開発/発売元 Game Network
多人数同時参加型のオンラインRPG「Legend of Mir」のオープンβ用クライアント。ゲームの開発は、オンラインRPGに関してアメリカを凌ぐ世界最高の先進国である韓国。ファイルサイズが210MBとデカイが、IDの取得、サーバーへの接続料金など一切が無料で参加できるので、RPGファンは試してみて損はないだろう。
サーバーに接続するとまずサインナップを行なうことになる。IDを取得後はすぐに接続できるようになる。キャラクタは1IDにつきふたりまで作成でき、キャラクタクラスは、Warrior(戦士)、Wizards(魔法使い)、Taoists(道士)の3つ。Taoistsは要は回復/補助系の魔法を操れる僧侶だ。ちなみにキャラクタには、男女の別があり、髪の色も変えられる(髪色の変更ボタンはまだ有効になっていないため使用できない)。
世界に降り立つと、いきなり丸裸で登場するのでビックリするが、バックパックの中に最低限の装備は含まれている。ただし、魔法(MagicとMartial Artの2系統がある)を唱えるのに必要なScrollは含まれていないため、Wizards、Taoistsで始めると、序盤はえらく苦労する。しかも、“Fireball”“Healing”といった初級Scrollからして、使用可能なレベルというのが厳格に定められているのだ。「ロールプレイにショートカットは許さない」というわけか、かなり初心者に厳しい仕様である。
ゲームシステムは、「ウルティマオンライン」と「DIABLO II」の折衷型で、取っつきやすさは抜群だが、新鮮味に欠ける印象がある。ただ、ゲームの舞台となるMirは、日本や中国、ならびに韓国といった東洋一帯をモチーフにしており、アメリカはもちろん、日本にも皆無といえる本作独特のオリエンタルな雰囲気がプレイ欲を大いにそそってくれる。
βテストのためか、チュートリアル的な、あるいはシナリオ的な要素はいっさいなく、手持ちの装備でとりあえず野外に赴き、森林に生息する動物や岩陰に潜むモンスターと戦っていくことになる。現時点では、テストサーバー「Dragon」のみが稼働しており、サーバーが韓国にあるためもあって、夜間は週末のUOを思わせる重さで、ラグがひどすぎてゲームにならない。朝からお昼ぐらいが比較的遊びやすいようだ。公式サイトはこちら。
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