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価格:7,800円
CEROレーティング:A (全年齢対象)
「ACE COMBAT 6 解放への戦火」は、「エースコンバット」シリーズはプレイしたことがないという人からベテランまで、誰しもが楽しめることをコンセプトに作られたタイトル。第6報となる今回は、まず最初にドッグファイトを熱く爽快にし、使いこなせばより高度な戦い方ができるという新要素について紹介する。 ■ テンポ良く敵機を追撃できる上級者向け「偏差射撃」 通常、ミサイルによる攻撃は、敵機の背後からロックオンして命中させるのが基本である。そのためには敵の後方に自機を移動させ、しばらくは敵機を追いかけ続ける状態に持ち込む必要がある。しかし、敵の動きを先読みする「偏差射撃」を行なうことによって、敵の後方に張り付かなくても、瞬時に敵機を撃破することが可能になる。 従来通りのミサイル攻撃では、動き回る敵の背後をとるのには時間がかかってしまうシーンがあった。しかし、「偏差射撃」を駆使することで、そのわずらわしい時間を短縮することができるという。敵の進行方向を予測して、その場所に自機の機首を向けると、時として「SHOOT」(発射)という文字が画面に表示されることがある。この文字が表示されているわずかな時間にタイミングよく通常ミサイルを発射すると、ミサイルは敵の進行方向に向けて発射・誘導される。そして、命中率が高まることになるという。この状態ではミサイルが直撃弾に変化しやすくなり、敵戦闘機を一撃で粉砕することもできる。
オンラインモードでも「偏差射撃」を行なうことができるため、「偏差射撃」を受けないように、相手に動きを読まれないような飛び方が要求されることになる。「偏差射撃」の導入によって、人間同士の空中戦は、これまでにない白熱したものになるのは間違いないだろう。
■ 空中戦で活躍する初心者向け「近接信管」
非常に便利な攻撃ではあるが、「近接信管」によるダメージは直撃弾よりも少ないので、敵機を撃墜するためには何発もの通常ミサイルを当てる必要がある。このため、通常ミサイルを打ちすぎて弾切れになる恐れがある。「近接信管」のみに頼らず、慣れてきたら積極的に「偏差射撃」を狙っていくといいだろう。 現代の戦闘機は、機体をコンピュータ制御によって安定させている。これによってパイロットの負担が軽くなる一方で、運動性能には制限がかかってしまうというデメリットが発生してしまう。「ハイGターン」は、一時的にコンピュータ制御をオフにして、通常よりも高い旋回性能を発揮できる操作方法のこと。この操作によって、急旋回で絶好の攻撃位置に回り込んだり、敵の激しい攻撃を振り切ったりすることが可能になる。
「ハイGターン」は、左右のトリガーを同時に押しながら旋回するだけで簡単に行なうことができる。しかし、「ハイGターン」中にはどんどん速度が失われ、機体が失速・落下してしまう危険性がある。安定性を失う代わりに機体の最高性能を引き出す「ハイGターン」を使いこなせるようになると、機体を思うがままに操る快感とともに、テンポ良く敵を撃破する爽快感、ギリギリで危険を回避するスリル感を味わうことができるという。
■ 戦いの壮絶さを演出する「機体のダメージ表現」
リアルで壮絶な空中戦を再現するために、次世代機の性能を活かして細部の表現にまでこだわった本作では、ダメージを受けると機体から黒煙が上がる。黒煙が上がるのは自機のみならず敵機も同様に黒煙を噴くので、攻略上のヒントとして利用することができる。黒煙を噴いている敵機は耐久度が下がっているので、機関砲などでたやすく撃破することができるという。また、たなびく黒煙で敵機の動きが予想しやすくなるので、「偏差射撃」を狙いやすくなるとのこと。
「ACE COMBAT 6 解放への戦火」には、シリーズではおなじみの要素もたくさん用意されている。しかも、単なる使い回しではなく、全ての要素がパワーアップしているという。これまでに「エースコンバット」シリーズをプレイしたことがある人は、前作までと比較しながら次世代機だから可能となった要素を楽しんでもらうことができるだろう。また、「エースコンバット」シリーズは初めてプレイする人は、自分好みのカラーで戦闘機を選択したり、空母発着艦・空中給油といった戦う以外の面での戦闘機の魅力を堪能し、「エースコンバット」の世界を楽しんでもらうことができる。
戦闘機には、空母の甲板から轟音を上げて飛び上がることや、空中で集結した大編隊の中、給油機にゆっくり近づいて補給を受けるといった戦い以外の魅力もある。戦争映画のワンシーンを連想させるこれらの要素も本作ではバッチリ再現されている。空母への着艦・発艦は、艦載機(空母に搭載されて運用される機体)で出撃すれば、ほとんどのミッションで任意に行なうことができる。飛行場と同様に、空母でも消費した武器の補給や特殊兵装の積み替え、機体耐久度の回復が行なわれる。
■ より選択肢が増え、武器選択の意義を増した「特殊兵装」 使える数は少ないが、通常ミサイルよりも強力な威力を発揮するのが「特殊兵装」。空の敵に有効なもの、地上の敵に威力を発揮するものなど、さまざまなタイプの特殊兵装が今作にも登場する。次世代機になったことによって、機体のグラフィックスがより緻密になり、機体の下に鈴なりに詰まれた大量の兵装が描かれるようになった。これにより、戦闘機の兵器としての力強い姿が際立ち、激しい戦闘に飛び込む高揚感を味わうことができるだろう。
また、従来のシリーズよりも遠くの敵が表示されるようになったので、射程距離の長い兵装と短い兵装の使い分けがより意味を持つようになった。大量の敵を同時に攻撃する兵器が増え、大軍vs大軍の戦場で威力を発揮するようになっている。1つの機体が持つ特殊兵装の種類は3つから最大4つになり、プレーヤーの選択肢が増えた。「爆弾を積んで出撃し、敵の飛行場を制圧。すぐさまその飛行場に着陸して、特殊兵装を対空用に積み替えて再出撃し、敵機を撃退して制空権を確保する」など、戦術の組み立て方はプレーヤー次第。もちろん今作にも、驚くような効果を持つSF的な特殊兵装が用意されている。
■ より豊富となったカラーバリエーション「機体カラー」 プレーヤー機は、3種類の塗装の中から1つを選んで出撃することができる。基本的にはプレーヤーが所属するエメリア空軍カラーとなっているが、ゲームを進めることで敵軍であるエストバキア空軍カラーの機体も使えるようになる。また、特別な条件で出現する敵エースパイロット達との空中戦に勝利することで、特徴的なカラーが魅力の第3カラーの機体で出撃することが可能となる。全てのカラーをコンプリートするには、そうとうの時間が必要になるので、やりこみ派のプレーヤーにとっては遊びごたえがあるといえるだろう。
さらに、製品発売後からオンラインでさまざまなカラーの機体を配信することも決定している。リアルにこだわりミリタリーテイスト溢れるカラーや、派手で目立つデザインの機体、「エースコンバット」ファンならピンとくるような「いわくのあるカラー」など、さまざまなタイプの機体カラーが配信予定となっている。
■ ストーリー&登場人物の紹介 エストバキア軍による突然の侵攻。長い内戦を戦い抜いてきたエストバキアの精鋭部隊の前に、プレーヤーが所属するエメリア軍は首都グレースメリアを放棄し撤退を余儀なくされてしまう。アネア大陸を2分するこの戦いの開戦後数カ月で、エメリア共和国は大陸本土での戦いに敗北。散り散りとなった友軍や家族を残し、プレーヤーを含むエメリア軍の残存戦力は海を隔てた西のケセド島に撤退していく。
ここから始まる故郷開放の壮大な戦場ドラマと、エースパイロットとしてのプレーヤーの姿を、多数のメインキャラクタの視点から描く戦争群像劇。これが「ACE COMBAT 6 解放への戦火」の物語。多数の人々が、それぞれの目的のために行動し、次第に出会い運命が交錯していく。ここでは、今回新たに発表された4人の登場人物を紹介する。
■ 予約特典限定の2つのオリジナルカラー機体が手に入る予約キャンペーンを実施
このカードを持っていると製品が発売と同時に2機のオリジナルカラー機体をダウンロードすることができる。ここで入手することができる機体は、特徴的なカラーのみならず、ゲーム序盤から高性能の機体を手にすることができることを意味している。この機体が気になる人は早めに予約をしておくといいだろう。ダウンロードできる2機は以下の通り。 ■ 初回購入者特典情報 本作の初回購入者には特典として、「Xbox LIVE 48時間トライアルカード」が製品内に封入されている。トライアルカードは、Xbox LIVE「LIVE 48時間無料トライアルゴールドメンバーシップ」を利用するために必要なカード。
「オンライン対戦や協力プレイに興味はあるけど……まずは手軽にちょっと試してみたい」という人にオススメなのが、「Xbox LIVE 48時間トライアルカード」になる。このカードの裏面に印刷されている専用のコードを使うことで、Xbox LIVEを通じてゴールドメンバーシップならではのオンライン対戦や協力プレイを、2日間(48時間)無料で体験できる。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2007年10月5日) [Reported by 志賀康紀]
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