発売元 デジキューブ
5月15日に正式アナウンスされた「アクアゾーン2」の体験版。現時点ではインタラクティブ要素およびシミュレーション要素は含まれておらず、フル3D化された熱帯魚のアニメーションを楽しむだけの環境ソフトに近い。とはいえ、シミュレータの雰囲気はよくわかるほか、本体験版にはゲームプログラムに加え、壁紙やスクリーンセーバーなども入っているので、ダウンロードしておいて損はないだろう。
「アクアゾーン2」は、グラフィックに3Dを採用した8年ぶりのシリーズ新作。残念ながらMac版の発売は見送られ、Windowsのみの対応となるが、2では従来の淡水魚に加え海水魚の飼育も可能となり、ファイザー・コンシューマとの提携により、実在の「テトラ」ブランドの熱帯魚飼料を使ったリアルな育成シミュレーションを実現している。
体験版では、プログラムをインストール後、ゲームを起動すると自動的に水槽のロードが始まり、続いて魚が泳ぎだし、その後一切の飼育コマンドは実行できないため、上記のような要素は体験できない。あくまで魚のアニメーションを確認できるだけの内容だ。また、発表会では見られた熱帯魚飼育用のアイコンも取り払われており、魚はもちろん、水草、底砂、壁紙といった一切のアクセサリーの追加・変更が行なえない。このあたり、発売日は8月2日とまだ先とはいえ、多少の飼育要素を組み入れてほしかったところだ。
ところで、今回収録された壁紙は、ゲームで使用される熱帯魚や海草、珊瑚のCGをあしらった美しいXGAサイズのものが4枚収録されている。スクリーンセーバーは1種類のみだが、実は体験版のプログラムをそのまま流用しているようで、水槽と魚、アクセサリーの異なる別バージョンのプログラムを鑑賞することができる。これもまたノンインタラクティブの内容だが、アクアゾーンファンはこれをスクリーンセーバーに発売日を待つのもいいだろう。
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