日本発売元 マイクロマウス
ヘリシミュレータファン待望の「Comanche 4」のDEMOがついに公開された。ゲームモードはシングルプレイのみで、「Eagle's Talon」と名付けられた防衛ミッションが楽しめる。問題はこのDEMOがNVIDIAとATIのビデオチップを搭載したビデオカードにしか対応していないところで、その他のカードでは起動時に蹴られてしまうので注意。
ミッションは、米軍の基地がある島に敵の奇襲を受けたところから始まる。敵はすでに上陸済みで、地対空ミサイルで装備を固め、山陰の基地に潜んでいるComancheの到来を待ち受けている。プレーヤーは、まずは低空飛行でゆっくり川沿いを進み、比較的安全な海へ出て、手持ちの装備のみで島に上陸した敵の一掃を図らなければならない。
ヘリシミュレータでは、本能的に高度を上げたくなるところだが、このミッションでそれをやると確実に撃墜される。そこでジープや歩兵が進撃していった川沿いを低空飛行で進まなければならないわけだが、Comanche 4(というよりヘリシミュレータ全般)では、高度の上げ下げと機体の移動は別操作となっているため、これが意外と難しい。高度を上げすぎて山陰から身を出してしまうと撃墜は必死だし、逆に高度を下げすぎると地面に激突する危険があるからである。
川沿いを無事すり抜け、洋上に出てからも危険がいっぱいで、敵の機銃弾がたえず機体をかすめるし、一定間隔ごとに地対空ミサイルが襲ってくる。こちらの逆襲手段としてもっとも効果的なのは連射が可能な誘導ミサイルHydraで、ロックオンしさえすれば地上の標的に対して確実に命中する。最大の強敵は洋上のヘリ空母から飛び立つ敵ヘリ部隊で、油断していると彼らの空対空ミサイルにやられてしまう。敵のミサイルを避けるにはSpeceキーによるPop-up(急激な機体上昇操作)がもっとも有効で、単に機体を前に動かし続けるだけでも命中率はぐんと下がるようだ。
ラストは、洋上に浮かぶヘリ空母を撃破すればミッション終了となる。いきなりヘリ空母を狙えばわずか10分程度でミッションが終了するが、島内にいる敵を丁寧に相手にしていけばかなり長時間楽しめる。機体操作は、マウスとジョイスティックで行なえるが、マウスの場合、攻撃以外のほとんどの操作をキーボードで行なわなければならず、ジョイスティックのほうが圧倒的にラクだ。DEMO版にもキーボードショートカットがJPGファイルで貼附されているので、印刷して使用するといいだろう。
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