ここからはルーファスに限らず、システム的ないくつかのトピックスを紹介したい。
通常、昇龍拳のコマンドは+Pだが、このレバー部分はでも可能なことが判明した。このテクニックが重要な点は、コマンドがとだけで構成されているため、2回目のがそのまま次の入力に使用できることだ。
具体的には、昇龍拳が+Pでも+Pでも+Pでも出る、と言うこと。実際の対戦でこのテクニックを使った場合、例えばザンギエフを使って中間距離でしゃがんでいるだけに見せておいて、実はコマンドを~と入れており、相手が動いた瞬間に+PPと入力し、無敵時間のあるEXバニシングフラット(+P)を出す、といったような使い方ができる。
昔から「昇龍拳が出せない!」とお嘆きの方も、この入力ならできるのでは? ぜひ一度試してみることをお勧めしたい。
リュウの昇龍拳をセービングしようとして、アーマーブレイクされてしまったことは無いだろうか? 筆者もそのような現象に遭遇し、調査してみたところ、昇龍拳は通常アーマーブレイク属性が無く、セービングされてしまう技なのだが、実はリバーサルで出した場合(画面に「REVERSAL!」と表示された場合)に限り、アーマーブレイク属性が付与されるようだ。
現時点では昇龍拳しかわかっていないものの、他の技にも同様の性能を持つものがある可能性は高い。
以前紹介したテクニックに、しゃがみ投げ抜けと言うものがある。これはしゃがんだ状態で投げコマンド(弱P+弱K)を入力すると、投げが来ていた場合は投げ抜けし、来ていなかった場合はしゃがみ弱Kが出るためリスクを抑えることができる、と言うもの。
このテクニックを使う時に、同時に押すボタンをもう1つ追加することで、任意のしゃがみ技を出せる。例えば「弱P+弱K+中P」と入力すると、しゃがみ中Pが出せる。
もともとしゃがみ投げ抜け自体が、発生の早いしゃがみ弱Kが出せると言う部分に大きなメリットがあるテクニックであるため、そこまで劇的な変化があるとは思わないが、しゃがみ弱Kからのコンボが使いづらいキャラでは、組み込みを検討してみても良いのではないだろうか。
今回は新キャラ紹介1回目として、ルーファスを紹介してみた。
ルーファスは一見して、非常に特徴的に見えるキャラクタだが、実は使ってみると案外使いやすい。ファルコーンキックがあるおかげで、気軽にジャンプしていてもフォローがききやすいし、連続技の火力が大きいので適当に打撃を出していても相手にそれなりのプレッシャーを与えることができる。
旧キャラクタはちょっともう飽きてしまったけど、新キャラは難しそうだしな、と思っているようなプレーヤーは、ぜひ一度ルーファスを使ってみて欲しい。
□カプコンのホームページ http://www.capcom.co.jp/ □「STREET FIGHTER IV (ストリートファイターIV)」のページ http://www.capcom.co.jp/sf4/ □関連情報 【8月22日】「ストリートファイターIV」 プレーヤーズガイド:第2回(実践編) http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080822/sf4_2.htm 【8月11日】「ストリートファイターIV」 プレーヤーズガイド:第1回(システム解説編) http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080811/sf4_1.htm
(2008年9月3日)
[Reported by 米澤大祐]