開発/発売元 テクノブレイン
テクノブレインの「ぼくは航空管制官2」シリーズ最新作「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」の体験版。「JAS虹の翼」シリーズで使用された3Dエンジンを採用し、3Dグラフィックによる航空管制を堪能できる。
「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」は、シリーズで初めて成田航空の航空管制を題材にしたシリーズ最新作。「ぼくは航空管制官2」では、実に7作目にあたる。ゲーム内容は、初代から一貫して変わっておらず、音声とパネル情報で状況を把握しながら、空港を離発着する航空機に対して、適切な指示を与えていくという航空管制シミュレータである。航空機に対する指示は、画面内のボタンを使って行ない、これがプレーヤーが行なえる全行動となる。
つまり、ゲームとプレーヤーを繋ぐインターフェイスはボタンだけというわけで、一見たいくつなゲームに思えるが、実際にやってみるとこれがなかなか忙しい。次々とやってくる航空機、離陸指示を待つ航空機、そして重複して伝わってくる音声指示も相まって、集中してプレイしなければわけがわからなくなるような案配で、「おお、航空管制官ってたいへんだなあ」と余韻に浸る間もなく、熱中してしまうこと請け合いだ。
グラフィックは大人が全力で向き合ってプレイするにはやや心細い内容だが、上記のようにシミュレータとしての作り込みは実に見事で、これが毎作ごとのヒットに繋がっている。今回、日本でもっとも忙しい成田空港が舞台になったことにより、より充実した難易度の高い航空管制が堪能できる。
なお、肝心の体験版の内容だが、本プログラムは「ぼくは航空管制官2 成田ゲートオブジャパン」の体験版のはずで、起動後のタイトルにもそのように記されているが、実際の内容は羽田空港を舞台にした国内線の離発着を扱ったチュートリアルがプレイできる。内容はチュートリアルだけあって、比較的簡単で、初回のプレイでも難なくこなせる。が、成田で国際線のチュートリアルをプレイしたかったと思うのは私だけだろうか?
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