発売元 JC Entertainment
今年の1月から延々とβテストが行なわれているオンラインRPG「Redmoon」を、ようやくある程度プレイできたので、βテストリポートをお届けしよう。例によってファイルサイズは特大だが、誰でも無料で参加できるオープン形式なので、オンラインRPGファンは試してみてもいいだろう。
「Redmoon」は、韓国で人気の同名の漫画を原作としたオンラインRPG。ゲームシステムは、「ウルティマオンライン」式のサーバー接続型で、現時点でテストサーバーはひとつしか稼働させていないらしく、時間によっては繋げなかったり、落ちていたりする(公式ページもたびたび落ちる)。ゲームのログインにはIDの登録が必要となっているが、IDは瞬時に取得可能。使用可能なキャラクタは9タイプが用意されており、髪の色と服装の色をカスタマイズして、世界に送り出せる。ひとつのIDあたり3人のキャラクタまで作成できるようだ。
ゲームの世界観は、廃退した近未来を再現したサイバーパンク風で、剣や弓、杖、槍といった通常武器のほか、マーシャルアーツ用の特殊装備やガンの類といったものが用意されている。また、キャラクタごとに異なるレンジ系のスキルが使用可能。といっても、序盤は使い物にならないぐらい威力が弱く、メレー系の武器で叩いたほうが遙かに強力だ。
ゲームを開始すると丸腰でいきなり危ない世界に放り出されるので、まずは武器屋に赴き、所持金でもっとも安い武器と防具を買っておきたい。各キャラクタは、最初からハイクラスの武器を買えるだけの所持金を持っているが、要求レベルが50以上とかだったりして買えても装備できないものばかりである。
書き忘れたが、キャラクタのステータスには「Strength」「Spirit」「Dexterity」「Power」の4要素があり、キャラクタ作成時に表示される☆の数は、レベルアップ時にポイントを振り分けた際の“伸び率”を示している。これを把握せずにキャラを育てても無駄の多いキャラとなってしまうので注意しよう。
ゲームのクオリティは、正直言ってUO(2nd Edition)よりやや低いかなという程度だが、レベルアップの心地よさや世界中の人たちとの即席パーティープレイなど、「DIABLO」シリーズに似た楽しさがある。掲載画面を見て、興味を覚えた方はぜひ試してみよう。
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