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7月5日よりついに正式サービスがスタートしたオンラインアクションゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン (MHF)」。連載第3回となる今回は、本作に登場する武器の特徴を紹介していく。
武器を変えると、狩りの仕方がガラリと変わるほどの違いがある。実際に使ってみればある程度わかるとはいえ、満足な資金や素材がない序盤に選んだ武器が肌に合わないと、ハンターライフに結構なダメージを受けてしまう。そのような不安を少しでも取り除くため、この記事を一読していただければ幸いだ。
■ 武器は全11系統! それぞれの違いはどこに? 本作には、片手剣、双剣、大剣、太刀、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランスという8系統の近接武器と、弓、ライトボウガン、ヘビィボウガンという3系統の遠距離武器、あわせて11系統の武器が登場する。このうち、近接武器を装備したハンターは“剣士タイプ”、遠距離武器を装備したハンターは“ガンナータイプ”という2つのタイプに分けられている。 “剣士タイプ”は、モンスターに近づいて直接攻撃するスタイルを主としたもので、瞬間的な攻撃力が高いものが多い。“ガンナータイプ”は、離れた場所から攻撃でき、狙いを定めて撃つことで安定したダメージを期待できる。 大きな分類としては同じ“剣士タイプ”の武器である片手剣とランスでも、実際に使ってみると感覚はかなり異なる。本作ではモンスターの攻撃力が高く、いかに攻撃をよけるかが非常に重要になるため、武器を構えた時の移動速度の変化、地面を転がる緊急回避の有無は、アクションの難易度に特に影響がある。各武器の特徴を紹介していくので、武器を選ぶ際の参考にしてほしい。
防具は、“剣士タイプ”、“ガンナータイプ”で異なる専用のものが用意されていることが多く、防御力は“剣士タイプ”の方が高めに設定されている。なお“剣士タイプ”の防具を着けた状態で“ガンナータイプ”の武器を選ぶと、防具が自動的に外されてしまう。逆も同様なので、その際には武器のタイプに合った防具を装備しなおす必要がある。
■ 片手剣――攻防のバランスが取れた扱いやすい武器 剣と盾がセットになった武器。一撃の威力は低くリーチは短いが、剣の振りは速く、手数の多さを生かした連続攻撃を決めやすい。武器を構えた時の移動速度は、11系統の武器の中で最も速く、武器を収めた状態での移動よりもわずかに速い。ポジション取りがしやすくモンスターに攻撃を当てやすい。 防御行動としては、地面を転がる緊急回避の他、盾を使って攻撃をガードできる。ガードに成功すればダメージをなくすか軽減できるが、代わりにスタミナを消費する。ただしモンスターの攻撃によってはガードできないものもあるので万能とは言えないが、使いこなせるようになれば狩りを有利に進められるだろう。また、本作に登場する装備の中で、唯一武器を構えた状態のままでアイテムを使用できるのも特徴といえる。
ちなみに初期装備で持っている「ハンターナイフ」が片手剣なので、初心者ハンターが初めて使う武器となる。総じて初心者向けのバランスの取れた武器といえる。
■ 双剣――手数の多さでモンスターを圧倒する二刀流 片手剣の盾を剣に持ちかえ、防御を捨てて攻撃力を高めた武器。一撃の威力、リーチは片手剣とさほど変わらないが、左右の手で攻撃するため攻撃回数で勝る。しかし盾がないためにガードを使えないので、常に位置取りに気をつけながらモンスターに近づくようにしたい。 双剣を装備すると、「鬼人化」という特殊能力を発動できる。発動中はスタミナが減り続ける代わりに、攻撃力が上昇し、少々のモンスターの攻撃にはひるまなくなる。さらに「鬼人化」中は一部の攻撃のモーションが変わり、攻撃回数が増える。特に“乱舞”と呼ばれる連続攻撃は強力で、すべてモンスターに当てれば大きなダメージを与えられる。しかし攻撃モーションが長く、攻撃中は隙だらけになるというデメリットも存在するので、使用時にはモンスターの動きに特に注意が必要となる。 ガードの有無を除けば、片手剣に近い感覚で使用できるので、初心者でもすぐに慣れるだろう。片手剣よりも攻撃に特化したいという人にオススメしたい。
なお、双剣を含む一部の武器系統は、ハンターランク(HR)が1の初期状態では、街で購入できないが、工房に必要な素材を持ち込んで生産すれば入手できる。双剣の場合は必要な素材が簡単に手に入るので、まずは簡単なクエストをこなして素材集めからはじめるといい。
■ 大剣――ヒット&アウェイで攻める高威力の剣 片手剣や双剣とは逆に、一撃の攻撃力を追求した大型の剣。武器を構えた時の移動速度がランス、ガンランスと並んで“剣士タイプ”の中で最も遅く、攻撃のモーションも大振りで遅いというデメリットがあるが、それを補う広い攻撃範囲と高い攻撃力を持つ。大きな刀身を盾とするガードも可能だが、切れ味ゲージを消費する。 また、大剣には「溜め攻撃」が存在する。この「溜め攻撃」は大きく振りかぶって力を溜めて非常に強力な攻撃を叩きつけるというもので、発動までに時間がかかる。だが、ザコモンスターなら一撃で倒すことができるほどのダメージを与えることができる。見事にモンスターに当て、倒した時の気持ちよさがあるので、モンスターの隙を見逃さずに積極的に狙っていきたい。
構えた時に移動速度が遅くなるため、初心者が初めて触った時には片手剣との違いにかなり戸惑う部分があるだろう。大剣の装備時は、モンスターに近付いたら攻撃速度の速い抜刀攻撃(武器を収めた状態で攻撃)を出し、すぐに緊急回避で離れ、武器を収めて距離をとる、というヒット&アウェイ戦法がテクニックとして重要になる。この動きに慣れることができれば、攻撃範囲が広いこともあって比較的使いやすい武器だといえる。
■ 太刀――シャープな動きで攻める細身の長刀 刀身を細くした大剣の派生武器。大剣並の高い威力と広い攻撃範囲を保ちながら、攻撃速度の向上を実現している。さらに武器を構えた時の移動速度も、通常の移動よりほんのわずか遅いぐらいにまで速くなっている。攻撃速度の速さを活かした連撃と、広い間合いを兼ね備えた、攻撃的な武器になっている。ガードは使用できないが、攻撃と同時に後ろに下がる“斬り下がり”による攻防一体の動きもある。 太刀装備時は、体力とスタミナゲージの下に、「練気ゲージ」というゲージが現われる。このゲージはモンスターを攻撃すると溜まり、満タンになると通常攻撃の威力が上昇する。練気ゲージは時間の経過によって減っていくが、満タン状態になるとしばらく満タンの状態が維持される。間隔をあけないように連続で攻撃すると、ゲージが溜まりやすい。 さらに、このゲージを消費することで、気の力で威力を増した「気刃斬り」が使用できる。「気刃斬り」は太刀の通常攻撃よりも広い範囲に攻撃でき、発動時は刀身が赤く光って威力が増す。ひと振りごとにゲージを消費していき、最高で3連撃までコンボをつなげられる。
能力的には初心者にも扱いやすく、安定した攻撃力を持つ太刀だが、HR1では街で購入できず、生産に使う素材も手に入りにくいものが多い。中でも「マカライト鉱石」はさまざまな武器に必要となるが、手に入りにくい上に使用頻度が高い。密林フィールドなどの採掘ポイントで稀に入手できるので、普段からピッケルを持ち歩いて集めておくといいだろう。
■ ハンマー――リーチの短さを移動の速さで補う鈍器 重量感あふれる打撃武器。攻撃のリーチは短いものの、攻撃力は大剣に劣らないほど高い。また見た目によらず攻撃速度も早めで、武器を構えた時の移動速度は納めた時よりもわずかに遅い程度と俊敏に動ける。攻撃のリーチは片手剣よりも短いため、自分の攻撃の間合いを把握して、移動速度の速さを活かしてモンスターに一気に近付き攻撃する。ガードはできない。 ハンマーの特徴としては、モンスターの頭部に集中して攻撃することで、気絶させて一定時間動きを止めることができる。体力の多いボスを相手にする際には、うまく頭部を狙って気絶させ、そこをクエストメンバーとともに集中攻撃するという戦略が非常に有効だ。 ハンマーは大剣と同様に「溜め攻撃」を発動することが可能。ハンマーの「溜め攻撃」は溜める時間と操作によって、発動する攻撃が変わる。具体的には、溜め第1段階で振り下ろし、第2段階で振り下ろしから振り上げの2回攻撃。最大に溜めた第3段階では、移動中に出すとぐるぐると回ってスイング、静止状態では大きく振りかぶって地面にたたきつける。第3段階のスイング中に縦振り攻撃を出すと、溜めの中でも一番強力なフィニッシュ攻撃が派生するが、範囲が狭いためモンスターに当てるにはかなりの修練が必要になるだろう。 なお、ハンマーの「溜め攻撃」は溜めている間スタミナが減少していく。「溜め攻撃」を自由自在に使いこなせるよう、クエスト中はスタミナを高めるアイテムを使っておくといいだろう。
一撃の威力が大きな武器にしては、比較的簡単に扱える。しかし、リーチがないためモンスターに密着して攻撃することになる割に、攻撃後の硬直が長めで隙が大きいので、緊急回避で隙を減らすなど、メリハリのある攻防テクニックも求められる。
■ 狩猟笛――「演奏」で能力を向上させる「殴れる楽器」 楽器の機能を備えたハンマーの派生武器。笛という名がついているが、笛の他にも太鼓やギターなどいくつかの種類がある。基本攻撃力と武器を構えた時の移動速度はハンマーに劣るが、攻撃速度はほぼ同じで、リーチはかなり長くなっている。ハンマーと同様に、モンスターの頭部を集中して攻撃すると気絶させることができる。 狩猟笛では、他の武器系統と同様に武器を構える攻撃モードとは別に、演奏モードが用意されている。演奏モードでは、構えを変えることで3つの音色を出すことができる。この音色を決まった順番に出して「演奏」することで、特殊な効果が得られる。 例えば、比較的簡単に手に入る素材で作れるようになる「ストーンバグパイプ」では、白、緑、赤の3種類の音色(武器ステータスに書かれた♪マークの色で見分けられる)を奏でることができる。これを“白白”という順番で奏でると自分の移動速度が上昇、“白赤”と奏でるとクエストメンバーの攻撃力が上昇、“白緑”と奏でるとクエストメンバーの体力回復と解毒効果が得られる。音色は武器によって異なるので、演奏の内容、すなわち得られる特殊効果も武器によって変わってくる。 構えを変えるときのモーションには当たり判定があり、笛を演奏しながらモンスターを攻撃することもできる。もちろんクエストメンバーにも当たってしまうため、同一マップ内でなるべく離れて演奏するといいだろう。 音色の組み合わせは、酒場の中にある雑貨屋で売っている「狩猟笛の楽譜」を購入すると、「マイハウス」の本棚で確認できる。楽譜を知らないことには、どんな順番で演奏するのか、どんな効果が発動するかがわからない。予め自分が演奏できる組み合わせを把握しておく必要がある。 一見、ややこしいシステムに見えるが、実際に使ってみるとさほど難しくはない。楽譜の種類は多彩だが、音色が限られているため、1つの武器で使えるのはせいぜい数種類。武器としても使い勝手がよく、演奏で自分の移動速度を上げれば、武器を構えたままで片手剣よりも速く動けるようになる。そして味方を強化するという能力には、独特の面白さがある。
狩猟笛はHR1では街で購入できない。ただ、双剣と同様に生産に必要な素材が簡単に手に入るため、早い段階で生産できるだろう。
■ ランス――堅いガードと突進力を備えた槍 片手に槍、片手に巨大な盾を装備し、全武器中トップのガード性能を誇る武器。単発の攻撃力は大剣と片手剣の中間くらい。武器を構えた時の移動速度は大剣と同じ程度と遅いが、武器自体が長いためにリーチがあり、突きによる攻撃の発動も比較的速い。 突きが攻撃の中心となるため攻撃範囲が前方にしかなく、常にモンスターを正面にとらえて攻めることが基本となる。ランスの盾はガードできるモンスターの攻撃の種類が片手剣より多いので、ガードしたままの移動や攻撃を活用することで、足の遅さをカバーしながら隙をなくすことができる。 またランスは、槍を正面に構えてモンスターに突撃する、移動と攻撃が一体になった突進攻撃が使える。前方のモンスターを蹴散らしながら進むというもので、大型のボスモンスターには多段ヒットも狙える。ただし突進攻撃中は、徐々にスタミナを消費していく。 ランスを構えているときは、緊急回避が地面を転がるのではなく、後方へのステップになる。移動の遅さは、このステップと突進攻撃を移動手段として使うことで、ある程度補える。 武器装備時の移動速度の遅さにより、動きの遅いモンスターに対してはガードで攻撃を防ぎつつ、張り付いて槍で突くというスタイルになる。一方動き回るモンスターには、その動きについていくことが難しいため、大剣と同じように武器を収めた状態で近づいて攻撃し、すぐに距離をとるヒット&アウェイ戦法が有効。
他の武器系統と比較すると、初心者には扱いが難しいといわざるを得ない。モンスターの動きを熟知し、ガードのタイミングを覚えれば、安定した能力を発揮できるようになる。
■ ガンランス――強力な砲撃機構を備えた特殊槍 ランスの中央部分を砲身とし、砲撃能力を加えた派生武器。攻撃力、攻撃速度、移動速度、リーチなど、基本的な能力はランスとほぼ同等。ガード性能も同等で、盾で防御しながらの攻撃、移動も可能。しかしランスと違い突進攻撃ができないため、長距離を素早く移動したい時には武器を収める必要がある。 ガンランスによる砲撃には弾丸は不要だが、一度に装填できる弾数が決まっており、撃ちつくしたらリロードが必要。通常状態では水平に弾を打ち出すが、上突きや切り上げの途中で発射すると斜めや垂直に砲弾を打ち出せる。砲撃は、使うたびに武器の切れ味が減少し、切れ味ゲージが赤に達すると撃てなくなる。砥石を使えばもとの切れ味に戻せるので、クエスト前に大量に用意しておくといい。 さらに、パワーを溜めて肉質(モンスターの防御力、部位によって異なる)無視の強力な砲撃を放つ「竜撃砲」という特殊攻撃を使える。「竜撃砲」は通常の砲撃以上に切れ味が減少し、さらに撃った後には砲身が熱くなり放熱期間が必要になるが、最大で4ヒットし、すべて当てると全攻撃中で最大級のダメージを与えられる。強力なモンスターの狩りでは非常に心強い武器となる。
このガンランスは太刀と同様にHR1では購入できず、生産で使う素材も手に入りにくいものが多い。中でも“爆薬”などは、フィールドで採取したアイテムを組み合わせて、新しいアイテムを生み出す「調合」を行なわないと手に入らないので注意。
■ 弓――足を使って弱点を狙う遠距離武器 遠距離から矢を放ち攻撃する武器。一撃の攻撃力は低いが、武器を構えても移動速度はほとんど落ちず、軽快に動ける。弓を放つモーションも素早く、撃った後すぐに移動できる。 矢は無制限に使え、リロードも必要ないため、非常に使い勝手のいい、初心者向けの遠距離武器と言える。足を使って動き回りながらコンスタントにダメージを与える、というスタイルが有効だ。 すべての遠距離武器に共通することだが、それぞれの武器には適正距離というものが存在する。適正距離で撃つ場合は、ある程度モンスターに近づかなければならず、攻撃を受ける危険も高くなるが、攻撃の威力が上昇する。適正距離の攻撃がモンスターに着弾するとエフェクトが派手になるので、これを目印に自分の武器の適正距離を把握できる。 弓での攻撃は“連射”、“拡散”、“貫通”の3種類にわかれており、“連射”は一度に複数本の矢を放ち高い攻撃力を得る、“拡散”は横方向に矢をばらまいて幅広い範囲に攻撃する、“貫通”は矢がモンスターの体を貫いてモンスターに多段ヒットする、とそれぞれ特徴が異なる。どの攻撃方法を使えるかは、装備した弓の種類によって決定される。 また弓には、薬品ビンというアイテムを装着し、撃ち出す矢に特殊効果を付与できる。毒や麻痺、睡眠を与える効果のほか、単純に攻撃力を向上させる「強撃ビン」もある。
スタミナを消費して「溜め攻撃」を放つことも可能。弓の「溜め攻撃」は威力と攻撃方法が変化し、さらには薬品ビンを使った際の効果の発生確率も変化する。弓を使う上で非常に重要になるので、スタミナを増やすアイテムなどをあわせて使用すると効果的だ。
■ ライトボウガン――照準を合わせて弱点を狙える機械式弓矢 火薬を爆発させて弾丸を撃ち出す機械式の遠距離武器。攻撃力は低めだが、攻撃速度や移動速度といった基本性能は弓に近く扱いやすい。ただし弾丸は必要で、リロードも発生する。 ボウガン系の特徴は、さまざまな種類の弾丸を打ち出すことができることだ。ボウガンに使用する弾丸は、通常弾の他に散弾や徹甲榴弾といった種類があり、どの弾丸を使うかで攻撃の威力や範囲が変わる。また、武器の種類によっては麻痺弾や睡眠弾といった状態異常効果の付与される弾、クエストメンバーに当てることで体力を回復する回復弾などがある。これらの特殊弾丸を使ってモンスターの状態異常を引き起こすことで、狩りを有利に進められる。 加えてボウガン系の武器は、照準を表示し、より正確に狙いをつけて弾丸を撃つことができる。巨大なモンスターには弱点(肉質のやわらかい部位)があるので、そこを狙って攻撃することで、より大きなダメージを与えられる。
なお、ライトボウガン、および後述するヘビィボウガンは、工房で追加パーツを装着して能力を強化していくことになる。ライトボウガンの場合は、工房でお金を支払うことでレベルアップ(攻撃力、弾丸の初速、命中精度が上昇)できるほか、サイレンサー取付(静音化により複数人での狩りの際に狙われにくくなる)、ロングバレル取付(命中精度が大きく上昇し、弾丸の初速も多少向上)、可変倍率スコープ取付(照準表示時の倍率を変更可能)という強化が可能。ちなみに、サイレンサーとロングバレルはどちらか片方しか装備できないので、挑戦するクエストによって変えていくことになる。
■ ヘビィボウガン――射撃の威力を高めたボウガン ボウガンの中でもサイズが大きいもので、攻撃力が高い代わりに、武器を構えた際の移動速度が全武器の中で最も遅くなる。弾丸の射出の速さと射程はライトボウガンと同程度。 移動速度が遅いため、地面を転がる緊急回避の使用頻度が必然的に高くなるが、それ以外はライトボウガンと基本的に変わらない。武器の出し入れ自体に時間がかかるので、移動手段としても緊急回避を使ったほうが速い場合がある。ガンナータイプは装備できる防具の防御力も低くなるので、常にモンスターから一定の距離を保つようにしたい。
ヘビィボウガンは工房でお金を払って強化する場合、レベルアップと可変倍率スコープはライトバレルと同様だが、サイレンサーの代わりにシールド、ロングバレルの代わりにパワーバレルという追加パーツを取り付けられる。シールドを取り付けるとオートガード機能を付与、パワーバレルを取り付けると命中精度と攻撃力が上昇、というように性能が強化される。こちらもどちらか片方しか取り付けられないので自分のハンティングスタイルにあわせて選ぶことになる。
初心者向けの武器を選ぶポイントとしては、武器を構えた際の移動が速く、振りの速いものをオススメしたい。モンスターの動きを見ながら素早く攻撃に移行できるので、複雑な操作が要らないのが利点だ。ゲームに慣れてきて、モンスターの動きの特徴を掴んで来たら、動きの遅い武器に挑戦してみるといいだろう。 しかしながら、純粋な性能としてみると、「この武器が強い」といった優劣は存在せず、習熟すればどの武器でも満足に狩りに出られるようになる。最終的には、実際にいろいろな武器に触ってみて、自分の好みに合うものを探すといいだろう。武器を購入するのをためらう人は、マイハウスのベッドで「睡眠学習」を選べば、全ての武器を体験できる。こちらも一度利用していただきたい。
次回はクエストメンバーを集め、大型のボスモンスターへ挑戦するという、「モンスターハンター」の醍醐味ともいえる要素を紹介する。初心者が他のハンターに積極的に声をかけてメンバーを集めるというのは、なかなか敷居が高いもの。その辺りのコツなども合わせてお話ししていきたい。
□カプコンのホームページ (2007年7月10日) [Reported by 眞鍋航希]
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