開発元 Microids
グラフィックおよびリアリティを重視したカートシミュレータ「Open Kart」のDEMO。100cc、125cc、250ccの3クラスそれぞれ1コースずつ収録しており、シングルプレイとTCP/IPによるマルチプレイが楽しめる。
「Open Kart」の最大の特徴といえるのがオプション設定の豊富さで、ハードウェアT&L対応は当然として、Direct X8のDirectSound3D、CreativeのEAX、AurealのA3D 2.0、Force Feedbackなど、対応していると意外と嬉しい要素がもれなく盛り込まれている。Force FeedbackはCentering Spring、Bumper、Collision、Skidding、Engineの5項目で細かくカスタマイズ可能となっており、自分好みの反動でレースを楽しむことが可能だ。
DEMOでプレイできるのはBasic Raceのみ。レース開始前に、カートカラーおよびドライバーを変えることができる。製品版ではこれらの要素に加えて、カートのコンフィグレーションも自由にカスタマイズ可能で、上記オプションも含め、フルカスタマイズした状態でChampionship Raceに参戦できる。この自由度の高さは、カートレースとしてぶっちぎりなのではないだろうか。
レース内容は、いかにもカートらしいクイックな操作性で、Force Feedback対応のジョイスティックでもラクにプレイできる。レース開始前のエンジン音と、ライバルカーと接触した際のバンパー部分のフォースエフェクトが心地よい。ちなみに掲載画面はグラフィックオプションは最高の状態ではない。というのはすべてフルにして遊ぼうとすると、マシンがフリーズする不具合が起こるため、泣く泣く下げてプレイせざるを得なかったからだ。個人的な経験では、フランス産のゲームは日本語OSとの不具合が発生しやすい傾向にある。ゲームが始まらなかったり、途中で落ちてしまうような場合は、グラフィックレベルを下げて遊んでみるといい。
(c) 2001 Microids. All rights reserved.
ダウンロードはこちら(Microids)