発売元 Eidos Interactive UK
Eidos Interactiveが欧米で10月12日の発売を予定しているフットボールシミュレータシリーズ最新作「Championship Manager 01/02」のDEMO。英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、スウェーデン語、ドイツ語、オランダ語の9カ国語に対応している。
サッカーゲームというと、海外ではElectronic Artsの「FIFA」シリーズが有名だが、ヨーロッパで根強い人気を誇っているのがEidosの「Championship Manager」シリーズ。ゲームの内容は完全なパラメータゲームで、プレーヤーは世界中に散らばる数千のプロサッカーチームの中から1チームを選び、監督として地区優勝を目指して采配を振るっていく。製品版ではナショナルチームを率いてヨーロッパリーグ優勝やワールドカップ優勝を狙うことも可能なようだ。
ただし、掲載画面を見て貰えればわかるようにゲーム画面は実に無味乾燥なもので、ゲームの一切は文字だけで展開していく。半端な想像力では楽しめないゲームである。日本でも数は少ないながらもシリーズの熱烈なファンがいる。国内では輸入版しか手に入れる手段がないが、イギリスやドイツ、フランス、イタリアといったサッカー大国のマニアックなプロチームの監督として自由に采配を振るえるのがたまらなく楽しいらしい。
余談だが、ECTSの取材でElectronic Arts UKを訪れた際、ちょうどイギリス対ドイツの試合を行なっていて、その模様を100インチクラスのプロジェクタ2枚を使って中継していた。同社の最新作「FIFA 2002 Road to FIFA WORLD CUP」のプロモーションも兼ねてとのことだと思われるが、プレスの約半数はプロジェクタに釘付け状態で、ビール瓶を片手に全力で応援する姿が見られた。
びっくりしたのはイギリスが得点を入れると、EA側が機転をきかせてフロア中の全スピーカーをテレビ中継の音声に変え、スタジアムの沸騰ぶりを強制的に聞かせて一緒になって大騒ぎしていたことで、このとき「Championship Manager」がヒットする理由がわかった気がした。ヨーロッパではすでにXbox版の発売も決まっているほどの人気ぶりで、海外のサッカーチームにも興味のあるサッカーファンは試してみてはいかがだろうか。
(C) Sports Interactive Ltd 2001. Commercial reproduction, distribution or transmission of any part or parts of this website or any information contained therein by any means whatsoever without the prior written permission of Sports Interactive Ltd is not permitted
ダウンロードはこちら(Eidos Interactive)