開発/発売元 システムソフト・アルファー
システムソフト・アルファーが本日発売したウォーシミュレーションゲーム最新作「大戦略VII」の体験版。「Novice Commander」と名付けられた初心者向けの1マップをプレイできる。なお、同社が12月14日に公開したマップエディターで作成したマップの読み込みには未対応で、インストーラが付いていないため、各自で解凍し、d7trial.exeを実行する必要がある。
Novice Commanderでは、プレーヤーは島の南西に位置するBlue陣営を担当し、コンピュータは北東のRed陣営を担当。生産タイプはそれぞれ日本とロシア固定となっている。双方とも初期配備ユニットはなく、最大50ユニットの制限の中で交互に生産を行なって軍団を編成し、敵司令部の占領を目指していく。
マップ名からもわかるようにマップの形状、コンピュータのAIとも、プレーヤー陣営に圧倒的に有利で、地上軍を中心に押していけばまず間違いなく勝てるマップだ。ただ、Novice Commanderは、マップの狭さ、初期資金の少なさなどから、空軍の活躍する余地がほとんどないため、高度の概念を導入した3次元ビューを活用する機会があまりないのが残念である。
体験版は、メール対戦、ゲームの保存/再開、環境設定の変更などが無効となっており、戦闘シーンのリアルファイト表示も未収録となっている。とはいえ、製品版同等のオンラインヘルプが付属しているほか、VIIの最大の特徴である3次元ビューへの切り替えは可能なので、買うかどうか迷っている大戦略ファンには最適の内容といえる。ファンはとりあえず試してみるといいだろう。
(c) 2001 SystemSoft Alpha Corporation
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