【特集】
【メガドラミニ全タイトルレビュー!】「ゴールデンアックス」
ファンタジーの世界観が全開! プレイしたら病みつきの爽快ベルトスクロールアクション!!
2019年9月12日 00:00

- 1989年12月23日 発売
ベルトスクロールアクションファンである筆者の中では、「ベア・ナックル」、「エイリアンストーム」に並ぶ名作中の名作「ゴールデンアックス」。子供の頃、何度クリアしたかわからないほど夢中になって遊んでいた本作を、数十年振りにプレイしてみた。
ファンタジーの世界、乗り物、魔法、すべての要素が革命的な作品!!
1989年に稼働していたアーケードからメガドライブに移植された「ゴールデンアックス」。1980年代~1990年代中頃まではベルトスクロールアクションと呼ばれる横スクロールのアクションゲームが人気ジャンルだった。
当時はさまざまなメーカーからベルトスクロールアクションがリリースされていたが、その中でもファンタジー世界を舞台にした作品は「ゴールデンアックス」の他になく、当時としてはかなり異色な空気を放っていた。プレイアブルキャラクターも、屈強な戦士やドワーフなどファンタジー感バリバリの面々。ストーリーは、家族を奪われた3人の主人公が因縁の敵「デス・アダー」打倒を目指すという内容だ。残機3×コンティニュー2回で、全8ステージをクリアしなければならない。
本作は、基本となる武器による攻撃のほかに、魔法攻撃が存在する。ステージ中で手に入る「ポーション」を消費することで、画面全体攻撃の魔法が使用できるのだ。ポーションを集めれば集めるほど魔法レベルが上がり、強力な一撃を放てるというシステムも斬新だった。
そして、もう1つの本作の魅力はドラゴンなどのモンスターに乗って戦えるというポイント。この乗り物がかなり高性能で、ボスですら身動きを取らせずハメて倒すこともできるほどの強さなのだ。協力プレイをすると高確率で取り合いになるというのも定番だった。
幼少の頃、何故そこまで飽きもせずプレイしまくったのかというと、このゲームはとにかく“プレイしていて爽快で気持ちいい”のだ。一般的にベルトスクロールアクションは基本的にどれもそれなりに難易度が高い。敵がやたらと固かったり、ほぼ回避不能なズルい攻撃をガンガン使ってくる作品なんてのもザラにある。そういった硬派な難易度の作品ももちろん好きではあるのだが、正直手軽さがあるとは言い難い。
では「ゴールデンアックス」はというと、全体的に難易度は易しい設定となっている。ザコ敵を攻撃数発でサクッと蹴散らせる爽快さ、ボスを必勝パターンにハメたときの気持ちよさなど、何回でもプレイしたくなる中毒性がある。難易度が易しいといっても初見でエンディングまで辿り着けるほどの簡単さではなく、程よく遊び応えがあるのも絶妙なゲームバランスなのだ。
戦いのセオリーをマスターすれば、ノーコンティニュークリアも夢じゃない!!
ベルトスクロールアクションといえば、大体の作品がボタン連打の連続攻撃が軸になると思うが、「ゴールデンアックス」をガチでプレイする場合はほとんど使うことがない。敵が単体の場合はいいのだが、複数人いる際に連続攻撃を決めていると、別の敵から無防備になっているところを狙われてしまう。
複数の敵をいっぺんに相手する場合は、ジャンプ斬りが効果的なのだ。ジャンプ斬りを使えば一撃で相手のダウンを奪えるので、囲まれることなく複数の敵を蹴散らせるのが強み。威力も単発ではあるものの連続攻撃に引けを取らない火力があり、サクサク倒せて痛快だ。
このジャンプ斬りはボス戦でも有効で、ダウンしたところをダッシュジャンプで下突きを食らわせれば、永久に敵のダウンを取り続けることができる。パターンにハメて一方的に殴り続けられる無敵感は、一度味わったら病みつきになるハズだ。
敵の行動パターンがわからない初見で結構苦戦するのが、ダッシュ攻撃だ。距離の離れた敵は、自分と直線状の位置に立つとダッシュ攻撃を仕掛けてくるので、敵と軸をずらしながら距離を詰めていくのが重要。谷底があるステージなら敵のダッシュ攻撃を誘い、ヒラリとかわして落とすというテクニックも有効だ。
アーケード版ではデス・アダーがラスボスなのだが、メガドライブ版ではデス・アダー戦後に真のラスボス「デス・ブリンガー」が待ち受けている。真のラスボスだけあって、他のボスとは比べ物にならないほど強い。もっとも厄介なのが回避不能の魔法を使ってくるところだ。デス・ブリンガーの通常攻撃をもらってしまうと、吹っ飛ばされたところに魔法攻撃で追撃してくる。体力がマックスの状態でも1発でやられてしまうという、驚異のコンボだ。
デス・ブリンガーの通常攻撃を食らわなければそうそう魔法を発動してこないので、ボスを守るスケルトンを蹴散らしつつ、ジャンプ斬り→下突きのループが必勝パターン。スケルトンのアシストで何度かハメから脱出されたが、デス・ブリンガーを撃破し、エンディングを見ることができた。
今回、2回ほど通しでエンディングまでプレイしたが、やはり「ゴールデンアックス」は何度遊んでも飽きを感じさせない名作だと再確認できた。1人で黙々とプレイするのも楽しいが、協力プレイでワイワイ遊ぶのも最高に面白い。アーケードモードの他にも、コロシアムのように敵との一騎打ちを進めていく「デュエル」モードも収録されているので、是⾮遊んでみてもらいたい。
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©SEGA











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