日本発売元 マイピック
ついに海外では出荷が開始された3Dリアルタイムストラテジー「Mech Commander 2」のTRIAL DEMOとEncyclopedia。DEMOはCAMPAIGNが2ステージ楽しめるだけだが、クリア後は製品版をすぐ手に取りたくなる圧倒的な完成度の高さを感じさせる内容となっている。設定資料集であるEncyclopediaは、表記がすべて英語というところが難点だが、こちらも充実した内容に仕上がっている。ゲームの内容は少なくともDEMOのレベルでは、テクニックも戦略もあまり必要ないので、RTSの苦手な人もぜひ挑戦してもらいたい。
前作「Mech Commander」が完全日本語版としてマイピックより発売されたのは一昨年の6月。本家本元の「Mech Warrior」シリーズに比べ、アクション性より戦略性を重視した内容で、ロボットもののリアルタイムストラテジーとしては海外のみならず日本でもかなりのヒットを記録した作品だ。2では描画がフル3Dになり、マップの前後左右の移動に加え、回転拡大縮小も自由に行えるようになった。ダイナミックな3Dエフェクトも満載されて、ロボットを操作してミッションを達成する楽しみがグッと増している。
DEMOでは、CAMPAIGNしか選択できないが、製品版ではSOLO MISSIONやMULTIPLAYも楽しめる。キャンペーン最初の2ステージは、チュートリアル的な内容となっており、指示に従って動いていけば簡単にクリアできる。2ステージに入る前に、新しいMech(ロボット)を購入して換装することも可能。2ステージでは、Mechシリーズらしい、派手な戦闘が展開されて夢中でプレイしてしまった。クリアすると自動的にメイン画面に戻ってしまうのが残念だが、プレイ回数に制限はないので、難易度設定等を変えて何度も楽しむといいだろう。
ちなみにマイピックから日本語版の発売が予定されており、発売時期は年末頃になる模様だ。DEMOをプレイしてみてその世界観に興味を覚えたらEncyclopediaもダウンロードしてみるといい。Encyclopediaは、ウィンドウ表示で単体での起動も可能だが、メイン画面からオプションを選択するより直接飛ぶこともできる。内容は、Mechや各種建物、敵情報など、各カテゴリごとに3Dモデルデータと共に詳細なデータシートが掲載されており、これを見てプレイすればより楽しめること間違いなしだ。
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