発売元 Ubi Soft Entertainment
Xbox版「Tom Clancy's Splinter Cell」と並んで、Ubi Soft本年度イチオシのアクションシューティング「Tom Clancy's Rainbow Six 3: Raven Shield」のPlayable Demo。今回のPlayable Demoの公開に合わせ、タイトルを「Rainbow Six 3」に一新。タイトル画面にも3の文字が派手に描かれ、シリーズ最新作ということが一目でわかるようになった。ゲームの出来もほぼ期待どおりで、リアル系のさらに上をいく、超リアル系とでも呼びたくなる同シリーズの方向性は今作でさらに研ぎ澄まされている。発売は来年2月とまだ時間があるが、まずはこれをじっくり遊び尽くしておこう。
「Tom Clancy's Rainbow Six 3: Raven Shield」の概要については10月25日版でも触れたのでそちらを参照していただくことにして、本稿ではいきなりDemoの紹介に入っていきたい。
このMultiplay Demoでは、Ubiのゲームサーバー「ubi.com」を介した最大16人までのマルチプレイが楽しめる。マップは、「Street」と「Prison」の2枚。Streetはリアル系FPSではお馴染みのマップである、中庭の周囲に建物を配置したステージで、中庭での遠距離射撃や、2階や地下道などでの遭遇戦が熱い。
一方のPrisonは、無人と化した監獄が舞台で、ステージは数多くの頑丈な扉の無数のコンパートメントで構成されており、扉がちょっと開いたかと思えば、その隙間からフラッシュバンが投げ込まれたり、ハートビートセンサーを使って壁向こうに潜む敵を察知したりなど、同作ならではの醍醐味がたっぷり堪能できる。
ゲームモードはGreenとRedにわかれてチーム戦を楽しめる「Team Survival」と、全員を敵に回して生き残りを狙う「Survival」のふたつ。両マップともどちらのゲームモードも選択できるが、StreetでSurvivalの場合、運が悪いと、見通しのいい中庭からスタートすることがあり、開始数秒で狙撃されてガッカリということも多かった。
逆に2階の窓際スタートで、そうした彼らを狙撃してしまうのはフェアではない気もするので(それでも無意識に狙撃してしまうわけだが)、このあたりは調整が必要だろう。一方、細かく区画が区切られたPrisonは、Team Survival、Survivalとも抜群のおもしろさで、武器やアイテムをあれこれ変えながら多彩な戦術が実行できる。
いずれにしてもリアル系アクションシューティングとしての出来映えは非常に高い。間違いなく本年度最高峰だろう。時期未定ながらユービーアイソフトから日本語版での発売も決定している。次はSingleplay Demoの登場に期待だ。
(C) 2002 Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six is a trademark of Red Storm Entertainment, Inc. Rainbow Six: Raven Shield is a trademark under registration by Ubi Soft Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. All Rights Reserved.
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