発売元 Sierra Entertainment
美貌の女スパイ、ケイト・アーチャーが八面六臂の活躍を魅せる期待のアクションシューティング「No One Lives Forever 2 - A Spy In H.A.R.M.s Way」のPlayable Demoがついに公開された。「オハイオ焦らしバージョン(Ohio Teaser Version)」とはなんぞやと期待に胸をふくらませてプレイしてみたら、何のことはない北米向けのPlayable Demoだった。焦らしの謎は、クリアしてみて初めてわかった。なかなかユニークなPlayable Demoだ。
「No One Lives Forever 2 - A Spy In H.A.R.M.s Way」は、米国随一のアクションメーカーSierra Entertainmentが10月に発売を予定しているアクションシューティング。Monolithの「LithTech Jupiter」エンジンを採用した初めてのタイトルとしても知られ、本Demoでも人体を含む高ポリゴンのオブジェクトがバリエーション豊かにぐりぐりに動く様子を堪能することができる。特に短いオープニングシーンは必見の出来映えだ。
さて、Ohio Teaser Versionでは、「Chapter6: Diary of a Double Agent」の一部分がプレイできる。場所はオハイオ州アクロンにある狭いトレーラーハウス用の駐車場で、ケイトはここで忍者集団の頭目Isakoに会い、情報を集めるというシーンらしい。オープニングシーンでいきなりIsakoが姿を見せるが、一言も口をきかずに煙幕を張って姿を消してしまう。ひとり残されたケイトは、集団で迫ってくるくのいちの攻撃をかいくぐりながらIsakoを見つけ出さなければならない。
このシリーズ、前作もそのコミカルな演出とは裏腹にすこぶる難易度の高いゲームだったが、その遺伝子は今作にもしっかり受け継がれているようで、設定はひどくシビア。Normalでギリギリという印象だ。Isakoが姿を消した後、次々と襲いかかってくる覆面のくのいちはいずれも精強で、距離を取って物陰に隠れつつ手裏剣を投げ、と思ったら一足飛びに寄ってきて刀で斬り付けたりするからたまらない。
一応、HPに加え、アーマーを装備しているため、斬り付けられてもすぐに死ぬことはないが、とにかく数が多いので、手間取っているといつのまにか複数の敵を相手にしなければならなくなる。さらに小銃の弾数も限られているため、後半は倒したくのいちから回収した手裏剣や刀で戦わなければならなくなる。
まさしく「ムズい」の一言だが、美貌の女スパイに無理矢理刀や手裏剣で戦わせるところに同シリーズの味わいがある。日本人から見たこのステージの出来の善し悪しはともかくとして、グラフィックを始めゲーム自体は非常に良くできている。ぜひともプレイしてみてほしい。
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