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最新ゲーム DEMO & PATCH~2002年6月~
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■ ダイジェスト・ニュース
【6/28】
【オンラインサッカーゲーム】
「ONLINE STRIKER」α2版クライアント [25.5MB]
- 開発元 ディンゴ
一度プレイすると思わず延々と遊んでしまうα版としてはなかなかの中毒性の高さを見せるオンラインサッカーゲーム「ONLINE STRIKER」のα2版クライアント。パッチではなく、再度クライアントをダウンロードする必要がある。また、α(1)版がすでにPCにインストールされている場合は、α2のセットアップ前にアンインストールしておく必要があるので注意しよう。
修正項目は以下のとおり。目立った変更点としては、ボールマーカーの色がボールキープしているチームの色に変更になったため、ある程度遠くからでも状況判断がしやすくなっている。プレイした感じとしては、ドリブルによる突破が以前よりラクになり、わけのわからないファウルで試合がたびたび中断されることが少なくなり、より没入感の高い試合が楽しめるようになっている。
システム
・Kick機能の追加
プレーヤー数が8人以上のゲームで使用可能(リザーブの人数は含まず)
コンソールモードで“kickvote (Kickしたいプレーヤー番号)”を入力すると実行される
Kickが実行されるとプレイヤー全員に、Kick賛成か反対かが問われ、プレーヤー数の2/3以上の同意があればKickが成立
(プレーヤー番号はコンソールで“kickvote”を入力すると見ることができる)
・名前などの設定をコンフィグファイルに保存、変更可能
プレーヤー
・ショートパスをマウス右ボタンを押す時間によって強弱をつけられるように変更
・ボール保持者が壁になってボールを奪えない判定を調整
・通常前進時の体力回復量を調整
・ドリブル中やパスを出した直後の速度ペナルティをやや軽減
・スライディングを2種に差別化
・ドリブル中ジャンプによるボールのバウンドを調整
・自分の名前、背番号、ポジションなどの情報を表示
キーパー
・ハンド判定を追加
・キックの飛距離を増加
・キックのドライブ量を制限
・ボールをつかむ条件を変更
・構えられる条件を変更
・構え時の移動速度を調整
・オウンゴール判定を調整
・ペナルティエリア内でのクイックターン
表示、コミュニケーション
・ボールマーカーの色をボールをキープしているチームの色に変更
・時計の横に“1st”、“2nd”を表示
・VSSの使用頻度を、従来の0.5秒に1回に加え、20秒に10回までに制限
・名前の文字数を全角12文字までに制限
・チャットの文字数を全角80文字までに制限
・チャットの使用頻度を20秒に10回までに制限
・チームチャットの追加
“U”または“SHIFT”+“ENTER”でチャット開始、“ENTER”" または“SHIFT”+“ENTER”で入力確定
ゲーム時間
・ロード終了からキックオフまでの時間を変更、30秒→40秒
・ゴール後からキックオフまでの時間を変更、5秒→8秒
(C)2002 DINGO Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
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【6/27】
【アクションアドベンチャー】
「Spider-Man: The Movie」Playable Demo [175MB]
- 開発/発売元 Activision
映画の大ヒットでふたたび世界中に名を轟かせたアメコミから生まれたスーパーヒーロー、“スパイダーマン”の活躍を描いたアクションアドベンチャー「Spider-Man: The Movie」のDemo。タイトルからも推測できるように映画の内容をそのままゲーム化した作品だが、映画のゲーム化作品に多い気の抜けたビールのような内容ではなく、ビックリするぐらいの傑作に仕上がっている。今月イチオシのアクションアドベンチャーだ。
「Spider-Man: The Movie」は、PCをはじめプレイステーション 2、ゲームキューブ、Xbox、ゲームボーイアドバンスという5つのプラットフォームで同時発売するActivision今期イチオシのアクションアドベンチャーゲーム。以前、ご紹介した「SPIDER MAN」とはまた別のゲームで、こちらは映画のシナリオがそのまま使用されているところが最大の特徴だ。
Demoでは、「Oscorp's Gambit」、「Chase Through The Sewers」、「The Offer」という3つのステージがプレイでき、それぞれ順に、ニューヨーク摩天楼、下水道構内、ニューヨーク摩天楼でのボス戦が楽しめる。本作でとにかくびっくりさせられるのが、インターフェイスの豊富さで、PC版のホームポジションは左手がWASDの位置、右手はテンキーの8456の位置に置く感じで、さらにそれぞれの親指でSpaceキーとカーソルキーの左右を操作する必要がある。
WASDでスパイダーマンの操作、テンキーで各種攻撃、カーソルキーで画面の回転を行なうわけだが、これはコンソールのコントローラを前提に開発されているようで、無意識に右手の親指で画面を回せるようになるまで少し時間がかかるだろう。基本はウェブアタック(デフォルトでは8)で敵の動きを蜘蛛の糸で封じ込めてからパンチ(4)やキック(5)による打撃技をたたき込む。タイミング良く3回連続して押すだけで連続技が発生し、KPPといったように連携技も豊富に用意されている(Demoでは一部だけ使用可能)。
Marvel Comics and Spider-Man: TM & (C)2002 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. Published and distributed by Activision, Inc. and its affiliates. Activision is a registered trademark of Activision, Inc. and its affiliates. (C)2002 Activision, Inc. and its affiliates. Developed by Vicarious Visions. Licensed by Sony Computer Entertainment America for use with the PlayStation game console. PlayStation and the PlayStation logos are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
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【6/26】
【アクションRPG】
「ヴァンパイア ハーツ」体験版 [33.6MB]
- 開発/発売元 エグゼクリエイト
「フラン」シリーズの発売元として知られるエグゼクリエイトが新たに手がけるアクションRPG「ヴァンパイア ハーツ」の体験版。同作はトレーディングカードゲームのイラストなどを手がけてきたイラストレーター、夢路キリコ氏の耽美的なイベントスチルを特徴とした、国産ゲームならではのストーリー性の高いアクションRPG。発売日は7月25日とまだ少し先だが、その独特の世界観を味わっておこう。
「ヴァンパイア ハーツ」は、人間と闇人(ヴァンパイア)が共存する小さな街キャスケットを舞台にしたアクションRPG。物語は、主人公トウマが親と一緒に街へやってくるところから始まり、到着初日に偶然ヴァンパイアの少女ステラと出会い、一悶着を起こすことで大きな事件に巻き込まれていく。つくりとしてはコンソールライクのオーソドックスなアクションRPGだが、ことあるたびに挿入される夢路キリコ氏のイベントスチルが実に効果的で、プレーヤーをぐいぐい物語に引き込んでくれる。
肝心のアクションに関しては、まだまだ未完成な印象で、「フラン」シリーズのような軽快さや爽快さは感じられず、ひたすら辛い作業になってしまっている。パッと見た感じでは「イース」風のゲームデザインのような感じを受けるが、攻撃は自動ではなく、細かく操作していく必要があり、インターフェイスがいまいちプレイの爽快感に繋がっていない印象だ。
具体的には、敵キャラの動きに合わせて、Zキーもしくは左ダブルクリックによって剣を振るのだが、キャラクタサイズと攻撃範囲がいずれも小さすぎて、なかなか当てられずイライラが募る。また、連続攻撃の途中でターゲット補正されることがないため、動く敵に大して必殺攻撃を全部当てることができない。マウスによるキャラ操作と、待ちかまえ式の攻撃方法をごっちゃにしているところに無理があるのではないだろうか。今後の作り込みに期待したいところだ。
(C)2002 EXE CREATE ALL RIGHTS RESERVED.
体験版のダウンロードはこちら(エグゼクリエイト)
マニュアルのダウンロードはこちら(エグゼクリエイト)
【ターンベースストラテジー】
「Civilization III 完全日本語版」Ver1.21fパッチ [7.08MB]
- 開発元 Firaxis Games
- 発売元 Infogrames
- 国内発売元 サイバーフロント
「Civilization III 完全日本語版」の最新パッチ。米国ではすでに今年4月に公開されているが、日本語版を発売しておきながらパッチは未サポートというメーカーもいる中、遅れても必ず出すという同社の姿勢は評価できる。ユーザーは必ず当てておこう。
パッチの内容は、右クリックメニューに都市の破壊を追加といったインターフェイスの改良から、各種パラメータの修正、バグフィクスなど。特に各種パラメータの微調整は、数字と数式の固まりのような本作では重要な修正ポイントだ。もうクリアしてしまった人もパッチを当ててもう一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
(C)2001-2002 Infogrames Interactive, Inc. All Rights Reserved.Manufactured and marketed by Infogrames, Inc., New York, NY.All trademarks are the property of their respective owners.
Sid Meier's Civilization(R), Civ(R) and Civilization(R) are U.S. registered trademarks.Firaxis Games is a trademark of Firaxis Games, Inc.Uses Bink Video. Copyright(C)1997-2002 by RAD Games Tools, Inc. Uses Miles Sound System. Copyright (C)1991-2002 by RAD Games Tools, Inc
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【6/24】
【アクションシューティング】
「Soldier of Fortune 2: Double Helix」日本語化パッチ [65.7MB]
- 開発元 Raven Software
- 発売元 Activision
- 国内発売元 サイバーフロント
以前ニュースでお伝えしたサイバーフロント版「Soldier of Fortune 2: Double Helix」の日本語化パッチ。65MBとパッチとしては大きめだが、これで日本語メッセージでシングルプレイキャンペーンを楽しめる。フォントも自然で、シームレスにゲーム画面にとけ込んでいて完成度は高い。ユーザーは必ずパッチを当てておこう。
同パッチは、英語版をいわゆる「完全日本語化」するものではなく、シングルプレイモードのテキストのみを日本語化したものとなっている。マルチプレイモードのテキストは従来どおり英語のままで、日本語表示なども一切できない。
パッチの当て方も大変ダイナミックで、セットアップ後、インストールしたフォルダに作成されるショートカットを実行することで無理矢理日本語表示にしている。セットアップ時の留意点は、本体をインストールしたフォルダを手動で指定すること。オートサーチ機能がないため、うっかりしていると別のところにインストールされて、その結果日本語表示ができないので注意したい。
Soldier of Fortune(R) II: Double Helix (C) 2001 Activision, Inc. Developed by Raven Software Corporation. Published and distributed by Activision, Inc. Activision(R) is a registered trademark of Activision, Inc. Soldier of Fortune(R) is a registered trademark of Omega Group, Ltd. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc.("Id Technology"). Id Technology (c) 1999-2001 Id Software, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
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【6/21】
【プロサッカーシミュレータ】
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」 [65.1MB]
- 開発元 スマイルビット
- 発売元 セガ
セガの人気プロサッカーシミュレータ「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」のプレイアブルデモ。プレイアブルといっても肝心のサッカークラブの経営部分はプレイできず、あくまでフル3Dで描画される試合を眺めるだけの内容となっている。同社では「お客様のパソコンで動作するかどうかの目安に使用してください」としている。サッカーファンやDC版、PS2版「サカつく」ユーザーは手軽に試してみるといいだろう。
デモで選択できるゲームモードはVS MODEのBEST PLAYERS MATCHのみ。試合はブレイズ vs ランポで、選手、選手の体調もすべて固定。ただし、フォーメーションや選手配置などは自由に変更でき、試合中も選手に指示は出せるため、試合内容と結果は毎回異なる。「サカつく」は、この劇的なシーンだけをダイジェストで見られる試合シーンが非常に良くできていて、ついつい繰り返し試合を見たくなる。
また、試合前の作戦指示シーンでは、PC版オリジナルのマウスインターフェイスも試すことができる。ドラッグ&ドロップによる選手移動操作やマウスホイールによる表示切り替えなど、PCならではの簡単操作をじっくり堪能しよう。
なお、PC版ではファンクションキーの1~4を使って試合のシミュレーションスピードを変更することができる。もっともデモではたった1試合だけで終わってしまうため早める必要性もないが、既存ユーザーはそのスピーディーな展開を実際に体験してみるといいだろう。
Original Game (C)SEGA CORPORATION,1999
(C)Smilebit/SEGA CORPORATION,2002
ダウンロードはこちら(セガ)
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【6/20】
【オンラインコミュニケーションゲーム】
「The Sims Online」プロモーションムービー [28.7MB]
- 開発元 Maxis
- 発売元 Electronic Arts
Electronic Arts本年度の要注目タイトルのひとつ「The Sims Online」のプロモーションムービー。Maxisタイトルのムービーは毎回そうだが、今回も実写とゲーム映像を上手に組み合わせたテレビCM風の内容に仕上がっている。「The Sims(邦題「Sim People」)」とはまた違った、新しいオンラインエンターテインメントの一端をかいま見ることができるので、ぜひ見ておこう。
突然だが、MMORPGをはじめとしたオンラインゲームをプレイしていると、チャットだけで時間が過ぎていってしまうことがよくある。最初は目的達成の手段のひとつとしてチャットを利用しているつもりが、いつのまにかハマりこみ、手段が目的に転化してしまう。こうしたロールプレイ中におけるチャットの魔的な魅力を、リアルスケールで再現された仮想コミュニティスペース「Sim Town」に封じ込めたのが「The Sims Online」だ。
平たく言うと「The Sims」におけるお隣さんがすべてプレーヤーになったのが「The Sims Online」。しかし、プレーヤー単位は家族ではなく1人で、仕事、恋愛、子育て、遊び、現実世界で出来るあらゆる可能性を仮想世界の中で試すことができる。家から家への移動は、車を走らせる必要はなく、クリックひとつでOK。オンライン状態のプレーヤーの家を訪問したり、プレーヤーの誰かが経営しているカジノやクラブ、プールバー、ブティックに遊びにいってもいい。「The Sims」をプレイしたことがある人なら、この作品の凄まじい魅力が理解できるだろう。これは大ヒット間違いなしの作品だ。
(C) 2002 Electronic Arts Inc. All rights reserved. All trademarks are the property of their respective owners.
ダウンロードはこちら(Fileplanet)
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【6/19】
【歴史シミュレーションゲーム】
「信長の野望 蒼天録」プロモーションムービー [19MB]
- 開発/発売元 コーエー
ついにマスターアップを迎え、あとは発売日を待つのみとなったコーエーの「信長の野望」シリーズ最新作「信長の野望 蒼天録」のプロモーションムービー。オープニングムービーを前後に挟み、ゲーム全般に渡る迫力のプレイ映像がたっぷり堪能できる。ムービーの長さは約2分。信長ファンなら見ておくしかないだろう。
「信長の野望 蒼天録」はシリーズ10作目に当たる最新作で、4カ月もの発売延期を経てようやく6月28日に発売される。余談だが、6月27日には日本ファルコムから「VM JAPAN」が、7月5日にはカプコンから「Warcraft III: Reign of Chaos」の発売が予定されている。ゲームジャンルはいずれも異なるが、この激戦区を勝ち抜くのはどのタイトルになるのか楽しみなところだ。
さて、ムービーの内容は、オープニングムービーのごく一部分をムービーの前後に挟み、真ん中にはプレイ中の映像が挿入されている。今作の最大の特徴は、大名、軍団長、城主という3つの身分で行なわれる権謀術数渦巻く外交戦にある。このため、これまでどちらかというと形式的だった拝謁シーンが、すべてアニメーションするようになっており、身分差、友好度、その他の理由によって、さまざまなアクションを楽しむことができる。加えて、今作では忍者の重要性がググッと増していて、それに伴い忍者同士の死闘や忍者が武将に暗殺を仕掛けるシーンなどもアニメーションで楽しめる。ムービーではこうしたシーンをいくつか見ることができる。
(c)2002 KOEI Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ダウンロードはこちら(コーエー)
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【6/18】
【アクションアドベンチャー】
「Tomb Raider: The Angel of Darkness」Trailer Movie [30MB]
- 開発元 Core Design
- 発売元 Eidos Interactive
英国有数のゲームデベロッパーCore Designが総力を挙げて開発している「Tomb Raider」シリーズ最新作「Tomb Raider: The Angel of Darkness」のTrailer Movie。5月のE3では、予定されていたPlayable Demoの出展が見送られ、テクノロジーデモのレベルにとどまり、開発総指揮を執るエイドリアン・スミス氏もほとんど姿を見せないなど、本当に11月に発売されるのかどうか不安視されるところ。
そうしたユーザー側の動向を受けてかどうか、突然Trailer Movieが公開された。Laraファン、「Tomb Raider」ファンは一度見ておきたいムービーだ。Trailer Movieの内容は、E3のEidos Interactiveブースで流された映像とまったく同じもの。映像的には3月にロンドンで行なわれた制作発表会で流されたものとほとんど変わらず、最後にLara Croft正式モデルJill De Jongの蹴り技のシーンが挿入されている程度の違いしかない。
残念ながら、ダウンロード用に解像度が下げられてはいるものの、映画のプロモーションムービーのような迫力ある映像が2分30秒に渡って繰り広げられる。見るべきはビジュアルのディテールではなく、彼女の柔らかい身のこなしだ。
ムービーをひととおり見れば、従来のように2丁拳銃でばんばん撃ったり、跳躍したりするだけでなく、こっそり敵の戦力を減らしていくスニーク的な動きが重要な作品になっていることがわかるはず。ムービーで確認できるのは、そろそろと忍び寄って敵を羽交い締めにしたり、顔を半分だけ出して通路の様子を覗いたり、ドアに体当たりして打ち破ったり、リズミカルにバックジャンプしながら2丁拳銃を撃ったりなど、とにかく彼女らしい動きが目立つ。これらの動きをプレーヤーが直接操作できれば楽しいことになりそう。見応えのある格好いいムービーだ。
(C) 2002 Eidos Interactive. All rights reserved.
ダウンロードはこちら(Eidos Interactive)
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【6/17】
【アクションシューティング】
「Tsunami 2265」Playable Demo [55.7MB]
- 開発元 Protonic Interactive
- 発売元 Got Game Entertainment.
タイトル画面に縦書きで「津波」の文字が輝く、「SHOGO: Mobile Armor Division(昇剛)」、「Oni(鬼)」以来のジャパニメーションアクション「Tsunami 2265」のPlayable Demo。メックのメタリック感を出すためのカッキリテカテカ系のトゥーンレンダリング処理がユニーク。ただ、グラフィックはDirectX 7レベルであまり過度の期待は禁物だ。
「Tsunami 2265」は、荒廃化が進んだ2265年の未来の日本を舞台にNeon ShimaとNaoko Hikariの主人公2人が熱い戦いを繰り広げるアクションシューティング。メックに搭乗して敵メックを相手に激闘を繰り広げるアクションパートと、2人の主人公を操って物語を展開していくアドベンチャーパートにわけられ、Demoではこのうちアクションパートがプレイできる。
驚いたのは主人公ふたりの設定で、Neon ShimaはSamurai(侍)、Naoko HikariはRonin(浪人)。ヒーローが侍という設定はまだしも、赤いメックに搭乗するヒロインNaoko Hikariが浪人という設定は無茶がありすぎるというか、逆に芸者にされなかったことに安堵すべきなのか。これはもう読まなかったことにするしかない。
さて、Demoでプレイできるアクションパートは、単機で敵メックがひしめく拠点に潜入し、際奥を目指していく。いきなりゲームが始まるので、なにがなんだかよくわからず、ときおり挿入されるイベントで、物語の概略がかろうじて掴める程度。やや不親切だ。
基本操作はカーソルキー+マウス。カーソルキーで8方向への移動、Spaceキーでジャンプ、マウスの左右クリックで2種類の武器を操ることができる。横移動に限って背中のホバージェットが起動し、横滑り射撃が行なえる。戦闘の際はこれをうまく活用することが重要になる。Demoではキーカスタマイズが行なえないため、遊びにくいと感じたら素直にゲームパッドでプレイしてみるといいだろう。
(C) 1998-2001 Protonic Interactive
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
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【6/14】
【オンラインサッカーゲーム】
「ONLINE STRIKER」α版クライアント [25.6MB]
- 開発元 ディンゴ
ワールドカップの盛り上がりに乗じて、開発途上の作品としては異様なほどの盛り上がりを見せつつある22人対戦が可能なオンラインサッカーゲーム「ONLINE STRIKER」のα版クライアント。キックオフは14日午後9時からとなっている。まずはクライアントを入手して、オンライン登録をすませておこう。
「ONLINE STRIKER」は、プレーヤーが選手のひとりとして試合に参加できるサーバー接続型のオンラインサッカーゲーム。α版では開発元のディンゴとツイムネットが2つずつサーバーをたてており、いずれも無料で利用できる。
プレイまでの手続きは簡単。まずクライアントのセットアップを行ない、セットアップ終了後にデスクトップ上に作成されるレジストレーション用のhtmlファイルを直接実行して、オンライン上でテスター登録を行なう。登録したあとは「ONLINE STRIKER」の公式サイトに行って、サーバーごとの混み具合をサーバーブラウザで確認して空いている試合に入るだけだ。
ユーザー数が最大数に達していた場合(22人)は、自動的に予約席に入れられ、誰かがゲームから抜けるのをひたすら待つ。定員に空きがあればゲームが自動的に起動し、さらに定員にゆとりがあればHomeかAwayかいずれかのチームを選び、そしてポジションを決めればついにゲームスタートだ。
PCゲームユーザーはすでにおわかりのとおり、このシステムはFPSのチームデスマッチとほぼ同じ対戦システムだ。FPSがそうであるように、2人でも試合を開始できるし、すでに21人がゲームに参加していたら、チームもポジションも勝手に決まってしまうわけである。このため、試合中に突然キーパーがいなくなってしまったり、選手が著しく不均衡な試合になることもある。
だが、そんな枝葉末節にこだわっていては「ONLINE STRIKER」は楽しめない。とてつもなく広いフィールドで1人称視点もしくは3人称視点でボールを追い続ける快感、ボールを手にし、観客たちを喜ばせるプレイをすることの難しさ、真後ろからタックルされることの恐怖などがよくわかる。こんなゲームがいままでにあっただろうか?
(C)2002 DINGO Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
ダウンロードはこちら(impress)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月14日版~」
【6/13】
【サッカーシミュレータ】
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」アップデートパッチVer1.01 [16.6MB]
- 開発元 スマイルビット
- 発売元 セガ
セガ「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」最初のアップデートパッチ。目玉となるのは、PC版ならではの新機能といえる「応援歌インポート機能」。ワールドカップ開催期間中にふさわしい内容といえるだろう。そのほかにも細かいアップデートが行なわれているので、ユーザーは必ずインストールしておきたい。
アップデートパッチの内容は以下のとおり。
・応援歌インポート機能を追加
・nVIDIA RIVA TNT/TNT2/Vanta、Matrox Gシリーズで、データ室のクラブ世界成績/Jリーグ戦歴において折れ線グラフが表示されなかった不具合を修正
・試合シーン以外の倍速モードにおいて、練習場でマウス入力の誤判定を起こしていた問題を修正
・スケジュール表でホイール操作での切り替えを可能にしました
・VSモードのベストプレイヤーズマッチで、対戦セーブデータをロードする際にセーブデータが6個以上だと下矢印で画面がスクロールしなかった不具合を修正
応援歌インポート機能は、クラブサポーターの人数が一定数に達し、応援歌を付けたいというイベントが発生すると、任意で自クラブもしくは日本代表の応援歌を設定できるというもの。PCMフォーマットでエンコードされたWAVファイルの読み込みに対応し、サンプリングレートやファイルサイズに上限は設けられていない。
つまり、システム的には自分の好きな曲を1曲まるごと読み込ませることも可能だが、これだとファイルサイズが莫大になり、パフォーマンスの低下は避けられない。同社では「30秒、2MB」程度のサイズを推奨している。
Original Game (C)SEGA CORPORATION,1999
(C)Smilebit/SEGA CORPORATION,2002
ダウンロードはこちら(セガ)
【6/12】
【リアルタイムストラテジー】
「Warcraft III」Trailer & Gameplay Movie [29.3MB、14.2MB]
- 開発/発売元 Blizzard Entertainment
- 国内発売元 カプコン
本日、カプコンから国内展開の内容が発表された「Warcraft III: Reign of Chaos」のプロモーションムービーを2本まとめてご紹介。ムービーの制作はいずれもBlizzard Entertainment。同作は制作発表から完成までにたっぷり5年以上もの月日を費やしただけあって、公開されているムービーだけでもかなりの数に上る。今回紹介するのは、その最終バージョンだ。
実は同作、2000年を境に一度完全に作り直されている。その後も新しいユニットが出たり消えたり、メニューまわりにも変更があったりなど、古いものから順番に見ていくとその変遷ぶりが如実にわかって実におもしろい。Blizzardの公式サイトでは'99年以降のムービーがまだ残っているので、一度まとめて見ておくといいだろう。
さて。1本目のTrailer Movieは、昨年9月のECTSで初公開されたもの。「World of Warcraft」発表のどさくさに紛れてうっかり掲載するのを忘れていたので、この機会に紹介しておきたい。内容は完成したてのオープニングシーンをたっぷり使ったプリレンダームービーで、「Warcraft」ワールドにおける伝統の一戦「人間対オーク」の大会戦の模様を描いている。途中、数回にわたってテロップが挿入され、そこに記されている「今冬発売」を臭わすコメントに注目だ。
2本目のGameplay Movieは今月制作されたばかりのできたてほやほやのムービーで、ファイナルに近いバージョンのクライアントを使っている。解像度が荒いのが残念だが、メニュー表示、ユニットの種類、攻撃のエフェクトなどはそれらがそのまま製品版でも使用されることになる。メニュー内のキャラクタウィンドウでは、選択したユニットの上体がアニメーション処理されている(クローズドβテスト初期の頃は静止画だった)。
(C) 2002 Blizzard Entertainment. All rights reserved.
Trailer Movieのダウンロードはこちら(impress、29.3MB)
Gameplay Movieのダウンロードはこちら(impress、14.2MB)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月12日版~」
【6/11】
【レースシミュレータ】
「All Tracks」Physics Engine Demo [24MB]
- 開発元 GMM Entertainment
イタリアのデベロッパーGMM Entertainmentが現在開発中のレースシミュレータ「All Tracks」のPhysics Engine Demo。通常のゲームデモではなく、車の衝突や挙動などを確かめるためのデモンストレーションプログラムとなっている。純粋なレースシミュレータとはまた違った意味でなかなか楽しませてくれる内容だ。
Demoの内容は、5台の車に自由に乗り込み、市街の舗装道路をはじめ、スノー、ダートといったコンディションの異なるコースを走行できるほか、ジャンプ台やループといった特殊設備も用意されている。ひととおり遊んでみるとわかるが、ステージ全体が物理エンジンの出来を試すための内容だけで構成されており、エンターテインメント性は高いが、ゲーム性は一切含まれていない印象だ。
車の操作はキーボードで行ない、ほとんどの操作はカーソルキーのみで可能。数字キーの1から5にそれぞれ違ったタイプの車が割り当てられており、ワンキーで瞬時に車を切り替えることができる。ループをぐるりと1周できるのは加速性能に優れたスポーツタイプの車だけとか、ダートコースは4WDタイプの車が走りやすいとか、シチュエーションに応じて車を切り替えつつ走行できるのがおもしろい。
(c) GMMEntertainment s.r.l.
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月11日版~」
【6/10】
【オンラインサッカーゲーム】
「ONLINE STRIKER」 [20.4MB]
- 開発元 ディンゴ
最大22人同時対戦が可能という驚きのオンラインサッカーゲーム「ONLINE STRIKER」のプロモーションムービー。同作は、現時点ではまだ発売元が決まっておらず、日米韓の3カ国同時展開を視野に入れた発売元探しも兼ねての公開となる。ムービー公開後は、近日中にもα版テストに踏み切る方針だ。
「FPSスタイルのオンラインサッカーゲーム」というアイデアには大いに興味をそそられるし、ムービー自体も際だったゲームデザインの魅力をよく引き出している。ぜひとも一度見ておきたい。
「ONLINE STRIKER」は、先週、ニュースでも紹介したように、プレーヤーが選手の一人としてゲームに参加できるオンライン型のサッカーゲーム。システムとしては、「Diablo」や「Dungeon Siege」と同じ(というと少し乱暴だが類似のゲームがないから仕方がない)、育成要素のあるオンラインゲームで、サーバブラウザ上にリストアップされた開催前のゲームに参加し、所属するクラブの一選手としてプレイを行ない、パワー、加速力、ボールカットといったスキルを磨いていく。
キャラクタ作成時に、髪型、髪と肌の色、顔の造作、シューズの5項目を自由にエディットできるほか、スキルが向上することで、シュートやパス、タックル、スローインといったアクションの精度が上がっていく。ある複数のスキルが一定の値をクリアすると、オーバーヘッドキックやフェイントといった高度なテクニックも繰り出せるようになる。こういったゲームシステムはムービー内で詳しく見ることができる。
(C)2002 DINGO Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
ダウンロードはこちら(impress)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月10日版~」
【6/7】
【アドベンチャーゲーム】
「Syberia」 [102MB]
- 開発元 Microids
Microidsの新作アドベンチャー「Syberia」のPlayable Demo。突然だが、いまやフランスは国家的なゲーム産業育成政策により、Vivendi Universal、Ubi Soft、Infogramesなど世界的なメーカーを数多く擁するヨーロッパ最大のゲーム産業国家に成長している。そうした巨大なメーカーの影で、自国フランスを含め、ヨーロッパを中心に展開しているメーカーも数多く存在する。
Microids、Wanadoo Edition、Cyro Interactiveなどがそうだが、おもしろいのはこれらメーカーのほとんどはアドベンチャーゲームを十八番にしていることだ。そのMicroidsの最新作が「Syberia」。タイトルどおりヨーロッパからシベリアへの大陸横断の旅を行ない、その旅の過程でさまざまな不思議な体験をする正統派のアドベンチャーゲームである。6月発売予定で、年末にはPS2版も登場する。
なお、本Demoの唯一にして最大の問題は、言語が「フランス語」のみというところ。本来なら英語版の登場まで待つつもりだったが、アドベンチャー大国フランスならではの非常に質感の高い映像表現に目が開かれる思いがしたので、取り急ぎご紹介しておきたい。
Demoでは、オープニングシーンと序盤のホテルのシーンがプレイできる。主人公はニューヨークで仕事している弁護士Kate Walkerで、ゼンマイ仕掛けのおもちゃを製作する工場の買収契約のためにヨーロッパのとある国を訪れる。オープニングシーンはちょうどそのシーンからスタートする。
ホテルに入ると、アドベンチャーゲーム本編がスタートする。操作はマウスを用い、任意の箇所を直接クリックして、主人公の移動やオブジェクトのチェック、アイテムのピックアップなどを行なっていく。会話シーンは音声とテキストの両方で展開し、調査を進めていくごとに主人公のメモに新たなキーワードが書き加えられていく。そのキーワードを選択すれば、相手がそのことについて話してくれる仕組み。実にわかりやすい。
日本人が敦煌莫高窟やモンゴル高原に対して漠然とかき立てられる旅情のようなものを、フランス人がシベリアに対して感じているかどうかはよくわからないが、序盤からぐいぐい引き込んでいく独特の映像表現と、壊れかけのゼンマイ仕掛けの人形たちを軸にしたオリジナルストーリーが実に魅力的だ。確かな旅情と失われた時代への追慕をそこはかとなく感じさせてくれる作品。言葉の壁は高いが、ぜひお勧めしておきたい。
(c) 2002 Microids.
ダウンロードはこちら(BonusWeb)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月7日版~」
【6/6】
【シミュレーションRPG】
「VM JAPAN」プロモーションムービー [4.5MB]
- 開発/発売元 日本ファルコム
日本ファルコム株式会社が6月27日に発売を予定しているシミュレーションRPG「VM JAPAN」のプロモーションムービー。今回公開したプロモーションムービーは、オープニングムービーやイベントムービーを軸に、途中、キャラクタスチルやイベントスチル、プレイ中の映像などが目まぐるしく挿入されるという、実に迫力ある内容に仕上がっている。
バックグラウンドで鳴り響く、ビートの効いた和風サウンドも効果的。「参りましょう」、「おもしれぇ」といった幻魔使いのかけ声や、多彩な術の炸裂音なども聞かれ、臨場感も抜群。実につくりの丁寧なプロモーションムービーだ。
今回、掲載したデモムービーはWindows Media形式で圧縮された低画質版だが、デモCDに収録されるのはAVI形式の無圧縮版。とはいえ、Windows Media版もサウンドに帯域をたっぷり割り当てており、それほど遜色のない内容が楽しめる。下に掲載したサンプルカットは高画質版から撮ったもの。まずはWindows Media版をお楽しみいただきたい。
「VM JAPAN」の詳しいゲーム内容についてはファーストインプレッションを参照いただきたい。
ダウンロードはこちら(impress)
【MMORPG】
「アスガルド」プロモーションムービー [63MB]
- 開発元 Nexon Corporation
- 発売元 ネクソンジャパン
韓国の数あるゲームメーカーの中でももっとも早く日本展開を始めたNexonの新作MMORPG「アスガルド」(原題「Dark Age VI Asgard」のプロモーションムービー。現在日韓ともにユーザー限定のクローズドβテストの真っ最中で、短いオープンβテストを挟んだのち、今夏にも正式稼働が始まる予定だ。
日本でも「風の王国」、「エランシア」、「タクティカルコマンダー」など、数々のオンラインゲームをリリースしてきた実績を持つNexonの最新作だけに注目度も高い。クローズドβテストの模様については「西尾ゆきの海外ゲームレポート」でお伝えするとして、本稿では一足先にプロモーションムービーをご紹介しよう。
ムービーは全編プリレンダリングによるもので、長さは2分30秒ほど。BINK Videoを用いた実行ファイル形式で、フルスクリーン表示で鑑賞できる。韓国産のMMORPGのプロモーションムービーはもうずいぶん見てきたが、共通しているのは、精巧なパテ細工のような独特のタッチのモデルデザインと、ことあるたびに舞い飛ぶまばゆい光の群れ、そしてヒロインたちの疾走、それに付随して強制展開されるどたばたコメディといったもの。「アスガルド」のムービーもそういった要素をもれなく盛り込んでいる。
(c) 1999-2002 NEXON Corporation and NEXON Japan Co.,Ltd. All rights reserved.
高画質版のダウンロードはこちら(ネクソンジャパン、63MB)
低画質版のダウンロードはこちら(ネクソンジャパン、37MB)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月6日版~」
【6/5】
【シューティング】
「Operation Blockade」 [36MB]
- 開発元 Professor Fog's Workshop
- 発売元 Infogrames
第二次世界大戦をモチーフにした3Dシューティング「Operation Blockade」のDemo。1人称視点で、武器も本格的なヤツを所持しているため、一見「Medal of Honor」ばりのリアル系アクションシューティングと錯覚してしまうが、実は固定砲座をぐるぐる回して、海から、空から、陸から迫り来るドイツ兵を薙ぎ倒していく痛快系のシューティングゲームだ。ゲーム性としては以前紹介した「Beach Head 2002」とそっくりだが、あれほど無茶な内容ではなく、グラフィックも綺麗で、敵ユニットたちの動きもいい。今月イチオシのシューティングゲームだ。
「Operation Blockade」は、第二次世界大戦における水際の攻防を堪能できるシューティングゲーム。360度自由に動かせる固定機銃を操って、迫り来る敵を薙ぎ倒していく。空からユンカースが迫ってきたかと思えば、海から艦砲射撃されたり、そのうちに揚陸艇により次々に歩兵が続々と上陸してきたりする。
プレーヤーに与えられた武器は、軽/重機関銃、沿岸砲台、手榴弾など。武器にはすべて弾数制限があり、敵の種類に応じてマウスホイールで使用する武器を素早く切り替えて戦っていくわけである。ボーナスキャラのようにときおりひょっこり登場する輸送船や爆撃機などを撃破すると銃弾やHPが補充される仕組み。ゲーム性も高く、作りも丁寧。夢中にさせるおもしろさだ。
ちなみに航空機はいったん上空を通り過ぎても綺麗に旋回して再び襲いかかってくる。航空機を撃墜するためには偏差射撃が必要で、敵が真っ正面を向いた瞬間に銃弾をたたき込むのが一番狙いやすいが、そのまま撃墜してしまうと機体がこちらに突っ込んできてダメージを受けてしまう。敵が横腹を見せてからとどめを刺すのが正解だ。
(C) 2002 Infogrames, Inc. Infogrames and the Infogrames logo are trademarks or registered trademarks of Infogrames. All rights reserved. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association.
ダウンロードはこちら(Infogrames)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月5日版~」
【6/4】
【サイクリングレースシミュレータ】
「Cycling Manager 2」 [44.6MB]
- 開発元 Cyanide Studio
- 発売元 Focus Interactive
フランス発の自転車レースシミュレータ最新作「Cycling Manager 2」のDemo。ゲームエンジンは前作と同じながら、グラフィックまわりを一新。風景描写がより細かくなり、レーサーたちも独立した動きを見せ、前作「Cycling Manager」のように「全員が同じ動きをする人の群れのような固まりを鑑賞するゲーム」ではなくなっている。ツール・ド・フランス好きは要チェックだ。
「Cycling Manager 2」は、フランスのメーカーCyanide Studioが手がけた自転車レースシミュレータ。プレーヤーは、前作同様、レーサーではなく監督としての立場からチーム全体を勝利に導いていく。前作からの最大の変更点は、グラフィックの強化とそれに伴うゲーム視点の変更で、前作は低空を飛ぶヘリから見たようなレーサーから少し離れた視点だったが、今回はググッと寄った視点が多く、迫力あるレース展開が楽しめる。
特に真後ろから見た映像は迫力満点で、坂を登る際の激しい腰の動き、左右への揺れなどもたくみに描いている。マウスホイールもしくはカーソルキーを使うことで、どのレーサーを視点の中心にするか決めることができる。画面視点の切り替えや速度調整の変更は、マウスを使ってメニューを直接操作していけばいい。
Demoは、前作と同様、いきなりレースがスタートし、それを用意された複数の視点から眺めるだけの内容となっている。エスケープキーを押せばゲーム終了となる。フリーソフトの域を出なかった前作に比べれば格段の進化が見られるものの、レーサー同士に当たり判定がなく、重なって描画されたり、群れの中をぐんぐん直進して順位を上げたりなど、シミュレータ性はともかく、リアリティの面ではツメの甘いところが散見される。とはいえ、見た目の上で新鮮なタイトルではあるので、興味を覚えた人は一度試してみるといいだろう。
ダウンロードはこちら(Focus Interactive)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月4日版~」
【6/3】
【カートレース】
「Michael Schumacher Racing World - Kart 2002 -」Rookie Version [20MB]
- 開発/発売元 JoWooD Productions
ドイツの至宝ミハエル・シューマッハが子供の頃にレーステクニックを学んだというカートレースを最新グラフィックスでゲーム化した「Michael Schumacher Racing World - Kart 2002 -」のDemo。Rookie Versionとは、製品版のPro Versionに対するお試し版の意で、ただのDemoにとどまらない丁寧なつくりが印象的だ。
本作は起動画面にもゲームタイトルにもミハエル・シューマッハを全面に押し出しているが、彼が登場してぶっちぎりのスピードで走ったり、彼仕様のスーパーカートが登場したりということはないようだ。とはいえ、名前だけのこけおどしタイトルではなく、コースの作りおよびサウンドエフェクト、カートのモデルデータなどは実にクオリティが高い。カートの挙動に関してはちょっと比較材料が少なすぎてよくわからないが、きびきびとした動きと、ハンドル、アクセル、ブレーキだけという簡単操作で、初心者でも遊びやすい。
製品では3つのレースクラスで全16コースを走行できるが、Rookie Versionではこのうち4ストローク200ccの「FUN」クラスで、神戸コースを走ることができる。ゲームモードはTraining、Time Trial、Campionshipの3タイプ用意され、このうちTime Trialは専用サーバに接続してランキングを競うことができる。
サーバーへアクセスするためにはあらかじめ公式サイトでの登録が必要。DemoでもRookie身分でオンラインモードに参加することができるが、記録の登録はできないようになっている。走行後、トップ10の記録と自己タイムを比べることができるだけといういわばお試し参加である。
神戸コースは、薄暗い建物内に設置されたアップダウンのきつい立体型のコースで、ヘアピンカーブが多く、カートならではのドリフト走行が楽しい。海外のDemoとしてはファイルサイズも非常にコンパクトなので気軽に試してみるといいだろう。
(c) 2002 JoWooD Productions Software AG
ダウンロードはこちら(3D Gamers)
より詳しい説明はこちら「本日到着! DEMO & PATCH ~2002年6月3日版~」
■■ 注意(編集部)■■
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・各社が公開しているデモ版は、製品版ではないため使用環境などによっては正常に動作しない場合がありますが、GAME Watch編集部ではその責を負いません。ウィルスなどによる被害も同様です。DEMO版、PATCHなどのインストールは自己の責任において行なってください。
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[Reported by GAME Watch編集部]
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