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価格:7,800円
CEROレーティング:A (全年齢対象)
第5報となる今回は、「エースコンバット」シリーズ初となる人間同士の空の集団戦を楽しむことができるオンラインプレイの詳細を中心に、チュートリアルやダイナミックミッションなどの情報を併せて紹介する。オンラインモードについては、多人数対戦と協力プレイの2つのルールが紹介されたが、今回は新たに判明した、2つのルールと「称号」システムの情報をお届けする。 ■ 攻守交替戦:攻撃側と防御側の2チームに分かれ、攻守を交替して2戦行なうルール。
攻守交替戦では、攻撃側は敵拠点を攻撃し、防御側はその攻撃を阻止するのが目的となっている。攻撃側のチームが防御側のプレーヤーや敵拠点を破壊すると得点になる。さらに、一定時間内に攻撃側が全ての拠点を破壊すれば、その時間に応じたボーナス得点を得ることができる。その後、攻撃サイドと防御サイドの役割を交代して、もう1度プレイし、最終的に両者サイドの得点が高い方が勝利チームとなる。
■ 協力プレイ:プレーヤー同士が協力し、時にはコンピュータ制御の味方とも協力しながら、コンピュータ制御の敵を撃破するルール。
高得点を目指しながら、短時間でステージクリアにチャレンジするのが主な目的。協力プレイは、キャンペーンモードのダイナミックミッションと同様に1ステージの中で複数の戦闘が行なわれているため、攻略順序や役割分担の作戦立てが重要となる。ほかにも、強大な敵に対してプレーヤーが一丸となって立ち向かうステージなども用意されているとのこと。
■ 称号システム
本作は、オンラインモードをより熱くする要素のひとつとして「称号」システムを採用している。用意されている称号は約1,000種類にも及ぶ。これらの称号は多くのプレーヤーが入手することが可能だが、中には上位のプレーヤーにしか与えられない約100種類の称号も用意されている。この称号は、世界でただ1つずつしか存在しないという。
本作はXbox LIVEに対応しているので、よりエースコンバットの世界を楽しんでもらえるようにと様々なダウンロードコンテンツを予定している。ここでは予定されているコンテンツの一部を紹介する。 ■ スペシャルカラー機体の追加ダウンロード キャンペーンモード・オンラインモードで使用可能となる、特別なカラーリング機体の配信。カラーリングは、リアルでミリタリーテイスト溢れるカラーや、派手で目立つデザインの塗装を施した機体はもちろん、思わずニヤリとするような面白いカラー、エースコンバットファンならピンとくるような「いわくつきカラー」など、様々なタイプのカラーリングを予定している。 ■ 特殊性能機体の追加ダウンロード キャンペーンモード・オンラインモードで使用することができる、特殊な性能を持った機体の配信。例えば「通常タイプに比べて抜群にすばやく軽快な飛行ができるが、搭載できる武器の数が少なく、耐久度も低い」といった、通常とは異なる性能を持った機体が用意されている。自分のお気に入り機体よりも、自分のプレイスタイルにマッチした機体性能を持ったものを選べるかもしれない。そして、ダウンロードできる特殊機体は、スペシャルカラー機体と同様に特別な塗装が施されている。 ■ 超高難易度ミッションの追加ダウンロード 本作は、初心者から熟練した人までが楽しめるように多くの工夫が施されているが、最も難しいモードですら物足りないというプレーヤーのために用意されたのが、この配信ミッション。このモードにしか登場しない敵もいるとのことで、このモードを制してこそエース中のエースといえる内容になっているようだ。腕に自信があるプレーヤーは、チャレンジしてみるといいだろう。 ■ オンラインモード用対戦/協力ステージの追加ダウンロード
多人数でのプレイを楽しむことができるオンライン対戦・協力ステージの配信も予定されている。製品版に収録されているオンラインステージとは異なった場所で、異なった作戦が要求される内容となっている。何度も楽しむことができるオンラインステージを、さらに新鮮な気持ちで遊び続けることができるという。 「ACE6」では、シリーズをプレイするのが初めての人や、これまでのシリーズに難しさを感じていた人でもストレスを感じることなく最後まで、気軽にプレイを楽しんでもらえるようにと、様々な仕掛けを用意している。 ■ 充実したチュートリアル
飛行機の飛ばし方に始まり、戦い方・武器の使い方、「ACE6」の魅力である「ダイナミックミッションシステム」や「支援要請システム」の遊び方まで、実際に機体を操作しながら、少しずつ上達することができるチュートリアルモードを収録。これにより、誰でも思うがままに飛行機を操って、本作を楽しむことができる。
■ ゲームオーバーになってもミッション途中からやり直し可能
従来のシリーズでは、ミッション中にゲームオーバーとなってしまった場合、ミッションの最初からやり直さなければならなかった。しかし、本作ではゲームオーバーになっても、その直前のチェックポイントからゲームを再開させることが可能となった。これにより、何度も同じシーンをリトライする必要がなくなり、ストレスを溜めることなくゲームに集中することができる。
■ 地面に激突しても即死しない「難易度:EASY」の採用
これまでのシリーズでは、飛行機の操作に慣れていないと戦闘中に地面に激突してゲームオーバーになることが多々あり、初心者がエースコンバットシリーズは難しいと感じられる部分でもあった。本作ではこの問題を解決するために、難易度設定「EASY」では地面や障害物に接触してもダメージを受けるだけで、即ゲームオーバーになるということはなくなった。
これまでにも紹介してきた、本作の魅力のひとつである「ダイナミックミッションシステム」は、1つのミッションの中に複数の作戦(オペレーション)が同時進行し、巨大な戦場での大軍vs大軍の戦いをリアルに再現したもの。ここでは今回新たに公開された3つのオペレーションを紹介しながら、オペレーションをクリアする順番によって起こる戦局の変化をお伝えしていく。 ■ 敵ジャミング機撃墜オペレーション
このミッションでは敵のジャミング機が上空を飛行している。敵ジャミング機の周辺では、プレーヤー機のレーダーが使えなくなるので、広い範囲にわたって空中戦が著しく不利な状態となってしまう。敵ジャミング機を全て撃破し、味方のレーダー能力を回復させることが目的となる。レーダーが効かない空域では、敵の超音速爆撃機が飛行してくる(超音速爆撃機を阻止するのは、同時進行する別のオペレーションの目的)。超音速爆撃機を通過させてしまうと、味方の地上部隊が爆撃を受けてしまうことになるが、レーダーの効かない状態で超音速爆撃機を発見し、阻止することは困難極まりない。
■ 敵要塞 正面突破・突入支援オペレーション
敵の要塞を制圧するために複数のオペレーションが同時進行する中で、味方の地上部隊が敵の防衛線を突破して要塞に正面攻撃を仕掛けるのを、上空から支援するのがこのオペレーション。 ■ 敵要塞 地下構造破壊オペレーション
同じ要塞制圧ミッションの1つとして、要塞の地下にあるトンネルに突入し、内部から要塞を破壊するのがこのオペレーション。同じ要塞制圧を例にとっても、トンネル突入が苦手な人はそれ以外のオペレーションで戦う、ドッグファイトを好きな人が敵機の多いオペレーションを選ぶなど、自分のスタイルにあった戦場を楽しむことができるのが「ダイナミックミッションシステム」の面白いところだ。
「ACE6」はドルビーデジタル(5.1chサラウンド)に完全対応している。効果音だけでなくBGMやイベントシーンも全て5.1chミキシングされたフルサラウンド音響を実現している。全方位というサラウンド空間を肌で感じることができるため、サラウンド環境を持っている人は本作が持つ臨場感溢れる戦場体験を、より一層楽しむことができるという。
広大な戦場に轟くジェットサウンド。砕け散る爆発の中を突き抜けるドッグファイトには迫力の重低音が魅力のサラウンド環境でのプレイがオススメだという。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2007年8月31日) [Reported by 志賀康紀]
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