開発/発売元 WindSnake Software
クリスマスツリーをモチーフにしたピンボールゲーム「WildSnake Pinball: Christmas Tree」のPlayable Demo。レジスト登録(有料)することで一切の制限が解放され、フルモードでプレイ可能になるといういわゆるシェアウェアだ。ファイルサイズもコンパクトなので気軽に試してみるといいだろう。
「WildSnake Pinball: Christmas Tree」は、クリスマスツリーを下地にした華やかな台でプレイできるピンボールゲーム。ゲーム内容そのものは至ってオーソドックスで、盤上の玉をパドルをバシバシ弾き、時には台をガタガタゆらしつつ、特定の条件下で発動するボーナスを狙って盤上の玉を上手に誘導していけばいい。
この台の個性的なところは、せまい盤上に9つもの丸形バンパーが置かれているところで、そのひとつひとつにCHRISTMASのアルファベットが1字ずつ描かれている。玉を当てると点灯し、再度当てると消灯する。この丸形バンパーをすべてライトアップさせるとビッグボーナス発動になるようだが、肝心のCバンパーが、基本的に最初の射出にしか通過しないエリアに置かれているため、なかなか難しい。
そうこうしている内にタイムアップになり、Demo終了となってしまう。Demo終了の条件は明確ではないが、ある一定の得点を得るか、玉を3つ使い切ってしまうとゲームオーバーになるようだ。時間にして普通にプレイして2、3分程度で、ややもったいぶり過ぎな気もするが、それだけ夢中にさせるクオリティということでもある。
中でも玉が雪の結晶を散らせた透明ボールを使っているところがポイントが高い。中央右端に隠されているポケットに玉を入れるとエキストラボールが射出されるが、盤上の玉が2個に増えると、華やかなクリスマスツリーに雪が舞い落ちているような、そんな美しい光景が現出される。季節モノということを抜きにしても一定の評価を与えられる佳作だ。
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