95MB]
  • 開発/発売元 Midnight Synergy

     近頃、海外でオーソドックスなシューティングゲームのリリースが続いている。パッケージ化されたものはまだまだ少ないのが現状だが、ノートPCでちょっとだけ遊んだり、デスクトップで息抜きに楽しむ程度のものなら、十分な内容のものがすでにいくらでもある。そんな中でも「Intensity XS: ReCharge」は、バリバリにハードコア仕様の横スクロールシューティングだ。

     自機の操作はマウスのみを使用。左クリックで通常攻撃、右クリックで回数制限付きの範囲攻撃が行なえる。ゲームの展開は「グラディウス」風で、パワーアップアイテムを取り逃すと飛躍的に難易度が上がってしまう。しかも、自機は1機のみ。敵の体当たりや敵弾を受けるとShieldが減り、ゼロになるとゲームオーバーとなる。

     Demoでは、全6ステージのうち、最初の1ステージがプレイできる。難易度は標準でEasyとなっているが、これでもかなり難しい。自機の武装が絶望的に非力な上に、最初から数発当てないと破壊できない敵機がわらわら現れ、処理に手間取っているうちに画面が敵機で満たされてしまうのだ。どうしたわけか自機は画面の左半分しか移動できず、これが難易度を高める要因のひとつになっている。

    (C) 2001 Midnight Synergy.

    ダウンロードはこちら(Game Center)

    【アドベンチャー】
    Blood & Lace [44.1MB]
  • 開発/発売元 GMM Entertainment

     イタリアのデベロッパーGMM Entertainmentが手がけた3Dホラーアドベンチャー「Blood & Lace」のDemo。イタリア製ということで好奇心たっぷりでプレイしてみたが、Adeline Softwareの懐かしの名作「Time Commando」('96年)を彷彿とさせる、旧式のインターフェイスと、カメラ固定式のゲーム画面がプレイ欲をみるみる減退させてくれた。

     ゲーム内容は、ヒロインBarbara Cagliostroを操り、世界を支配する方法が記されているという失われた1冊の本を探すため、南ヨーロッパを股に掛けた冒険の旅に出る、というもの。Demoではマグマの煮えたぎる地底奥深くのダンジョンから始まり、途中で出会うモンスターを倒しつつ、5つの宝石を探し出していく。テキスト音声ともにすべてイタリア語で行なわれる。

    ダウンロードはこちら(Demo News)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月7日版~」


【3/6】

    【リアルタイムストラテジー】
    Dragon Throne: Battle of Red Cliffs [98.1MB]
  • 開発元 Object Software
  • 発売元 アイドス・インタラクティブ

     「Dragon Throne」とはなかなか格好いいタイトルだなと思ったらEidos Interactiveの「フェイトオブドラゴン」のことだった。「Dragon Throne: Battle of Red Cliffs」は、アイドス・インタラクティブが3月15日に発売を予定している「フェイトオブドラゴン~赤壁の戦い」のことだ。テキストは英語ながら、音声はすべて中国語で三国志の雰囲気たっぷりで遊べる。

     DemoはSingle Player専用となっており、Campaign、Skirmish、Tutorialの3モードがすべてプレイできる。前作「フェイトオブドラゴン」未体験者はTutorialから始め、経験者はCampaign、Skirmishをいきなり試してみるといいだろう。

     Tutorialは、操作方法の説明とゲームの進め方だけの内容で、アドオンの新要素の説明がないのがちょっと不満。ただ、TutorialやSkirmishをのんびりプレイするとこのゲームの良さがあらためてよくわかる。特に穀物、肉、木材、食料、ワインといった一般的な資源に加え、現金という生々しい要素をうまくゲームに取り入れているところが素晴らしい。

    (C) Object Software (Beijing) Co. , Ltd. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(Gigex)


【3/5】

    【アクションRPG】
    Arx Fatalis [151MB]
  • 開発元 Arkane Studios
  • 発売元 Fishtank Interactive

     フランスのゲームデベロッパーArkane Studiosが現在開発しているアクションRPG「Arx Fatalis」のDemo。発売元はUbi SoftでもInfogramesでもなく、ドイツのFishtank Interactive。とはいえ音声、字幕とも英語なので、どうやって遊べばいいのかわからないということはない。

     「Arx Fatalis」は、現在ヨーロッパ市場、特にフランスでちょっとした流行になりつつある、ホラーアドベンチャーの風味をたっぷり含ませたシングルプレーヤー専用のアクションRPG。プレイスタイルはアクションシューティングそのままで、フル3Dで構築されたダンジョンを進みつつ、様々な謎を解き明かしていくというものだ。

     世界観は、ドワーフ、トロール、ゴブリンといった魔族たちが生息する中世ファンタジー。この世界をArxといい、タイトル名「Arx Fatalis」は、Arxの運命はプレーヤーの活躍に委ねられているといった意味を含んでいる。オープニングでは、油彩画タッチの1枚絵を後ろから光りを当てて陰影を付ける、という手の込んだ手法を用い、プレーヤーを異世界の中世へとぐいぐい引き込んでくれる。

     Demoでは、オープニングムービーとゲームの序盤部分がプレイできる。陰影でメリハリを付けた油彩画タッチのオープニングから何となく想像できるように、ゲームのスタート地点は立派な王宮の中ではなく、魔物が巣くう牢獄の中で、囚われの身の状態から始まる。ここはちょっとしたチュートリアルステージになっており、インターフェイスの説明から、戦い方やアイテムの使い方などを順番に学んでいくことができる。

    (C) 2001 Arkane Studios, (C) 2001 Ravensburger Interactive Media Gmbh

    ダウンロードはこちら(Arkane Studios)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月5日版~」


【3/4】

    【リアルタイムストラテジー】
    Dark Planet [151MB]
  • 開発元 Edgies
  • 発売元 Ubi Soft

     エディンバラのデベロッパーEdgiesが手がけたリアルタイムストラテジー「Dark Planet」のDemo。ゲーム画面は、UbiのRTS「Battle Realms」と同様にフル3Dで描かれ、マウスホイールを回すことで画面の拡大縮小が可能。そのほか3つの種族が登場し、昼夜の概念があり、派手な攻撃エフェクトが魅力、といったあたり、「Warcraft III」対抗のような感じがしないでもない作品だ。

     Demoでは、Single Playerを1ステージと、MultiplayerとDominationが楽しめる。MultiplayerはUbi.comの専用サーバーが対応しており、Dominationはマップ上に点在するポールを支配(Domination)した時間を競うシングルプレイモード。ともに3つのマップが収録されており、ボリュームたっぷりだ。

     ゲーム内容は、「Starcraft」タイプのオーソドックスなRTSで、「Boulder(巨礫)」「Geothermal Vent(地熱エネルギー)」「Crystal(水晶)」という3つの資源を集めて、ユニットを増産し、随時戦闘部隊を強化していくというもの。ユニットはレンジ系がメインで、Single Playerでは「Starcraft」のTerranのようなゲームプレイが楽しめる。

    (C) 2001 Ubi Soft Entertainment.Ubi Soft and the Ubi Soft Entertainment logo are registered trademarks of Ubi Soft Entertainment. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年3月4日版~」


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[Reported by GAME Watch編集部]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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