開発/発売元 AMERICAS ARMY
最新Unrealエンジンを採用した完全無料のアクションシューティング「America's Army: Operations 'Recon'」待望のSniper Schoolパッチ。フォートベニングで行なわれるBasic Combatの最初の訓練「Rifle Marksmanship」で、40発中36発以上の成績で修了すれば、Sniper Schoolへの入校資格を手にすることができる。そして「Sniper School」の全行程を無事修了すれば、晴れてマルチプレイでSniperデビューが果たせるわけである。
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ついに実装されたサーバーブラウザ |
また、今回、ついにサーバーブラウザも導入され、GameSpyを介さずにダイレクトにマルチプレイに参加できるようになった。ようやく準備の整ってきた「America's Army: Operations 'Recon'」。体験者も未体験者もぜひチャレンジしてみよう。なお、動作には「America's Army: Operations 'Recon'」本編が必要となる。
Sniper Schoolでは、レミントンのスナイパーライフルM-24および、ベレッタの対物ライフルM-82の訓練が行なわれる。M-24は、20発を与えられ、人型の赤い的3つを使ってフリー射撃。そのあと射撃場右に位置する人型標的(カモフラージュ色で見にくい)を使った試験が行なわれる。1発勝負で、One Shot One Killで打ち抜けば合格となる。
M-82は人型の標的3つ+車2つの標的を使ってフリー射撃。弾数は10発のみ。その後射撃場右に位置するグレネード標的(ポールの先端にグレネードが付いている)を1発で打ち抜けば合格となる。
どちらの訓練もフリー射撃用のレンジを出て右のテスト用レンジに向かえばフリー射撃を飛ばして試験に移行できる。フリー射撃中は横に監視員が立っておりヒット確認をしてくれるので、射撃後、スコープが視界から外に出ても弾着がわかる仕組みだ。
ちなみにライフル全般での共通事項だが、まず伏せの状態でバイポッド(銃脚)を出してから射撃しないと弾は確実にあさっての方向へ飛んでいく。また、若干なりとも風の影響を受けるようで特にM24のフリー射撃の際は着弾時の煙の流れ方や、レンジ後ろの教官が建っている建物の旗などをみて風を把握、これを考慮に入れた射撃をしなくては的に当てることはできない。
一方M-82は弾自体が重く、初速も速いのであまり風の影響を受けない。またスコープを覗くと呼吸でサイトが上下にゆれる。呼吸は吸う→とめる→吐く→とめるのサイクルになっているので、息を止めたときに照準を合わせて引き金を引こう。
マルチプレイでは今のところM24を選択することができる(F2キーで選択)。現状ではスナイパーは1名限定で、希望者が複数の場合はランダムでスナイパー担当が決定される。現在の所、M24を選択できるマップはBridgeとInsurgent Camp(砂漠)の2カ所。M82に関しては今後使えるマップが登場するのだろう。ちなみにテロリストが使うスナイパーライフルは有名なDragnovとなっている(といっても実は相手もSniper Schoolを修了したプレーヤーのひとりなので、あくまで外見だけで音などはM-24と同じ)。
■M-24とM82について
M-24
'88年ごろから米国陸軍にて制式採用されたレミントン社のスナイパーライフル。製品名はレミントンM700。7.62mm弾を使用するボトルアクションライフル。ゲーム中ではハリス社製のバイポッドとM3-6X Sniper-Scopeを装備したものが使われている。銃を一番最初に構えるときにちゃんとバトラーキャップ(スコープの前後端についているキャップ、スコープレンズに光が反射して位置が特定されるのを防ぐ)をはずす動作が入っているのが心憎い。またハリス社製のバイポッドも、途中まで広げればちゃんとスプリングで自動的に広がってくれる。
M-82
対物ライフルとしては世界最高の性能を誇るセミオートライフル。12.7mm弾という全長99mmもある銃弾を秒速800m以上の高初速で打ち出す。かすっただけでも人体に激しい裂傷をもたらし、「非人道的だ」という理由から国際法で人体への射撃は禁止されている。今現在のバージョンでは一般マップにM82を使うマップは用意されてないが、Sniper SchoolでM82を撃ってみると実際の50口径ライフルを撃ったときと同じように、撃った瞬間に煙がモウモウと立ち込める、反動でスコープから目が外れる、といった現象が発生する。音もM24のようなパキュ! という音ではなくパカーンといった過激な音がする。必見だ。
(C) 2002 AMERICAS ARMY.
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