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NHN Japan「ハンゲームキャラバン 2012 冬」インタビュー

テーマは「コミュニケーション」。イベントの狙いを“ハンゲ太郎”氏に聞く


12月8日より 随時開催


 NHN Japanは、12月から2013年2月にかけてオフラインイベント「ハンゲームキャラバン 2012 冬」を全国3都市で開催する。

 「ハンゲームキャラバン」は、ゲームポータルサイト「ハンゲーム」で提供されている「エルソード」、「ドラゴンネスト」、「スペシャルフォース2」の3タイトルに焦点を当てたオフラインイベント。これまでに春、夏と2回開催されており、今回が3回目となる。

 10月には「ハンゲーム」のゲームを一堂に会した大規模イベント「ハンゲームフェスティバル★2012」も開催しており、これを終えた今回の「ハンゲームキャラバン 2012 冬」は新たな意気込みを含んだ内容となっている。

 今回は、オフラインイベントでは「ハンゲ太郎」としておなじみのNHN Japanゲーム本部イベントチームマネージャーの荒井淳氏に、「ハンゲームフェスティバル★2012」の振り返りや「ハンゲームキャラバン 2012 冬」で目指すことを伺っていった。



■ 反省部分もありつつ、社内からも好評だった「ハンゲームフェスティバル★2012」


“ハンゲ太郎”ことNHN Japanゲーム本部イベントチームマネージャーの荒井淳氏
成功に終わった「ハンゲームフェスティバル★2012」。来年の実施は未定

 「ハンゲームフェスティバル★2012」は、ハンゲーム史上最大規模として10月7日開催されたオフラインイベント。「エルソード」や「ドラゴンネスト」など12のハンゲームタイトルが集結し、ステージイベントや試遊などが行なわれた。目標来場者数は5,000人だったが、実際の来場者は6,000人を超える結果となった。

 荒井氏は、まず来場者からのアンケート結果を明かしてくれた。「来場した理由は?」という質問には、各タイトルのアイテムがもらえる「ガチャ」を理由に挙げる人が多数を占める中、「とりあえず参加してみた」という人がその次に多い結果となった。

 荒井氏は「『ガチャ』はある程度狙い通りの結果だったが、『とりあえず参加』が次点となっていることに注目したい。これは『なんだか楽しそうだから行ってみよう』と思ってくれたということなので、運営としてはとても嬉しい。こうした部分を伸ばして今後に繋げていきたいし、今まで積み重ねてきたものが形になってきたのかなと思う」と話した。

 個別のタイトルでは、「エルソード」に対する反応が特に良かったという。「エルソード」のステージイベントは音楽ライブのみでゲームを前面に押し出したものではなかったが、自由記入欄には「エルソード」に関するものが多く、「意外だが興味深い」結果だったという。中には大会を望む声が挙がっており、これらの意見は今後の参考にしていきたいそうだ。

 大会という点では、公式大会の決勝戦を開催した「スペシャルフォース2」のユーザーから、大会へのモチベーションを強く感じたという。イベントや大会に向かってゲーム内が盛り上がっていく様子を間近で感じ、改めてオフラインイベントの重要性を認識した。

 ただこうした良いコメント以外にも、イベントに対する不満など、ネガティブな反応も中にはあった。荒井氏は「まだ不慣れな点もあり、予想外の列が生まれて混乱し、ご迷惑をかけた部分があった。意見をいただいていることはすべてリストアップしているので、今後に活かしていきたい」と話した。

 一方で、「ハンゲームフェスティバル★2012」に関わったスタッフからは「またやりたい」という意見が上がっているという。「ハンゲームフェスティバル★2012」の裏のテーマには「スタッフがユーザーと直接触れ合う機会を作る」ことがあり、これを実現することで「スタッフのモチベーションに繋がり、階段を1つ登れたと思う」と良い反応が返ってきたことを明かした。今後も定期的にイベントを開催しながら、「お客様の顔をちゃんと見ながら動いていきたい」そうだ。

 来年の開催については、「あるかどうか未定」としながら、「やるなら『ハンゲーム』全体でやるという動きもあり、そうなると規模は2倍から4倍になる可能性がある。それができたら次のステップへ行けると思うが、なにぶん未定なのでなんとも言えない(笑)」と述べた。


【「ハンゲームフェスティバル★2012」ダイジェスト映像】



■ 人との出会いが楽しさを増幅。“コミュニケーション”がテーマの「ハンゲームキャラバン 2012 冬」


「ハンゲームキャラバン 2012 冬」公式サイトイメージ
春のキャラバンでは「エルソード」のユーザー自らがコンテンツに対するアイディアを話し合い、発表するという企画が好評だった
NHN Japanということで、「LINE」のキャラクター「ブラウニー」と共に撮影。荒井氏は「ハンゲームキャラバン 2012 冬」すべての日程に参加予定となっている

 オフラインイベントの大きなポイントとなった「ハンゲームフェスティバル★2012」の開催後、初のオフラインイベントとなるのが今回の「ハンゲームキャラバン 2012 冬」となる。

 「ハンゲームキャラバン 2012 冬」のテーマは、ズバリ「コミュニケーション」。荒井氏が「ハンゲームフェスティバル★2012」でも「伸ばしたい」と語っていたイベント自体の楽しさ、その中でも特にユーザー同士、ユーザーとスタッフの交流に焦点を当てたものとなる。

 夏の「キャラバン」が7都市の開催だったことを考えると、東京、名古屋、兵庫の3都市での開催は少なくなったような印象があるが、その分1タイトルにつき1日を割き、「ドラゴンネスト」については多数の応募を予想して2日間開催し、1都市で合計4日間開催するものとなる。

 「ドラゴンネスト」では、将来的に日本代表チームを作り、国際大会への出場という目標を掲げており、PvP大会を目玉に考えていきたいという。他にもグループトークを行ない、出場チーム内で話し合って発表できる場を設ける予定だ。

 「エルソード」では、以前評判だったグループトークを中心にする予定。ただし、前と同じ内容ではなく、さらなる発展を目指して企画を練っているという。

 「スペシャルフォース2」は、対戦を中心にしたい一方で、初心者、中級者の裾野を広げていきたいと考えているそうだ。未定ながら、上級者による講習会などを開催して、プレーヤーがレベルアップできるような場所にしたい、と荒井氏は話した。

 また今回の大きな試みとして、懇親会が行なわれる。20歳以上のみの参加となるが、運営メンバーとユーザー、またユーザー同士でざっくばらんに話すことで、「それぞれの思いが伝わるようなものにしたい」という。ただし、今後懇親会が恒例化した時のことを考えると、メンバーが固定化されていくこともあるので、「初めて来る人も入りやすいような雰囲気作り」を初回から心がけていくそうだ。

 これ以外にも、ユーザー同士のコミュニケーションを促進させるような企画や、来場者自身が「ニコニコ生放送」を行なえる環境を作ることで、“実況主がイベントを実況できる”といった取り組みも実施される。

 荒井氏は、今後のオフラインイベントについて、「バリエーションは多種多様になっていく」と話した。全国行脚をメインに据えたものや、大会、ファン感謝祭といった形、またそれらをミックスさせた「ハンゲームフェスティバル★2012」のようなものなど、「色々な楽しみ方を用意して、お客様に合ったものを選んでもらう」ようになるという。「満足度は高くゲームに関わってもらいたいので、その1つとしてオフラインの場を使ってもらえれば」と語った。

 「人に会う、人と繋がるという場所を作れば、それがモチベーションに繋がる」と語る荒井氏は、今後インターネットカフェ店舗開催のイベントやインターネットカフェ以外でのイベント開催の強化も考えているという。

 荒井氏は、「好きなオンラインゲームを語れる場所はそんなにない。思う存分、話せる機会と場所を提供したい。点ではなく、すべてを線で繋いでいきたい」と述べた。ユーザー同士が直接交流することで、最終的にユーザーの満足に繋がるのであれば、ゲーム内外にこだわらずチャンネルは多く用意するべき、という考えだ。そうした狙いのキックオフとして開催されるのが、「ハンゲームキャラバン 2012 冬」になる。

 荒井氏は最後に、「『ハンゲームキャラバン 2012 冬』は、当初からやりたかった“コミュニケーション”をテーマとしたものです。コミュニケーションが苦手という人には、内容や自分たちがフォローする役割を担います。本当に楽しい場所として、オフ会のような感じで来てもらえれば」と語った。


(2012年 11月 28日)

[Reported by 安田俊亮]