開発/発売元 コーエー
ついにマスターアップを迎え、あとは発売日を待つのみとなったコーエーの「信長の野望」シリーズ最新作「信長の野望 蒼天録」のプロモーションムービー。オープニングムービーを前後に挟み、ゲーム全般に渡る迫力のプレイ映像がたっぷり堪能できる。ムービーの長さは約2分。信長ファンなら見ておくしかないだろう。
「信長の野望 蒼天録」はシリーズ10作目に当たる最新作で、4カ月もの発売延期を経てようやく6月28日に発売される。余談だが、6月27日には日本ファルコムから「VM JAPAN」が、7月5日にはカプコンから「Warcraft III: Reign of Chaos」の発売が予定されている。ゲームジャンルはいずれも異なるが、この激戦区を勝ち抜くのはどのタイトルになるのか楽しみなところだ。
さて、ムービーの内容は、オープニングムービーのごく一部分をムービーの前後に挟み、真ん中にはプレイ中の映像が挿入されている。今作の最大の特徴は、大名、軍団長、城主という3つの身分で行なわれる権謀術数渦巻く外交戦にある。このため、これまでどちらかというと形式的だった拝謁シーンが、すべてアニメーションするようになっており、身分差、友好度、その他の理由によって、さまざまなアクションを楽しむことができる。加えて、今作では忍者の重要性がググッと増していて、それに伴い忍者同士の死闘や忍者が武将に暗殺を仕掛けるシーンなどもアニメーションで楽しめる。ムービーではこうしたシーンをいくつか見ることができる。
そのほか、「将星録」(第7作)や「烈風伝」(第8作)のように、リアルマップ上で軍勢ユニットを動かしていく軍略フェイズの様子や、野戦、攻城戦といった合戦シーンもたっぷり見ることができる。ムービーだけではわかりにくいかもしれないが、今回の合戦は半自動的に移動処理が行なわれ、プレーヤーは機を見て、特殊攻撃や部隊の進退を行なっていく。感覚的には野戦、攻城戦とも「将星録」に近い。「将星録」のリアル版あるいはRTS版といった印象だ。詳しいゲーム内容についてはPCゲームレビューであらためてお伝えしたい。
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