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【3/28】

    【リアルタイムストラテジー】
    「1944: Battle of the Bulge」Playable Demo [283MB]
  • 開発元 Monte Cristo
  • 発売元 Digital Jesters

     英大手パブリッシャーのひとつDigital Jestersの新作リアルタイムストラテジー「1944: Battle of the Bulge」のPlayable Demo。昨年、ズーから日本語版が発売された「Desert Rats vs. Afrika Korps(邦題:デザートラッツ ~砂漠の鼠 vs 北アフリカ軍団~)」のエンジンをベースにした“バルジの戦い版”というとわかりやすいかもしれない。RTSファンというよりミリタリーファンにおすすめしておきたい作品だ。

     「1944: Battle of the Bulge」は、第二次世界大戦西部戦線におけるドイツ軍最後の大攻勢“ヴァハト・アム・ライン作戦(通称バルジの戦い)”を描いたリアルタイムストラテジー。ゲームデザインとしてはガチガチにシングルプレイ重視であり、「Desert Rats vs. Afrika Korps」と同様、連合軍対ドイツ軍の最終決戦を仮想体験するというニュアンスの強い内容に仕上がっている。

     Demoでは、バルジの戦いにおけるバストーニュと並ぶ激戦地Saint-Vith(サン・ヴィス)の攻略をプレイできる。マップには戦略拠点として主要目標のひとつに数えられる市街の交差路がど真ん中に配置されており、プロローグシーンでは、米第7装甲師団と第106歩兵師団が街の守りを固めていることが知らされる。プレーヤーは、歩兵戦力を主体とした数個の擲弾兵師団を率いて包囲殲滅戦を展開することになる。ミリタリーファンとしてはこの上なく燃えるシチュエーションである。

     プレーヤーは、スタート時点こそ限られた戦力しか与えられないが、戦局が進むにつれて続々と増援部隊がやってくるため、ゲームの難易度としてはそれほど難しくない。ただし、史実同様、鎧袖一触のつもりが泥沼の大混戦に引き込まれてしまう。作戦としては、優勢な戦力と火力を背景にした包囲殲滅戦しか選択肢はないのだが、米軍は視界と射程距離の面で優勢で、単純な力押しでは被害ばかりが拡大してしまう。

     同作では、戦車が塹壕を掘って守りを固められたり、歩兵が家屋を一種の要塞として活用できるなど、守り側に有利なシステムが充実しており、ドイツ軍の戦車は砲座固定式の駆逐戦車が多いことも手伝って、かなり攻めあぐねてしまうことになるだろう。守り有利のRTSの代表格に「Close Combat」シリーズがあるが、まさに同シリーズを彷彿とさせる展開になる。この攻めあぐね感がゲームとして非常におもしろい。

     加えて、市街は戦車が1台しか通れないようになっていて、戦車の頭数が増えてきたからといって、安易にグループ化して突っ込ませると大渋滞が発生し、身動きとれなくなったところを対戦車砲でねらい撃ちにされたり、機動力のある装甲車の突出を許したあげく逆に包囲されたりする。市街戦に戦車を投入することの愚を自覚させる作りが好印象だ。

     このレベルデザインで、序盤のパイパー戦闘団の戦いやバストーニュ包囲戦をどう描いているのかちょっと楽しみである。個人的には、こうした作り込みの細かいRTSが増えていくことには賛成で、今後もどしどし作ってもらいたいところである。

    (C) 2003 Digital Jesters. All rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~3月28日版~」


【3/25】

    【アクションゲーム】
    「真・三國無双3 ハイパー」オフィシャルベンチマーク [60.2MB]
  • 開発/発売元 コーエー

     コーエーが3月30日に発売を予定しているアクションゲーム「真・三國無双3 ハイパー」のオフィシャルベンチマークプログラム。ベンチマークプログラムの公開は、「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」に続き、今回で3度目となる。例によってインタラクティブ要素を完全に排除したデモンストレーションプログラムだが、発売前に自前のPCでリアルタイム映像やサウンドエフェクトが確認できるのは嬉しいところ。「無双」ファンは一度試してみるといいだろう。

     「真・三國無双3 ハイパー」は、プレイステーション2の人気シリーズ「真・三國無双3」をベースに、特にグラフィックスまわりを強化したPC向けオリジナルバージョン。ただ、今回のベンチマークプログラムは、厳密には「真・三國無双3 ハイパー」ではなく、PS2版の「真・三國無双3」をVGAに引き延ばしただけのベタ移植データに限定されており、PS2同等のグラフィックスでしかベンチマークを取ることができない。

     「真・三國無双3 ハイパー」では、表示解像度のほか、描画深度、表示人数、フォグの深さ、影の設定などをカスタマイズできるようになっているのだが、ベンチマークにはグラフィックスオプションがカットされているため、下限の設定でしかチェックすることができない。せっかくのベンチマークプログラムなのにちょっと残念なところである。

     ベンチマークの内容は、「街亭の戦い」を舞台に、趙雲、孫尚香、呂布の3人の戦闘シーンを収録している。この戦闘シーンの内容も、オフィシャルデータとして、またベンチマークの内容としてちょっとシンプル過ぎる印象で、基本的な攻撃のみに終始し、味も素っ気もない。これで5,000ポイント超えで、公式に「非常に快適に動作できる」と認定されたところで、スコア計算そのものの妥当性を疑問視せざるを得ない。いかにベンチとはいえもうちょっと頑張りようがあったのではないかと思う。

    (C)2003-2005 KOEI Co., Ltd.

    ダウンロードはこちら(コーエー)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~3月25日版~」


【3/23】

    【アクションシューティング】
    「The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay」Playable Demo [200MB]
  • 開発元 Starbreeze
  • 発売元 Vivendi Universal Games

     昨年日本でも公開された映画「リディック」をモチーフにしたアクションシューティング「The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay」のPlayable Demo。元々Xbox向けに開発され、その後PC版が12月に発売されている。「DOOM 3」の影響が濃厚に感じられる作品だが、ピクセルシェーダー2.0世代の美麗グラフィックスと豊かなアニメーションは一見の価値がある。また、映画のゲーム化作品ではあるが、ゲームとしてもしっかりしており、「リディック」ファンのみならずアクション好きなら誰でも楽しめる内容になっている。

     「The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay」は、「リディック(原題:The Chronicles of Riddick)」と、その前作に相当する「Pitch Black」の世界観をベースにしたアクションシューティング。ゲームの時代設定は2作の前になっていて、宇宙中の重犯罪者を集めたButcher Bayからの脱獄そのものが目的となっている。

     主人公のリディックは、名うてのダークヒーローというポジションで、ゲーム内容もステルス重視ではなく、基本的に火力を持って正面突破を計るという正統派FPSになっている。グループ企業であるUniversal Picturesの作品であるため、主人公の声優を始め、全面協力を得られている点も心強い。映画のファンにはたまらない作品だろう。

     余談だが、冒頭でも触れたようにPC版はXbox版から半年遅れで発売されており、PC版のタイトルは正確には「The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay - Developer's Cut」となっていて、若干の追加レベルが含まれているようだ。

     さて、同作で評価すべきポイントはいくつかあるが、ひとつはクオリティの高い3Dグラフィックスである。高解像度テクスチャが全面的に採用されているだけでなく、複数の光源に対応したリアルタイムシャドウ、そして自身の陰を体に投影させるセルフシャドウ、さらにHDRレンダリング等にも対応しており、Xboxベースの3Dゲームとしては現状最高峰(つまり、「Splinter Cell」シリーズを上回る)のグラフィックスを実現している。

     それだけにかなり重いゲームになっているが、「DOOM 3」や「Half-life 2」を乗り越えてきたPCゲームファンにとってはもはやそれほど高いハードルではない。このクオリティの3Dゲームを、高解像度でガンガン遊ぶところにPCゲームの醍醐味があるといっても過言ではないぐらいだ。

     それからもうひとつ特筆しておきたいのがAIの優秀さだ。これはステージ途中の銃撃戦でも実感できるし、Demoのラストに登場するボスとの死闘でもさらに実感できる。敵のガンナーは、とにかく1カ所にとどまらず、絶えず動き回って攪乱してくるし、地形も有効に利用しようとしてくる。狙い付けが下手な私などは、頭に来てショットガンを使ってしまったぐらいだが、マシンガンでもヘッドショットを決めればほぼ一発で即死するなどダメージマッピングもしっかりしていて遊びがいがある。

     最後に付け加えると、レベルデザインと戦闘のバランスも絶妙で、戦闘シーン専用のBGMの存在もあって、一気にクリアしてしまった。昨年、Starbreezeの「Knights of the Temple: Infernal Crusade」をプレイしたときはそれほど注目しなかったが、「The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay」は、オリジナルエンジンの優秀さといい、レベルデザインといい、一流のFPSといえる。惜しむらくはネットワークエンジンのノウハウがないことだが、是非今度もクオリティの高いFPSを開発し続けてほしいところだ。

    "The Chronicles of Riddick: Escape from Butcher Bay" interactive game (C) 2004 Vivendi Universal Games, Inc. All rights reserved. "The Chronicles of Riddick" & (C) Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLLP. All Rights Reserved. Vivendi Universal Games and the Vivendi Universal Games logo are trademarks of Vivendi Universal Games, Inc. The Starbreeze Engine Technology (C) 2002 ? 2004 Starbreeze AB. All rights reserved. The Starbreeze logo is a trademark of Starbreeze AB. The ratings icon is a registered trademark of the Entertainment Software Association.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~3月23日版~」


【3/22】

    【リアルタイムストラテジー】
    「Fire Captain: Bay Area Inferno」Playable Demo [280MB]
  • 開発/発売元 Monte Cristo

     フランスのゲームデベロッパーMonte Cristoの「Fire Department」シリーズ最新作「Fire Captain: Bay Area Inferno」のPlayable Demo。基本的に「2」というよりは、前作「Fire Department」の改良版といったほどの内容だが、マップが多層広大化し、いよいよおもしろくなった。個人的にかなり気に入っているシリーズである。

     「Fire Captain: Bay Area Inferno」は、前作同様、消防士の火災救護活動をモチーフにしたリアルタイムストラテジー。プレーヤーに与えられた任務は、火災の消火活動と逃げ遅れた人たちの救護活動がメインとなるが、同作のおもしろさは、強大な敵として立ちはだかる「炎」がどんどん周囲に引火し、プレーヤーの手際次第で、簡単にもなるし、難しくもなる絶妙なゲームバランスである。

     中でも火災エンジン(勝手に命名)による炎の燃え広がり方は非常にうまくできていて、舐めていると人名救護どころか消防士まで炎に包まれてしまう。特に今回、映画の題材にもなった“バックドラフト”をシステムとして取り入れており、さらに緊張感の高い消火活動が行なえるようになっている。

     同作におけるバックドラフトは、映画同様、完全に密閉された状態にある部屋へ不用意に侵入しようとすると発生する。同作はクォータービュースタイルの3DRTSだが、密閉された空間は中が見えない。数回プレイした限りでは、バックドラフトへの効果的な対処法は、「バックドラフト状態にならないようにする」しかない。具体的には、早め早めに部屋の扉を開けて密閉空間をなくしていくことが重要だ。

     その一方で、人命救助も重要なミッションだ。こちらも基本的に制限時間があり、助けられなかった時点でミッション失敗となることが多い。Demoのミッションで一番の落とし穴もやはり人命救助で、消火活動に熱心になるあまり、生き埋めにされた警察官3名の救助が遅れてミッション失敗となるケースが多い。

     このゲームはRTSでありながら、常に何らかの時間制限と戦っていく感じで、この緊張感がたまらなくいい。それだけにゲームの難易度もやや高めなので、一番易しいモードから順番にプレイしていくといいだろう。

    (C) 2004 Monte Cristo. Monte Cristo and its logo are trademarks or registered trademarks of Monte Cristo. All other trademarks and logos are property of theirrespective owners. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~3月22日版~」


【3/16】

    【ガンシューティング】
    「THE HOUSE OF THE DEAD 3」体験版 [72.2MB]
  • 開発/発売元 セガ

     アーケードで人気を博したセガのホラーガンシューティングシリーズ「THE HOUSE OF THE DEAD 3」の体験版。このシリーズはPCプラットフォームではどちらかというとタイピングゲームのほうが知名度が高いぐらいだが、もともとPCは、アーケード向けガンシューティングゲームの移植にもっとも適したプラットフォームで、セガPCとしても「バーチャコップ」以来、多くのガンシューティングをPCに移植してきている。今回の体験版は、ボリューム的にはやや物足りないが、ガンシューティングとPCの親和性の高さが改めて確認できる体験版だ。

     「THE HOUSE OF THE DEAD 3」は、2002年にアーケードのアップライト機向けに発売されたシリーズ最新作。システム基盤(プラットフォーム)はNAOMIからChihiroに進化し、グラフィックスが大幅に美しくなったことに加え、武器もショットガンとなり、これに伴いリロードアクションも実際にガンを使ったリアルな内容に進化した。臨場感と爽快感たっぷりで、楽しくも肉体的にややしんどいゲームである。

     こうした要素は1点を除いてPC版にも反映されており、グラフィックスは1,280×1,024ドット、フレームレートも60まで対応。PCの高解像度で見ても、アーケード版と遜色のない迫力のあるゲームプレイが堪能できる。ちなみに1点の違いというのは、リロードアクションが左クリックで簡単に行なえるようになっているところで、アーケード版に比べて遙かに楽チンになった一方で、ゲーム世界に対する没入感はやや軽減してしまっている。

     体験版では、全体のプロローグとなっている「チャプター0」を、サバイバルモードとタイムアタックの2モードでプレイできる。プロローグだけに数分程度の内容で、恒例のゾンビ集団による洗礼を受けた後、ストーリーらしきものの片鱗が見えてきたところで強制的にゲームオーバーになってしまう。

     その短さより起伏のなさに物足りなさを覚えてしまうのが正直なところ。ただ、グラフィックスを含む、すべてのオプションが有効なので、ゲーム難易度を変えたり、ターゲットカーソルの移動速度を変えたりなど、いろいろ試してみるといいだろう。

    (C) SEGA CORPORATION, 2002.

    ダウンロードはこちら(セガ)

    詳しい紹介はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~3月16日版~」


■■ 注意(編集部)■■

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[Reported by GAME Watch編集部]



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