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価格:1,500Wiiポイント(1,500円相当)
「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」は、Wiiウェア用のダウンロードコンテンツ。2003年8月に発売されたゲームキューブ用RPG「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」の数年後を描いた作品で、“とある辺境の地”を舞台にクリスタルと思い出にまつわるストーリーが展開する。価格は1,500Wiiポイント(1,500円相当)。
今回は、チャイムの酒場とパーティ編成、冒険者の街での行動、新しい武器・防具・アビリティの研究開発、研究開発とダンジョン探索、建築術(アーキテクト)の発展、建物の大きさ、謎のペンギン「パブロフ」といった新情報盛りだくさんでお届けする。
■ 「チャイムの酒場」と「パーティ編成」
冒険を終えたパーティが酒場に帰ってくると、夜毎に宴会を催すこともある。つかの間の休息を得て疲れを癒し、次の冒険に備えるのだ。酒場に灯る明かりと沸き立つ歓声は、王国の発展の証ともいえる。
ゲーム中に酒場でできることは、前述のとおり「訪れた冒険者が自分でパーティを組む」、「王様自身が、直属のパーティを編成する」、「パーティの情報を確認する」の3つ。パーティ情報に関しては、冒険者が自主的に組んだもの、王様が編成したもの、どちらについても能力、活動場所などがリアルタイムで把握できる。
■ 城下町での冒険者 冒険者たちは、城下町の外へ探索に行くだけではなく、街中でもさまざまな場所に立ち寄ることがある。おふれを受けてダンジョンの探索に向かう前は、武器屋、防具屋にいって支度を整え、前述のように酒場で仲間を募り、探索へと向かう。 しかし、普段は勤勉な冒険者たちも、時には疲れてやる気が出ず、大事をとって家で休む者や、酒場で仲間たちと楽しいときを過ごしたり、訓練場で稽古をしたり、ときには公園で気分転換をすることも……。
王国再建という共通の目標を持ちながらも、皆が同じ行動をとるわけではなく、冒険者それぞれに暮らしのサイクルがあり、その行動は千差万別。ひとりとして、まったく同じ国民はいないのだ。
■ 国民を知る目印 街を歩いていると、冒険者や住民の頭上に「アイコン」が見えることがある。これは「人の気持ち」をあらわすもので、国民たちの「いまの気分」や「望んでいること」をすぐに察してあげられる、王様であるレオだけの特権なのだ。 アイコンには、誰かと話をしたがっている「おはなしアイコン」、悲嘆にくれている「どんよりアイコン」、幸せを感じている「うきうきアイコン」、家に帰っている状態をあらわす「ただいまアイコン」、何らかの情報をもっていることをあらわす「インフォアイコン」、買い物中の「買い物アイコン」など、たくさんの種類が用意されている。
誰かとおしゃべりしたくて仕方がない住民、ヘマをして落ち込んでいる冒険者など、王様は“心を読むチカラ”を使って国民と交流をはかることが可能。アイコンを目安に、王様の言葉を待っている人たちと積極的に会話していくといい。
■ 冒険者のための新しい武器、防具、アビリティの研究開発 王国に武器屋、防具屋を建築すると、冒険者が立ち寄り買い物をしていく。建てるだけでも冒険が有利になるが、これらのお店に投資をして「研究開発」をすることで、より強力な武器、防具、便利な道具が販売されるようになる。 単純に種類を増やす効果もあるが、それだけでなく、同じ武器でも研究開発でより強力なものへと発展。また、白魔法学院、黒魔法学校、訓練場といった施設も同様に投資をすることで研究開発が進み、新たな魔法、アビリティが習得できるようになる。
王様は買い物をすることはないものの、研究開発にお金を投資することで、冒険者を間接的に手助けすることが可能。投資は、武器ならソード、ダガー、アックス、魔法なら回復、炎属性など、各種類ごとに実施できる仕組みになっている。これらの取扱商品の種類は、街に建築した建物の組み合わせによって変化するケースがあるようだ。
■ 研究開発とダンジョン探索、建築術の発展 研究開発に投資していると、回復魔法の魔石などの「研究材料」が必要になり、これ以上研究が進められなくなることがある。これらの研究材料はダンジョンの奥深くに眠っているため、こうなるとお金だけではどうにもできなくなる。 これら研究材料の探索を行なうのは、ほかならぬ「冒険者」たちだ。王様は冒険者たちにおふれを出し、ダンジョンを探索してもらうことで研究材料を入手。これにより、さらなる研究開発に投資ができるようになる、というわけだ。
研究材料を入手するのと同じように、冒険者たちが探索を進めてくれた結果、取り扱える建物の種類が少しずつ増えていく仕組みになっている。新たな冒険の地を開拓することは、同時に城下町の新たな発展へとつながっていく。
ちなみに、チャイムのアドバイスに耳を傾けることなく、むやみに冒険者を派遣していると、冒険者たちが手ひどくやられて帰ってくることがある。身勝手な王様の振る舞いは慎んだほうがいいのかもしれない。
■ 建物の大きさ ~商館、防具屋、道具屋~
建物を建てるときは、チャイムがそれぞれの建物の大きさを教えてくれる。基本的には、大きい建物ほど精霊力がたくさん必要になる。また、特定の建物の数、隣接する施設などの諸条件により、街の“さまざまなもの”の状態が変化するようだ。
■ パブロフ
レオが建築術を使えると知るや彼につきまとい、ときには情報を提供することさえある。初対面の相手にも態度の大きいその立ち居振舞いは、レオの父・エピタフにどこか似ている。
いつも憎まれ口ばかり叩いているが、王国のなりたちに関わる重大な秘密を握っているらしい……が。その言動、姿形からはとても想像できない。
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□スクウェア・エニックスのホームページ (2008年1月26日) [Reported by 豊臣和孝]
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