発売元 Microsoft
Microsoft Game Studiosが発売したゴルフシミュレータシリーズ最新作「Links 2003」のPlayable Demo。Skeleton Coastの10番ホールからどこまで遊べるのかと思って張り切ってプレイしてみたらラストの18番ホールまで遊べてしまった。バーディー攻勢でぐいぐい引き離してくるSergio GarciaプロのAIも収録されており、プレイしがいのある良作Demoだ。ちなみに日本語版はメディアクエストから2003年の発売が予定されている。
「Links 2003」は、北米市場におけるゴルフゲームの定番中の定番ともいえるLinksシリーズ最新作。ビジュアルまわりのリアルさおよびプレイ中の臨場感はElectronic Artsの「Tiger Woods PGA Tour」シリーズに一歩譲るものの、昔ながらのオーソドックスなユーザーインターフェイスに、これでもかというぐらいのサポートまわりの充実ぶりで、まったくゼロから始める初心者から、デジタルゴルファーさんまでそつなく遊べるバランスのいい作品だ。
先述したようにDemoではSkeleton Coastの10番ホールから18番ホールまでを回ることができる。ゲームモードは、1人でコースを回れる「Quick Start」、AIや他のプレーヤーとコースを回れる「Play Golf」、MSN Gaming Zone等に接続してオンラインプレイできる「Online」、そして打ち方などゴルフの基本が学べる「Lessons」の4つ。何はともあれまずはLessonsからチャレンジしてみよう。
Lessonsは、同作で用意されている3つのスイング方法のうち「Real Time Swing」の操作方法を学ぶことができる。これはマウスをグッと引いて一気に押し出して撃つという至極直感的な打ち方で、マウスの引き具合と、押し出すスピード、前に押し出す際の軌跡によって、ボールの跳び先が変わってくる。マウスで操作するPC向けゴルフシミュレータでは一般的なスイング方法だ。
ユニークなのは、本コースプレイ開始直後にスイングをミスして、激しくダフったり、ピンからころころ転がしてしまったりすると、ダイアログが表示されて強制連行に近い形でLessonsを再プレイさせられること。また、パッティングは現実と同様に難易度がすこぶる高いため、標準でボールの予測軌跡が表示されるようになっているなど、初心者サポート機能は相変わらず充実している。初心者も尻込みせずにぜひ一度試してみよう。
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