【特集】
ついにきた! 海外版もまとめて開けちゃう「PCエンジン mini」開封レポート!
2020年3月12日 00:00
余談:PCエンジンの想い出
PCエンジンがリリースされた時の最初の印象は「スゴいハードが出た!ゲームセンターのタイトルがほぼそのまんまのビジュアルで動くぞ!」である。当時、PC-6001mk2やMSXといった8bitパソコンの性能の限界を見て育ってきた身としてはファミコンの移植ですらそのグラフィックスに感動していたほどなので、「R-TYPE」が実際に動いているのを初めて見た時にはかなり衝撃を受けた記憶が残っている。
そして同時にいい物は高い、という当たり前の事実を痛感した瞬間でもあった。何しろPCエンジンの本体価格は24,800円だ。とてもではないが当時中学生の自分が軽い気分で買えるわけもなく、その後は特にPCエンジンに触れる事無く中学時代は過ぎ去っていった。
変化は高校に入ってからだ。同級生が高校入学祝いにPC-9801を購入したのだが、その時のディスプレイがなんとPCエンジンを内蔵する「PC-KD863G」だったのだ。このモニタ内蔵のPCエンジンはHuカードしかプレイできなかったが、モニタの鮮明な画面で楽しめた事もあり、何本かのHuカードのタイトル、特に「ドラゴンスピリット」などナムコのタイトルを多く購入して遊んだ記憶が鮮明に残っている。
そして大学時代に筆者のPCエンジン時代が花開く。1992年頃のSuper CD-ROM2タイトルには多くのギャルゲーがリリースされており、これらを遊びたいお年頃だったからだ。これらのタイトルを楽しむために、筆者はバイトの金を投資してついにPCエンジン Duoを購入して心行くまでPCエンジンを満喫するのであった。
今回のPCエンジン miniでは、当時何度もプレイしてヒロイン以外の女の子たちと青春を謳歌した伝説のギャルゲー「ときめきメモリアル」を再度トライし直してみたいと思っている。他にも当時アーケードカードが買えずにプレイできなかった「銀河婦警伝説サファイア」も楽しみだ。
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