開発/発売元 LittleWing
LittleWingの新作ピンボールゲーム「Jinni Zeala」の最新クライアント。そのままプレイすると100秒間プレイできるデモ版として動作し、オンラインショップで購入したライセンスキー(2,980円)を入力すると時間無制限で遊べる仕組み。100秒というと、役を狙う間もなく終わってしまうほどの短い時間だが、芸術品といっても過言ではない素晴らしいゲーム内容は十分確認できる。お勧めだ。
「Jinni Zeala」は、'90年にMacintosh向け「TRISTAN」以降、オリジナルのピンボールゲームばかりを開発してきたLittleWingの最新作。欧米にいくつか見られる、ピンボールゲームをモチーフにしたアクションなり、アドベンチャーといったテイストの作品ではなく、あくまで'80年代のゲーセンのピンボールゲームをデジタル上に完全再現することにある。
本作も相変わらずグラフィックは2Dだが、シミュレータとしてのリアリティはますます向上しており、ボールの重量感、ネオンの点灯具合などが実にリアルで、ぼんやりデモプレイを見ていると、実機を真上から覗いているような気分になってくる。
ゲームの内容はアラビアンナイトをモチーフにしており、ともに3枚の壁でふさがれたオアシスホールとパレスホールにボールを撃ち込むことでマルチボールがスタートする仕組み。ボーナスゲームは全部で5種類あり、これらをすべて成立させるとハーレムジャックポットの獲得権が得られる。
先述したように、デモ版では100秒間しかプレイできないので、フライングハーレムステージに到達することは不可能に近いが、ほっておくと自動的に始まるデモプレイでは、ハーレムジャックポット獲得シーンなどが見られるほか、3つのボールを同時に操る曲芸プレイなども楽しめる。ファイルサイズもコンパクトなので、ぜひ気軽に試してみよう。
Jinni Zeala(TM)(c) 2002 LittleWing Co. LTD. All Rights Reserved.
Windows版ダウンロードはこちら(LittleWing)
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