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ストリートファイターIV プレーヤーズガイド:第3回(新キャラ紹介:ルーファス)


はじめに

 前回までで、一通り本作のシステムについて概要をお伝えしたので、今回からは新キャラクタ達の紹介に移りたい。

 本作の新キャラクタはルーファス、アベル、ヴァイパー、フォルテの4キャラ。それぞれ特徴的なキャラ達なので、順番に1回ずつ紹介していく。新キャラ紹介の第1回目である今回は、ルーファスを紹介したい。

 ルーファスは飛び道具系の必殺技を持たず、ゲージを使わなければリュウ・ケンの昇龍拳のような切り返しやすい無敵必殺技も持たない。その代わり、異様にリーチの長いしゃがみ強Pや、追撃可能なジャンプ強K、ジャンプの軌道が変えられるファルコーンキック(空中で+中K)など、多くの優秀な通常技・特殊技を持っている。必殺技にこだわらず、これらの技をうまく使っていくことで、近距離戦・遠距離戦両方をうまく立ち回ることができるキャラだ。


 
主要技紹介
     
 

主要技紹介

救世主キック(+K)

 回転しつつ飛び上がり、相手に蹴りを浴びせる必殺技。出す時に弱・中・強のどれで出すかによって移動する距離が異なり、弱で出すと移動距離が短く、強で出すと長い。相手に触れさせるように、距離によって使い分けていこう。

 救世主キックを出した後は、Kを追加入力することで、それぞれ特性の違う派生技を出すことができる。弱Kで出す派生技は、ガイルのサマーソルトキックのような見た目の技。コマンドを受け付けるタイミングに少し幅があり、遅めにボタンを押せば派生技にディレイを掛けることができる。ディレイを掛けずに出せば弱・強で出した救世主キックから連続技になるので、ヒットしたことが確認できた場合は、これで追撃しよう。

 救世主キックがガードされていたら投げなどで反撃を受けてしまうが、弱の派生技には無敵時間があるので、ディレイで出すことで反撃しようとした相手を迎撃することができる。

 その他に中Kで下段の回し蹴りが、強Kで中段の踵落としが出せる。この2つはたとえガードされてしまっても反撃を受けない。弱Kの派生技を警戒して相手が動かないようであれば、これらの派生技でガードを揺さぶっていこう。

 EX救世主キックは多段技となり、無敵時間が付く。起き上がりに技を重ねられた場合や、相手と五分の状況で出していくことで、非常に大きな効力を発揮する。ヒットした場合は通常の場合と同じく、弱Kで出す派生技が連続技になるので、きっちりと決めておきたい。

弱Kでの派生技は、弱・強・EXの救世主キックから連続技になる。ヒットする状況では、確実にダメージを与えておきたい

銀河トルネード(+P)

 体を回転させたあと、パンチを繰り出す必殺技。主に地上技からキャンセルして出し、連続技に組み込んで使用する。中と強で出した場合は、レバーを前後に入れることで移動できる。これらを連続技に組み込む際は、レバーを前に入れっぱなしにしておかないと距離が離れて連続技にならない場合があるので注意しよう。

 他に、体を回転させている間は相手の飛び道具を無効化する特徴がある。飛び道具を出された後にうまくあわせるのは難しいが、中間距離から相手の飛び道具を無効化しつつ突っ込むような使い方は有効だ。

EXで出した場合は、相手を引き寄せる効果がつく。引き寄せる効果が発動した瞬間に、相手がノーガード状態であればノーガードのまま引き寄せるので、少し距離が遠くてもヒットさせることができる。銀河トルネードを連続技に組み込む際に、距離が遠くて連続技にならない場面などで活用していこう。

中か強で出した銀河トルネードは、技中にレバーの前後で移動ができる。通常はレバーを前に入れておくのが基本だ
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蛇突ネイチャー(+P)

 飛び上がりつつ、空中に向かって突きの連打を繰り出す必殺技。攻撃判定が出るのは飛び上がった後なので、主に相手のジャンプを先読みした対空行動として使うことになる。

 弱・中・強で飛び上がる際の軌道が異なり、強で出した場合はより遠くを攻撃するようになる。また、ジャンプ強Kを当てた後の追撃などにも活躍する。

 EXで出した場合は攻撃回数が増加し、ダメージもアップする。追撃に使う場合も多段ヒットしやすい。うまく高さを調整し、大ダメージを狙おう。

蛇突ネイチャーは先読み気味の対空行動として機能する。相手に飛び込まれたくない時は、けん制気味に出していこう

スペクタクルロマンス(+P)

 ルーファスのスーパーコンボ。EX版の救世主キックが優秀なので、こちらを使う機会は少ないだろう。ただスーパーキャンセルが掛かるので、銀河トルネードなどから狙ってみるのも悪くはない選択肢だ。

出番の少ないスペクタクルロマンスだが、スーパーキャンセルが掛かるのは魅力。使い方次第では十分実用に耐えうる性能を持っている
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スペースオペラシンフォニー(+PPP)

 ルーファスのウルトラコンボ。ジャンプ強Kがヒットした後や、ターゲットコンボヒット後、画面端で銀河トルネードをヒットさせた後など、様々な場面で追撃として決まり、ダメージも大きい。

 追撃に使う以外にも、無敵時間が長いため起き上がりを攻められた場合や、五分の状況などで博打気味に出すことで一発逆転を狙うことができる。しかしガードされた場合は反撃を受けてしまうことになるので、博打で出すのはほどほどにしておこう。

ウルトラコンボのスペースオペラシンフォニーは非常に優秀。追い討ちに、暴れにとさまざまな場面で活躍する
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ファルコーンキック(空中で+中K)

ジャンプの軌道を変えられる、ファルコーンキック。ルーファスの攻めはこの技が起点になる

 ルーファスを使う上で、もっとも重要になる技がこのファルコーンキック。垂直ジャンプか前ジャンプから出すと前方に、後ろジャンプから出すと真下に向かってジャンプの軌道を変更し、蹴りを繰り出す。

 オーソドックスに飛び込み攻撃として使用するほか、ジャンプの軌道が変わるので低空で出すことで相手の足払い系の技を避けてその硬化を狙ったり、飛び道具系の必殺技を避ける目的にも使える。

ヴァーチュアキック(+中K)

 少し空中に飛び上がりつつ蹴りを繰り出す中段攻撃。ルーファスは飛び込みでもファルコーンキックを使う機会が多いので、相手にしゃがみガードを取られるとダメージが取りづらい。適度にヴァーチュアキックも混ぜていくことで、相手に的を絞らせないようにしよう。

グローリーキック(+中K)

 前転して接近しつつ蹴りを繰り出す技。見た目的には立ちガードできそうに見えるが、実はしゃがみガードのみ可能な下段攻撃だ。リーチも長く、空振り時の隙も少ないため、中距離戦はこの技を軸に組み立てていこう。

グローリーキックは地上戦での要になる技。特徴を覚えて、戦術に組み込んでいきたい

ターゲットコンボ1(弱K強K)

 ルーファスのターゲットコンボは1つ。近距離弱K~強Kに繋ぐもので、ヒットすると相手が空中に浮く。

 空中に浮いた相手に対してはウルトラコンボのスペースオペラシンフォニーなどでの追撃が可能なので、ゲージが貯まっている状態ではどんどん狙っていこう。ただし、一部のキャラクタのしゃがみ状態にはターゲットコンボの2発目が空振りしてしまうので、これらのキャラクタに対して狙う場合には注意が必要だ。

 また、ターゲットコンボになるのは近距離弱Kのみ。遠距離弱Kからはターゲットコンボが出ないことを覚えておこう。


 
主要技紹介
     
 

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□カプコンのホームページ
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□「STREET FIGHTER IV (ストリートファイターIV)」のページ
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□関連情報
【8月22日】「ストリートファイターIV」 プレーヤーズガイド:第2回(実践編)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080822/sf4_2.htm
【8月11日】「ストリートファイターIV」 プレーヤーズガイド:第1回(システム解説編)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080811/sf4_1.htm

(2008年9月3日)

[Reported by 米澤大祐]



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