開発/発売元 セガ
セガが2月28日発売予定の「タイピング・スペースハリアー」の体験版。1ステージをまるまるプレイすることができる。キーボードを打ってるだけなのに、なぜか「スペースハリアー」をプレイしている気分になれるちょっと不思議なゲームだ。
体験版ではファイルサイズを抑えるため、問題の数が制限されている。加えて音質も下げられているので、「スペースハリアー」そのままの感覚、とまではいかないが、体験版としては十分満足できる内容だ。ゲームのノリは「タイピング・オブ・ザ・デッド」とほとんど同じで、シリアスなゲーム画面に多数の難問、珍問が出題されてくる。問題をクリアすると敵を撃破したことになり、実際のゲーム同様、爆発炎上する。
この体験版はどの程度の難易度設定なのかよくわからないが、待ち時間はたっぷり確保されているので、あせらずじっくり間違えないように入力するのがコツだ。なお、'80年代のゲームにアレンジを加えたためか、敵キャラに付随して出題される問題、特に画面横滑り出てくるように出題される問題は、ブレがひどく読みづらい。このため、実際のゲームのように画面に見えた瞬間に撃破するのが至難の業になっている。もっとも、タイピングゲームとしては、画面内に4つも5つも出題されていた方が燃えるから、これはこれでいいのかもしれない。
長文連発のボスを撃破し、ステージ1をクリアすると、入力ランク(スピード)、正打、誤打、正確率などを記した結果一覧を見ることができる。前述したように、出題数が限られているため何度もプレイしているとしばしば同じ問題に出くわすのがちょっと残念だが、正確率100%を狙いやすいというメリットもある。ファイルサイズも非常にコンパクトなので、ぜひ試してみよう。
(C)SEGA CORPORATION,2002
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