発売元 メディアカイト
韓国のゲームメーカーJAMIE SYSTEMが開発したフル3Dのロボットアクションシューティング「AXIS」の日本語バージョン「JAXIS」の体験版。韓国では1年以上も前に発売されたタイトルだが、丁寧に日本語化し国内サーバーも設置。4,200円という価格設定も魅力的だ。
体験版では、体験版用サーバーを利用したネットワーク対戦がプレイできる。シングルプレイは未収録なのでいきなりの本番になるが、ほとんどのユーザーはまだ初心者なので、安心して参加するといいだろう。なお、「JAXIS」はプログラムの古さが災いしてか、プロキシを通さない仕様になっている。また、ルーターの利用者は別途ポートを開ける必要がある。詳しくは添付のReadmeに記されているので、ゲームを始める前に一読しておこう。
プレイ前に「ARM CENTER」で、ボディパーツや武器、機体カラーの変更が行なえる。パーツは、頭、胸、腕、脚、ブースターの5カ所からなり、総重量の範囲内で自由にとっかえひっかえできる。武器は30種類以上用意されており、腕に4つ、左右の方に2つ、合計6つの武器を装着して戦場に乗り込める。それぞれ威力や当たり判定が異なるほか、エフェクトも異なるので、いろいろ試してみるといいだろう。
ゲームの雰囲気は、Infogramesの「Forsaken」を和風ロボット仕立てにしたような感じで、「バーチャロン」をはじめとした国産のロボットゲームとはプレイスタイルがまったく異なる。プレーヤーが搭乗する機体は常に宙に浮いている状態で、WSADキーを使って操縦する。向きの変更はマウスを用い、Spaceキーでブースターが使える。RとFで機体の上昇下降が行なえるが、移動が遅いため使うことはないだろう。
基本はブースター状態で高速移動しながら、発見した敵を強力な一撃で仕留めるというもの。不思議なことに慣性の法則が働かないため、ブースターを利用して横向きに射撃するといった真似が非常に難しい。前方に敵を発見したら、機銃を連射しつつブースターで急加速し、途中で素早く武器を切り替えてハンマーのとどめの一撃を食らわせるといった直線的ガチンコスタイルが一番スムーズだったりする。ロボット好きはぜひ一度試してみよう。
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