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最新ゲーム DEMO & PATCH~2002年7月~
■ 新作ゲーム一覧
■ ダイジェスト・ニュース
【7/31】
【アクションシューティング】
「Operation Flashpoint: Resistance」Playable Demo [78.4MB]
- 開発元 Bohemia Interactive Studio
- 発売元 Codemasters
いまなお現行最強のリアル系アクションシューティング「Operation Flashpoint」の最新アドオン「Resistance」のPlayable demo。「Operation Flashpoint」本編のPlayable Demoによる衝撃的なデビューから1年以上が経過したが、相変わらずぐいぐい遊ばせる傑作だ。
「Operation Flashpoint: Resistance」は、レジスタンス軍の一員として、突如小さな島を占拠したソ連軍に対抗すべく、厳しいゲリラ戦に従事していく。正規軍として戦った本編や「Red Hammer」とは異なり、少数精鋭による破壊工作が主任務で、武器や弾薬は敵から奪ったものを使用する。搭乗できる乗り物もソ連製ばかりだ。
Demoでは、「Battlefield Nogova」、「Battle of Modrava」のふたつのミッションがシングルプレイモードで楽しめる。いずれもOFPの専売特許といえる広大なフィールドを舞台としており、地形をうまく利用した自由な戦術でゲリラ戦を展開することができる。
製品版では、武器や弾薬は前のミッションから引き継ぐため、プレーヤーによって使用武器や戦術が異なってくるが、体験版ではあらかじめ豊富な武器と弾薬が用意され、ブリーフィング時に好みの武器に入れ替えて戦闘を始めることができる。
というわけでいろいろな武器を試してみたが、スタイル的にはサイレンサー付きのUZIが一番格好いいが、遊びやすいのは確実にスナイパーライフル。特に戦力的に敵より劣る「Battle of Modrava」では、開けた丘の上からアウトレンジで攻撃できることから圧倒的な強さを発揮できる。少し強すぎる気もするが、OFPのおもしろさを実感するには一番適した武器だろう。
なお、Resistanceよりキャラクタ(隊員、乗り物)のモデリングが一新され、高解像度テクスチャをサポートし、さらにリアリティが増している。特に「Battlefield Nogova」で獅子奮迅の活躍をしてくれるT-72は必見の出来映えだ。ファイルサイズも比較的小さめなので、ぜひ試してみよう。
(c) 2002 Bohemia Interactive Studio and Codemasters Software Company Ltd. All rights reserved.
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月31日版~」
【7/29】
【レースシミュレータ】
「ToCA Race Driver」Promotion Video1~3 [14.5~19.4MB]
- 開発/発売元 Codemasters
「Colin McRae Rally」シリーズと並んで、人気の高いCodemastersのレースシミュレータ「ToCA」シリーズ最新作「ToCA Race Driver」のPromotion Video。同作はE3開幕前に、開発中の体験版が流出して、Codemasters側が「これを正式な体験版だと思ってもらっては困る」といった旨の異例の発表を行なった経緯がある。
E3では「Colin McRae Rally 3.0」と並んで大々的に公開されて好評を博した。その後、開発は順調に進み、7月頭から10日に1度のサイクルでPromotion Videoが公式サイト上で公開されている。PS2版の映像ということだが、PC版のつもりで見てもらって問題ないだろう。
現在公開されているムービーは、「CAR」、「Pack Racing」、「Damage」の3本で、それぞれタイトルズバリの内容で、長さはいずれも1分ジャスト。リアルタイムレンダリング処理された映像のみ構成され、そのパワフルで臨場感の高い映像美には誰しも目を奪われてしまうことだろう。
圧巻なのは3本目「Damage」で、車乗りが一番聞きたくない生々しい破壊音を連発させながら、クラッシュシーンが連続して流される。次々とフロントカウルやフェンダーなどが宙に舞い、ドアはベコベコ、前輪はパンクした状態で走行を続けるなど、まさに圧巻の内容だ。
(c) 1986-2002 The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). "Codemasters"ョ is a registered trademark owned by Codemasters. All Rights Reserved
ダウンロードはこちら(Codemasters)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月29日版~」
【7/26】
【歴史シミュレーション】
「信長の野望 蒼天録」体験版 [190MB]
- 開発元 コーエー
発売から約1カ月になるコーエーの信長シリーズ第10弾「信長の野望 蒼天録」の体験版。この体験版は、製品発売後に開発されたもので、7月5日に公開されたアップデートプログラムの内容は含まれていないものの、製品同等のクオリティでゲーム序盤部分を試すことができる。190MBと久々の超弩級サイズだが、全国マップが丸ごと収録されており、サウンドクオリティも製品版同等と、そのボリュームに見合う実に贅沢な体験版になっている。
「信長の野望 蒼天録」のゲーム内容についてはレビュー記事を参照してもらうとして、体験版の内容について紹介すると、シナリオ「1560年夏 桶狭間合戦」が2年間限定で楽しめる。選択可能な勢力は、松永久秀(三好家、第3軍団長)、松平元康(今川家、第2軍団長)、真田幸隆(武田家、第3軍団長)、柴田勝家(織田家、第1軍団城主)の4勢力が用意されている。
いずれも戦国時代を代表する名将揃いで、全員大名ではなく軍団長もしくは城主というところがポイント。もっともスタート時点の身分はあくまで仮のもので、独立して大名になることもできるし、主君からの命令で城主に降格されることもありうる。2年間といってもわずか8ターン(16フェイズ)なので、出撃せずに内政ばかりこなしているとわずか10分足らずで終了してしまう。さいわい選択できる勢力は戦力的に整っているところばかりなので、バンバン出撃して野戦や攻城戦を楽しむといいだろう。
なお、体験版のその他の制限事項は以下のとおりとなる。
●ゲームデータのセーブおよびロードは実行できない
●メニュー「自分で武将を作成する」は選択できない
●メニュー「BGMを聴く」は選択できない
●難易度の設定など、一部プレイ環境の設定が行なえない
●オープニング、エンディングムービーは未収録
●BGMの曲数が(製品版よりも)少なくなっている
●合戦の野戦場および城のグラフィックスの点数が(製品版よりも)少なくなっている
プレイしていて気づいたのは、忍者対決シーンのムービーや、外交シーンなどのアニメーションがカットされている。ちなみにチュートリアル機能は体験版にも含まれているので、「信長の野望」シリーズ未体験者でも安心してプレイできる。内政、合戦のみならず、さまざまな楽しみ方ができるので、ぜひ試してみていただきたい。
(c)2002 KOEI Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ダウンロードはこちら(Impress)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月26日版~」
【7/25】
【アクションシューティング】
「Unreal Tournament 2003」Video Trailer [16.2MB]
- 開発元 Digital Extremes
- 発売元 Infogrames
もうとっくにPlayable Demoが出ているはずが、Demoどころか製品版の発売が遅れに遅れている「Unreal Tournament 2003」の最新Video Trailer。こうも簡単に前言を翻して発売延期が繰り返されると、1プレーヤーとしていい加減どうでもよくなってくるが、ムービーを見た瞬間、そんな気の迷いは吹き飛び、再び新鮮な心持ちで発売を待ち望む気分になった。やはりこの作品が、スポーツ系FPSの最右翼という評価は揺るがないようだ。
ムービーは約1分の内容で、複数のアリーナを舞台に激しい戦闘の模様を見ることができる。Botを使ったシングルプレイなのか、マルチプレイなのかといったことまではわからないが、いずれにしても全編リアルタイム処理されたプレイ中の映像が使用されており、E3レベルよりさらにグレードアップしたビジュアルを堪能することができる。
ムービーでは、ゲームに登場するあらゆる武器が使用され、その派手な爆発のエフェクトや弾が当たった敵が吹き飛んだり、倒れたりといった演出が見られる。最大の見所は通信機器で衛星を呼び出して、目標にレーザーを撃ち込む「イオンキャノン」。それ以外にも豊富に用意されているSF仕様の銃器を使ったマルチプレイは、最終的にどういう形になるのか、考えるだけでもわくわくしてくる。
ファイルサイズもコンパクトで、サクッと見られる内容なので、発売を待ち望んでいるFPSファンはぜひ一度見ておこう。
(C) 2002 Infogrames, Inc. Infogrames and the Infogrames logo are trademarks or registered trademarks of Infogrames. All rights reserved. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association. Unreal R Tournament 2003 c 2002 Epic Games, Inc. Raleigh, N.C. USA. Unreal and the Unreal logo are registered trademarks of Epic Games, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners. Unreal Tournament 2003 was created by Digital Extremes. Manufactured and marketed by Infogrames, Inc., New York, New York, a subsidiary or Infogrames Entertainment, S.A., under license from Epic Games, Inc.
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月25日版~」
【7/24】
【MMORPG】
「Realms of Torment」Technical Demo [20.7MB]
- 開発/発売元 Limitless Horizons Entertainment
ルーマニアのブカレストに本拠を置くゲームデベロッパーLimitless Horizons Entertainmentが2003年春発売を目標に現在開発を進めているMMORPG「Realms of Torment」のTechnical Demo。クライアントはαバージョンと記されているが、完全なスタンドアロン環境で、同作が採用予定のグラフィックエンジン「Abyssal Engine Version.2.0」の出来映えを確認するといった内容だ。
「Realms of Torment」は、中世世界をベースに剣と魔法の物語を描いたオーソドックスなMMORPG。Demoでは、30分程度で1周出来るエリアを自由に探索できる。といっても、モンスターやNPCなどは一切登場せず、まったく無人の荒野をただ歩き回れるだけといった内容。時間の進みも異様に早く、感覚的には10分程度で1日が経過する。朝は朝日がまばゆくフィールドを照らし、その後太陽がぐんぐん中空へ登っていく。と思ったらだんだん薄暗くなり、ふと後ろを振り返ると大きな月が出ているといった具合。Technical Demoとはいえ、実にせわしないゲーム展開だ。
フィールドには平野のほか、森林地帯、山岳地帯、そして城塞がひとつあり、フィールドの境界の先にはブルーのテクスチャがどこまでも続いているといった具合で、現時点ではゲームとしてまったく成立していない。「Abyssal Engine Version.2.0」の出来もいまひとつで、特筆できるのは朝日のライティングエフェクトぐらいのもの。「Ever Quest II」や「Ashelon's Call II」はいうに及ばず、現行の「Ever Quest」、「Dark Age of Camelot」にも追いついていない。
キャラメイクから行なえるのが唯一の救いといってもいいが、振り分けたパラメータを実際に試すことができないのは残念なところ。これまでネットワークゲームには消極的だったヨーロッパ市場にも、Codemastersの「Dragon Empires」や、CDV Softwareの「Neocron」などなど、MMORPGの大きな波が押し寄せてきている。「Realms of Torment」の今後の練り込みに期待したいところだ。
ダウンロードはこちら(Limitless Horizons Entertainment)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月24日版~」
【7/23】
【アクションRPG】
「ヴァンパイア ハーツ」体験版 バージョン3 [63.5MB]
- 開発/発売元 エグゼクリエイト
7月25日に発売を予定しているエグゼクリエイトの新作アクションRPG「ヴァンパイアハーツ」の体験版。バージョン3ということで、6月26日に公開された最初の体験版から2度の修正を施した事実上のファイナル版となっている。現在、公式サイト上では、予約受付が行なわれており、1,000本限定の初回特典版には同作のイラストを担当した夢路キリコ氏の設定資料集が同梱されるようだ。
「ヴァンパイア ハーツ」は、すでに何度か記事で紹介してきたように、人間と闇人(ヴァンパイア)が共存する街での不思議な出来事を描いたアクションRPG。長い旅路のすえにたどり着いたキャスケット村には人間に加え闇人が住んでおり、ひとびとがそこで暮らすためには「昼間は人間の時間、夜間は闇人の時間」というルールに従わなければならない。そんなルールなど知らない主人公トウマは、到着初日に偶然ヴァンパイアの少女ステラと出会い、一悶着を起こすことで大きな事件に巻き込まれていくことになる。
バージョン3の内容そのものは、これまでの体験版とまったく同じで、ゲーム内時間で5日間もしくは最初のダンジョンをクリアするところまでがプレイできる。ただし、バージョン1では閉ざされていた武器屋や道具屋が利用できるようになっているほか、夢路キリコ氏のイベントスチルも増え、敵を倒すとアイテムが詰まっている宝箱が出現し、さらに前回指摘したインターフェイスまわりの不具合も綺麗に修正・改良されているなど、すでにプレイ済みのユーザーも再度試す価値のある内容になっている。
(C)2002 EXE CREATE ALL RIGHTS RESERVED.
体験版のダウンロードはこちら(エグゼクリエイト)
マニュアルのダウンロードはこちら(エグゼクリエイト)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月23日版~」
【7/22】
【アクションシューティング】
「Battlefield 1942」SinglePlay Demo [133MB]
- 開発元 Digital Illusions
- 発売元 Electronic Arts
Electronic Artsが放つ新たなミリタリーアクションシューティング「Battlefield 1942」のSinglePlay Demo。現在、米国ではまだクローズドβテストが行なわれている状況だが、早くもDemoが登場した。発売時期は9月頃が予定されているが、開発は予想以上に順調のようだ。来るべきMultiplay Demoの登場に備えて、これでじっくり練習しておくといいだろう。
「Battlefield 1942」は、第二次世界大戦をモチーフにしたアクションシューティング。戦史に名を残した指折りの激戦地をリアルスケールに近い形で再現しているところが最大の特徴で、ミリタリー系アクションシューティングでいうと「Operation Flashpoint」と「Medal of Honor: Allied Assault」の中間ぐらいに位置し、ゲーム性は「Tribes 2」にやや近い。大規模な集団戦が醍醐味だ。
Demoでは北アフリカ戦線のトブルク攻防戦をプレイできる。「Medal of Honor」のシングルプレイのように、事前に作戦計画やミッション内容などはなく、マルチプレイ用のマップを1人でプレイするというスタイルだ。敵はもちろん仲間も全員CPUなので、メッセージを交わして部隊を指揮するといったことはできないが、これがマルチでプレイできればどんなに楽しいかといったことは容易に想像できる内容になっている。
プレイしてみて最初に感激するのは、マップのどでかさと雰囲気の良さだ。グラフィックは間引きなく隅々まで綺麗に描かれ、遙か彼方では閃光とともに爆発音が連続して聞こえ、雰囲気を盛り上げてくれる。基本は砂漠を匍匐前進して進み、前線の手前で双眼鏡やスコープを覗いて、敵の座標をチャットで送る。今回はSingleplay Demoなので、その必要はない。
プレーヤーはまず最初に独軍、英軍のいずれかを選択し、そのあと兵科を選ぶ。兵科はScout(斥候)、Assault(突撃兵)、Antitank(対戦車兵)、Medic(衛生兵)、Engineer(工作兵)の5種類。それぞれ能力や装備が異なるが、いずれを選択しても、戦車に乗れるし、機関銃も操れる。このあたりの自由度の高さがたまらない魅力だ。
(C) 2002 Digital Illusions CE AB.
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月22日版~」
【7/19】
【アクションRPG】
「ファンタシースターオンライン」ネットワークトライアルエディション [86MB]
- 開発元 ソニックチーム
- 発売元 セガ
昨年12月に日本で発売され、今年に入って韓国、台湾でも発売が始まり、今後も引き続き欧米での展開を予定しているWindows版「ファンタシースターオンライン」。8月1日からは「PSOアジアキャンペーン」と題したオンラインイベントが日韓台の三カ国で実施される予定となっている。
そのイベントを前に、セガではネットワークプレイが可能な体験版「ネットワークトライアルエディション」を公開した。プレイ前にハンターズライセンスを購入する必要はなく、無料でサーバーを利用できる。ぜひ気軽に試してみよう。
「ネットワークトライアルエディション」は、これから発売する欧米を始めとした英語圏にPSOを広くアピールすることを目的とした戦略性の高い体験版となっている。ご存じのとおりクライアントそのものが7カ国語表示に対応しており、さらにユーザー登録などは一切不要な上、体験版専用サーバーへの接続制限はいっさいかけられていない。このため、国籍を問わずどこからでも自由にプレイすることができるわけだ。
同社でもあらかじめ多国籍でのマルチプレイを想定しているようで、Windows版オリジナルの7言語対応ワードセレクト機能やシンボルチャットを利用して多国籍によるコミュニケーションを楽しんでほしいとしている。
今回の体験版は、発売直前に公開されたシングルプレイ専用体験版に比べて大幅に拡充され、前回のようにいきなり「森ステージ」のエリア1からスタートするのではなく、製品版とほぼ同じ仕様でキャラメイクから行なうことができる。内容的には「森ステージ」のボス戦までがまるまる収録されている。体験版の制限は途中セーブ/ロードができないことに加え、30分経過するとサーバーから自動切断される時間制限の2点だ。
(C) SONICTEAM/SEGA,2000,2001
ダウンロードはこちら(Impress)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月19日版~」
【7/18】
【リアルタイムストラテジー】
「Hegemonia」Rolling Demo [40MB]
- 開発元 Digital Reality
- 発売元 Dream Catcher
ハンガリーのゲームデベロッパーDigital Realityが現在開発している大作SFリアルタイムストラテジー「Hegemonia」のRolling Demo。これは、同じシーンを繰り返し再生するNon Playable Demoのこと。といっても、プリレンダームービーを垂れ流しているわけではなく、全編リアルタイムレンダリングで処理されたプレイ中の映像に近いプログラマブルムービーになっている。画面を見ればわかるように、かなりパワフルなフル3Dのグラフィックエンジンを採用しており、めくるめくパーティクル処理とともにド派手な艦隊戦が堪能できる。実にうまいデモンストレーションプログラムだ。
「Hegemonia」は、スペースオペラ節全開のSFリアルタイムストラテジー。美しい3Dグラフィックや質感に優れた艦船のモデリング、ドラマチックな宇宙戦の演出など、現在世界でもっともホットなゲーム開発市場である旧東欧圏らしい、クオリティの高い作品だ。ヨーロッパでの発売元Cyro Interactiveが先月倒産したことにより、一時、取り扱い先がなくなっていたが、北米市場ではDream Catcherが発売するようだ。発売時期は今秋を予定している。
「Hegemonia」は、パッと見た感じではMicrosoftの「Freelancer」に近い印象があるが、ゲームジャンルは3Dリアルタイムストラテジーだ。画面をぐりぐり回し、状況に応じて拡大縮小を繰り返しながら宇宙艦隊を指揮して、敵艦隊を撃破していく。Demoではそうしたシーンをたっぷり見ることができる。
Demoではメニュー等は一切表示されず、定期的に視点を変えながら、大艦隊同士の戦いが描かれる。大型艦船が撃破されると派手な爆発とともに画面が揺れる演出があったり、各艦船にはバリアーが張り巡らされ、バリアーの反射シーンや貫かれるシーンがなかなか格好いい。視点を任意で切り替えられればもっと良かった気がするが、内容、ボリュームともに大満足のDemoだ。
(C) 2002 Dreamcatcher Interactive, Inc.
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【7/17】
【高校野球シミュレータ】
「高校野球道2 EX」プロモーションムービー [26MB]
- 開発/発売元 日本クリエイト
発売を明日に控えた日本クリエイトの高校野球シミュレータ最新作「高校野球道2 EX」のプロモーションムービー。今年の甲子園も台風にもまれつつようやく予選がはじまり、同作の発売時期としては絶好のタイミングだ。高校野球ファンは一度見ておくといいだろう。
「高校野球道2 EX」は、全国4400校の中から1チームを選び、チームの監督として選手を鍛え抜き、最終的には甲子園制覇を狙うという夢のある育成シミュレータだ。コンセプトそのものは'98年発売の「高校野球道」の頃から変わっておらず、シミュレータエンジンやグラフィック、イベント等を少しずつリビジョンアップしながら現在に至っている。
今回は2のEXバージョンということで、2をベースに多くの改良が施されている。主な改良点としては、ゲームバランスの練り直し、選手の豊かな表情、練習機材の大幅拡充、イベントの充実、スピーディーな試合展開など。前作2のセーブデータのコンバート機能も備え、前作のプレーヤーはそのままプレイを続行できる。
ゲームというよりシミュレータ性の強い作品なので、ムービーはやや地味な仕上がりだが、歴史の長いシリーズだけにシミュレータとしてのデキは折り紙付きだ。サッカーをはじめとしたシミュレータゲームが好きな人にお勧めの作品だ。
All right reserved NIHON CREATE Co,LTD.
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【7/16】
【コンバットフライトシミュレータ】
「Microsoft Combat Flight Simulator 3」Intro Movie [13MB]
- 開発/発売元 Microsoft Game Studios
先週、Microsoft Games Studiosで「Microsoft Combat Flight Simulator 3」の公式サイトがオープンした。マルチメディア素材では、最新スクリーンショット、壁紙、ノーズアートに加え、今回紹介するイントロムービーが公開された。今冬発売を予定している同作は、日本でも「Age of Mythology」と同じく完全日本語版での取り扱いが決定している。前作で不評だったアメコミテイストからの完全脱却を確認する意味でも一度チェックしておきたいムービーだ。
「Combat Flight Simulator 3」は、すでに何度か記事でご紹介してきたように、第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線を空の視点から描いたコンバットフライトシミュレータ。従来の戦闘機を軸とした空戦メインのゲームスタイルから、爆撃機を軸とした戦略爆撃メインのスタイルに方向転換しているところが最大の特徴である。
時代設定は'43年から'45年までとなっており、独軍のJu88A-4の大編隊を、P-47やP-51で迎え撃ったり、Bf109、Fw190、Me262の守りを突破してドイツの一都市をB-26で戦略爆撃するといったミッションが用意されている。軍事ファンにとって楽しみなのは、ドイツの全翼型ジェット爆撃機Go229Aや、米軍のジェット戦闘機P-80シューティングスターといった実戦に間に合わなかった次世代機もシナリオに盛り込んでいるところ。ともあれ発売が楽しみな作品だ。
さて、今回公開されたムービーはオープニングに使用されるもので、これがその一部なのか全体なのかは不明だが、4分弱と結構なボリュームがある。ムービーの解像度が低いため、字幕などはほとんど判読できないものの、内容は明快でわかりやすい。ムービーは複数のシーンから構成されており、最後の米P-47による橋梁爆破シーンが最大の見所。爆破に成功した後、立ち上る黒煙の中からGo229Aが突如姿を現し、超高速で姿を消すシーンが印象的で、本作におけるGo229Aの活躍を暗示しているようにも映る。ファイルサイズもコンパクトなので一度見ておくといいだろう。
(C) 2000 Microsoft Corporation and/or its suppliers. All rights reserved.
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【7/15】
【RCレースシミュレータ】
「Big Scale Racing」Playable Demo [24MB]
- 開発/発売元 Bumble Beast
RC(Radio Controlled)カーを扱ったオランダ生まれのレースシミュレータ「Big Scale Racing」のPlayable Demo。海外市場はあらゆるモータースポーツのオフィシャルゲームが発売されている一方で、こうした身近な素材というか、素人が遊んでも「たのしー」と思えるライト級のレースゲームも数多く発売されている。RCカーを操る楽しさもさることながら、コンパクトなファイルサイズの割にたっぷり楽しめるところもいい。今月イチオシのレースシミュレータだ。
「Big Scale Racing」は、一定の範囲を柵で囲われたRC専用コースをぶいぶい飛ばせるRCカーレースシミュレータ。プレイスタイルは通常のレースゲームと同じで、進入禁止を示すポールが大木のようにそびえ、当たると逆にこちらが吹き飛ばされるという縮尺の違いが最大の特徴。パワーの割にグリップまわりが貧弱で、高速時の制動の難しさと減速作業がたまらなくおもしろい。
油断すると、たちまち横滑りというか横回転を始めたり、縁石をジャンプ台に空中で2回転したりする。いわゆるダメージマッピングなどは行なっておらず、指定のポールの内側を通過するというルールさえ守れば、結構きわどいショートカットも可能。見た目はF1レースに近いが、ゲーム性は「マリオカート」に近い。
なお、高速とはいってもRCカーなのでせいぜい40kmぐらいのものだが、それでももの凄いスピード感が味わえる。視点は通常の後ろナナメから見た視点など全6種類が用意されており、特に前輪2つだけが見えた視点では、路面をえぐるような迫力ある視点でレースが楽しめる。
Demoでは「E.V.M.C」コースを舞台に、Quick Raceがプレイできる。7台のCPUカーを相手にしたシングルプレイのほか、1対1のマルチプレイにも対応。ただし、マルチプレイはネットワーク対戦ではなく、画面2分割式のスタンドアロン対戦。キーボードとゲームパッドにわかれてプレイするわけだ。
ダウンロードはこちら(Bumble Beast)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月15日版~」
【7/12】
【アクションアドベンチャー】
「Auryn Quest」Playable Demo [99MB]
- 開発元 Discreet Monsters
- 発売元 DreamCatcher
ドイツのゲームデベロッパーDiscreet Monstersの新作アクションアドベンチャー「Auryn Quest」のPlayable Demo。Ubi Soft Entertainmentの「Myst III」の類似ゲームかと思ってプレイするまではあまり期待していなかったのだが、フル3Dグラフィックの世界を1人称視点でプレイするという、アクションシューティングスタイルのゲームデザインがなかなか新鮮。ゲーム内容もアドベンチャーというよりむしろアクションゲームに近い印象だ。
「Auryn Quest」は、ミヒャエル・エンデのファンタジー小説「ネバーエンディング・ストーリー(邦題:はてしない物語)」をモチーフにしたアドベンチャーゲーム。プレーヤーは小説のヒーローAtreyuとして、破滅の危機に瀕している幻想世界ファンタジアの救出に乗り出していくことになる。
ファンタジアの世界は、ビジュアルの美しさに関してはせいぜい「Quake II」レベルだが、素晴らしく壮大で茫漠としており、ターミナルからテレポートして別の独立した世界へ飛び、個々の謎を解いていくことになる。Demoではそのうちのひとつ「Gaya's Lava Dungeon」ステージをプレイできる。
前述したように1人称視点でゲームが展開する。インターフェイスもW、A、S、Dで移動を行ない、あとはShiftキーで走り、SpaceキーでジャンプとFPSそのままなので、アクションゲーム感覚でさくさく物語を進めていけるところが特徴だ。視点も自由に回せるため、「Myst」シリーズ同様の臨場感の高いゲームプレイを楽しめるのもいい。
その一方で、「Tomb Raider」シリーズみたいな1歩足を踏み出せば即死してしまうような危ない箇所が連続するなど、序盤からひやひやするシーンが多く、緊張感の高い内容だ。フランスや日本で開発されるアドベンチャーゲームとは若干毛色の異なる作品だが、内容そのものはそれほど難しくないので気軽にプレイしてみるといいだろう。
(C) 2002 Attaction GmbH, discreet monsters. All rights reserved.
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より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月12日版~」
【7/11】
【テニスシミュレータ】
「Power Smash」Playable Demo [40MB]
- 開発元 ヒットメーカー
- 発売元 セガ
本日発売されたPC版「Power Smash」の体験版。Demoの内容そのものは、タイトル画面を除いては3月19日版で紹介した「Virtua Tennis」とまったく同じだ。ただし、今回は、コンフィグツールが別途用意されており、高解像度のフルカラー映像でゲームが楽しめる。体験版は相変わらずキーボードのみの操作となっているが、それを差し引いてもじゅうぶん遊びごたえのある内容だ。
「Power Smash」は、アーケードやコンソールで好評を博したプロテニスシミュレータ。
アーケードやコンソールでは、現在2までリリースされていて、今回のPC版はヨーロッパ市場向けに開発された「Virtua Tennis」の逆輸入バージョンだ。
選手の操作は、カーソルキー+A、Sのみを使用。Aでスイング/スマッシュを行ない、Sでロブを上げることができる。同作は、打ち合い返し合いを楽しむいわゆるテニスゲームではなく、取れるボールがシビアに限定されるいわゆるリアル系のテニスシミュレータで、瞬間的な判断の妙を味わう、大人向けのバランス調整だ。
キーボードの操作ではいかんせんナナメ移動に難があり、このため体験版では難易度Normalに勝つことも難しい。ちなみに難易度設定は4段階用意され、Very Hardは全部サービスエースを取りにくるほどの強さだ。製品版ではゲームパッドでもプレイできるので、体験版ではとりあえずEASYで試してみて、気に入ったら購入を検討してみるといいだろう。
(C) SEGA CORPORATION, 1999, 2000 (C) SEGA / Hitmaker, 2000. All rights Reserved.
ダウンロードはこちら(セガ)
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【7/10】
【SFMMORPG】
「Neocron」Offline Demo [96.3MB]
- 開発元 Reakkor
- 発売元 CDV Software
いま世界のオンラインゲームファンの間で密かに注目されているドイツ産SFMMORPG「Neocron」のOffline Demo。読んで字のごとく、現在クローズドβテストが行なわれている「Neocron」の環境を、オフライン上で仮想体験できるというもの。もちろん、他のユーザーに出会うことはできないが、「Neocron」のオリジナリティ溢れるゲーム性の一端をかいま見ることができる。お勧めだ。
「Neocron」は28世紀の未来世界をモチーフにしたSFMMORPG。「Deus EX」シリーズを彷彿とさせるサイバーパンクの世界観をベースに、プレーヤーは銃を構え、ハイテク機器で身を固め、自由に未来世界を闊歩することができる。本作の最大の特徴は、戦闘システムにFPSを採用しているところで、移動と戦闘の境を作らず、アクションシューティングと同じような感覚でプレイすることができる。
Demoは、全編がちょっとしたチュートリアルになっており、コントロールセンターから伝わってくる英語音声の指示に従って動いていく。このOffline Demoではプレイ前のキャラ作成などは省かれており、いまひとつ冴えない背格好をしたサングラス姿の中年男性を操作していくことになる。インターフェイスは、PCゲームらしくマウス+キーボードの併用タイプを採用し、TabキーでFPSスタイルの「アクション」モードと、各種コマンドを行なえる「R.P.O.S.」モードの切り替えを行なう。
「R.P.O.S.」モードはMMORPGとしては珍しくマルチウィンドウ方式に対応しており、Windowsのような感覚で、アイテムの装備、閲覧、使用などを行なうことができる。このゲームの特色のひとつにパーツを集めてひとつのアイテムを作成する「コンストラクション」モードがあるが、このマルチウィンドウのおかげで、インベントリー、コンストラクションを開いた状態で、レシピが記載されているブループリントを参照しながらアイテム作成を行なうといったことが容易にできるようになっている。これは非常に便利だ。
(c)2000-2002 CDV SOFTWARE ENTERTAINMENT AG and REAKKTOR.COM
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【7/9】
【アクションレース】
「The Italian Job」Playable Demo [109MB]
- 開発元 Rockstar Games
- 発売元 SCI
'69年に公開された同名のアクション映画をモチーフにしたアクションレースゲーム「The Italian Job」のPlayable Demo。開発元は、「Grand Theft Auto」シリーズで知られるTake Two Interactiveのバイオレンス専門ブランドRockstar Gamesで、もともとはプレイステーションで発売された作品だ。とはいえPC版では、最大6万色による高解像度表示に対応し、車のモデリングに磨きがかけられ、テクスチャにはフィルタリングが施されるなど、パソコンモニタで見ても無理のないグラフィックにパワーアップしている。
「The Italian Job」は、世紀の大泥棒Charlie Crokerとなって、400万ドルの金塊の狙うべく、ロンドン、トリノ、アルプスを転々としていくアクションレースゲーム。といっても車から降りて派手な銃撃戦を展開するわけではなく、基本はカーチェイスで、「GTA3」同様、警察やマフィアを敵に回して派手な逃走戦を展開していく。
街の大通りをクラクションをばんばん鳴らしながら車と車の間を縫うように駆け抜け、狭い裏道や時には歩道も使いながらとにかく逃げまくる。プレイスタイルは、「Midtown Madness」にちょっと近い感じで、通りを走る車の流れやアーケード街や地下道、路側の安全地帯、広場などなど、街の作り込み具合はさすがRockstar Gamesの作品といった印象だ。
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年7月9日版~」
【7/8】
【横スクロールアクション】
「Duke Nukem: Manhattan Project」Playable Demo [50.3MB]
- 開発元 ARUSH Games
- 発売元 3D Realms
米国ではすっかりアクションゲームの顔となった「Duke Nukem」。その最新作と言われている「Duke Nukem Forever」は、今年のE3では姿を見せず、何がどうなっているのかよくわからない状態だが、海外のコンソール市場では定期的に新作がリリースされており、米国市場での知名度は今なお高い。先月米国で発売され、今月に入ってDemoが公開された「Duke Nukem: Manhattan Project」は、そうしたブランド力を活かした横スクロールアクションゲームだ。
というわけで、「キャラクタゲームかな?」と思って実はあまり期待していなかったのだが、これが嬉しい大誤算で、圧倒的な吸引力でぐいぐい遊ばせる素晴らしいアクションゲームに仕上がっている。ニューヨークマンハッタンのビルの屋上群を舞台に、ビルとビルの間を大ジャンプで伝い、向かい来る敵を銃撃で薙ぎ倒しつつ、囚われの美女を救出していく。敵はわざわざビルの壁を爆破して登場したり、怪しげな鞭で攻撃してくるセクシー美女など、「Duke Nukem」ワールド炸裂の内容だ。
本作の最大のポイントは、グラフィックはフル3Dを採用しながら、キャラの移動は横方向のみというところ。その割にはカメラワークにフル3Dならではのこだわりがあり、さらに多彩なアクションが行なえる。特にキャラ操作の部分にテクモの傑作アクションゲーム「忍者龍剣伝」を彷彿させる不可能を可能にする楽しみがあるところが最高だ。
Duke Nukem Manhattan Project (C) 2002 3D Realms Entertainment, some elements (C) 2002 Sunstorm Interactive Inc. Published exclusively by ARUSH Entertainment, a division of World Entertainment Broadcasting Corporation. Developed by Sunstorm Interactive Inc. Duke Nukem, Duke Nukem Manhattan Project, and the 3D Realms logo are trademarks of Apogee Software, Ltd. Sunstorm and the Sunstorm logo are trademarks of Sunstorm Interactive Inc. ARUSH, ARUSH Entertainment, the ARUSH Entertainment logo, and Play Outside the Box are trademarks of World Entertainment Broadcasting Corporation. An Officially Licensed Duke Nukem Product. All rights reserved.
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【7/5】
【リアルタイムストラテジー】
「Warcraft III: Reign of Chaos」Ver1.01 Patch [Windows版1.7MB、Macintosh版6.1MB]
- 開発/発売元 Blizzard Entertainment
ついに本日、日本でも発売開始された「Warcraft III: Reign of Chaos」のリリース後最初のパッチ。輸入ショップで手に入る直輸入版、カプコンより発売された正規輸入版の両方ともアップデートが必要となる。ただ、Battle.netに接続すれば、Blizzardタイトルではお馴染みの自動アップデートが行なわれるので、すでにバリバリ対戦中のユーザーはダウンロードの必要はない。
手動によるアップデートが必要なのは、ボリュームたっぷりのシングルプレイキャンペーンをプレイしているユーザーだ。4種族のユニットのパラメータの調整のみならず、ゲーム全体のバグフィクスも含まれているので、必ずアップデートしておこう。
Blizzardは、もうひとつのRTSシリーズ「Starcraft」でも、あらゆるパラメータを2転3転させ、半年近く経ってようやく腰を落ち着けてプレイできるようになった経緯がある。今回もそうなる可能性は非常に高いため、Battle.netでマルチプレイを楽しむ場合は、いきなりプレイする種族や最初に出撃させるヒーローを固めてしまわずに、さまざまな種族、ヒーロー、プレイスタイルを試すといいだろう。
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【7/4】
【米国陸軍シミュレータ】
「America's Army: Operations」 [203MB]
- 開発/発売元 AMERICAS ARMY
E3で初公開され、多方面で話題を振りまいた米国陸軍開発による陸軍シミュレータ「America's Army: Operations」の製品版。米国陸軍が国費を投入して米国陸軍のプロモーションゲームを作ること自体が驚きだが、最新のUnrealエンジンを搭載した新作アクションゲームが無料で手に入るということにもびっくりだ。これは米国のアクションゲーム界にとって脅威的な存在だろう。
このゲームの開発に使われた予算は約700万ドル。米国ではE3での発表後、「ただでさえテロ関連で財政が悪化しているのに、遊びに国家予算を投入するのは何事だ」といった風な批判が寄せられているようだが、厳密にはこれはゲーム(エンターテインメント)ではなく、現在米国陸軍で行なわれている実戦形式のものを含む各種訓練を仮想体験できるシミュレータソフトだ。
このため、シングルプレイは全編が訓練のみで構成されており、これをクリアしなければマルチプレイに参加することすらできない。マルチプレイは最大32人プレイに対応し、訓練課程を修了した兵科のみを選択してチームプレイを楽しむことができる。敵となるテロリスト勢力を選択することは当然できない。参加者全員でコンピュータ操作のテロリストを殲滅させるのが、「America's Army: Operations」のマルチプレイモードのすべてだ。
さて、シングルプレイはBasic Trainingから始まり、続いて各兵科専門のBoot Campに移っていく。Trainingはすべて現実世界そのままのルールが適用されており、命令以外の行動は許されず、テストにパスしなければ次のTrainingには進むことができない。もちろん、「難易度調整」などというゲーム的要素は一切ない。
(C) 2002 AMERICAS ARMY.
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【7/3】
【フライトシミュレータ】
「FlightSimulator 2002: 50th Anniversary EAA AirVenture Oshkosh」 [22MB]
- 開発/発売元 Microsoft
昨年の航空機テロなどの影響で売り上げが低迷しているMicrosoftの「FlightSimulator 2002」のオフィシャルアドオン。毎年ウィスコンシン州のオシュコシュで開催されている米国最大のエアショウ「EAA AirVenture Oshkosh」の50周年を記念したもので、同社がフリーのアドオンを提供するのはこれが初めて。テキストはすべて英語だが、ユーザーはぜひ入手しておこう。
アドオンの内容は、ショウが開催されるWittman Regional Airport周辺を「EAA AirVenture Oshkosh」仕様に修正するというもので、これにより、大都市や大空港なみのオブジェクトが空港周囲を埋め尽くし、地表のテクスチャも航空写真を使ったフォトリアリスティックなものに差し替えられる。地表のオブジェクトには、駐機場、格納庫、EAA博物館などが用意され、フリーにしておくには惜しいほどの完成度の高さを実現している。
フライトは以下の6本を収録。指示に従って飛ぶことで「EAA AirVenture Oshkosh」が仮想体験できるという贅沢な内容だ。なお、同社によれば、同アドオンは日本では未サポートとなるが、Windows XP日本語版での動作は確認できたとのこと。安心してプレイできそうだ。
■EAA AirVenture Oshkosh
01-Wisconsin Dells to Oshkosh
02-Ripon Transition, Red Flow
03-Ripon Transition, Purple Flow
04-Warbird Arrival, Yellow Flow
05-IFR Arrival
06-Aerobatic Performance
なお、ゲームの詳しい内容についてはレビュー記事を参照頂きたい。
(C) 2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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【7/2】
【シューティングゲーム】
「式神の城」体験版 [38.1MB]
- 開発元 アルファシステム
- 発売元 マイピック
アーケードでデビュー後、さまざまなコンソール機に移植されたシューティングゲーム「式神の城」のWindows版「式神の城 EX」の体験版。Windows版の体験版は、以前、Xbox版の攻略本に付けられたことがあるが、今回公開された体験版はこれとは内容が若干異なり、プレイできるステージが一面増えている。発売日は8月8日を予定し、価格は5,800円。ファイルサイズもほどほどなので、気軽に試してみるといいだろう。
「式神の城」は、霊能力を備えたキャラクタを操り、鬼と化した敵キャラクタを倒していくシューティングゲーム。製品版では総勢6名のキャラクタが登場するが、体験版ではそのうち玖珂光太郎と結城小夜のふたりを選択できる。プレイできるステージは、「ステージ1-1」と「ステージ2-1」の2面。モードはPractice Modeのみで、難易度設定を変えて繰り返し楽しむことができる。
「式神の城 EX」のゲーム内容は、敵弾が雨あられとと降り注いでくるハードコアなシューティングゲーム「式神の城」そのものだ。画面設定に「モニター通常置きモード」、「モニター縦置きモード」に加え、アーケード版をそのまま再現した「オリジナルレイアウトモード」も追加されており、アーケード版そのままの雰囲気でゲームが楽しめるところもいい。実に遊びごたえのあるシューティングゲームだ。
なお、ゲームの詳しい内容については石井ぜんじ氏執筆の攻略連載ピックアップ アーケード「式神の城」を参照頂きたい。
(C)2002 AlfaSysytem co.,ltd All rights reserved. Published by Mi-PiC Corp.
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[Reported by GAME Watch編集部]
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