国内外のゲーム関連ダウンロードデータ情報

最新ゲーム DEMO & PATCH

~2002年5月~

■ 新作ゲーム一覧
■ ダイジェスト・ニュース


【5/31】

    【アクションシューティング】
    「DOOM III: The Legacy」プロモーションムービー [26.3~113.4MB]
  • 開発元 id Software
  • 発売元 Activision

     今年のE3ではムービーのみの出展であったにも関わらずぶっちぎりの注目を集めていたActivisionの「DOOM III: The Legacy」のプロモーションムービー。残念ながら会場で流されたものとは異なる内容だが、id SoftwareのテクニカルディレクターJohn Carmack以下、「DOOM III: The Legacy」の開発に携わる各部門の責任者のコメントを聞きながら、衝撃のリアルタイムレンダリング映像を見ることができる。全長7分もある特大ムービーで、終わったあと思わずため息が洩れてしまうこと必至だ。

     「DOOM III: The Legacy」は、Activisionが2003年度に発売を予定している次世代アクションシューティング。「DOOM III」エンジンを採用した初のタイトルで、ビジュアル最重視のシングルプレイタイトルになることが予定されている。「DOOM III」エンジンは、同じく来年度の発売が予想される「Quake IV」にも採用され、これが初のマルチプレイタイトルになりそうだ。

     今回のムービーで要注目なのは、天井のランプや燃えさかる炎など、揺れ動く光源によるダイナミックライティング処理。光源がランダムかつリアルタイムに揺れ動き、その影響が地面に対しダイレクトに反映され、実にインパクトのある映像を生み出している。

     そしてさらに、自身の影を体に投影させるセルフシャドウも加わり、総じてリアルタイム処理とはにわかには信じがたい映像に仕上がっている。ファイルサイズはクオリティに応じて4タイプ用意されている(内容はすべて同じ)。リアルタイム処理で表現された密室の恐怖をぜひ一度体験してみよう。

    ダウンロードはこちら(FilePlanet)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月31日版~」


【5/30】

    【都市育成シミュレーション】
    「Industry Giant 2」 [41.6MB]
  • 開発/発売元 JoWooD Productions

     「Industry Giant 2」は、昨年のECTSで初公開され、多くの話題を集めた都市育成シミュレータ最新作。そのポテンシャルはドイツ版「Sim City 4」とでもいってもいいほどで、とにかく信じられないぐらい広いマップ上で、従来通りの資源の回収から加工、流通、販売までをトータルに扱ったエコノミックゲームを楽しめるという、感覚的には千畳敷の大広間にトラック5杯分の鉄道おもちゃをぶちまけてひとりで遊ぶような、まさに「ドイツ人しか作らない」超大作である。

     グラフィックは3Dを採用し、マウスホイールをくるくる回してある程度まで俯瞰すると空には雲がかかり、逆にググッと寄ると道路を車が走行している様子が見えるというダイナミックなデザイン。3D描画の割にスクロールスピードもクイックで、操作性も上々。開始3分でよく作り込まれたゲームであることが実感できる。

     プレーヤーの仕事は、美しい街並みを眺めるだけではもちろんなく、与えられた広大なマップに点在する資源と初期資金を軸に、街に住む人々が持つ現金をまわしにまわして、都市をさらに反映させると同時にお金を儲けることだ。金の儲け方は無数にあり、もっとも簡単なものとしては、鶏や牛を放牧し、ミルクや卵を得て、それを店で売りさばくという方法。鉄や木は別途加工が必要で、加工所で鋼や木材に変え、そこからさらに加工材を組み合わせて商品を作り、そうして初めて売ることができる。

     Demoではこうした複雑なルールが洩れなく学べるチュートリアルが3ステージに、視点を最大限上げても画面内に収まりきらない「Small」サイズのマップ「Big Lake」がプレイできる。あせらずじっくり楽しもう。

    (C) 2001 by JoWooD Productions Software AG.

    ダウンロードはこちら(JoWooD)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月30日版~」


【5/29】

    【熱帯魚育成シミュレータ】
    「アクアゾーン2」体験版 [31MB]
  • 開発元 シノミクス
  • 発売元 デジキューブ

     5月15日に正式アナウンスされた「アクアゾーン2」の体験版。現時点ではインタラクティブ要素およびシミュレーション要素は含まれておらず、フル3D化された熱帯魚のアニメーションを楽しむだけの環境ソフトに近い。とはいえ、シミュレータの雰囲気はよくわかるほか、本体験版にはゲームプログラムに加え、壁紙やスクリーンセーバーなども入っているので、ダウンロードしておいて損はないだろう。

     「アクアゾーン2」は、グラフィックに3Dを採用した8年ぶりのシリーズ新作。残念ながらMac版の発売は見送られ、Windowsのみの対応となるが、2では従来の淡水魚に加え海水魚の飼育も可能となり、ファイザー・コンシューマとの提携により、実在の「テトラ」ブランドの熱帯魚飼料を使ったリアルな育成シミュレーションを実現している。

     体験版では、プログラムをインストール後、ゲームを起動すると自動的に水槽のロードが始まり、続いて魚が泳ぎだし、その後一切の飼育コマンドは実行できないため、上記のような要素は体験できない。あくまで魚のアニメーションを確認できるだけの内容だ。また、発表会では見られた熱帯魚飼育用のアイコンも取り払われており、魚はもちろん、水草、底砂、壁紙といった一切のアクセサリーの追加・変更が行なえない。このあたり、発売日は8月2日とまだ先とはいえ、多少の飼育要素を組み入れてほしかったところだ。

    (C)1993-2002 cinomix inc. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月29日版~」


【5/27】

    【アクションシューティング】
    「Soldier of Fortune II: Double Helix」SinglePlay Demo [136MB]
  • 開発元 Raven Software
  • 発売元 Activision

     E3から復帰初日は、4月20日に公開されたMultiplay Demoに続き、5月20日の米国での発売に合わせて公開された「Soldier of Fortune II: Double Helix」SinglePlay Demoをご紹介。ファルサイズがちゃっかりMultiplay Testの2.5倍もあるが、作品のインパクトをよく伝えてくれる充実した内容に仕上がっている。アクションファンはぜひプレイしてみよう。

     「Soldier of Fortune II: Double Helix」は、戦闘の壮絶さを具体的な形でリアルに表現した「Mature」指定のアクションシューティング。グラフィックエンジンはQuake IIIエンジンに独自改良を施したGHOUL IIエンジンを採用。体各位への細かいダメージマッピング処理が最大のウリで、この要素を戦闘の凄惨さにもそのまま活かし、顔や腕、足などから激しく出血したり、炸裂したり、もげたりする。といっても、SinglePlay Demoではネット流通という入手の容易性からこのあたりの凄惨な表現は抑えられており、ある意味誰でも安心して遊ぶことができる。

     Demoでは「Colombian Jungle」と「Seaward Star」の2ステージをまるまるプレイできる。いずれもボリュームたっぷりの本格ミッションで、じっくり楽しめる。Demoをプレイして一番最初に驚いたのは、レベル構築の丁寧さだ。「Colombian Jungle」はタイトルどおりジャングルを舞台にした野外ミッションとなっているが、空をすっぽりと包み込む背の高い熱帯雨林を初め、人間の背丈ほどもある雑草がいやというぐらい生い茂っており、それら草木が葉風に揺られ、絶えずざわざ動いているのだ。

     リアル志向のアクションファンにはまさにシビれる演出だが、このためPentium 4、GeForce 3という環境でも視界を激しく動かすと描画に遅延が発生する。ひととおりプレイしてみた感想としては、要GeForce 4とまではいかないが、最低でもGeForce 3クラスのビデオカードでなければゲームにならないだろう。低スペックのマシンユーザーにとっては嬉しさ半分の要素ではないだろうか。

     「Colombian Jungle」のミッション内容は、ジャングルにある敵の根拠地の調査ということになっているが、当然のように銃器を持った複数の敵がすでスタンバイを終了し、侵入口にしっかり照準を合わせたスナイパーがライフルを構えている。このステージに限っては、隠密行動はあまり要求されず、M4と手榴弾をメインとした匍匐前進による強襲が有効。スナイパーからライフルを奪ったあとは、遠距離狙撃でアウトレンジから敵の戦力低下を狙うのがいい。

     というのも、このゲーム、やけに難易度が高く、同じQuake IIIエンジンを使った「Medal of Honor」や「Return to Castle Wolfenstein」と同じような感覚でプレイするとすぐにゲームオーバーになってしまうからだ。敵は序盤から高度の連携を保ち、手榴弾やフラッシュバン、無反動砲など、ゲーム世界では正義の味方だけが使うべき超強力兵器を当たり前のように使ってくる。さすがに軍事雑誌「Soldier of Fortune」が監修したゲームだけのことはある。

    Soldier of Fortune(R) II: Double Helix (C) 2001 Activision, Inc. Developed by Raven Software Corporation. Published and distributed by Activision, Inc. Activision(R) is a registered trademark of Activision, Inc. Soldier of Fortune(R) is a registered trademark of Omega Group, Ltd. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc.("Id Technology"). Id Technology (c) 1999-2001 Id Software, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月27日版~」


【5/24】

    【ターンベースストラテジーゲーム】
    「凱歌の号砲・エアランドフォース」体験版 [39.4MB]
  • 開発・発売元 コーエー

     日本を舞台にした現代戦シミュレーションの体験版。企画および開発を担当したのは「大戦略」シリーズで有名な石川淳一氏。プレーヤーとCPUが交互に手順を進めるターン制で、マップはヘックス式を採用。綿密に描きこまれたマップ、3Dで表示される戦闘シーンは、一言で表現するならば“ゴージャスになった大戦略”といったところか。

     製品版は“日本再統一”を目的とするキャンペーンシナリオとなっているが、体験版は東京マップから自動的にスタートし、埼玉、神奈川と占領(クリア)した時点で終了。国籍はアメリカ、海外投資先(使用ユニットの拡張)はアメリカ海軍とそれぞれ固定されている。

     NEW GAMEを選択すると、まずはゲームの基本的な操作方法を説明するチュートリアルが表示される(スキップ不可)。内容は、直後にプレイする東京マップを例にしたもの。元々のシステムがシンプルなこともあり、一読すればSLG初心者でもすぐにプレイをはじめられるだろう。

     プレーヤーが指揮を取る「BLUE軍」の本拠地は「八王子」。ここからユニットを出撃させて、「新宿」など23区を中心に戦線を押し広げてくる「RED軍」を駆逐する。本拠地にユニットを配置したら、次ターンで移動を開始。緑色で示される移動範囲内に敵が存在した場合、自軍ユニットタイプが有利なら「○」、互角なら「△」、不利なら「×」で表示される。このあたり、SLG初心者にとって嬉しい配慮といえる。

     システムがシンプルで操作性もよく、初心者にも安心してオススメできる。SLG熟練者には、5月31日の発売前に腕ならしをしておくのも一興だ。なお、本作については2月18日に詳細なレビューを掲載しているので、体験版をプレイされる方はそちらも参考にしてほしい。

    (C) 2002 Cyc.co,Ltd.(C) 2002 KOEI Co.,Ltd.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月24日版~」


【5/21】

    【アクションシューティング】
    「The Sum of All Fears」Playable Demo [82MB]
  • 開発元 RedStorm Entertainment
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     トム・クランシー映画「The Sum of All Fears」(恐怖の総和)の同名のゲーム化タイトルのDemo。先週のプレイアブルムービーに続いての登場となる。現在、米国では5月31日の映画公開を控えテレビCMや看板などで精力的にプロモーションが行なわれている。とはいえ、E3直前にプレイアブルデモが公開されるというのは珍しいケースだ。

     ゲーム版「The Sum of All Fears」は、よりエンターテインメント性の高い映画版を元にしており、原作ではまず見られないような派手なガンアクションがたっぷり楽しめる。そもそもRedStorm Entertainmentの最新作である「Ghost Recon」エンジンを採用している時点で、このあたりの事情はとっくに織り込み済みだが、さすがにここまで原作との印象が異なると、原作のファンとしては感情移入のしようがないというのが正直なところだ。

     さて、Demoでは、コロラド州の刑務所を舞台にしたMission、FireFight(銃撃戦)、Lone Wolf(1人でMissionに挑戦)の3つのゲームモードをプレイできる。Missionは、囚われの身となったATF(Bureau of Alcohol, Tobacco and Firearms、アルコール・タバコ・火器局)の局員を救出することを目標としたObjective Missionになっている。表向きは演習ということになっているが、難易度を問わず、敵の反応は鋭めで、ブリーフィングの内容をきっちり押さえておかないとクリアは難しい感じだ。

     実際のゲームは、メニューまわりに若干の違いが見られるものの、インターフェイスやプレイスタイルなどは「Ghost Recon」とほとんど同じ。安心して遊べる反面、新鮮味に欠ける印象だ。Valueタイトルに新鮮味を求めるのはやや酷な気もするが、DemolitionやSiegeなど各種ゲームルールに対応したマルチプレイも実装されているため、長い時間楽しめる。アクションシューティングファン、「Rainbow Six」シリーズのファンは試してみよう。

    (c) 2002 Paramount Pictures Corp. Software (c) 2002 Ubi Soft Entertainment. All Rights Reserved. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. Tom Clancy's The Sum of All Fears is a trademark of Jack Ryan Enterprises, Ltd. under license to Ubi Soft Entertainment. Ubi Soft Entertainment and the Ubi Soft logo are registered trademarks of Ubi Soft Entertainment. All other trademarks are the property of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(DemoNews)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月21日版~」


【5/17】

    【アクションシューティング】
    「The Sum of All Fears」トレイラームービー [6MB]
  • 開発元 RedStorm Entertainment
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     米国で5月31日公開予定のトム・クランシー映画「The Sum of All Fears」(恐怖の総和)の同名のゲーム化タイトルのトレイラームービー。同作は完全新作ではなく、あくまで小説の映画化に便乗したタイアップタイトル。「Ghost Recon」エンジンを使ってはいるが、「Ghost Recon」をクリアしたユーザー向けには開発されていない。つまり、映画ファンのためのゲームで、価格も29.9ドルとお手頃だ。

     余談だが、ついこのあいだ、ゲームプレイに備えて原作をもう一度読み返してみたが、やっぱりカウンターテロを行なうシーンは一度もない。同作はテクノスリラー小説の伝家の宝刀ともいえる“核兵器”に焦点をあて、不発弾の発見から、回収、改良、設置、爆発、報復合戦、世界滅亡といった“恐怖の過程”を丹念に描いている。

     しかし、トレイラームービーでは、「Rainbow Six」、「Rogue Spear」、「Ghost Recon」などと同じようなノリで、問答無用のカウンターテロを行なって行く様子が描かれている。これはどのシーンの拡大解釈なのだろうか。なお、ゲームの主人公はジャック・ライアンでもなければ、ジョン・クラークでもなく、FBIのエリート人質救出員。複数でチームを組み、米国各地を含む、世界各国を転戦していくという。

     ムービーを見た限りでは、優秀なゲームエンジンを採用しながら、ステージの作り込みやモデリングなどにそれがほとんど活かされていない印象を受けた。まるで初代「Rainbow Six」のような荒っぽいつくりだ。発売までにもりもり作り込まれることに期待したい。ゲームの概要については、前に一度ニュースで取り上げているのでそちらを参照いただきたい。

    (c) 2002 Paramount Pictures Corp. Software (c) 2002 Ubi Soft Entertainment. All Rights Reserved. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. Tom Clancy's The Sum of All Fears is a trademark of Jack Ryan Enterprises, Ltd. under license to Ubi Soft Entertainment. Ubi Soft Entertainment and the Ubi Soft logo are registered trademarks of Ubi Soft Entertainment. All other trademarks are the property of their respective owners.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月17日版~」


【5/16】

    【ファンタジーRPG】
    「The Elder Scrolls III: Morrowind」トレイラームービー [37.4MB]
  • 開発/発売元 Bethesda Softworks

     今週に入ってからは各社ともE3を前に「出し惜しみ週間」に入ってしまったため、手頃なPlayable Demoが見あたらない。というわけで2日連続でムービーとなるが、今日も見応え抜群なのでご心配なく。Xbox待望の大作RPG「The Elder Scrolls III: Morrowind」のトレイラームービーだ。すでに発売済みのPC版のムービーとは若干違う内容で、ピクセルシェーダー対応の超美麗グラフィックがたっぷり堪能できる。

     「The Elder Scrolls III: Morrowind」は、Bethesda Softworksの人気シリーズ「The Elder Scrolls」の3作目となるシングルプレイ専用のファンタジーRPG。前作の発売は6年前の'96年だが、この時点ですでにグラフィックに3Dを採用し、各方面で話題を集めた。このグラフィックに関する意欲的な姿勢は今作にも受け継がれ、現行製品としては最高のクオリティを実現している。DirectX 8.1に完全対応し、ピクセルシェーダー、マルチパスレンダリングなど、最新の3Dテクノロジーを惜しみなくつぎ込んでいる。

     ムービーの内容は、壮大なクラシックをBGMに美しい風景が点描され、ときおり、敵の戦闘や街並みの様子などが描かれる。2度ほどXbox版のムービー見て、ちょっと思うところがあってPC版を見直してみたら、どうやらテクスチャの解像度やライティングエフェクトなどに若干の違いが見られる。描画深度も若干浅い気がする。

     PC版はメインメモリ256MB以上、ビデオメモリ32MB以上など、ハイエンドグラフィックを実現するためにメモリを大食いする仕様となっているが、そのあたりの違いだろうか。ゲームの詳しい内容については「海外ゲームレポート」で取り上げるつもりなのでもうしばらくお待ちいただきたい。

    (c) 2002 Bethesda Softworks Inc

    Xbox版のダウンロードはこちら(Fileplanet)

    PC版のダウンロードはこちら(Bethesda Softworks)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月16日版~」


【5/15】

    【バイオレンスアクション】
    「Grand Theft Auto III」ムービー [24.9MB]
  • 開発元 Rockstar Games
  • 発売元 Take2 Interactive

     昨日のソニーの経営方針説明会で、欧米で売り上げ570万本という衝撃的な記録が提示されたプレイステーション 2版「Grand Theft Auto III」のデモンストレーションムービー。残念ながら6月発売予定のPC版ではないが、内容的には変わらないため、気になっている人は一度見ておくといいだろう。

     ムービーの内容は、米国ではすでにPC、コンソールを問わずスタンダード化しているプログラマブルムービーばかりを集めた内容となっており、その作りの丁寧さ、内容の劇的さにほれぼれとしてしまった。国産の大作PS2タイトルのように、圧縮処理したプリレンダームービーを、さらに1フレームずつノイズを取り除いていくという、「ムービーで勝負」タイトルに比べると、さすがにアラが目立つものの、リアルタイム処理のみが出しうる生のダイナミズムが圧倒的な迫力で伝わってくる。

     ムービーでは悪のスパイラル運動を止められなくなった主人公が、マフィア、ヤクザ、コロンビアの麻薬取引グループ、汚職警官などに出会い、血で血を洗う抗争を繰り広げる様子が描かれる。見せ方はハリウッド映画のCMそのままで、バックグラウンドミュージックは当然オペラ。主人公があらゆる銃器を乱射し、強盗した車をぐんぐん飛ばし、最後はどういうシチュエーションなのか、車が大きく宙を舞う。約1分の長さが10秒に感じられるほど、内容の濃いムービーだ。

    (c) 2002 Rockstar Games, Inc. Rockstar Games and the Rockstar Games logo are registered trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. All other trademarks and trade names are properties of their respective owners. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月15日版~」


【5/14】

    【アクション】
    「F.D.N.Y Firefighter: American Hero」 [41MB]
  • 開発元 Ratloop
  • 発売元 Activision

     「F.D.N.Y Firefighter: American Hero」は、昨年の9月11日にニューヨークマンハッタンで発生した同時多発テロ以降、米国で一気に英雄的職業の筆頭に祭り上げられたファイアマン(消防士)の仕事が仮想体験できるアクションゲーム。フル3Dのグラフィックエンジンを採用し、1人称視点で消防士映画の傑作「バックドラフト」ばりの臨場感が堪能できる。というのはホメ過ぎで、ネタの鮮度と価格の安さで勝負する「Activision Value」ブランドのタイトルのため、あまり過度の期待はしてはいけない。

     Demoでは、トレーニングミッションに加え、本番のレスキュー/消火活動を2ステージプレイできる。トレーニングミッションでは、基本移動操作のほか、斧を使ったオブジェクトの破壊方法やオブジェクトの取り除き方、そして消化器や消火ホースによる消火作業などをマスターできる。

     トレーニングをクリアするといざ本番となる。が、1ステージ目はトレーニングミッションのようなFPSではなく、いきなりパズルゲームが始まるのでびっくりする。プレーヤーが担当するファイアマンは自動で動き、炎が吹き出る窓めがけて順番に放水していけばいい。まるで「ゲーム&ウォッチ」のようだ。トラップや障害物などは一切出てこないため、誰でも簡単にクリアできてしまう。次のステージもこんなだったら紹介するのをやめようと思ったら、2ステージ目はきちんとFPSに戻ってくれた。1ステージ目は何だったのだろう?

     やっと本番の2ステージ目は制限時間内に炎の中に閉じこめられた人々を救出するのが目的。建物の内部は二酸化炭素で充満し、酸素ボンベがなくなるまでに外に戻らなければならない。また、ステージには屋外を挟んで複数の建物が用意され、あちこちから炎が吹き出している。炎に触れてもすぐ死ぬわけではないが、当然、耐熱時間には限度があり、長時間炎の上を走り続けると、死亡となり隊員を1人失ってしまう(スタート時3人)。

    (c)1999-2002 Activision, Inc.

    ダウンロードはこちら(Activision)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月14日版~」


【5/13】

    【スケートボードアクション】
    「Tony Hawk's Pro Skater3」 [50.7MB]
  • 開発元 Gearbox Software
  • 開発元 Activision

     以前、海外ゲームレポートで取り上げたActivisionの大ヒットスケートボードアクション「Tony Hawk's Pro Skater3」のDemo。コンパクトなファイルサイズの割にはボリュームたっぷりの内容で、チュートリアルからじっくり挑戦していくことができる。ずばりお勧めだ。

     「Tony Hawk Pro Skater3」は、スケートボードを巧みに操り、空中でさまざまなトリックを決めて高得点を稼いでいくアクションゲーム。スケートボードは日本ではあまり馴染みのない遊びなので、いまひとつ興味がわかないかもしれない。何を隠そう私もそうだったが、Demoをプレイするうちにじわじわおもしろくなってくる。

     前情報なしにいきなりシングルプレイをスタートすると、だだっ広いステージにいきなり放り出され、敵が出てくるわけでもなく、進むべき道が用意されているわけでもない、何をどうすればいいのかぜんぜんわからないとりとめのないゲーム内容にしばし呆然としてしまう。ところが、全14ステージ用意されたチュートリアルをひととおりプレイし終え、改めてステージを眺め渡すと、おあつらえ向きのトリックポイントが輝いて見えてくる。

     こうなったらしめたもので、縦横無尽にスケートボードを走らせ思う存分トリックやコンボの醍醐味を味わうことができる。グラフィックは前作同様フル3Dだが、クオリティが格段に向上し、走り回っているだけでもじゅうぶん気分がいい。キャラの動きもスムーズで、着地に失敗するとリアルなこけ方をして、血まで吹き出す。すみずみまでしっかり作り込まれた丁寧さが好印象だ。

    (c)1999-2002 Activision, Inc. and it's affiliates. Pubilished and distributed by Activision Publishing, Inc. Activision is a registerd trademark and Activision O2 , Tony Hawk's Pro Skater and Pro Sketer are trademarks of Activision, Inc. and it's affiliates. All rights reserved. Tony Hwak is a trademark of Tony Hwak. Developed by Gearbox Software, L.L.C. All oter trademarks and trade names are the property of their respective owners Legal.

    ダウンロードはこちら(FilePlanet)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月13日版~」


【5/12】

    【アクションアドベンチャー】
    「STARWARS JEDI KNIGHT II JEDI OUTCAST」 [66.4MB]
  • 開発元 LucasArts Entertainment
  • 開発元 サイバーフロント

     以前、PCゲームレビューで紹介した映画「スターウォーズ」の外伝的エピソードを扱ったアクションシューティング「STARWARS JEDI KNIGHT II JEDI OUTCAST」のDemo。製品リリース後のDemoということで、クオリティも当然のように高く、すこぶる快適にライトセイバーアクションを堪能できる。ムービーやサウンドもバッチリ収録されており、プレイ後の満足感も高い。今月イチオシのアクションアドベンチャーだ。

     このDemoをプレイして一番驚いたのは、製品版では「真打ち登場!」的扱いのライトセイバーをいきなりブンブン振り回せるところだ。デフォルトでは、通常の1人称視点で「これで敵が倒せるのか」と不安に思ってしまうぐらい細い光線を発する光線銃を装備しているが、マウスホイールをくるりと回すとたちまち3人称視点に切り替わり、目の前に「ブーン」と例の低い音を発するライトセイバーを構えたカイル・カターンが身構えている。Demo版オリジナルの演出としては最高クラスではないだろうか。

     「QUAKE III」エンジン採用による3Dグラフィックも非常に良好で、ライトセイバーアクション時は、撃ち込まれる光線やライトセイバーで跳ね返した光線、反射のエフェクトなどなど、とにかく光線だらけで凄まじい臨場感がある。敵の動きもなかなか鋭く、逃げ撃ちはもちろん、絶えず後ろを取ろうと機敏な行動をとってくる。逃げるからといって、ブンブン振り回しながら近づいていくと、通常なら跳ね返せるはずのビームもそのまま体に突き刺さり、不要なダメージを食ってしまう。

     要するに一撃必殺で倒さなければならないわけだが、敵は巧妙に逃げ回りながら銃撃してくるため、なかなかそう簡単にはいかない。いつ手を出すか迷わせる、敵のAIバランスも実に見事だが、完全に無防備になる攻撃しざまの緊張感がすこぶる気持ちいい。レビューを読めばわかるように、本作はライトセイバーだけのゲームではまったくないが、ゲームの魅力の一端は十分につかみ取れる。ぜひプレイしてみよう。

    (c)2002 LucasArts Entertainment Company LLC. (c)2002 Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. Used under authorisation. LucasArts and the LucasArts logo are trademarks of Lucasfilm Ltd. Activision is a registered trademark of Activision、 Inc. This product contains software technology licensed from id Software、 Inc. id Technology (c)1999-2002 id Software inc. All rights reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

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【5/10】

    【シミュレーションRPG】
    「Vantage Master Online」製品版 [18.6MB]
  • 開発元 日本ファルコム

     日本ファルコムが先日発表した「VM JAPAN」の前作にあたる「Vantage Master Online」の製品版。「『VM JAPAN』発売記念特別企画」とはいえ、体験版ではなく製品版をいきなり配ってしまう太っ腹な企画だ。残念ながら日本語版はまだ市場で流通しているため、英語版となっているが、無料の強みにはかなわない、というよりそれほど難解なテキストを読む必要があるゲームではない。すでにクリア済みのファンもそうでない人もとりあえず試してみよう。

     「Vantage Master Online」は、日本では「Vantage Master V2」に相当するタイトル。TCP/IPもしくはLANによる1対1のネットワーク対戦に対応している。2バイトコード非対応のため日本語チャットはできないが、内容そのものは日本語版と変わらないので、「VM JAPAN」発売前の腕試しとして友人を巻き込んで対戦してみるといいだろう。

     また、本プログラムは製品版なので、シナリオモードも最初から最後まで楽しむことができる。シナリオモードでは、最初にいくつかの質問が出され、その回答によって18人の中からプレーヤーが操るマスターが選ばれる。最初操れるネイティアル(精霊)たちはそれぞれ属性の異なる4体。物語を進めていくごとに1対ずつ扱えるネイティアルが増えていく。これはシミュレーションRPG初心者にとって非常に親しみやすいシステムなので、未経験者はまずはシナリオモードからプレイしてみるといいだろう。

    (C)2002 Nihon Falcom Corporation.

    ダウンロードはこちら(日本ファルコム)

    ダウンロードはこちら(日本ファルコム)

    ダウンロードはこちら(impress)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月10日版~」


【5/9】

    【アクションアドベンチャー】
    「Divine Divinity」 [401MB]
  • 開発元 Larian Studios
  • 発売元 CDV Software Entertainment

     先日に続いてCDV Software Entertainmentの新作アクションアドベンチャー「Divine Divinity」のDemo。401MBという久々の大ものだが、「Baldur's Gate」シリーズと「Diablo」シリーズを足して2で割ったような作品といえば、それらのプレーヤーはその大きさに納得できることだろう。オープニングムービー、イベント時の音声、BGMなどもハイクオリティでたっぷり収録されており、長い時間かけてダウンロードしただけの価値は十分にある。

     「Divine Divinity」は、以前、ロンドンで開催されたECTSに出展され話題を集めた、アドベンチャー要素の高いアクションRPG。パッと画面を見た感じでは「Diablo」風だが、プレイしてみると「Baldur's Gate」シリーズのほうに近いことがよくわかる。会話の多さもさることながら、そのテキストの量、会話の選択肢の数が半端ではない。回答いかんによっては戦闘になったり、一方的に殺されたりするデンジャラスな展開ぶりも近いところがある。こうした会話からクエストを得て、それをひとつずつクリアしていくのが基本的なゲーム展開となる。

     また、フィールド上のオブジェクトにカーソルを合わせると、自動的にコメントがポップアップ表示される。その対象がピックアップ可能なアイテムだけではなく、本棚とか木とか、炉端の石ころや草々などなど、あらゆるオブジェクトが対象となっており、このあたりは「Ultima Online」に近い、知的好奇心を満足させる仕様となっている。グラフィックは2Dをベースに3Dエフェクトを多用した、ちょっと不思議な味付けとなっている。キャラクタは解像度(Demoでは上限800×600ドット)からすると驚くほど精巧に描かれており、装備品によってさまざまに容姿を変える。その姿は、ブロンズ人形のようで、この辺はちょっと新しい楽しさがある。

    (C) 2002 CDV Software Entertainment AG

    ダウンロードはこちら(Larian Studios)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月9日版~」


【5/8】

    【リアルタイムストラテジー】
    「Sudden Strike II」 [56.8MB]
  • 開発/発売元 CDV Software Entertainment

     CDV Software Entertainmentの人気シリーズ「Sudden Strike」の最新作「Sudden Strike II」のDemo。第二次世界大戦を題材に、米粒大の兵士たち数百人が広大かつリアルなフィールドで激しい戦闘を繰り広げるという本作ならではの持ち味はそのままに、今作では新たに日本軍を追加。密林やジャングルで埋め尽くされた南太平洋戦線が楽しめる。グラフィックエンジンは前作から変わっていないようだが、相変わらずぐいぐい遊ばせてくれる。

     Demoでは、とある南方の島嶼戦が楽しめる。味方は日本軍、敵は英軍。ミッション内容は、英軍根拠地を襲撃して捕虜のパイロットを救出するというミッション。日本軍は大発(大型発動機艇)6隻を使って南西より上陸し、まずは島中央にある英軍根拠地を狙う。前作のヨーロッパ戦線では、怪しい建物をしらみつぶしに破壊していけば、比較的被害を押さえられたが、今回はたかだかとそびえる樹木と地上にむき出した巨石でひしめくジャングルが舞台なので、敵がどこにいるかわからないのに一方的に撃たれる、あるいはいつのまにか後ろから攻められているといった状況になることも多い。

     部隊の移動は基本的に全体移動で、適当に目的地を指定すると隊員たちはジャングルを縫うようにして進撃してくれる。途中で敵に遭遇すると自動的に交戦してくれるが、バラックや見張り台からの射撃には反応しない(やられっぱなしになる)ため、Wキーで直接攻撃目標を示してやる必要がある。何度かプレイしてみた限りでは、難易度はかなり高めだ(難易度Normal時)。

     進撃路によっては敵の数ががらりと変わるため、敵の応戦が激しい場合は迂回して進んだ方がいいだろう。また、根拠地に置いてある、戦車や装甲車、工作車、対戦車砲などを利用することも重要だ。ミッション中盤以降では、日本軍の輸送機が援軍を運んでくれる。その輸送機はそのまま島にある滑走路に着陸し、部隊を離れた島まで運んでくれる。そういった細かい要素が前作と大きく異なる要素だろう。

    (C) 2002 CDV Software Entertainment AG

    ダウンロードはこちら(Demo News)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月8日版~」


【5/2】

    【レースシミュレータ】
    「Pro Race Driver」 [62.3MB]
  • 開発/発売元 Codemasters

     Codemastersといえば、「Colin McRae Rally」、「TOCA TOURING CAR Championship」の両レースゲームシリーズで、長らく海外のレースゲームジャンルの牽引役となってきたメーカーだ。本年度も今回紹介する「Pro Race Driver」と「Colin McRae Rally 3」の2本をマルチプラットフォームで展開する予定となっている、E3での公開が楽しみだ。

     さて、「Pro Race Driver」は、TOCAシリーズの最新作にあたる作品。海外ではまず6月28日にPS2版がリリースされ、夏にPCとXboxでの発売が予定されている。つまり、PC版の発売はまだ先というわけなのだが、この突然の公開の背景にはE3開幕を前に「レースゲームのCodemasters」を印象づけたい同社の戦略が見え隠れする。

     しかし、開発を急ぎすぎたためか、メニューまわりの作り込みが甘く、プログラムそのものもまだ非常に不安定な印象だ。公式サイトにあるようなハイエンドクオリティでゲームを楽しもうとすると、ハングアップを起こしたり、異常終了したりする。このため、640×480ドット/16bitという情けない環境でプレイする羽目になった。

     この理由から、今回掲載した画面はすべてプレス向けのPS2版のスクリーンショットであることをあらかじめご了解いただきたい。なお、PC版はビデオメモリの限界まで解像度を上げられ、グラフィックオプションも豊富に用意されているため、PS2版よりさらに美しいグラフィックでレースが楽しめる。

     Demoでは、6台で走行するフリープレイを楽しめる。登場する車はトヨタスープラのみで、入力デバイスはキーボード、ゲームパッド、ジョイスティック、ステアリングホイールのすべてに対応している。Demoを起動するとアメリカンなオフィスを写したメニュー画面に移り、ここで「Free Time」を選択するとレースが開始できる。車の選択画面やセッティング画面などはすべてすっ飛ばされ、いきなりレーススタート。そして3周走行するとお終いという、リプレイすらない、まさに「走れるだけ」の内容だ。

    (C) 1986-2002 The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). "Codemasters"(R) is a registered trademark owned by Codemasters. All Rights Reserved.

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月2日版~」


【5/1】

    【リアルタイムストラテジー】
    「Cultures 2: The Gates of Asgard」 [69.1MB]
  • 開発元 Funatics Development
  • 発売元 JoWooD

     4月26日版で紹介した「ZANZARAH The Hidden Portal」の開発元Funatics Developmentが手がけたコンストラクションゲーム「Cultures 2: The Gates of Asgard」の英語版Demo。ドイツは「Settlers」、「Patrician」の両シリーズをはじめ、傑作箱庭ゲームがごろごろ転がっている国だが、「Cultures 2」もまさにそのひとつだ。

     Demoでは2つのミッションをプレイすることができる。1つ目は、難破して陸に座礁したバイキング船を拠点に、島への植民を果たしていくミッション。島には敵種族はおらず、フル3Dで描かれた美しいグラフィックを堪能しながらじっくり入植作業を行なっていくことができる。具体的には島の資源を採集し、集めた資源でさまざまな施設を建設して、国としての体裁を整えていく。入植者の中には男女がいて、結婚させることで子供を産み、人口が増えていく。

     入植者たちは、職業別のAIによって自動的に行動し、仕事があればひたすら仕事に打ち込み、睡眠が取りたくなったら、その場で倒れ込み休みをとる。暇なふたりが出会えばおしゃべりを始める。ドイツ製のコンストラクションゲームのひとつの特徴は、それらをつらつら眺めているだけでも十分に楽しいが、見ているだけではぜんぜん話が前に進まないことだ。

     そこでまずは手持ちぶさたにしているCivilianをHunterやFisher、Extractorといった職業に就かせ、資源を集めていく。資源を集めることで、各種の建物を建てられるようになる。入植者には、体力、空腹、睡眠、モチベーションといったパラメータがあり、これが下がってくると仕事の能率が落ちてしまう。取っつきにくさはあるが、わかり始めるとぐいぐいハマってしまうドイツゲーならでは吸引力が魅力的だ。

    2001 by JoWooD Productions Software AG

    ダウンロードはこちら(BonusWeb)

    より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年5月1日版~」


■■ 注意(編集部)■■

・使用環境などの情報はリンク先の情報を参照してください。

・各社が公開しているデモ版は、製品版ではないため使用環境などによっては正常に動作しない場合がありますが、GAME Watch編集部ではその責を負いません。ウィルスなどによる被害も同様です。DEMO版、PATCHなどのインストールは自己の責任において行なってください。

・GAME Watch編集部では、個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。


[Reported by GAME Watch編集部]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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