開発/発売元 Activision
映画の大ヒットでふたたび世界中に名を轟かせたアメコミから生まれたスーパーヒーロー、“スパイダーマン”の活躍を描いたアクションアドベンチャー「Spider-Man: The Movie」のDemo。タイトルからも推測できるように映画の内容をそのままゲーム化した作品だが、映画のゲーム化作品に多い気の抜けたビールのような内容ではなく、ビックリするぐらいの傑作に仕上がっている。今月イチオシのアクションアドベンチャーだ。
「Spider-Man: The Movie」は、PCをはじめプレイステーション 2、ゲームキューブ、Xbox、ゲームボーイアドバンスという5つのプラットフォームで同時発売するActivision今期イチオシのアクションアドベンチャーゲーム。以前、ご紹介した「SPIDER MAN」とはまた別のゲームで、こちらは映画のシナリオがそのまま使用されているところが最大の特徴だ。
Demoでは、「Oscorp's Gambit」、「Chase Through The Sewers」、「The Offer」という3つのステージがプレイでき、それぞれ順に、ニューヨーク摩天楼、下水道構内、ニューヨーク摩天楼でのボス戦が楽しめる。本作でとにかくびっくりさせられるのが、インターフェイスの豊富さで、PC版のホームポジションは左手がWASDの位置、右手はテンキーの8456の位置に置く感じで、さらにそれぞれの親指でSpaceキーとカーソルキーの左右を操作する必要がある。
WASDでスパイダーマンの操作、テンキーで各種攻撃、カーソルキーで画面の回転を行なうわけだが、これはコンソールのコントローラを前提に開発されているようで、無意識に右手の親指で画面を回せるようになるまで少し時間がかかるだろう。基本はウェブアタック(デフォルトでは8)で敵の動きを蜘蛛の糸で封じ込めてからパンチ(4)やキック(5)による打撃技をたたき込む。タイミング良く3回連続して押すだけで連続技が発生し、KPPといったように連携技も豊富に用意されている(Demoでは一部だけ使用可能)。
これだけなら別に驚く内容でもないが、スパイダーマンの伝家の宝刀ともいえるウェブ(蜘蛛の糸)を用いることで実に多彩なアクションが可能だ。ウェブスイング(5)で空中を自由に移動したり、高速に前に動いたりでき、9キーで真上に糸を出して天井に張り付くことができる。彼が天井に張り付くと、自動的に天井を真上から見た視点になり、透過表示状態で、彼を操作していく。Spaceキーを押すと床に飛び降りるが、敵の上で降りると敵の肩の上に飛び降り、足で首を掴んで投げ飛ばしたり、敵を大混乱に陥れることができる。
パンチやキック、ウェブアタックなどは自動でターゲット補正してくれるため、若干違う方向を向いていてもバンバン連続技を決められ、非常に楽しい。ぜひプレイしてみよう。
Marvel Comics and Spider-Man: TM & (C)2002 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. Published and distributed by Activision, Inc. and its affiliates. Activision is a registered trademark of Activision, Inc. and its affiliates. (C)2002 Activision, Inc. and its affiliates. Developed by Vicarious Visions. Licensed by Sony Computer Entertainment America for use with the PlayStation game console. PlayStation and the PlayStation logos are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
ダウンロードはこちら(3D Gamers)