発売元 Ubi Soft
エディンバラのデベロッパーEdgiesが手がけたリアルタイムストラテジー「Dark Planet」のDemo。ゲーム画面は、UbiのRTS「Battle Realms」と同様にフル3Dで描かれ、マウスホイールを回すことで画面の拡大縮小が可能。そのほか3つの種族が登場し、昼夜の概念があり、派手な攻撃エフェクトが魅力、といったあたり、「Warcraft III」対抗のような感じがしないでもない作品だ。
Demoでは、Single Playerを1ステージと、MultiplayerとDominationが楽しめる。MultiplayerはUbi.comの専用サーバーが対応しており、Dominationはマップ上に点在するポールを支配(Domination)した時間を競うシングルプレイモード。ともに3つのマップが収録されており、ボリュームたっぷりだ。
ゲーム内容は、「Starcraft」タイプのオーソドックスなRTSで、「Boulder(巨礫)」「Geothermal Vent(地熱エネルギー)」「Crystal(水晶)」という3つの資源を集めて、ユニットを増産し、随時戦闘部隊を強化していくというもの。ユニットはレンジ系がメインで、Single Playerでは「Starcraft」のTerranのようなゲームプレイが楽しめる。
マップ上には、獣たちが生息している。積極的に襲いかかってくることは少ないが、ときおり資源採集ユニットにかみつくことがあり、見つけたら軍事ユニットで除去する必要がある。また、マップの隅は木で埋められているものの、フィールド上にはまばらに植えられているだけで、部隊の進路はいくらでも用意されている。
おもしろいと思ったのは、いくつかの進路の地中に甲殻系の人食い生物が生息していること。そこを通り抜けようとすると問答無用で食われてしまうのだ。慌てて撃退しようと思ってもターゲット対象にならないので不可能。「通らない」という選択肢しかないわけだ。AIまかせで進軍させたりすると、遙か彼方からユニットが発した絶叫がかすかに聞こえたりして、未開地を切り開く際の恐怖が存分に味わえる。マルチプレイでもこの人食い獣は生息しているので、このシステムを逆手に取った戦術も考えられそうだ。
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