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最新ゲーム DEMO & PATCH~2002年10月~
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【10/31】
【リアルタイムストラテジー】
「Age of Mythology」Playable Demo [345MB]
- 開発元 Ensemble Studios
- 発売元 Microsoft
Ensemble Studios待望の新作リアルタイムストラテジー「Age of Mythology」のPlayable Demo。米国でついに10月31日より発売が始まり、日本語版の発売日も決定した絶好のタイミングでの公開。ゲームのクオリティもさることながら、内容盛りだくさんでお腹満腹のDemoだ。
「Age of Mythology」は、神話の世界をモチーフに、ギリシャ、エジプト、ノースの三つ巴の興亡を描いたリアルタイムストラテジー。テイストは「Age of Empires」シリーズそのままに、グラフィックをフル3D化し、ゴッドパワーや神話ユニットなど、さまざまな新機軸を盛り込んでいるところが最大の特徴である。
Demoでは、チュートリアル「Learn to Play」が全ステージと、ギリシャキャンペーンが2ステージ、そしてランダムマップがプレイできる。ランダムマップはシングルプレイ専用で、文明はギリシャのゼウス、マップはミッドガルドのみとなっている。時代も3段階目までしか進化させることができない。また今回は、事前にしっかりとしたβテストを行なっているため、マルチプレイモードは意図的に取り外されている。
「Learn to Play」はAoEシリーズお馴染みのチュートリアルモードで、操作方法から、ゲームの進め方、そして今回新しく加わった神話ユニットやゴッドパワーの効果的な利用法などをひととおり学ぶことができる。難易度はステージクリアごとに変更可能で、チュートリアルをクリアするとそのままシームレスにギリシャキャンペーンに繋がっていく。
キャンペーンでは、開始前にプログラマブルムービーが流れる。これはフル3Dのメリットを最大限に活かした拡大回転処理が見物で、そのままプレイ画面へとシームレスに繋がっていく。ノリやスタイルは「Warcraft III」のシネマティクスにそっくりだが、前2作に比べれば雲泥の差で、同社がいかにシングルプレイにも力を注いできたかが実感できるだろう。
先述したように、基本的なプレイスタイルは、AoEシリーズと変わらない。しかし、グラフィックその他、細かいところに無数の差違が見られ、そうした部分に既存ユーザーを満足させつつ、初心者層も取り込んでいくという同社の戦略が見え隠れする。そつない作りだ。
「CPU戦かぁ」と乗り気薄でプレイしているつもりでも、遊んでいるうちにぐいぐい作品の魅力に引き込まれ、いつしかハマっている自分に気づく。そんな良いゲームの典型的なパターンに陥ってしまう作品だ。ファイルサイズが特大なのが玉に瑕だが、サウンドクオリティも高く、きわめて高い満足感が味わえる。ぜひプレイしておこう。
(C) 2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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【10/30】
【リアルタイムストラテジー】
「Praetorians」Playable Demo [113MB]
- 開発元 Pyro Studios
- 発売元 Eidos Interactive
「Commandos」シリーズの開発元として知られるPyro Studiosが放つ新感覚RTS「Pretorians」のDemo。今年の年末商戦は、「Age of Mythology」、「Warcraft III: Reign of Chaos」を筆頭に大作RTS目白押しといった感じで、新参タイトルの付けいる隙すらない状況だが、輸入版ながらこれも選択肢のひとつに加えておきたいところ。新鮮さという点でクリティカルな魅力を秘めたRTSだ。
今も昔もRTSが世に登場してこのかた主流を占め続けているのは、「Age of Empires」タイプのスピード最重視のパワーゲームタイプだ。その一方で、勢力的には常に弱小ながらリアル系と呼ばれるRTSも存在する。比較的知られているタイトルではPyro Studiosの「Commandos」シリーズ、SSIの「Close Combat」シリーズなどがあるが、これらの特徴は、タクティクスという意味での用兵戦術が堪能できるところにある。
具体的には、主役であるユニットの性能に豊富なバリエーションを持たせ、その場の機転と作戦次第により、寡兵で大軍を覆滅できるところに最大の妙味がある。用兵や戦術そのものに興味がなければおもしろくもなんともないところが弱点だが、結果ではなく、その過程にカタルシスを求めるタイプのゲーマーにはたまらないおもしろさがある。個人的にもRTSの真の主流はこちらだと断言したいぐらいに愛着のあるゲームタイプだ。
「Praetorians」は、そうした“リアル系”久々の新作にして、初のフル3D化タイトルと考えると内容を掴みやすいだろう。時代設定はローマ帝国勃興時期のヨーロッパで、ローマ重装歩兵を初めとした古代兵の密集戦法の醍醐味が堪能できる。
Demoでプレイできるのはわずか1ステージだが、魅力を掴むには十分の内容。基本的には与えられた戦力で、フィールド上の敵戦力を駆逐していくことになる。フィールドには合流を待つ、騎兵部隊と街が2つある。占拠した街では、その人口内でユニットを生産することができ、戦力増強や街防衛に利用することができる。
フィールドは森と歩道のみで構成されており、プレイしてみるとわかるが、歩兵は森をガンガン踏破していくことができる。森に入ることで敵から身を隠すことができ、弓兵なら見つからずに一方的に攻撃することも可能だ。ただし、森を行軍するとその周辺で羽を休めていた鳥たちが一斉に飛び立ち、その存在がバレてしまうこともある。しかし、ユニットそのものは見えないため、逆に陽動作戦にも使える。
そうした会戦前の戦術性を飛躍的に高めているのが、斥候の存在。Demoで確認できた限りでは、タカを操る斥候と狼を操る斥候の2種類がいて、タカは森の向こうの敵の存在を察知し、狼は森に隠れる敵の存在を察知することができる。ユニットそのものは戦闘能力をまったく持たないので、その使用には細心の注意が必要とされる。ふたり1セットで使うのがもっとも効果的なようだ。
なお、部隊は30人1単位で構成されており、常に隊列を崩さずに行動していこうとするため、向きの変更にも時間が掛かるようになっている。また、重装歩兵なら亀甲状態になって弓矢を跳ね返しながら進んだり、弓兵ならしゃがみ込んで命中率を高めたりといったアビリティが用意されている。こうした手段をフルに駆使していかに敵を効率よく撃破するか。作戦が後手後手に回って、2部隊程度の騎兵に全軍が引っかき回されることもあれば、森で待ち伏せした弓兵部隊で敵を到達前に撃破できることもある。用兵戦術の読みあいの妙を堪能しながらじわじわと進んでいくRTS、それが「Praetorians」だ。
(C) Eidos Interactive Ltd 2002. All rights reserved.
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【10/28】
【アクションアドベンチャー】
「The Fellowship of The Ring」Playable Demo [129MB]
- 開発/発売元 Universal Interactive
Universal Interactiveの大作アクションアドベンチャー「The Fellowship of The Ring」のPlayable Demo。Electronic Artsの「Lord of The Rings: The Two Towers」が映画版をモチーフにしているのに対し、こちらは原作そのものをゲーム化しているのが特徴。映画が好きな人にはやや違和感のある、地味な映像が展開されるものの、間引きのない完全な「Lord of The Rings」を楽しむならこちらが本命だ。
「The Fellowship of The Ring」はE3で初公開され、EAの作品ともども話題を集めたアクションアドベンチャーゲーム。「Lord of The Rings」の壮大なバックグラウンドをベースに、想像の翼を自由に羽ばたかせている。
とにかくマップが広大なのが特徴で、クエストにも自由度を持たせ、中つ国を気ままに旅している気分になれる。逆にいえば、情報のまったくない状態で、いきなりオークで満たされた高原におっぽり出されることもあるわけで、こうした心細さ、手探り感も持ち味のひとつに数えられるだろう。
ただ、同作で残念なのはシングルプレイ専用であるところで、D&DのForgotten Realmsを舞台にした「Baldur's Gate」ほどのエポックメイキングさはない。中つ国をマルチで冒険できるようになるまでにはもうしばらく時間が掛かりそうだ。
さて、Demoではゲームの序盤部分がプレイできる。といっても、ビルボが姿を消すプロローグシーンはカットされ、オープニングムービーのあとは、フロドとガンダルフの会話シーン(それを盗み聞きするサム)からスタートする。
プレーヤーは物語の主人公であるフロドを操作し、バッグエンド(自宅)、そしてホビット庄を自由に歩き回ることができる。集落に住む村人たちに話しかけることでクエストが発生する。本Demoは製品版をベースにしたトライアル版というより、魅力を点描したダイジェスト版といった感じで、受けたクエストはクリアしてもしなくてもよく、村を出るとまた話が飛んでしまう。
今度の主人公はアラゴルンで、剣と弓、蹴りを駆使して、群がり来る狼を駆逐しながら、遙か果ての廃城を目指して突き進んでいく。フロドやサムも仲間として後ろから付いてくるがほぼ戦力外の存在。ここからようやくゲームらしくなってくるが、難易度は低め。ゴブリンとの戦いで、谷底に落ちたりしなければ死ぬことはないだろう。
現時点ではまだ荒削りの印象だが、グラフィックは美しく。フィールドの作り込みも見事。遠景も遙か彼方までしっかり描画され、まるで実際にその場にいるかのようなフォトリアルな映像が大変魅力的だ。ぜひプレイしておこう。
(C) 2002 Universal Interactive, Inc. "The Fellowship of the Ring" interactive game (c) 2002 Vivendi Universal Games, Inc. All rights reserved. Map of Middle Earth (c) 1982-2002 The Saul Zaentz Company, dba Tolkien Enterprises, under license to Universal Interactive, Inc. All rights reserved. Based on the book "The Fellowship of the Ring" by J.R.R. Tolkien. The Tolkien Enterprises logo, together with "The Lord of the Rings," "The Fellowship of the Ring," and the characters, events, items, and places therein are trademarks or registered trademarks of The Saul Zaentz Company dba Tolkien Enterprises under license to Vivendi Universal Games, Inc. "The Hobbit" and the characters, events, items and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company dba Tolkien Enterprises and are used, under license, by Sierra Entertainment, Inc.
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【10/25】
【アクションシューティング】
「Tom Clancy's Rainbow Six: Raven Shield」Promotion Movie [33MB]
- 発売元 Red Storm Entertainment
- 発売元 Ubi Soft Entertainment
E3やECTSでアクション関連の賞をほぼ総なめにしたUbiのスニークアクションシューティング「Tom Clancy's Splinter Cell」の発売が11月に控えていることもあって、本家本元筋でありながら今ひとつ盛り上がりに欠けるシリーズ最新作「Tom Clancy's Rainbow Six: Raven Shield」。自社タイトル同士で食い合いになるのを避けるためか、あるいは純粋に開発が遅れているためか、発売時期も11月からいつのまにか2月まで延びている。今回公開されたムービーを見る限りでは、あらかた完成していて細部のチューニングに入っていると見たが、真実はどうだろうか。
「Tom Clancy's Rainbow Six: Raven Shield」は、「Rainbow Six」、「Rainbow Six:Rogue Spear」に続く、Rainbow Sixシリーズ第3世代タイトル。前2世代では、オリジナルのグラフィックエンジンを採用していたが、今回は「Unreal Tournament 2003」、「Tom Clancy's Splinter Cell」、「America's Army」などなど、すでに数多くの採用実績を誇る次世代Unreal エンジンを採用している。グラフィックエンジンを一新したという意味では、シリーズ初のフルモデルチェンジバージョンということになる。
ちなみに「Rainbow Six」は、Tom Clancyの同名のベストセラー小説を題材にしたハイテク要素たっぷりのミリタリーアクションシューティング。同小説で世界を舞台に八面六臂の活躍をする多国籍の特殊部隊が「Rainbow」で、その長官を「Rainbow Six」と呼び、転じてRainbow長官ジョン・クラーク自身を指した言葉だ。
ゲームでは彼はあくまでミッション説明を行なうだけの役回りだが、キャンペーンを通じ、死んだ隊員は2度と生き返らない、突入をミスると簡単に全滅するなど、小説同様のシリアスなシナリオ展開に魅力がある。もっとも、同シリーズが600万本という爆発的な人気を呼んだのは、マルチプレイ部分が優秀だったためで、そうした意味でもシングルマルチともバランスの優れたシリーズだ。
余談が長くなってしまったが、今回公開されたムービーはわずか50秒ほどの内容。ただ、全編筋肉のように引き締まっており、鋭い緊張感に充ち満ちている。特に印象的なのは、テロリストが銃撃を受けて倒れる際のアニメーションの滑らかさと、スコープのレンズに映り込む背景までもしっかり描く、恐ろしいまでのディテールの細かさだ。
全体的にややフォーカスが甘いのが残念だが、テロリストが2階渡り通路からどさりと落ちるときのモーションの自然さ、ラストを締めくくる狙撃シーンのテロリストの倒れ具合、ククッと小気味よく寄ってくれるスコープなどなど、とにかく見所満載の映像だ。
(C) 2002 Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six is a trademark of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six: Raven Shield is a trademark under registration by Ubi Soft Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. All Rights Reserved.
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【10/24】
【テニスシミュレータ】
「Tennis Masters Series 2003」Playable Demo [55MB]
- 開発元 Tennis Properties Ltd
- 発売元 Microids
昨年の10月26日版で紹介した「Tennis Masters Series」の最新版「Tennis Masters Series 2003」のPlayable Demo。15日もしくは20回だけ起動できるという制限は前回とまったく同じで、プレイできるコートも米国カリフォルニアのIndian Wellsと同じ。一見手抜きだが、サーブ、レシーブを含め、リアル系テニスシミュレータとしてのクオリティはますます磨きがかかっていて、前作にも増して楽しめた。テニスファンはぜひ一度プレイしてみよう。
Demoでは、2セット先取のエキシビジョンマッチが楽しめる。選手を一から作成し、育てていくという新モードCareerも選択可能だが、こちらは画面とテキストを使ったデモンストレーションのみ。Careerでは、まず最初にモデルエディタを使って選手の身長、体型、服装などを細かく設定して自分だけの選手を作成できるようで、なかなか楽しそうなモードだ。
エキシビジョンマッチでは、易難2グレードのAI選手を相手に、2セット先取でシングルマッチが楽しめる。Demoで設定できるオプションとしては難易度のほか「Fatigue」のオン、オフがある。要するにラリー時の選手の疲れをありにするかなしにするかというわけで、ありにするとコートの後ろで走り回っていると次第に足の動きが鈍くなってくる。
前作に比べ、サーブ時に出てくるゲージが若干進化していて、まるでゴルフゲームのそれのような2つのゲージを包含した半円型になっている。キーを押してトスを上げると、上部のゲージがグーッと上がり、それに伴い、下部のゲージが両端から狭まってくる。もう一度キーを押すと、上部ゲージが固定され、下部に振り子が現われ左右いっぱいに激しく揺れる。
最初のうちは何がなんだかよくわからなかったが、上部が純粋なパワーで、下部がサーブの正確さを示しているようだ。つまり、パワーいっぱいで打てば、狙いどおりの場所に撃ち込めるエリアは極端に狭まる。ゴルフゲームの体験者ならこのあたりの感覚はすぐつかめるだろう。
グラフィックスレベルは前作と同等で、リアル系の作りもほど同じ印象だが、前作ほどシビアな設定ではなく、ラリーが続きやすくなっている。ただ、重心移動システムやバックハンド時のもたつき加減などは変わっておらず、相変わらず操作に慣れが必要だ。じっくり試してみるといいだろう。
(C) 2002 Microids. All rights reserved.
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【10/23】
【パズル】
「Tetris Worlds」Playable Demo [40MB]
- 開発元 Blue Planet Software
- 発売元 THQ
THQが今年北米市場でプレイステーション 2を始め、各コンソール機で一斉発売したパズルゲーム「Tetris Worlds」のPlayable Demo。要はテトリスにひねりを加えたアレンジバージョンだが、それでも久々にやってみると、テトリスの持つ魔的な吸引力についつい引き込まれて、ずっぽりハマってしまった。
「Tetris Worlds」は、ごく普通の「Tetris」のほか、「Hot-Line Tetris」、「Cascade Tetris」などなど、オリジナルルールによるアレンジゲームを楽しめるパズルゲーム集。グラフィックは3Dを採用しているものの、主に演出面のみに適用されており、ゲーム画面は非常にシンプル。
「Tetris Worlds」ならではのサブルールとしては、各ブロックが複数のパーツから構成されていることが挙げられる。複数のパーツで構成されたブロックを、既存のブロックに引っかけるように載せると、土台のない部分はそのままどさりと下に落ちる仕組み。また、ブロックを消した際にも、先と同様に土台の欠けた部分がそのままどさりと下に落ちる。この際、連鎖ではないがそれに近い状況が発生して、運が良いと一度に10ラインぐらい消せることもあり、大ピンチ時の一掃感が心地よい。とはいえ、この仕様は以前にもあったような気がする。
Demoでは、「Tetris」、「Hot-Line Tetris」の2つのゲームが楽しめる。いずれもランク5(レベル5)で終了となる。このため、「Tetris」モードでテトリス狙いでプレイするとものの5分もしないうちにプレイ終了となってしまう。Demoでやりがいがあるのは「Hot-Line Tetris」のほうである。
「Hot-Line Tetris」は、ステージ上に引かれたカラーラインにブロックを並べて消していくというもので、高い位置に引かれたカラーラインであるほど、ブロックを集めて消した際に得られる得点が高くなる。それ以外のラインでブロックを消しても一切得点にはならないため、ブロックを横ではなくいきなり縦に積み上げていくゲーム展開になる。
一定のカラーラインでT字型を作り、1ラインずつブロックを消していくことになるわけだが、この高位置でのブロック裁きがやたらとおもしろい。T字組上げに不要なブロックを捨てる場所や、連鎖が発生してブロックが崩れすぎないように微妙に隙間を作っていったりと、従来でのテトリスでは味わえなかった戦術性の高いパズルが楽しめる。「おいおい、俺を誰だと思ってるんだ!?」といった往年のテトリスファンは一度試してみると良いだろう。
Tetris(R); (c) Elorg 1987. Tetris Worlds; (c) Elorg 2001. Cover Painting and Tetris Worlds Logo by Roger Dean; Cover Painting (c) Roger Dean 2001. Tetris Worlds Logo (c) The Tetris Company 2001. All Rights Reserved. Sublicensed to THQ Inc. THQ and the THQ logo are trademarks and/or registered trademarks of THQ Inc. All rights reserved. "PlayStation" and the "PS" Family logo are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. Nintendo, Nintendo GameCube, Game Boy and Game Boy Advance are trademarks of Nintendo. (c) 2001 Nintendo.
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【10/22】
【ファンタジーMMORPG】
「プリストンテール」7DAYS FREE版 [238MB]
- 開発元 Triglow Pictures
- 発売元 ツイムネット
ツイムネットが現在正式サービスを行なっているMMORPG「プリストンテール」の7DAYS FREE版。といっても期間限定の体験版ではなく、正規のゲームサーバーに接続して、7日間のあいだ正規ユーザーとパーティープレイが楽しめるという太っ腹な内容。7日経過後は、有料登録を行なうことで、育てたキャラクタでプレイを継続することができる。プレイしようかどうか悩んでいる人はこの機会にぜひ試しておこう。
「プリストンテール」は、韓国のTriglow Picturesが開発したフル3DのMMORPG。韓国産MMORPGというと、日本でも絶大な人気を誇る「ラグナロクオンライン」を筆頭に、「エターナルカオス」、「シャイニングロア」、「アスガルド」、「リネージュ」など、数多く存在する。それらの共通点としては、「ウルティマオンライン」や「ファイナルファンタジーXI」などのようなバックグラウンドを持たず、それぞれ個性を出すのに四苦八苦している状況が挙げられる。
「プリストンテール」の個性はどのあたりにあるかというと、インスパイアされたシステムが「Diablo」シリーズであるということが挙げられるだろう。モンスターは単体ではそれほど強くないものの、常に集団でポップし、倒すとお金や各種ポーションのほか、武器や防具なども落としていく。
ゲームが始まると丸裸の状態でスタートするが、敵を素手で殴っているうちにレベルも上がり、適当な武具も入手できるという具合で、まことに遊びやすい。ただ先述したように敵は常に集団で攻めかかってくるため、常に逃げ道を確保しながら戦わないと一瞬でやられてしまう。
なお、これは仕様なのかどうか、とにかくこのゲームは敵のポップ率が異常に高く、敵の戦闘中に、次のポップが行なわれるといった具合で、レベル一桁の序盤から乱戦に次ぐ乱戦は避けられない。それを「熱い戦い」だと取るか、「忙しすぎてチャットもできない」と取るかで同作の評価がわかれるだろう。
個人的には「Diablo」式のアイテム現地調達スタイルには好感を持った。どちらかというと、ストーリー重視というより、レベル上げ偏重スタイルのMMORPGなので、戦闘好き、トレハン好きにはうってつけのMMORPGといえるだろう。
(c) 2001-2002 Triglow Pictures ALL right reserved, Copyright (c) 2002 TWIMNET Co.,Ltd. All right reserved,
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【10/21】
【リアルタイムストラテジーほか】
マイクロソフト新製品プロモーションムービー [200MB]
- 開発/発売元 マイクロソフト
マイクロソフトがWPC EXPOで初公開した「Age of Mythology」、「Combat Flight Simulator 3」、「RalliSport Challenge」の3タイトルのゲーム映像を収録したプロモーションムービー。WPC EXPO開催中にマイクロソフトのメインブースで公開されていたものだ。ムービーの長さは約8分。ファイルサイズの割には画質が低いのがたまに傷だが、WPC EXPOに行けなかった人はぜひ一度見ておこう。
「Age of Mythology」では、オーソドックスな文明育成シーンから始まり、神話ユニットの活躍、ゴッドパワーの派手なエフェクトなどが堪能できる。画像が荒くて細部までは見通せないのだが、敵の街の中心や港に炸裂する隕石のエフェクトは瞭然だ。
続く「Combat Flight Simulator 3」では、ゴータ Go229ジェット戦闘爆撃機を皮切りに、さまざまな機体のモデリングの精巧さや各パーツのリアルな動きなどが堪能できる。高々度における濃密な雲の表現、機関砲や爆弾投下音といったサウンドエフェクトにも要注目だ。
最後の「RalliSport Challenge」は、ラリーレース独自のスカッとした走行感が味わえるかと思いきや、ドライバーの運転があまり上手ではなく、微妙に消化不良な内容だ。それでも固定視点によるリプレイ映像は興奮度満点で、観客から草木に至るまでフル3Dで描かれたリアルなゲーム世界の様子がよく伝わってくる。
これら3タイトルはいずれも年末発売予定となっている。発売順は未定で、ことによれば同発ということもありえるだろう。ともあれ3作の発売が楽しみだ。
(C) 2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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【10/18】
【タイピングソフト】
「はっけよい! 打ノ花」体験版 [20.9MB]
- 開発/発売元 アンバランス
アンバランスの「タイピング横綱」に続く大相撲タイピングシリーズ第2弾「はっけよい! 打ノ花」の体験版。相撲をモチーフにした低価格(3,980円)なタイピング練習ソフトだ。タッチタイピングをマスターしたい人にお勧めしておきたい。
「はっけよい! 打ノ花」は、タイピングの基礎から、ブラインドタッチまでひととおり覚えられる初心者向けのタイピング練習ソフト。10両から横綱を目指すストーリーモードと、タイピングの基礎の基礎を学べる稽古モードの2つのモードが用意され、体験版ではストーリーモードで最初の1場所(15取組)を丸々プレイできる。体験版にしては少々遊べすぎだろう。
内容は、出された問題を正しく入力すると相手の体力が減り、間違えるとこちらの体力が減り、体力が0になる前に相手を倒せば勝ちとなる。取組が終了すると、正解率、苦手キーワード、親方のアドバイスなどが確認できる。ちなみに製品版では、相撲ロボット「克服君」を相手にミスタッチした問題を繰り返し練習できるようだ。
出題ワードは、相撲関連からスポーツ、発音練習、英単語、PC用語とさまざま。入力はローマ字とカナの両方に対応し、細かい入力はオプションでカスタマイズできる。個人的には出題ワードに使用されている極太の明朝フォントが読みにくくて、タイプミスより、読み間違いによるミスのほうが多かったのが気になった。これからタッチタイピングをマスターしたい人は選択肢のひとつに加えるといいだろう。
(C) 2002 UNBALANCE Corporation
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【10/16】
【レースゲーム】
「Need for Speed: Hot Pursuit 2」Playable Demo [92.4MB]
- 開発/発売元 Electronic Arts
Electronic Artsの人気レースゲームシリーズ「Need for Speed」久々の新作となる「Need for Speed: Hot Pursuit 2」のPlayable Demo。PS2版からの移植で、難しいことは考えずにスカッと楽しめるカジュアルなつくりのレースゲーム。シミュレータ性はお世辞にも高いとはいえないが、“パトカーを後目に高級車で公道をぶっ飛ばす”という無茶を実現するために最新のゲームテクノロジーが投入された世にも愉快なエンターテインメントだ。
「Need for Speed: Hot Pursuit 2」は、公道の速度規制を守らない飛ばし屋とそれを取り締まる警察との間で繰り広げられる壮絶なカーチェイス劇を双方の視点から描いたレースゲーム。新作が出ぬ間にいつのまにか市場を席巻していた「Grand Turismo」シリーズの影響をどこかしこに漂わせた作りで、車のビジュアルはモデリングはもちろん、リフレクションにも徹底的にこだわり、車の制動は実車同様、どっしりと重く、サスペンションの感覚も良好に伝わってくる。
その一方で、ラリーレースはスタンダードになりつつある、コリジョンエンジンやダメージエンジンによる、衝突時の制動とダメージマッピング処理がほとんどなされていない。車や壁やパトカーと衝突してもボディは両サイドが若干へこむ程度で、その際の制動も弾けるような衝撃がなく、リカバーも簡単で、なんとも物足らない。また舗装道路とショートカットできる沿道、未舗装道路なども走行感は一緒で、グリップの効きも変わらない。
このようにドライビングシミュレータとしてみると作り込み不足の感は否めないのだが、同作の魅力は、なんといっても警察対走り屋のカーチェイスにあるわけで、あまり難しいことを考えずにアクセル全開でぶっ飛ばすのが正解だろう。
DemoではSingle Challengeモードで、片田舎の湾口といった風情のCalypso Coastを舞台に逃走劇が楽しめる。ただ単に逃げるだけでなく、一緒に逃走する5台のライバルカーとレースを競い合う。選択できる車はFerrari 360 SpiderとPorsche 911 Turboの2台。ライバルカーは反則的なほどにスピードが速く、ショートカットを存分に使いまくり、またパトカーに掴まることもない。実質的にはプレーヤーの乗る車だけがパトカーとその要請に従ってバラバラ飛んでくるヘリの追撃をかわすことになる。
パトカーは、原則的にプレーヤーの車よりスピードが速く、どんなに飛ばしても追いつかれてしまう。ただし、プレーヤーの車が完全に停止するか、横転するかしない限り掴まることはないので、何度も何度も逃げることができる。ヤバイのがヘリが落とす爆発物で、駆逐艦が落とす爆雷のように公道にどかどか落としていく。これを踏みつけると、車が激しく横転し、いっかんの終わりとなる。ヘリが頭上にいる間は多少スピードを落としていつでもかわせる体勢を取るといいだろう。
(C) 2002 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.
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【10/15】
【リアルタイムストラテジー】
「American Conquest」Playable Demo [220MB]
- 開発元 GSC Game World
- 発売元 CDV Software Entertainment AG
ウクライナのゲームデベロッパーGSC Game Worldが開発したリアルタイムストラテジー「American Conquest」のPlayable Demo。画面を見ればわかるように同社の名作RTS「Cossacks」シリーズのゲームエンジンをそっくりそのまま採用しており、またあの超大規模な集団戦闘が楽しめる。ある意味予想範囲内のつくりだが、しっかり遊べるいいゲームだ。
「American Conquest」は、コロンブスによりアメリカ大陸が発見された1492年から、ヨーロッパから完全独立を果たした1813年までの南北アメリカ大陸の激闘を描いたリアルタイムストラテジー。ゲームには主役であるアメリカに加え、スペイン、イングランド、フランスといった侵略国、アステカ、インカ、マヤといった被侵略国、そしてスー族、プエブロ族、デラウェア族、イロコイ連盟といったアメリカンインディアンまで12の国家が登場する。
Demoでは、スペイン側で、アメリカ大陸への入植を果たすというシングルプレイミッションとマルチプレイが楽しめる。敵として登場するのはマヤで、一見、火器類を擁するスペイン軍が圧倒的有利に感じられるが、各拠点に身を潜めるマヤの戦闘兵たちは、無限ポップするため、油断するとこちらが殲滅されてしまう。
ゲームは、あらかじめ城塞がひとつある状態でスタートする。城塞は、軍事ユニットの生産拠点であると同時に、凄まじい戦闘能力を誇る守りの要でもある。敵が近づくと、覗き穴から火砲を吹き出してみるみるうちに敵を薙ぎ倒していく頼もしい拠点だ。ただし、応戦とユニット生産、テクノロジーのアップグレードは同時には行なえず、応戦するたびに大量の鉄を消費するなど、使い方がなかなか難しい。その上位クラスである要塞を建設できると戦いがグッとラクになるだろう。
一方、戦闘ユニットは生産した瞬間から一定の食料を消費し続けるのは「Cossacks」と同じで、消費量が生産量を上回り、食料が尽きると飢餓地獄に陥り、バタバタと兵士が倒れていく。なお、マヤ軍はかまいたちのような圧倒的な移動スピードで、一定時間ごとに生産活動に勤しむスペインの農民たちを強襲してくるため、急いで戦闘準備を整える必要がある。ゲームのルールに慣れるまではEASYでプレイするといいだろう。
(C) 2000-2002 CDV Entertainment AG, GSC Game World. All rights reserved.This site is best viewed in Internet Explorer 4.xx and up and Javascript enabled.
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【10/11】
【アクションアドベンチャー】
「Lord of The Rings: The Two Towers」Trailer Movie [27.3MB]
- 開発/発売元 Electronic Arts
ついに10月22日、北米でプレイステーション 2向けに発売される「Lord of The Rings: The Two Towers」Trailer Movie。ECTSと同時期に開催されたElectronic ArtsのプライベートショウEA PLAYで公開され、大喝采を浴びたムービーだ。ゲームそのもののクオリティも抜群だが、そのカメラワーク、キャラクタたちの躍動的な動きは何度見ても感心させられる。衝撃十分の内容だ。
「Lord of The Rings: The Two Towers」は、映画第1作目「The Fellowship of The Ring」と11月末公開予定の第2作目「The Two Towers」の2本の内容をまとめたアクションアドベンチャーゲーム。同じくEAがライセンスしている「Harry Potter」シリーズとは異なり、PC版の発売は残念ながら予定されていないが、欧米市場では爆発的なヒットが期待される。Eidosの「Tomb Raider: Angel of Darkness」と共に、欧米のPS2市場を牽引する大作アクションゲームだ。
ゲーム内容は、純粋なアクションゲームで、集団で襲いかかってくるオークの群れを剣と弓をはじめとした多彩な攻撃手段で凌いでいく。モーションキャプチャー採用によるキャラクタの滑らかなアニメーションは必見の出来映えで、カプコンの「鬼武者」、コーエーの「真・三國無双」の両シリーズに勝るとも劣らないスピーディーかつスリリングなゲーム性を実現している。
製品ではフェローシップ7人全員が操作できるということだが、Demoで見られるのは主戦力であるアラゴルンとレゴラス、ギムリの3人。Demoでは映画版「The Two Towers」の決戦直前のシーンがカットインされ、シームレスにゲーム映像に繋がっていく。
中でも凄まじい出来映えなのが、多彩な剣技で敵を薙ぎ倒していくアラゴルン。薙ぎ、突き、払いといった基本的な剣技はもちろん、倒れた敵に対して渾身の力を込めて剣を突き刺したり、後ろから羽交い締めにして首をかききったり、後方の敵に対して脇から剣を突き立てたりなど、とにかく格好いいシーンが続く。
レゴラスの弓の速射、ギムリのまさかりぶん回しなど、お約束的シーンもたっぷりで、総じて攻撃の際のアニメーション表現は、体重の掛かり具合、力点の滑らかな移動具合などの点で日本の一歩も二歩も先を行っている印象だ。日本での発売が期待されるところだ。
(C) 2002 New Line Productions, Inc. The Lord of The Rings, The Two Towers and the events, characters, names, and places therein, TMThe Saul Zaentz Company d/b/a Tolkien Enterprises under license to New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
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【10/10】
【アクションアドベンチャー】
「Zapper」Playable Demo [109MB]
- 開発元 Blitz Games
- 発売元 Infogrames
Infogramesのユニークなアクションアドベンチャー「Zapper」のPlayable Demo。PS2からの移植版で、コンソールライクなゲームパッドでのプレイを前提にしたスリリングかつわかりやすいゲーム内容と、子供でも楽しめるコミカルな世界観を特徴としている。内容的にやや対象年齢低めの作品のようで、コアゲーマーが全力で遊ぶと10分足らずで終了してしまうほどの短い内容だが、仕事の合間の息抜きもしくは子供と一緒に楽しむには最適のDemoだ。
「Zapper」は、正義に燃えるコオロギZapperとなり、悪の女王に囚われた兄弟コオロギを助けるため、冒険の旅に出るといった内容のアクションアドベンチャー。ゲーム展開はステージクリアタイプで、タイルベースになっている広いフィールドの最奥を目指してぴょんぴょん飛び進んでいく。
Zapperが行なえる主なアクションは、1タイル先に進む移動と、電撃のようなものを放つ唯一の攻撃手段Zap、2タイル先に一気に飛んだり、2段上に飛び乗ったり出来るジャンプの3つ。Zapは使用回数に制限があり、ステージ上にふわふわ浮いている半透明の輝く球体を拾い集めることにより、使用回数が1回ずつ増えていく。
Demoでは、「Overgrown Undergrowth(生い茂る下草)」と「Voodoo Choo Choo(呪われた汽車ポッポ)」という2つのレベルがプレイできる。「Overgrown Undergrowth」はいわばチュートリアルステージで、「i」マークを踏むとヒントが表示されるほか、難関も特にない。比較的簡単にクリアできるだろう。
なかなか手強いのが「Voodoo Choo Choo」。穴だらけ、高度差だらけの呪われた列車をずんずん突き進んでいくという内容で、火を噴くカボチャや煙を吹き続ける煙突のほか、客席の窓からドラゴンらしき危険な手が伸びていたりして、とにかく死にどころが多い。また、列車の屋根には大量の敵がうろうろしており、安全地帯の確保に苦労させられるスリリングな展開がおもしろくてたまらない。
実をいうとこのゲーム、アクションゲームで言う残機が最初から20体ほどあり、死亡に対してそれほどペナルティ性を感じさせないのが弱点といえば弱点だろう。ただ、レベルの作り込みも丁寧で、カートゥーン的要素もふんだんに織り交ぜられており、子供でなくても新鮮味たっぷりに楽しめるはずだ。
(c) 2002 Infogrames, Inc. Infogrames and the Infogrames logo are trademarks or registered trademarks of Infogrames. All rights reserved. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association. Licensed for play on the PlayStation 2 computer entertainment systems with the NTSC U/C designation only. "PlayStation" and the "PS" Family logo are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. Manufactured and printed in the U.S.A. THIS SOFTWARE IS COMPATIBLE WITH PLAYSTATION 2 CONSOLES WITH THE NTSC U/C DESIGNATION. U.S. AND FOREIGN PATENTS PENDING.
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【10/9】
【リアルタイムストラテジー】
「Robin Hood: The Legend of Sherwood」Playable Demo [80.7MB]
- 開発元 Spellbound Studios
- 発売元 Wanadoo Edition
イギリスの伝説的英雄Robin Hoodの活躍を描いたリアルタイムストラテジー「Robin Hood: The Legend of Sherwood」のPlayable Demo。フォトリアリスティックな精密なグラフィックスと、一騎当千の能力を備えた個性的なキャラクタを操って困難なミッションを乗り越えていくというゲームスタイルは、Infogramesの西部劇ストラテジー「Desperado」にそっくりだ。と思ったら同じベルギーの開発元だった。なるほど。
「Robin Hood: The Legend of Sherwood」は、ノッティンガムシャーのシャーウッドの森で生活する義賊Robin Hoodとその仲間たちの活躍を描いたリアルタイムストラテジー。先述の「Desperado」やEidos Interactiveの「Commandos」と同じ、ミッション性を重視したスタイルで、Demoでは序盤のステージがプレイできる。
Demoステージは、Robin Hoodに加え、Little John,Frair Tuck,Maid Marianという総勢4名で、目の前の城へ侵入を果たし、倉庫から金塊をごっそり回収し、囚われの仲間を救い出すのが目的。城の門は固く閉ざされ、目の前には歩哨が鋭く目を光らせている。脇の歩道には1個小隊が巡回しており、うかうか前に進んで行くと痛い目に遭う。
ここはRobin Hoodの出番。得意の弓矢で敵が駆けつける前にひとりずつ仕留めていく。その後、巡回していた一個小隊がこれを見つけ、一斉に襲いかかってくる。ここは普通に戦っても勝てないので、力自慢のLittle Johnを単独で進ませる。同作のおもしろいところはフェンシングの要素をアクション仕立てで取り入れており、テクニック次第では敵に倒すことができるところ。
敵がLittle Johnを包囲した瞬間を見計らって、マウスをぐるっと1回転ドラッグさせる。すると円形の軌跡ができ、彼は柄の長い棒をぐるっと振り回し、敵をばたばたと倒していく。数回やればあらかたの敵は倒れるか、気絶するかするはずだ。ちなみにマウスを一直線にドラッグさせると鋭い突きが出せたりする。入力してから実際に剣技が発動するまで若干のタイムラグが存在するため、ちょっとわかりにくいもののぜひ覚えておきたいテクニックだ。
さて、気絶した敵は一定時間で回復してしまうので、今度はFrair Tuckを選択して、気絶した敵に対してひとりずつ手縄をかけていく。ダメージを食らったLittle Johnに対しては、Maid Marianのスキルで回復してやる、といった具合。このあたりの連携プレイのおもしろさは、まさに「Desperado」譲りだ。
(c) 2002 Strategy First Inc. All rights reserved. Robin Hood: The Legend of Sherwood is a trademark of Spellbound Studios. All rights reserved. All other trademarks and copyrights are the properties of their respective owners.
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【10/8】
【リアルタイムストラテジー】
「The Gladiators: Galactic Circus Games」Playable Demo [92.1MB]
- 開発元 Eugen Systems
- 発売元 Arxel Tribe
ここ数年良作ばかりが続いているフランスのゲームメーカーArxel Tribesのフル3Dリアルタイムストラテジー「The Gladiators: Galactic Circus Games」のPlayable Demo。一昨年のECTSで「Death Bowl:The Gladiator」のタイトルで初公開され、今年のECTSでも人気を博していたRTS界期待の新星だ。Demoも2時間はたっぷり楽しめるボリュームで大満足だった。今月イチオシ(早くも3回目)のRTSだ。
「The Gladiators」は、Human、Magic、Galacticという3つの種族が、広大な闘技場の中で死闘を繰り広げる、新感覚のリアルタイムストラテジー。一見、通常のファンタジーRTSに見えるが、マップの四方には高い塀が設けられており、外周は客席になっていて、得体の知れないミュータントたちが楽しい殺戮の宴が始まるのをいまかいまかと待ち受けている。各種族の長であるリーダーが颯爽と登場すると、たちまちブーイングの嵐で、プレーヤーの置かれた立場がなんとなく理解できる。
Demoでは、HumanとMagicでシングルプレイが1ステージずつ楽しめる。いずれも与えられた戦力で、ステージ最奥にいる敵陣営のリーダーを倒すというもの。こちらのリーダーが倒されたら自動的に負けとなる。ステージ各所には敵が最高の布陣で待ち構えており、適当にプレイしていてはクリアは覚束ない。一度倒された兵は2度と生き返らないため、いかにして損失を防ぐかがステージクリアを握る鍵となる。
ステージの途中には回復アイテムやリーダー強化アイテムなど、戦いを有利に進められるアイテムが落ちており、これらを拾いつつ、常にぎりぎりの戦力で連戦を繰り返していくことになる。フィールド全域は明るい光で満たされているものの、敵の姿はこちらの視野内しか見えないため、高低差のある場所や木などの遮蔽物がある場合、一方的に攻撃されることもあって、まったく気が抜けない。
一方で、フィールド上には高台や見張り台といった人口の建物も設けられていて、屋上をクリックすることで、するすると登って、高い位置から敵を待ち伏せることも可能だ。中盤を過ぎると、サークルポイントが利用でき、ここで戦力を補充することができる。生産可能なユニットの種類は限られているが、1、2チーム程度は一気に増強できるので、ここでじっくり戦力の増強を図りたい。ちなみに、ゲームにはタイムリミットが設定されており、いちいちHPの自然回復を待っていては間に合わない。
完全オリジナルの3Dエンジンによる美しいグラフィック、滑らかでハイセンスなアニメーション、軽快なサウンド、個性的な種族などなど、同作の魅力はいろいろ挙げられそうだが、もっとも優れているのは、生き残りをかけて勝負に挑むというユニークなシナリオだろう。ややマンネリ気味にあるRTS界において、その醍醐味が存分に味わえた久々の大作だ。ぜひプレイしてみよう。
Copyright (C) 2002 Arxel Tribe. All rights reserved.
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【10/7】
【サッカーシミュレータ】
「FIFA Football 2003」Playable Demo [15.7MB]
- 開発/発売元 Electronic Arts
Electronic ArtsのEA SPORTSブランド最有力シリーズ「FIFA Football」の最新作「FIFA Football 2003」のPlayable Demo。相変わらずコンパクトなファイルサイズで、プログラマブルムービーを中心に同作の魅力をたっぷり味わうことができる。
ワールドカップ終了後の最初の作品となる「FIFA Football 2003」は、昨年までの国単位の枠から離れ、従来のクラブチーム単位で対戦することになる。実質的には現在ヨーロッパで開催されているチャンピオンズリーグを同シリーズのゲームエンジンで楽しめる作品ということになる。もちろん、同リーグはFIFAとは無関係の大会なので、「チャンピオンズリーグ」という名称は使用されていない。
Demoでは、Real MadridとArsenalの一戦を楽しめる。Real Madridは、フランス代表のジダン、スペイン代表のフィーゴ、ブラジル代表のロナウド、ロベルト・カルロス等を擁し、一説にはブラジル代表チームより強いというチャンピオンズリーグ優勝候補の筆頭。一方のArsenalもイギリス代表選手が顔を揃え、プレミアリーグを引っ張る名門中の名門だ。
ちなみにゲーム中のデータは、2002年8月12日時点のものが使用されている。このため、昨日、デビュー戦でいきなり2得点を挙げ、サッカーファンの間で話題になっているロナウドは、Real Madridには登録されていない。
さて、今回も前作のDemoと同様に試合開始前にコントロール設定を決めてプレイを開始する仕様となっている。何も設定せずにそのままスタートすれば観戦モードになるし、キーボードとゲームパッドを併用すれば2人対戦も可能だ。ただ、いずれにしてもプレイ時間が5分程度と非常に短いので、あまり過度の期待は禁物だ。
Copyright (C) 2002 Electronic Arts Inc.
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【10/4】
【カジノ経営シミュレータ】
「Hoyle Casino Empire」Playable Demo [75MB]
- 開発/発売元 Sierra Entertainment
Sierra Entertainmentの隠し球タイトル「Hoyle Casino Empire」のPlayable Demo。フルプライス(39.9ドル)の作品としてはグラフィックは前時代的で、パッと見た目の印象も弱いため、あまり期待していなかったのだが、箱庭ゲームの傑作だけが持ちうる圧倒的な吸引力でぐいぐい遊ばせてくれた。やはりゲームのおもしろさは実際にプレイしてみるまでわからない。早くも10月イチオシ第2弾の登場だ。
「Hoyle Casino Empire」は、ラスベガスを彷彿とさせる楽園都市を舞台に、できたてほやほやのカジノホテルのオーナーとなって、街一番のカジノを造り上げることを目的としたカジノ経営シミュレータだ。プレーヤーは文字どおりハコ状態のホテルを与えられ、広大なカジノエリアにスロットマシーンを置くところから始めなければならない。
Demoでは、ゴージャスなホテルThe Poseidonの経営を1年間限定でプレイできる。プレーヤーに課せられた使命は、5万ドルを元手にカジノレベルを2から4にして、400人のカジノ利用者を集めること。詳しくは後述するが、これらを1年で達成するのはかなり難しい。なお、途中のセーブ、ロードもできない。
「The Poseidon」ステージは、チュートリアルも兼ねていて、ひととおりプレイすればカジノ経営のノウハウを学ぶことができる。ただし、このチュートリアルは、ワナでもあり、言われたとおりにまじめに取り組んでいると、目的達成に間に合わなかったりする。とりあえず1回目のプレイではクリアは諦めて、2度目からはチュートリアルはキャンセルして、自分の思い通りにカジノ経営を行なっていくといいだろう。
基本的なゲームの進め方は、箱庭型の経営シミュレータと似たような感じで、スロットマシーンやブラックジャック、ビデオポーカーなど無数のゲーム機を設置していくことで、徐々に来場者が増えていき、上がった収益でさらにゲーム機を設置していくというもの。その一方で、来場者が快適に安全にプレイできるように、カフェ、バー、両替所やトイレ、セキュリティルーム、監視カメラといった施設も整えていき、来場者が増えるようにホテルそのものに装飾を付けたり、ホテルの客室を増やしたりと、やるべきことは無数にある。
同作にはゲーム性を高めるためのいくつかの工夫が凝らされており、ひとつは先述したカジノレベルが上げられること。たとえば2から3に上げるための条件は、来場者225人以上と現金5万ドル。3にアップグレードすることで、ポーカーをはじめとしたよりエキサイティングなゲーム機を設置することができるようになる。具体的な目標を与えられることで、マンネリに陥りがちな箱庭プレイに張りが生まれる。うまいシステムだ。
もうひとつは、「アピール」の要素。カジノフロアには樹木やブロンズ像、噴水など、さまざまなオブジェクトを設置できる。これらオブジェクトは、扱いとしては遊園地経営シミュレータにおけるお花やイルカの置物といった装飾品に近いが、同作のそれには具体的な効果が付与されている。同作のオブジェを設置すると、置かれた場所を中心に円形のアピールエリアが構築される。このエリア内に設置されたゲーム機は、ほかのゲーム機よりアピールポイントが高くなり、人が集まりやすくなる。結果、より効率的に収益が上げられるというわけだ(もちろん、ハイローラーに数万ドル持って行かれる可能性も倍増する)。
このアピール要素は非常に重要で、2重3重に重ねて影響を及ぼすことができるため、オブジェの設置は、ゲーム機の設置以上に気を配る必要がある。オブジェによって、アピール度の高さ、その範囲の広さが異なり、かなり戦術性が高い。「新しいエリアにポーカーエリアを設置しよう」と決めたら、一度ゲームをポーズして、もっとも効果の高いオブジェの置き方を考える。この過程がたまらなくおもしろい。ぜひプレイしてもらいたい傑作だ。
Copyright (C) 2002 Sierra Entertainment, Inc. All rights reserved. Hoyle (C) and According to Hoyle (R) are registered trademarks of The U.S. Playing Card Company in the United States and other countries, used under license by Sierra Entertainment, Inc. Any other product and/or company names are the property of their respective owners
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【10/3】
【アクションアドベンチャー】
「Archangel」Playable Demo [127MB]
- 開発元 Metropolis Software
- 発売元 JoWooD Productions
JoWooDの一風変わったサイコアクションアドベンチャー「Archangel」の英語版Playable Demo。ドイツ語版は今年4月に発売され、英語版は9月末に発売されたばかり。フルボイス仕様のフル3Dアクションアドベンチャーという、いまどき珍しい労作だ。序盤から神々が登場する先の見えないゲーム展開と、腐臭を漂わせた救いがたい世界観がいい感じだ。
主人公のMichael Travinskyはごく普通の人間だったが、自動車事故で死ぬところを神の力に救われ、彼らの要請により、神々の力を借りて巨悪に立ち向かっていくことになる。物語は、事故直後の記憶喪失状態で修道院らしき建物の一室で眠りから覚めるところから始まる。交通事故にあった記憶は覚えているが、体にはかすり傷ひとつ追っておらずさっぱり訳がわからない主人公(とプレーヤー)。
主人公がひとりで混乱していると、修道士のひとりが迎えに来て本編スタートととなる。ふたりの修道士から話をひととおり聞き、宝剣「The Sword of Light」を受け取る。その後、モンクからチュートリアルを受け、正門からモンスターの巣窟となっている屋外へ飛び出していく。これほど序盤からグイグイストーリーで引っ張っていく作品は久しぶりだ。
Demoではゲームの序盤部分がプレイできる。チュートリアルは、部屋に隠されたツボを探してくるという移動に関するクエスト、ファントムを正面から倒すクエスト、ファントムを静かに近づいて倒すクエストの3つが用意されている。いずれも簡単で3分以内にクリアできるだろう。
屋外に出ると、クリスタルカラーの天使が突然現れ、天界の主であるLord of the Lightが現れ、物理攻撃に秀でたWarriorか、魔法攻撃に優れたGhostのいずれかの力を与えられる。これはEキーを押して武器と同じ要領で装備することで、一定時間、これらにトランスフォームすることができるというもの。これが同作のウリのひとつのようだ。
Demoをひととおり遊んでみた印象では、グラフィックのクオリティはそれほど高くなく、アニメーションデザインもやや弱いところがあるものの、プレーヤーをぐいぐい引っ張る個性的なストーリーラインと、先の見えないドキドキ感がよく、夢中で遊ばせてくれる。アドベンチャーファン、ホラーファンにお勧めしておきたい。
(c) 2002 JoWooD Productions
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【10/2】
【リゾート経営シミュレータ】
「Beach Life」Playable Demo [127MB]
- 開発元 Deep Red
- 発売元 Eidos Interactive
「Tomb Raider」をはじめアクションゲームの多いEidos Interactiveとしては珍しい箱庭タイプの経営SLG「Beach Life」のPlayable Demo。あらゆるエンターテインメントに精通していることで有名な同社会長のイアン・リビングストンがネタ出しをした曰く付きの作品だ。ヨーロッパ市場では「Beach Life」、北米市場では「Virtual Resort: Spring Break」のタイトルで発売されている。
「Beach Life」は、架空の島を舞台に、楽園のような一大リゾート地を作りあげ、経営していく箱庭タイプの経営シミュレーションゲーム。コンセプトやゲーム内容は、北米市場の「テーマパーク」シリーズや「ローラーコースタータイクーン」シリーズなどに酷似しているが、イギリスのゲームらしい、酒を飲んで深夜までわいわい踊ろう的な度はずれた楽園っぷりがユニークだ。
Demoでは、ある程度リゾート地としての体裁を整えた小さな島を舞台に、与えられた仕事を達成すべく経営に着手することになる。仕事は3つにわかれ、ひとつはTheme Clubを建てること、ひとつはCape Hone銘柄のビールを300パイント以上売ること。そして最後が離島者を20人以下に保つこと。
最初のふたつは簡単で、空き地に建物を順番に建てて、販売するビールの銘柄をCape Honeに変えてやればいい。最後の仕事は経営要素が満点で、かなり難しい。観光客の要望を無視し続けたり、ビールの空き缶が放置されっぱなしになっていたりすると、早朝には帰国の途につくフェリーの発着場前に行列ができ、ゲームオーバーは必至となる。
また、客の要望を聞きすぎて、なんでもかんでも造りすぎると、電力が足りなくなったり、人が増えすぎて浜辺で喧嘩が多発したり、ゴミが処理しきれなかったりと、それはそれで収集が付かなくなる。この高難易度の理由は、おそらく建物を建てられる土地が少なすぎることに起因すると思われる。
グラフィックは2Dで、画面の回転もできないようだが、描き込みのグレードは高く、細部のディテールも素晴らしい。また、朝、昼、夕、夜といった時間の移り変わりを克明に描いている点も見逃せない。特に夜は島を照らすネオンの明かりとバーでどんちゃん騒ぎを続ける観光客が見られ、現実世界のリゾートそのままの雰囲気が味わえておもしろい。最近のゲームにしては珍しくプログラムそのものも非常に軽いので、ノートPCでも楽しめるだろう。
Beach Life (c) Deep Red Games Ltd 2002. Published by Eidos Interactive Ltd 2002. Beach Life, Eidos Interactive and the Eidos Interactive logo are trademarks of the Eidos Group of companies. All rights reserved.
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【10/1】
【レースシミュレータ】
「Speed Challenge: Jacques Villeneuve's Racing」Playable Demo [41.9MB]
- 開発元 WEG Management
- 発売元 Ubi Soft Entertainment
WEG Managementが現在開発しているSF仕様のF1シミュレータ「Speed Challenge: Jacques Villeneuve's Racing」のPlayable Demo。現役F1レーサーJacques Villeneuveが想像する未来のF1像ということで、あんまり期待せずにプレイしてみたのだが、嬉しい大誤算で、実に素晴らしい内容だった。月の初日から断言するのもどうかと思うが、10月イチオシのレースシミュレータだ。
「Speed Challenge: Jacques Villeneuve's Racing」は、世界の大都市に造られたコースで、世界最速を目指してライバルカーとしのぎをけずるSF仕様のF1シミュレータ。大都市をF1カーで走るというところがポイントで、ターボジェット仕様なのかどうなのか、その辺の細かい技術仕様までは良くわからないが、爆発的な推進力を備えたSFF1カーに搭乗してパリのシャンゼリゼ通りやニューヨーク中心部を駆け抜けていく。そのエッジの効いたゲームデザインと、レースゲームとしてのそつのない造りは、初代「F-ZERO」以来の感動をプレーヤーに与えてくれる。
Demoでは、全11都市のうち、パリ、ニューヨーク、タージマハル、エジプトの4コースでタイムアタックモードにチャレンジできる。レースゲームのDemoというと、1コース、1モードがスタンダードだが、4コースも収録されているのは嬉しいばかり。2週目以降は、最高記録のゴーストカーがライバルとして登場し、遊びごたえも満点だ。
パリ、ニューヨークといった大都市では、そばの車道を通行する車のクラクションが聞こえてきたり、横断歩道があったり、コース上部空間にはホログラム式で広告がぐるぐる回転していたりと、リアリティと未来的な雰囲気を混在させたコースデザインが絶妙で、走るだけで楽しさが味わえる。
先述したように、SF仕様のF1カーはジェット推進並の加速力を誇る一方で、ブレーキングも優秀で、タイヤのグリップもたっぷり粘ってくれる。このあたり、ややリアリティよりゲーム性を重視した作りで、厳密な意味でのF1シミュレータではない。同作の醍醐味は凄まじいスピードで、既視感の高い大都市、歴史的名所を駆け抜けるところにある。
パリ、ニューヨークはシケイン、スプーンコーナーだらけで難易度が高いので、まずはオーバルコースになっているタージマハル、次いで実際のF1コースレベルのエジプトと攻めていくといいだろう。
2002 Ubi Soft Entertainement. All Rights Reserved. The face, name and helmet of Jacques Villeneuve are protected internationally by trademarks. Produced under licence from Goldstar Holdings Corporation. Original concept by Weg Management Ltd.
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[Reported by GAME Watch編集部]
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