先行体験
Switch2「ドンキーコング バナンザ」最速試遊レポ。何から何までぶっ壊せ! パンチが全てを支配している爽快アクションゲーム
2025年4月3日 22:00
- 【ドンキーコング バナンザ】
- 発売日:7月17日
- 価格:
- パッケージ版 8,980円
- ダウンロード版 7,980円
任天堂は4月3日、Nintendo Switch 2のメディア向け体験会を行なった。
その中で7月17日に発売となる「ドンキーコング バナンザ」の試遊レポートをお届けする。
なお試遊時間は10~15分ほどで、まだそこまで詳細を知れたというほどではないことをご了承願いたい。
とにかくパンチでぶっ壊す!
新しい「ドンキーコング」は、バナナを求めてとにかく周囲をパンチで壊しまくるという、なかなかにぶっ飛んだ作品となった。
本作自体がかなり久しぶりの「3Dドンキーコング」かつ、筆者自身も久しぶりに「ドンキーコング」シリーズを遊んだのだが、「ドンキーコング」ってこんなゲームだったっけ!? という感想を抱いた。「ドンキーコング」シリーズは基本的にドンキーコングが大好きなバナナを集めていくアクションゲームだが、本作ではそのバナナの集め方がぶっ壊れすぎなのである。
まず、ドンキーコングの基本操作はパンチ。そのパンチで、床も、壁も、そして敵も破壊しまくるという、半ば力任せなアクションゲーム……と思いきや、試遊してみると意外と繊細な操作を求められる場面もあった。
基本は“パンチで破壊”は間違いないのだが、岩を掘って持ち上げて、その岩を敵にぶつけることで倒せる敵も存在する。岩を投げる方向は自分で狙いを定める必要があり、狙いを定めているうちに敵の攻撃を食らって、せっかく掘った岩を破壊されてしまう……、なんていうことがしばしばあった。
ちなみに、今回のドンキーコングの敵は、謎の組織「ヴォイドカンパニー」というそうだ。ドンキーコングは言葉をしゃべる不思議な岩を相棒に、ヴォイドカンパニーに奪われた黄金のバナナを追って、とにかく床を掘り進めていくことになる。
パンチが全てを支配しすぎている件
今回の試遊ではあまり奥まで掘り進められなかったのだが、本作の舞台はセミオープンワールドといった感じになっている。その世界を、どこまでも破壊しつくせるのだ。
目の前に立ちはだかる壁は、パンチで壊すだけではなく、登ってみることもできるが、とりあえず「どこにいけばいいのかわからない」と思ったら、パンチ! 時にはバクダン岩を持ち上げて、パンチだけでは壊せない壁を破壊! 考えなしにどんどん突き進むこともできてしまう、爽快な破壊アクションが本作である。
最初のうちは壊せない場所もあるが、ゲームを進めれば壊すことができるようになることがほとんどとのことだ。
本来なら、ゲームはいつか「目の前に壁が立ちはだかる」ものだけれど、本作は立ち塞がる壁は破壊、破壊!こんなに爽快なアクション、なかなかないのではなかろうか。
と、一見シンプルなのだが、先に進むためには上手く邪魔をしてくる敵を倒したりしなければならない。
もちろん、中ボス的な強敵も時には登場する。その敵を撃破すると、先に進むことのできる鍵を落とす。
しかし、ここで筆者はふと止まってしまった。
筆者「鍵……落ちていますけれど、どうやって持つんですか?」
スタッフ「パンチしてみてください」
筆者「え? 鍵もパンチですか? じゃあパンチしますね。あ、進んだけれど……鍵がハマったこの巨大なオブジェはどうすれば?」
スタッフ「パンチしてみてください」
筆者「え? またパンチなんですか? あ、壊れて地下に行けましたね!」
……と、始終こんな調子で、とにかく本当にパンチが全てを支配しているのである。
なるほど、困ったらパンチしてみればいいんだ!(多分違う)
パンチに憑りつかれた筆者は、片っ端から壊し、壊し、バナナを求めて全てを破壊する者となり果てていたのだった。
こう書くと乱暴な作りになっていそうだと思われてしまいそうだが、そこはやはりきちんと考えられていて、パンチが主体ではあれど、壊した岩の先に指定時間内に敵を倒すミニゲームが用意されていたり、ジャンプ+パンチボタン長押しで起動するようなギミックがあったりと、ドンキーコングのアクションが色々組み合わさっている。
「破壊」を焦点に、いかに気持ちよさを上げるか
本作をプレイしたあと、筆者は非常にすっきりとした気持ちになった。破壊し尽くしたことで、ストレスを発散できたような爽快さがあったのだ。この先、このゲームにはどんな「破壊」が待っているのだろう。
序盤のうちからこんなになんでもパンチで壊せるのだから、この先、もっともっとすごい破壊が待っているに違いない。10分程度の試遊時間でも“破壊”を楽しみにできるくらい、素晴らしい体験だった。
ドンキーコングの操作性は非常に良く、素早いアクション、豪快なパンチ、炸裂するエフェクト、良質なBGMなど、アクションゲームにおける大事なところはきっちりと抑えられており、そういったところでのモヤモヤ感を抱えることは、一切ないのではないだろうか。
しかし気になるのは、あまりにパンチに頼りすぎて、この先どんどんマンネリ化していくのではないかという点だ。何せ10分程度で既にすっきり爽快なので、これが1時間、2時間、10時間……と続いた時に「ずっと同じことばかりさせられているな」という風にならないと良いのだが……という不安は過ぎるものの、公開されているスクリーンショットを見る限り、杞憂に終わりそうだ。
それに、楽しみな点がまだまだ残っている。例えば、黄金のバナナを奪ったという、謎の組織「ヴォイドカンパニー」とどんなストーリーを紡いでいくことになるのだろうか。
ドンキーコングらしいパワーでプレーヤーを圧倒してきた、「ドンキーコング バナンザ」。ぜひ今後の新情報に期待したい。
(C) Nintendo