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本日到着! DEMO & PATCH~2004年10月27日~ |
「アジア回帰線飛行~福岡・昆明・カトマンズ~」は、福岡空港から中国昆明、ネパールカトマンズまで、北回帰線に沿って飛行するチャーター便の“コックピット内の通信の模様”を再現したシミュレーションソフト。プレーヤーが任意で通信に介入したり、決断を迫られるといったインタラクティブ要素はないので、厳密にはゲームではなく、いわゆる「マルチメディアソフト」に相当する。
体験版では、福岡空港での地上作業員のやりとりの一部始終が聞ける最初のステージ「福岡空港」が体験できる。まずはプロローグ代わりにATIS(Advanced Traffic Information Service)が流れてくる。画面にはカタカナ表記した英文テキストが表示され、その下に翻訳文、さらに最下段に状況ガイドが表示される。
業務用の音声そのままなので、実に淡々と進められる。その後機長と管制官や地上作業員、チーフパーサーとのやりとりが展開される。マイクを通してのやりとりなので常時ノイズが混じり、時折聞き取れずに再度聞き返したりする。まさにライブ感たっぷりで、のぞき聞きをしているような錯覚に陥って、ちょっとした居心地悪さすら感じられるほどだ。
正直な話、初回のプレイでは「何だコレは」という以上の感想を持てなかったのだが、「ザッツオールですが、エニークエスチョン?」といった航空通信ならではの奇妙な言葉遣いや、人数、総重量、ウェイトバランスのチェックなど、旅客機の離陸時に彼ら関係者が何をしているのかがわかってくると次第におもしろくなってくる。
ちなみに体験版では、音声のクオリティが下げられているということで、製品版ではハイクオリティのステレオ音声が収録されているという。収録時間1時間48分というから驚くが、航空通信の世界に興味があるユーザーにはたまらないタイトルだろう。
(C) Copyright 2004 TechnoBrain CO.,LTD.
音声が主体のタイトルなので、画面は非常にシンプル。右にある計器類を操作して、効きたい場面や早送り巻き戻しなどが行なえる |
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(2004年10月27日)
[Reported by 中村聖司]
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