【特別企画】

「ストリートファイター6」のメインキャラクターを見つけよう! 初期18キャラの性能とコマンドリストを紹介

【ストリートファイター6】

6月2日 発売予定

価格:
7,990円~(スタンダードエディション)
10,490円(デラックスエディション)
12,490円(アルティメットエディション)

 いよいよ発売まで秒読み段階に入ったプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/PC(Steam)用対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター6(以下、スト6)」。格ゲーマーはもちろん、操作を簡易化したモダンタイプや1人用モードが搭載されている今作から格闘ゲームを触ってみたいと思っているユーザーも多いはずだ。

 格闘ゲームといえば、特に大事なのがキャラクター選択。各キャラ毎にやり込める量が多い格闘ゲームにとって、自分のメインキャラクターを決めるのはとても重要な要素かつ楽しみなポイントである。

 そこで今回は6月2日の発売に先駆けて、初期メンバー18人の性能解説をお届けする。カプコンが先日公開した「ファイター&操作タイプ診断ツール」とあわせて、どのキャラクターを使おうか迷っている方は、是非とも参考にしてほしい。

最初に使用できるのは18キャラクター。それに加えてラシード、A.K.I、エド、豪鬼の参戦が確定している

リュウ

 言わずと知れた、「ストリートファイター」シリーズを代表するキャラクター。本作では主人公の座をルークに譲ったが、シリーズ屈指の使いやすさは健在だ。基本的な戦い方は飛び道具の波動拳で牽制しつつ、攻めようと飛んできた相手を対空技の昇龍拳で迎撃するスタンダードなスタイル。そのほか、竜巻旋風脚や空中竜巻旋風脚で奇襲を掛けることもできる。

 クセがなく格闘ゲームの初心者にも動かしやすいため、万人にオススメできる標準的なキャラクターだ。

波動拳を軸にした地上戦が基本となる。相手の飛び込みが届く位置では、つねに昇龍拳の準備をしておこう

 また、「ストV」で使用できた必殺技はそのままに、本作では新たな必殺技として波掌撃と電刃錬気が加わった。波掌撃は気をまとった掌底突きで、攻撃後のスキが小さくカウンターヒット時は竜巻旋風脚などで追撃可能。電刃錬気は発動時に波動拳や波掌撃などの必殺技がパワーアップする。前者は連続技や連係に組み込み、後者は相手との間合いが開いている時に使おう。

相手をダウンさせたときなど、安全な状況では常に電刃錬気の発動を意識しておきたい

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

ケン

 リュウの親友にして良きライバル。リュウと同じく波動拳や昇龍拳、竜巻旋風脚を習得しているが、それに加えて龍尾脚や迅雷脚といったキック主体の必殺技を使用できる。低い飛び蹴りをくり出す龍尾脚はガードされてもスキが小さく、中間距離からの奇襲に向く。迅雷脚は単体ではスキが大きいものの、さまざまな蹴り技に派生可能だ。

迅雷脚はオーバードライブ版のみ、火砕蹴という特殊な追加攻撃を行なえる

 また、特殊技で注目したいのが前方へダッシュする奮迅脚。ダッシュ中は弱Kで急停止、中Kでしゃがみガード不能のカカト落とし、強Kでリーチの長い前蹴りをくり出す。「ストV」ではVスキルIだった奮迅脚だが、本作でも特殊技ながら基本技をキャンセルして出せるので、「ストV」に近い感覚で使っていける。迅雷脚と使い分ければ近距離でのラッシュがさらに強力になる。リュウと同じく非常に使いやすいが、より攻撃的なキャラクターとなっているため、自分からガンガン攻め込んでいきたい人向けだ。

奮迅脚中に出せる派生攻撃はどちらもスキが小さく、ガードされても反撃を受けにくい

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

春麗

 攻撃力はやや低めながら、移動スピードを活かして手数で攻めるタイプのキャラクター。飛び道具の気功拳で牽制しつつ、相手がスキを見せたらすかさず近づいてラッシュに持ち込もう。接近戦で主力となるのはしゃがみ中Kと追突拳(← or →中P)。どちらもリーチが長くキャンセル可能なので、しゃがみ中K or 追突拳から強気功拳につないでプレッシャーを掛けていくのがセオリーだ。

気功拳は弱中強のどれも反撃を受けにくいが、もっともスキが小さい強がローリスク

 接近戦でのラッシュ時は、しゃがみ込んで構えを取る行雲流水も有効。一部の基本技をキャンセルして出せるうえ、行雲流水中は専用の攻撃に移行できるため、トリッキーな動きで相手を惑わせやすい。専用攻撃にキャンセルを掛けて強気功拳を撃ったりドライブラッシュで接近して攻めを継続するといい。

 また、「ストV」にはなかった天翔脚が復活。コマンドも↓溜め↑+Kから↓↓+Kに変化し、いつでも出せるようになったため、対空性能が大幅に強力された。

 春麗が基本技・必殺技ともにクセが少なく初心者にも使いやすい反面、行雲流水を絡めた連係は手早いコマンド入力が要求される。最初のうちは無理に行雲流水を使おうとせず、ゲームに慣れてきたら少しずつ連携に組み込んでみよう。まずはスキが小さく反撃を受けにくい中攻撃→行雲流水→弱Kor中K→強気功拳から練習するのがオススメだ。

行雲流水後の弱Kや中Kはキャンセルがかかるので、使いこなせば連係の幅が広がる