開発元 Crytek Studios
NVIDIAの最新グラフィックチップGeForce3をフルサポートした次世代3Dアクションシューティング「X-ISLE:Dinosaurs Island」のインタラクティブDEMO。
DEMOの起動にはGeForceシリーズ(1、2、3)のグラフィックチップを搭載したビデオカードが必要で、GeForce3のみ、ウォーターリッピング(波立たせた水面への映り込みの処理)やサンリフレクション(太陽を直視した際の表現を含む、各種ライティング処理)、恐竜のスキンに使用されるポリゴン数、といったグラフィック要素が劇的に向上する。
今回、手元にGeForce3がなかったため、GeForce2を使用してスクリーンショットを撮影した。従って、上記のグラフィック処理は掲載画面では残念ながら見ることができないが、E3レポートで「X-ISLE:Dinosaurs Island」の概要紹介とともにGeForce3によるデモンストレーション映像を9点掲載しているので、ぜひそちらも参照していただきたい。
さて、肝心のインタラクティブDEMOの内容だが、恐竜が生息する広大な無人島を自由に動き回って、島の至る所にいる恐竜たちを観察することができる。操作は、マウス操作で視点移動、カーソルキーで移動、右クリックでジャンプとなっている。右上の小マップの青い点が恐竜の位置で、3Dでモデリングされた草木をかき分けつつすすむと、画面いっぱいのデカい恐竜がのしのし歩いている姿が見られる。翼を備えたプテラノドンは高速で移動するため、うまく先回りしないとその雄姿を眼前に収めることができない。レーダーに高速で移動する青い点が見え、急いで山に駆け上るときの気分は、まるでジャンボジェット機を追って崖によじ登る少年のような得も言われぬ高揚感がある。
画面表示は1,024×768~1,600×1,200ドット、色数は16bitと32bitの2種類が用意されている。GeForce2レベルで見てもグラフィッククオリティは現時点ではダントツに優れていると感じられた。ぜひチェックしてみてほしい。
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