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バンダイナムコゲームス、Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
新要素からおなじみの要素まで、様々なプレイスタイルが楽しめる

11月1日 発売予定

価格:7,800円

CEROレーティング:A (全年齢対象)

 株式会社バンダイナムコゲームスは、11月1日に発売を予定しているXbox 360用フライトシューティングゲーム「ACE COMBAT 6 解放への戦火」の最新情報を公開した。

 「ACE COMBAT 6 解放への戦火」は、「エースコンバット」シリーズはプレイしたことがないという人からベテランまで、誰しもが楽しめることをコンセプトに作られたタイトル。第6報となる今回は、まず最初にドッグファイトを熱く爽快にし、使いこなせばより高度な戦い方ができるという新要素について紹介する。

■ テンポ良く敵機を追撃できる上級者向け「偏差射撃」

 通常、ミサイルによる攻撃は、敵機の背後からロックオンして命中させるのが基本である。そのためには敵の後方に自機を移動させ、しばらくは敵機を追いかけ続ける状態に持ち込む必要がある。しかし、敵の動きを先読みする「偏差射撃」を行なうことによって、敵の後方に張り付かなくても、瞬時に敵機を撃破することが可能になる。

 従来通りのミサイル攻撃では、動き回る敵の背後をとるのには時間がかかってしまうシーンがあった。しかし、「偏差射撃」を駆使することで、そのわずらわしい時間を短縮することができるという。敵の進行方向を予測して、その場所に自機の機首を向けると、時として「SHOOT」(発射)という文字が画面に表示されることがある。この文字が表示されているわずかな時間にタイミングよく通常ミサイルを発射すると、ミサイルは敵の進行方向に向けて発射・誘導される。そして、命中率が高まることになるという。この状態ではミサイルが直撃弾に変化しやすくなり、敵戦闘機を一撃で粉砕することもできる。

 オンラインモードでも「偏差射撃」を行なうことができるため、「偏差射撃」を受けないように、相手に動きを読まれないような飛び方が要求されることになる。「偏差射撃」の導入によって、人間同士の空中戦は、これまでにない白熱したものになるのは間違いないだろう。

【偏差射撃】
「偏差射撃」を使いこなすことができれば、敵戦闘機の大軍でも次々とテンポよく撃墜していくことができるという


■ 空中戦で活躍する初心者向け「近接信管」

敵に与えるダメージは低いが、ミサイルがあたりやすいのが魅力といえるだろう
 「偏差射撃」は、敵の動きを先読みし、一瞬のタイミングでミサイルを発射するという高度な攻撃方法であるが、これを使いこなさないと敵を撃墜することができないということではない。今作の通常ミサイルは、直撃しなくても敵機の近くに接近すると爆発してダメージを与えることができる。このため、従来のシリーズよりも敵機に対して攻撃を当てやすくなっているという。これが「近接信管」と呼ばれるシステムだ。

 非常に便利な攻撃ではあるが、「近接信管」によるダメージは直撃弾よりも少ないので、敵機を撃墜するためには何発もの通常ミサイルを当てる必要がある。このため、通常ミサイルを打ちすぎて弾切れになる恐れがある。「近接信管」のみに頼らず、慣れてきたら積極的に「偏差射撃」を狙っていくといいだろう。

■ リスクと引き換えに急旋回を可能にする「ハイGターン」

 現代の戦闘機は、機体をコンピュータ制御によって安定させている。これによってパイロットの負担が軽くなる一方で、運動性能には制限がかかってしまうというデメリットが発生してしまう。「ハイGターン」は、一時的にコンピュータ制御をオフにして、通常よりも高い旋回性能を発揮できる操作方法のこと。この操作によって、急旋回で絶好の攻撃位置に回り込んだり、敵の激しい攻撃を振り切ったりすることが可能になる。

 「ハイGターン」は、左右のトリガーを同時に押しながら旋回するだけで簡単に行なうことができる。しかし、「ハイGターン」中にはどんどん速度が失われ、機体が失速・落下してしまう危険性がある。安定性を失う代わりに機体の最高性能を引き出す「ハイGターン」を使いこなせるようになると、機体を思うがままに操る快感とともに、テンポ良く敵を撃破する爽快感、ギリギリで危険を回避するスリル感を味わうことができるという。

【ハイGターン】
人間同士での戦いでも「ハイGターン」は重要で、勝敗の鍵を握っているといっても過言ではないようだ


■ 戦いの壮絶さを演出する「機体のダメージ表現」

 リアルで壮絶な空中戦を再現するために、次世代機の性能を活かして細部の表現にまでこだわった本作では、ダメージを受けると機体から黒煙が上がる。黒煙が上がるのは自機のみならず敵機も同様に黒煙を噴くので、攻略上のヒントとして利用することができる。黒煙を噴いている敵機は耐久度が下がっているので、機関砲などでたやすく撃破することができるという。また、たなびく黒煙で敵機の動きが予想しやすくなるので、「偏差射撃」を狙いやすくなるとのこと。

【機体のダメージ表現】
黒煙を噴きながら空中を駆け巡る自機の姿は、戦場を戦い抜くプレーヤーの雄姿を際立たせ、ヒロイックなエースパイロットの気分を味わうことができる



 「ACE COMBAT 6 解放への戦火」には、シリーズではおなじみの要素もたくさん用意されている。しかも、単なる使い回しではなく、全ての要素がパワーアップしているという。これまでに「エースコンバット」シリーズをプレイしたことがある人は、前作までと比較しながら次世代機だから可能となった要素を楽しんでもらうことができるだろう。また、「エースコンバット」シリーズは初めてプレイする人は、自分好みのカラーで戦闘機を選択したり、空母発着艦・空中給油といった戦う以外の面での戦闘機の魅力を堪能し、「エースコンバット」の世界を楽しんでもらうことができる。

■ 戦闘機の魅力は戦いだけではない「空母発着艦と空中給油」

 戦闘機には、空母の甲板から轟音を上げて飛び上がることや、空中で集結した大編隊の中、給油機にゆっくり近づいて補給を受けるといった戦い以外の魅力もある。戦争映画のワンシーンを連想させるこれらの要素も本作ではバッチリ再現されている。空母への着艦・発艦は、艦載機(空母に搭載されて運用される機体)で出撃すれば、ほとんどのミッションで任意に行なうことができる。飛行場と同様に、空母でも消費した武器の補給や特殊兵装の積み替え、機体耐久度の回復が行なわれる。

【空母発着艦/空中給油】
空母での補給は任意のタイミングで行なうことができるので、戦局を見極めて効率よく補給や機体耐久度の回復を行なおう


■ より選択肢が増え、武器選択の意義を増した「特殊兵装」

 使える数は少ないが、通常ミサイルよりも強力な威力を発揮するのが「特殊兵装」。空の敵に有効なもの、地上の敵に威力を発揮するものなど、さまざまなタイプの特殊兵装が今作にも登場する。次世代機になったことによって、機体のグラフィックスがより緻密になり、機体の下に鈴なりに詰まれた大量の兵装が描かれるようになった。これにより、戦闘機の兵器としての力強い姿が際立ち、激しい戦闘に飛び込む高揚感を味わうことができるだろう。

 また、従来のシリーズよりも遠くの敵が表示されるようになったので、射程距離の長い兵装と短い兵装の使い分けがより意味を持つようになった。大量の敵を同時に攻撃する兵器が増え、大軍vs大軍の戦場で威力を発揮するようになっている。1つの機体が持つ特殊兵装の種類は3つから最大4つになり、プレーヤーの選択肢が増えた。「爆弾を積んで出撃し、敵の飛行場を制圧。すぐさまその飛行場に着陸して、特殊兵装を対空用に積み替えて再出撃し、敵機を撃退して制空権を確保する」など、戦術の組み立て方はプレーヤー次第。もちろん今作にも、驚くような効果を持つSF的な特殊兵装が用意されている。

【特殊兵装】
大量に詰まれた武器が一斉発射するシーンは、次世代機からこそ可能になった演出。その光景はまさに圧巻の一言


■ より豊富となったカラーバリエーション「機体カラー」

 プレーヤー機は、3種類の塗装の中から1つを選んで出撃することができる。基本的にはプレーヤーが所属するエメリア空軍カラーとなっているが、ゲームを進めることで敵軍であるエストバキア空軍カラーの機体も使えるようになる。また、特別な条件で出現する敵エースパイロット達との空中戦に勝利することで、特徴的なカラーが魅力の第3カラーの機体で出撃することが可能となる。全てのカラーをコンプリートするには、そうとうの時間が必要になるので、やりこみ派のプレーヤーにとっては遊びごたえがあるといえるだろう。

 さらに、製品発売後からオンラインでさまざまなカラーの機体を配信することも決定している。リアルにこだわりミリタリーテイスト溢れるカラーや、派手で目立つデザインの機体、「エースコンバット」ファンならピンとくるような「いわくのあるカラー」など、さまざまなタイプの機体カラーが配信予定となっている。

【機体カラー】
その日の気分でカラーを変えてみたり、お気に入りのカラーを見つけて「愛機」とするのもいいだろう



■ ストーリー&登場人物の紹介

 エストバキア軍による突然の侵攻。長い内戦を戦い抜いてきたエストバキアの精鋭部隊の前に、プレーヤーが所属するエメリア軍は首都グレースメリアを放棄し撤退を余儀なくされてしまう。アネア大陸を2分するこの戦いの開戦後数カ月で、エメリア共和国は大陸本土での戦いに敗北。散り散りとなった友軍や家族を残し、プレーヤーを含むエメリア軍の残存戦力は海を隔てた西のケセド島に撤退していく。

 ここから始まる故郷開放の壮大な戦場ドラマと、エースパイロットとしてのプレーヤーの姿を、多数のメインキャラクタの視点から描く戦争群像劇。これが「ACE COMBAT 6 解放への戦火」の物語。多数の人々が、それぞれの目的のために行動し、次第に出会い運命が交錯していく。ここでは、今回新たに発表された4人の登場人物を紹介する。



【登場人物】
【マーカス・ランパート(35歳)】
エメリア共和国空軍の戦闘機パイロット。TACネームは“シャムロック”。首都グレースメリアの防空を担う東部防空軍 第8航空団に所属し、突然の奇襲攻撃の中、第28飛行隊・通称“ガルーダ隊”2番機として緊急編制される。以後プレーヤーの相棒として、各地を転戦することとなる。平時では良き夫・良き父。戦渦の中音信不通となった妻と娘の安否を案ずる
【ルドミラ・トルスタヤ(23歳)】
エストバキア人でありながら、中立国であるノルデンナヴィク王国からエメリアの首都グレースメリアに向けて一人乗用車を走らす女性。エストバキアに占領されたグレースメリアにどんな目的があるのか? 多くを語らぬ謎に包まれたに人物である。戦闘機パイロットの恋人がいるらしい
【イリヤ・パステルナーク(35歳)】
エストバキア空軍きってのエースパイロット。かつてはエストバキア空軍エリートパイロット部隊「シュトリゴン」の副隊長として、隊長ヴォイチェクの全幅の信頼を置かれていた。現在はシュトリゴン隊とは異なる精鋭部隊の隊長として、各地を転戦している。仲間のために自ら危険に飛び込み、どんな状況にあっても余裕をもち軽口を叩く姿に、空にあっては部下から慕われ、陸においては女性ファンに囲まれる伊達男
【トーシャ・ミジャシク(26歳)】
高校在学中にエストバキアで内戦が勃発。故郷を戦禍から守ろうと武装勢力に志願。内戦中に戦闘機パイロットとしての生来の才能を発揮し、シュトリゴン隊に編入される。エメリアとの開戦時には、首都グレースメリア急襲作戦に参加する。多くの仲間達と同じ様に勇敢に死のうという義務感と、戦いに散ることへの不安との間に揺れ、空戦の腕を頼みに自らを奮い立たせようと葛藤する若きエースパイロット


【戦闘エリアの紹介】
【ヴィトーツェ市】
中世のたたずまいを残す、山々に囲まれた古風な地方都市。赤レンガの屋根と白い壁で統一された美しい町並みすらも、戦火に巻き込まれていくのだろうか
【大山脈地帯「セルムナ連峰」】
アネア大陸中部を背骨のように貫く大山脈。雪を戴く山々と、合間の雲が陽光を浴びて、神々しい輝きを見せている



■ 予約特典限定の2つのオリジナルカラー機体が手に入る予約キャンペーンを実施

スペシャルカラー機体ダウンロードカード
 11月1日の発売を前に、店頭及びインターネットの各種通信販売で購入予約の開始に伴い、現在予約キャンペーンが実施中となっている。予約特典でしか入手することができないオリジナルカラー機体をダウンロードすることができる「スペシャルカラー機体ダウンロードカード」が本作を予約することで貰える。

 このカードを持っていると製品が発売と同時に2機のオリジナルカラー機体をダウンロードすることができる。ここで入手することができる機体は、特徴的なカラーのみならず、ゲーム序盤から高性能の機体を手にすることができることを意味している。この機体が気になる人は早めに予約をしておくといいだろう。ダウンロードできる2機は以下の通り。

【F-15E Strike Eagle メビウスカラー】
強力なエンジンと重武装で、対空・対地の戦闘を万能にこなすマルチロール機F-15E Strike Eagle。この機体に、今なお人気の高い「エースコンバット04」の主人公「メビウス1」搭乗機の塗装が施されたもの。格段にディテールアップした機体に描かれた“リボン”こと「メビウスの輪」のマークが特徴となっている
【F-15E Strike Eagle黄色中隊カラー】
「エースコンバット04」でメビウス1と死闘を繰り広げたライバル部隊「黄色中隊」。その象徴である黄色い翼端と、鷲の紋章をもつF-15E。誇り高く戦い抜いた隊長機「黄色の13」のように、敵弾飛び交う危険な空を駆け抜けよう


■ 初回購入者特典情報

 本作の初回購入者には特典として、「Xbox LIVE 48時間トライアルカード」が製品内に封入されている。トライアルカードは、Xbox LIVE「LIVE 48時間無料トライアルゴールドメンバーシップ」を利用するために必要なカード。

 「オンライン対戦や協力プレイに興味はあるけど……まずは手軽にちょっと試してみたい」という人にオススメなのが、「Xbox LIVE 48時間トライアルカード」になる。このカードの裏面に印刷されている専用のコードを使うことで、Xbox LIVEを通じてゴールドメンバーシップならではのオンライン対戦や協力プレイを、2日間(48時間)無料で体験できる。

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※画面はすべて開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスチャンネルのホームページ
http://www.bngi-channel.jp/
□「ACE COMBAT」シリーズ公式サイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□関連情報
【8月31日】バンダイナムコゲームス、Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
シリーズ初となるオンラインモード、その魅力に迫る
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【7月6日】バンダイナムコゲームス、Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
発売日決定。体験版が7月中旬より配信予定
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【6月22日】バンダイナムコゲームス、Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
「支援要請」で一気に敵を撃破!!
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【6月15日】NBGA、「EDITOR'S DAY」レポートその2
Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」インタビュー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070615/nbga2.htm
【6月5日】バンダイナムコゲームス、Xbox 360
「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
「ダイナミックミッション」システムとは?
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【4月27日】特別インタビュー
次世代機初の「ACE」シリーズの魅力に迫る!!
Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
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【3月23日】Xbox 360「ACE COMBAT 6 解放への戦火」
大規模集団戦闘とXbox Live対応でオンラインマルチプレイを実現
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070323/ace6.htm

(2007年10月5日)

[Reported by 志賀康紀]



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