発売元 Microsoft
マイクロソフトのアクションRPG「Dungeon Siege」の正式アップデートパッチ。同作が5月に発売されて以来、正式なアップデートパッチのリリースは今回が初めてとなる。
英語版パッチのリリースから約3時間で日本語版を公開という、同社の恐るべき手際の良さには驚かされるが、アップデートパッチがユーザーの興味を繋ぐ延命剤だとすれば、その登場は少し遅すぎた印象もある。ユーザーは必ず当てておこう。
アップデートの方法は、対戦サーバー「Zone Match」接続による自動アップデートと、ファイルダウンロードによる通常の方法の2通りが用意されている。プレイスタイルに応じていずれかを利用するといいだろう。
今回の修正内容は以下のとおり。各種バグフィクスと対戦サーバー「Zone Match」まわりの改良がメインとなっている。
■修正点
・クエストを終了したり、新しいクエストを入手してもジャーナルが更新されないことがある問題を修正
・開けることのできない箱や地面から浮き上がって取れないアイテムが存在する問題を修正
・一部のコンピュータでゲームのパフォーマンスが悪い問題を修正
・最終ボスが戦闘を仕掛けてこないことがある問題を修正
・地上から地下に降りたときに地面でキャラクターが隠されて見えなくなることがある問題を修正
・音が鳴らなくなってしまうことがある問題を修正
・EAX を On にすると5.1スピーカーの設定が2スピーカーと設定されてしまう問題を修正
・ハードウェアが不安定な状況下でセーブデータが破壊されてしまうことがある問題を修正
・ゲーム起動時にエラーが発生するなどの、マイ ドキュメント フォルダがなくなったリ移動された場合に発生する問題の修正
・沼地で動けなくなってしまう問題の修正
■追加、変更点
・ZoneMatch のユーザーインターフェイスの変更および、ZoneMatch の機能性とパフォーマンスの改善
・パスワードのあるゲームにはアイコンを表示
・チャットのユーザーインターフェイスを変更
・定義可能なフィルタによる新しいゲームの検索機能の追加 (ただし、英語以外の言語では、全文一致のみをサポート)
・フレンドへのメッセージをステージング エリア、ゲーム中およびゲームの結果画面から送ることができるように変更
・ゲームに必要なリソース ファイルが存在しない場合にはゲームが起動しなくなるよう安全性を向上するとともに、エラー メッセージを画面に表示
・ハードウェアの不安定な動作によるデータの破壊が発生した場合、データを復元するようにリトライする機能の追加
・スクリーン ショットを Screen Shots フォルダに格納するように変更
・次の新しいコマンド ライン オプションの追加
noalttab=true : ゲーム中のタスク切り替えを禁止する (Windows XP のみ)
nowinkeys=true : Windows キーを無効にする (Windows 2000 および Windows XP のみ)
user_path= : ユーザー ファイルを格納するフォルダを指定する (デフォルトは My DocumentsDungeon Siege)
・ユーザー ファイル以外に、次のフォルダ指定オプションを追加
keys_path 、map_paths 、mod_paths 、res_paths 、save_path 、shots_path
・ハードウェア構成の問題を適切に診断できるようにエラー メッセージを改善
・待ち状態のとき砂時計のカーソルを表示
・マルチプレイヤー ゲームでは移送装置の状態をキャラクターのセーブ ファイルに保存するように変更
・キャラクターに対してはトランス ミュートの魔法をかけられないように変更
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