発売元 ATARI
日本時間の14日に電撃的に公開された「Unreal Tournament 2003」のPlayable Demo。さすがはスポーツ系FPSの最右翼と目されていただけあって、すでに常時数え切れないほどのサーバーが林立している。4ステージ収録している割にはかなりコンパクトなファイルサイズもいい。試す価値大ありのPlayable Demoだ。
Demoでは、インターネットやLANを介した各種マルチプレイと、Botを相手に仮想マルチプレイが楽しめるInstant Actionがプレイできる。気になる必要スペックは、Pentium III 733 MHz以上、Ge Force2以上、256MB以上といった感じで、別途Direct X8.1bのインストールが必要となる。
驚いたのは予想していたよりもかなり軽快に動くことで具体的には「Soldier of Fortune 2」(GHOUL IIエンジン採用)や「No One Lives Forever 2」(LithTech Jupiter エンジン採用)よりずっと軽い印象だ。同エンジンを採用している「America's Army」よりも軽い。延期に延期を重ねただけのことはあるといった感じだ。
その一方で、入念に作り込まれたステージビジュアルは「美しい」の一言で、戦場をただ走り回るだけでもある種の快感が味わえる。新世代Unreal エンジンの優秀さを実感すると同時にさすがは自社タイトルだけあるといった印象だ。ちなみに製品版ではさらに高解像度のテクスチャが収録されるということで、製品版の出来映えが楽しみだ。
マルチプレイは、デスマッチ、CTF(Capture The Flag)、Bombing Runの3モードを収録。新モードであるBombing Runは、言ってみればアメフトみたいなゲームで、マップ中央に据え置かれた光り輝くボールを取って、敵陣地に突っ込めば得点ゲットになるという内容。ボールは味方にパスしたり、ゴールに投げ込むことも可能で、これは右クリックでターゲットロックして行なう。
とはいえ、直接ゴールに持ち込んだ方が得点が高く、敵は相手がボールを持っていようがいまいが、かまわず攻撃してくるので誰かがボールをゲットしたら、全員で彼を守りつつ、敵防御ラインの突破を狙うという総攻撃的シナリオが展開されることになる。ちょっと上級者向けっぽい感じだが、慣れさえすればこのゲームモードが一番楽しいかもしれない。
なお、同作のサーバーブラウザはすこぶる使いやすく、サーチ時間が速いことに加え、ゲームモードごとのサーチが可能となっている。デフォルトではPing値で昇順ソートされ、ゲーム起動からほんの数秒で国内サーバーに突入できる。大ヒットする要因はすべて備えているといっても過言ではない「Unreal Tournament 2003」。ぜひ一度試してみよう。
(C) 2002 Epic Games, Inc. Raleigh, N.C. USA. Unreal and the Unreal logo are registered trademarks of Epic Games, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners. Unreal Tournament 2003 was created by Digital Extremes. Manufactured and marketed by Infogrames, Inc., New York, New York, under license from Epic Games, Inc.
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