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価格:7,140円
対戦格闘ゲームとしては異例とも言えるプレイモードの多彩さも特徴である「ソウルキャリバーIII」。これまでに「バトルアリーナモード」、「ロストクロニクルズモード」、「キャラクタークリエーション」の3モードは紹介してきたが、今回は「ワールドコンペティションモード」、「プラクティスモード」、「ミュージアムモード」を中心に、新たに登場が明らかとなった「ソフィーティア」と「セルバンテス」、「オルカダン」のプロフィールも併せて紹介していく。 「ワールドコンペティションモード」は、初級者から上級者までが世界の仮想強豪達と闘い、世界の頂点を目指すモード。対戦の競技性を重視するために「カスタムキャラクター」の使用と武器の特殊能力を排除しているので、純粋にプレーヤーのテクニックが問われるということになる。
「VSコンペティション」では、対人戦を盛り上げるためにトーナメント及び、リーグによる大会を簡単に行なうことができる。こちらのモードも「ワールドコンペティション」と同様に、競技性を重視しているためプレーヤーの腕前が勝敗を決するものとなっている。
練習を行なうために重宝するのが「プラクティスモード」。このモードには、ゲームの基礎から応用までを実際に操作して学ぶ「チュートリアル」、相手の状態を自由に設定して、技を覚えたり、コンボの練習を行なうことができる「フリートレーニング」、システム用語から対戦で使われる用語などをまとめた「用語集」の3つのモードが用意されている。 そして、獲得した要素を確認できる「ミュージアムモード」も収録されている。グラフィックやムービー、未公開のイラストなどを見ることができる「アートギャラリー」、CPU同士の対戦を鑑賞できる「バトルシアター」、演武を鑑賞できる「エキビジョンシアター」、各キャラクタのプロフィール、ステージのプロフィールを鑑賞できる「キャラクタープロフィール」、イベントシーンやエンディングを見ることができる「イベントリプレイ」が用意されている。このモードは対戦を楽しむモードではないが、ファンにはうれしい、充実した内容となっている。
■ ソフィーティア (Sophitia) -守護者の剣光-
出身:オスマントルコ帝国/アテネ 身長:168cm 体重:教えてくれない 生年月日:3月12日 血液型:B型 使用武器:ショートソード、スモールシールド 武器名:オメガソード、エルクシールド 流派:聖アテナ流 ソフィーティアは、オストラインスブルク城付近で出会った妖しい緑装の少女の言葉に、故郷への道を急いでいた。 「この地には、もう邪剣はないよ。……それより、あたしはあなたの子供達と遊びたいな?」帰郷したソフィーティアは、家族の無事を知って胸を撫で下ろす。しかし、安心はできない……。迷いを感じた彼女は、鍛冶神ヘパイストスの神殿へ向かった。
だが、神殿で彼女を待っていたのは他ならぬあの緑装の少女であった。数合の武器の撃ち合いの末に少女は去っていく。そして、ソフィーティアは守るべき者のために、災厄は元から絶つ決意を固める。彼女の瞳には、未来を照らす希望の光が映っていた。
出身:スペイン王国/バレンシア 身長:177cm 体重:80㎏ 生年月日:1月1日 血液型:なし 使用武器:ソウルエッジ(ロングソード型)、短銃剣 武器名:ソウルエッジ(♀)、ニルヴァーナ 流派:ソウルエッジの記憶 体内に埋まる邪剣の欠片の効用により、自らの意思を保つことに成功したセルバンテスだったが、ある嵐の晩、突然に「もう一本の邪剣」の気配が絶たれるという事件が起こる。 すると、四肢の末端や皮膚が、少しずつ崩壊を始める。このままでは、再び黒焦げた死体に戻ってしまうだろう。そこへ、自らを「邪剣の使者」と名乗る緑装の少女が現れる。彼女の話によれば、邪剣に相対する存在が、ソウルエッジを封印したのだという……。利害の一致などという下らぬ関係に縛られるつもりはないが、邪剣の敵を破壊する以外に、自らの命を救う方法はない……。
魂への妄執を燃え上がらせ、セルバンテスはエイドリアン号の舵を切る。その舳先は、嵐にうねる海原へと向けられていた。
出身:不明 身長:176cm 体重:79㎏ 生年月日:不明 血液型:不明 使用武器:全て 武器名:なし 流派:全て 神話の彼方へと忘れ去られたその時代。あらゆる武術に通じる男として、広くその名を知られたオルカダンは、神の遣いと戦い、これを討ち取った。 だが、彼は神の怒りを買って呪いを受け、頭部が梟へと変化する体となる。そして、祟りを恐れた呪術師たちの奸計にはまって捕獲され、地の底の古い遺跡へと放り込まれた。出口もなく、時も流れぬ迷宮の中で、彼は諦めとともに長い眠りにつくが、突如起こったイヴィルスパームの影響によって、外の世界へと再び舞い戻る。
この時代の習わしを学ぶと、彼は、イヴィルスパームの力こそがこの時代の最強の力と考え、それを倒すため、再び地下迷宮へと籠もり、鈍った戦闘感覚を磨く修練に入った。 【古都トレド・灼炎の画廊】
だが、彼は知りすぎてしまったのかもしれない。不審火の犠牲となった屋敷は今、激しく燃え上がっていた。貪欲なる炎が何もかも呑み込んで行く。数刻のうちには全てが灰燼に帰すだろう……。
事の後、火付けの噂が流れたのも無理なからぬことである。だが流言飛語に紛れて、炎の中に人の姿を見たという証言を信じる者は少なかった。大鎌を持つ男、あるいは炎の中へ飛び込んで行ったという勇敢な女剣士の噂は、案外真実に近いものだったかもしれない。
かのゴーレムの真の主は創造主である大神官ではなく、ギリシャではアレスと呼ばれた破壊神、大いなる怒りのパルギアなのである。吹き荒れる神の怒りから、かろうじて逃げ延びることができたのは、極々一部の者だけであった。全てを見守ってきた異形の像は沈黙を守り、その崩れた姿を廃虚に訪れる者の前に晒すばかりである……。
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□ナムコのホームページ (2005年9月30日) [Reported by 志賀康紀]
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