開発元 Cryptic Studios
9月末の発表以来、米国で密かな話題になっているMMORPG「City of Heroes」のムービーがついに公開された。このゲーム、アメコミで有名な敢然と悪に立ち向かう架空の英雄「スーパーヒーロー」となって、他のプレーヤーたちと戦隊を組み、市民の安全を守るべく悪に立ち向かっていくというユニークなMMORPG。プレーヤーは全員スーパーヒーロー(正確に言うとその予備軍)で、一般住民はNPCというところがおもしろい。
ムービーは1分30秒ほどの長さだが、猛烈に遊んでみたい気にさせる極めて刺激的な内容となっている。スーパーヒーローはひとっ飛びで隣のビルに移動でき、ビルとビルの間を自由に飛び回れる。決め技はフォースフィールドによる打撃技で、これがえらく格好いい。戦いのあとは、ビルの上で隊列を組み、腰に手を当てピシッと勝利のポーズを決める。誰に向けてやってるんだかよくわからないが、とにかくシビれまくりの内容である。
キャラクタ作成では、パンツ、チェスト、頭、グローブ、ベルト、ヘアスタイルなどを自分好みにカスタマイズでき、そのあと「POWERS」で自分のスキルを決める。スキルはムービーで確認できた限りでは「DARKNESS CONTROL」「DENSITY CONTROL」「EARTH CONTROL」「GRAVITY CONTROL」など、見るからにインチキ臭い天変地異系のものがたっぷり用意されている。ただし、いつでも使用できるわけではないようで、通常はストレートパンチや回し蹴りなどで戦っていくようだ。
ゲームの舞台は、悪の脅威にさらされつつあるParagon Cityという架空の街で、市民の安全を守り、名声を獲得して真の意味でのスーパーヒーローになることがゲームの目的のようだ。発売は2002年夏の予定。早くプレイしてみたいタイトルだ。
ダウンロードはこちら(Cryptic Studios)