開発/発売元 Valve Software
米Valve Softwareが現地時間の10月7日より正式版のリリースを開始した「Counter-Strike: Source」のマップ紹介ムービー。βテストで導入されていたde_dustを除く、8つの新マップの戦闘シーンをたっぷり見ることができる。
収録マップの内訳は、dust2、perensi、chateau、cbbl、aztec、havana、italy、officeの8種類。現在、CSの対戦の主流となっている爆弾解除マップだけでなく、人質救助マップも含まれている。ちなみに「Counter-Strike: Source」は、単体発売はなく、しかもSteam経由のオンライン販売のみとなっている。価格は「Half-Life 2」とのセット販売で49.95ドルとなっている。買うかどうか悩んでいる人にとって、このムービーは格好の存在だろう。
さて、ムービーの内容は、Steam経由のマルチプレイの模様を1マップあたり約5分に渡っておさめている(perensiのみ1分)。格段、組織だった動きやCSS独自の要素を活かした動きというものは見られず、武器の購入シーンから、いずれかが勝利するまでを数サイクルずつおさめたごく普通のゲームプレイとなっているが、まさに様変わりした新マップの様子や、さらに迫力が増した銃器類のサウンドエフェクト、それからフラッシュバンを被弾した際の耳鳴りやモーションブラーの効果などを見ることができて、なかなかおもしろい。
時には視聴者に見せるために、ドラム缶や机の上のPCやモニタといったオブジェクトを射撃している。それらオブジェクトは、転がったり、倒れたり、あるいは四散したりといった具合に、バラエティに富んだ反応が返ってくる。PCの場合は、ケースが外れて中のマザーボードが見えたり、市場の野菜類は派手に地面にばらまかれたりするなど、なかなか芸が細かい。
激しい突入シーンの後は、現場には無数の死体と、壁には赤いペンキをぶちまけたような血しぶき、破壊されたオブジェクト類などが確認でき、残されたドラム缶のゆっくりと転がる様が何より現場の凄惨さを伝えてくれる。
これまでCSといえば、チーム対戦のためのゲーム、あるいは銃撃戦を楽しむためのゲームという印象が強かったが、CSSではカウンターテロシミュレータ(あるいはその逆)としての色彩が色濃くなっている印象だ。CSSがプロスポーツとしてCSに変わる存在になるかどうかは、ある意味プロを抱えるスポンサーの意向次第といったところだが、見ているだけでムズムズやりたくなってくる吸引力を備えた作品であることは間違いない。
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