先行体験
「Nintendo Switch 2」ファーストインプレッション
画面はデカく思ったより軽い!“いいとこどり”なJoy-Con 2のマウス機能も体験
2025年4月3日 22:00
- 【Nintendo Switch 2】
- 6月5日 発売予定
- 価格 日本語・国内専用:49,980円
- マリオカート ワールドセット 日本語・国内専用:53,980円
- 多言語対応:69,980円
任天堂は、次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」(以下、Switch2)を6月5日に発売する。価格は日本語・国内専用版が49,980円、多言語対応版が69,980円。
4月2日の「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2」では、Switch2が持つハードの特徴や今後発売予定のゲームタイトルが発表された。ゲームタイトルにはSwitch2専用の最新作、既存タイトルにSwitch2向けの新要素をプラスした「Nintendo Switch 2 Edition」、さらに現行ハードおよびPC向けに発売されているサードパーティのAAAタイトルが多数ラインナップ。SNSでも大盛況の一夜となったのが記憶に新しい。
そんなニンダイの熱気も冷めやらぬ翌日の4月3日、報道関係者に向けた体験会「Nintendo Switch 2 Premiere」が実施された。会場では実際にSwitch2本体に触れることができ、Joy-Con 2のマウス機能を体験することができた一方、Cボタンをはじめとする新機能の「ゲームチャット」や本体スピーカーの進化などは試すことができなかった。
本稿では今回触ってきた範囲のみにはなるが、Switch2のファーストインプレッションをお届けしていく。また「Nintendo Switch 2 カメラ」や本体内蔵マイクを使った「ジャンボリーTV」のレポートも別途掲載されているので、あわせてご覧いただきたい。
画面はデカイけど、想像よりも軽い!
会場では、Switch2で発売予定のいくつかのタイトルを携帯モード、TVモードでそれぞれプレイすることができた。まず、携帯モードの実物を手に取った第一印象は「画面がデカい!」ということに尽きる。Switch2の内蔵ディスプレイは7.9インチで、初代Switch(6.2インチ)や有機ELモデル(7インチ)と比較するとハードの大きさを実感する。
しかしこれだけ大型化したのに、534g(公称重量)という重量感はあまり感じられない。筐体の大型化が良い具合に重量分散に貢献したのか、Steam DeckのようなポータブルゲーミングPCと比較して体感の重量差はSwitch2が軽い。加えて、本体の厚みは初代Switchからそのままなので、携帯モード時のプレイにおいてSwitchとの大きなギャップも生まれていない。
内蔵ディスプレイやプロセッサーがスペックアップ! 携帯モードでその性能を実感
内蔵ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)でHDRや120fpsに対応。初代Switchではパフォーマンスの制約から携帯モード時にジャギーが目立つタイトルも少なくなかったが、Switch2ではNVIDIA社製カスタムプロセッサーと内蔵ディスプレイのスペックアップが顕著。試しに同日発売の「マリオカート ワールド」を携帯モードで遊んでみると、十分過ぎるほど綺麗で、肉眼越しに目立つジャギーは見られない。初代Switchでの携帯モードとTVモードとの間にあった視覚的な体験の差は大きく縮まったように思う。
とはいえ、Switch2ではドック使用時に4K解像度や最大120fps(4K出力では最大60fps)に対応する。そのため「メトロイドプライム4 ビヨンド」といった動きの激しいアクションゲームなどは、TVモードで腰を据えて遊びたくなりそうだ。もちろん、ポータブルゲーミングPCのように手の中で「サイバーパンク2077」や「エルデンリング」などのAAAタイトルが遊べるというのも、Switch2の購買意欲を掻き立てる訴求力がある。
“おもちゃ感”が減ったJoy-Con 2。パチッとハマるマグネット式が楽しい
Nintendo Switchの標準コントローラー「Joy-Con」もSwitch2では「Joy-Con 2」へ進化。カラーリングはシックなブラックカラーになり、従来のJoy-Conのような“おもちゃ感”は減った。質感も少しザラっとしていて、使い続けてもあまり汚れが目立たなそうな仕上がりだ。
Switch2本体に合わせ、Joy-Con2も一回りサイズアップし大人の手に馴染みやすくなった。また、注目のマグネットによる脱着システムは、パチッとハマる感じでちょっと楽しい。外す時はJoy-Con 2背面にある小さなボタンを押すことで、Joy-Con 2側の接合部から突起物が伸びて、本体側の接合部から押し離すという仕組みである。
コントローラーとキーマウのいいとこどり! 新要素の「マウス」機能を体験
会場ではマウス機能も体験してきた。「メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition」を例に出すと、左側のJoy-Con 2をそのまま持ち、スティックでサムスを動かす。もう一方のJoy-Con 2は接合部を下に接地させる形で、マウス操作による視点移動が可能となり、R、ZRボタンでサムスがミサイルやビームを発射できる。
Joy-Con 2は厚みがないため、人差し指と中指を並べてR、ZRボタンに乗せることは難しいが、人差し指だけでも2つのボタンをクリックできるのでそこは気にならない。ポインター精度も高く、繊細なエイムも行えた。PCゲームを遊ぶ際にキーボードの"WASD移動”が苦手なプレーヤーもいるが、Joy-Con 2は視点移動をマウス操作、キャラクター移動をスティック操作と、良いとこ取りで遊べてしまう。しかもマウス操作でも“HD振動2”が機能するから非常に楽しい。
限られた時間での試遊ではあったが、Switch2は次世代ハードとして申し分ないくらいのパワーアップを遂げていた。Joy-Con 2のマウス操作は想像以上に快適で、据え置きゲームのプレーヤーたちにもマウス操作の文化が広がっていく未来を感じさせる。Switch2でのゲームライフが非常に楽しみだ。
(C) Nintendo